説明

ザ・ジョンズ・ホプキンス・ユニバーシティーにより出願された特許

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本発明者らは、グレードIIおよびIIIの星状細胞腫および乏突起細胞腫の大半において、ならびにこれらの比較的低悪性度の病変から発達した膠芽腫において、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)のR132残基の突然変異を見いだした。IDH1に突然変異を有しないそれらの腫瘍は往々にして、密接な関連のあるIDH2遺伝子の類似するR172残基に突然変異を有していた。これらの知見は、悪性神経膠腫の発生病理および診断にとって重要な意味を持つ。

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炎症性腸疾患、関節リウマチ、糖尿病、セリアック病、自己免疫性甲状腺疾患、自己免疫性肝疾患、アジソン病、シェーグレン症候群、移植拒絶反応、移植片対宿主病、または宿主対移植片病を含む自己免疫性疾患を治療および/または予防するための、方法および組成物が提供される。一実施形態において、本発明は、有効量のシクロホスファミドおよび抗胸腺細胞グロブリンを、自己免疫性疾患の治療または予防が必要な被験体に投与する工程を含む、自己免疫性疾患を治療または予防する方法に関し、当該自己免疫性疾患は、炎症性腸疾患、関節リウマチ、糖尿病、セリアック病、自己免疫性甲状腺疾患、自己免疫性肝疾患、アジソン病、シェーグレン症候群、移植拒絶反応、移植片対宿主病、または宿主対移植片病であり、当該被験体の免疫系が、シクロホスファミド投与の後に被験体に継続的に存在する幹細胞から再構築される。 (もっと読む)




本発明は、式Iを含む新規な類型の化合物に関し、式中、nは0または1である。Aは、NR、OまたはSであり、ここで、Rは、H、ヒドロキシル、C〜C10アルキル、C〜C10アルコキシ、アルケニル、アリール、アルキルアリールまたはアリールアルキルである。Xは、カルボキシレート残基、ホスホネート残基もしくはホスフェート残基、またはカルボキシレート残基、ホスホネート残基もしくはホスフェート残基で任意選択で置換されたC〜C10アルキル残基である。YおよびZは、明細書中に記載のとおりである。
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本発明のクラスの化合物は、式(I)で表すことができ、式中、Xは、O、S、またはNとすることができる。RおよびRは独立に、H、C〜C20アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル、またはアルキルアリールである。RおよびRは独立に、H、4から6個の炭素原子を有する、アリール基、ヘテロアリール基、およびヘテロ環式環基であり、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロ環式の部分は、本明細書で定義する第1の置換基の1つまたは複数で場合によっては置換されている。別の実施形態において、RおよびRは、結合している原子および結合と共に、環構造内に少なくとも1個の窒素原子を有する場合によって置換されている5〜7員環を形成する。
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本発明は、バルプロ酸ならびにそのアナログおよび誘導体(「バルプロエート」)とアセチルコリンエステラーゼインヒビター(AChEI)との組み合わせを用いることによって、認知機能を改善するための方法および組成物に関連する。特に、本発明は、制限しないが、軽度認知機能障害(MCI)、加齢関連性記憶障害(AAMI)、もしくは加齢性認知機能低下(ARCD)を有するか、またはそのリスクのある被験体を含む、処置を必要性とするか、または加齢性認知機能障害のリスクのある被験体における加齢性認知機能障害の処置において、バルプロエートおよびAChEIの組み合わせを用いることに関連する。 (もっと読む)


【課題】腫瘍に対する免疫応答性を強化するための組成物を提供することを本発明の課題とする。
【解決手段】上記課題は、免疫増強ポリペプチドをコードしている第一の外来遺伝子と、プロモータの誘導によって細胞を死滅させることができるポリペプチドをコードしているDNAに機能的に連結したプロモータを含んでいる第二の外来遺伝子を有する細胞に由来する、腫瘍に対する免疫応答性を強化するための組成物を提供することによって、解決された。 (もっと読む)


自己免疫疾患は、免疫系が自己を認識できないことを特徴とする疾患である。自己免疫神経疾患の例としては、多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、ランバート・イートン症候群、重症筋無力症、横断性脊髄炎、全身性エリテマトーデス(SLEまたは狼瘡)、急性散在性脳脊髄炎、自己免疫性内耳疾患、ナルコレプシー、神経性筋強直症、および統合失調症等がある。自己免疫神経疾患を処置するための方法が本明細書中に開示される。ここでは、処置方法には、罹患した個体の免疫系のほとんどまたは原則として全ての成熟しているエレメントおよび成熟エレメントを排除するために免疫消失薬を投与する工程が含まれる。この工程の後、個体には、消失した免疫系を再度確立させるための薬剤が投与される。
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アレン、プロパルギル、シクロプロピルまたはその他の反応部分を有する、ポリアミン化合物、ポリアミン/グアニジノ化合物およびポリアミン/ビグアニド化合物が開示される。化合物は、酵素であるリジン特異的デメチラーゼ−1の不可逆的な阻害剤として、および癌の処置のために有用である。 (もっと読む)


本発明は、ウイルス感染症に関連する新生物を、検出するため、処置方法を選択するため、モニタリングするため、および処置するための、組成物および方法を特徴とする。 (もっと読む)


本発明者らは、結腸直腸癌(CRC)におけるプロモーターCpGアイランド過剰メチル化および転写サイレンシングによって影響を受けた遺伝子を特定するための、トランスクリプトーム全体にわたる手法を開発した。ヒト原発CRC試料のパネルにおいて細胞系をスクリーニングし、腫瘍特異的過剰メチル化を確認することにより、本発明者らは、すべての既知遺伝子の5%近くが、個々の腫瘍においてプロモーターがメチル化されている可能性があると推測している。本発明者らは、遺伝子突然変異と直接比較した場合、個々の腫瘍において過剰メチル化された非常に多くの遺伝子と、遺伝的変化もしくは後成的変化を含む個々の遺伝子内における非常に高頻度の過剰メチル化とを見いだしている。したがって、ヒト癌ゲノムにおける全範囲の変化を列挙するために、および癌のバイオマーカーを特定しかつ治療的手法を目的に合わせるための最も効果的な腫瘍のグループ分けを容易にするために、遺伝的スクリーニングおよび後成的スクリーニングの両方を実施するべきである。とりわけ、癌、前癌および癌を発症する可能性を診断的に検出するために、本発明者らが特定した遺伝子を使用することができる。 (もっと読む)


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