説明

三井化学ポリウレタン株式会社により出願された特許

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【課題】高い弾性率を維持しつつも比重の上昇を抑え、実質的に有機溶剤を含有することなく、また、良好な破断伸びを有する熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物を提供すること。
【解決手段】熱可塑性ポリウレタンエラストマーと、ポリウレタン・ポリケイ酸コンポジットと、を含む熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物とする。更に詳しくは、熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物全体に対して、ポリウレタン・ポリケイ酸コンポジットの含有量を0.01質量%以上50質量%以下とした熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物とする。 (もっと読む)


【課題】ポリオレフィンフィルムなどの極性の低い樹脂からなる基材の接着剤として好適に使用することができるポリウレタン樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリウレタン樹脂組成物は、活性水素基を有するウレタンプレポリマーとポリイソシアネート、あるいはイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーと活性水素化合物とを含み、上記活性水素基もしくはイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーは、側鎖に炭素数が5以上の炭化水素基を有するアロファネート基含有ポリイソシアネートと、2官能以上の活性水素化合物とを反応させてなる。特に、上記アロファネート基含有ポリイソシアネートは、炭素数が5以上のアルコール性水酸基含有化合物と有機ジイソシアネートとを、有機カルボン酸ビスマス塩および有機亜リン酸トリエステルを用いて反応させて得られることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】エポキシ樹脂用硬化剤およびポリオールを使用せず、また、発泡硬化時にスコーチが発生せず、耐熱性、機械強度、寸法安定性に優れた発泡体を提供すること。
【解決手段】本発明に係るエポキシ樹脂発泡体は、ポリイソシアネート化合物と水とポリグリシジル化合物とを、水−イソシアネート反応用触媒および整泡剤の存在下、ポリイソシアネート化合物中のNCO基/水/ポリグリシジル化合物中のエポキシ基のモル当量比が1.0/0.7〜2.0/0.7〜2.7の範囲で反応させてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数液を混合した際の混合状態を目視にて確認できるとともに、補修の際の必要量に十分な少量の材料が密封された、取り扱い易い複数液の保存兼混合容器及び混合物調製方法を提供すること。
【解決手段】密封容器40内を仕切り53で区分けして独立空間20及び30を形成し、この独立空間20及び30のそれぞれに、混合されるべき複数種類の色調の異なる液体を収容し、混合時には仕切り53を外して併合空間を形成するとともに、混合物の色調と混合前の複数種類の液体の色調とを異ならせる。 (もっと読む)


【課題】 ガスバリア性の高い水性ウレタン樹脂、および、その水性ウレタン樹脂を含有するガスバリア性組成物を提供すること。
【解決手段】 まず、ポリイソシアネートと、ポリオールと、アニオン性基を有する活性水素含有化合物とを、ポリイソシアネートのイソシアネート基が、ポリオールおよびアニオン性基を有する活性水素含有化合物の活性水素基に対して過剰となる割合で反応させることにより、イソシアネート基末端プレポリマーを得て、次いで、得られたイソシアネート基末端プレポリマーと、ブロック剤とを、イソシアネート基末端プレポリマーのイソシアネート基が残存するように反応させて、ブロック化プレポリマーを得て、その後、得られたブロック化プレポリマーと、ヒドロキシル基を有するポリアミンとを反応させることにより、水性ポリウレタン樹脂を得る。 (もっと読む)


【課題】 粗ポリイソシアネートから、高純度の精製対象物を、高収率で得ることのできる粗ポリイソシアネートの晶析方法、および、その粗ポリイソシアネートの晶析方法を実施するための晶析装置を提供すること。
【解決手段】 MDIの2核体の異性体混合物を、晶析槽2へ供給して、4,4’−MDIを晶出させ、晶出しなかった未晶出成分を、抜出ライン10から抜出すとともに、再供給ライン4を介して、晶析槽2の上部から、再度、晶析槽2内へ供給する。そして、再度、未晶出成分を回収した後、晶析槽2を加熱して、まず、初溶分を得た後、続いて、主溶分を得る。主溶分には、高純度で4,4'−MDIが含まれる。この方法では、未晶出成分を再度晶析槽2に供給するので、未晶出成分中の4,4'−MDIを、再度、晶析槽2において晶出させることができる。そのため、4,4'−MDIを高収率で得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 脱水工程で用いた硫酸を、有効利用して、ポリイソシアネートの製造コストの低減を図ることのできるポリイソシアネートの製造方法、および、そのポリイソシアネートの製造方法を実施するためのポリイソシアネートの製造装置を提供すること。
【解決手段】 ニトロ化槽2で芳香族系原料をニトロ化した後、ポリアミン製造槽3でこれを還元してポリアミンを製造する一方、塩化カルボニル製造槽4で塩素と一酸化炭素とを反応させて塩化カルボニルを製造し、ポリイソシアネート製造槽5で塩化カルボニルとポリアミンとを反応させてポリイソシアネートを得る。次いで、塩化水素酸化槽8で副生した塩化水素ガスを酸化して塩素および水の混合物を生成させた後、脱水槽9でこれを硫酸で脱水し、脱水に用いた硫酸をニトロ化槽2でのニトロ化に用いるとともに、脱水槽9で乾燥した塩素を塩化カルボニル製造槽4での塩化カルボニルの製造に用いる。 (もっと読む)


【課題】 スラリーから、固体触媒とアミノ化合物とを効率的に分離することのできる、アミノ化合物の製造方法、および、そのアミノ化合物の製造方法を実施するためのアミノ化合物の製造装置を提供すること。
【解決手段】 反応槽2の耐圧反応容器7において、固体触媒の存在下、ニトロ化合物と水素ガスとを接触させて、水素添加反応によりアミノ化合物を連続的に生成させる。次いで、耐圧反応容器7から流出したスラリー(アミノ化合物、固体触媒および水素ガスを含むスラリー)を、フラッシュタンク6で脱圧(脱水素ガス)した後、アミノ化合物および固体触媒を含むスラリーを、ロータリーフィルター6に流入させて、アミノ化合物を連続的に分離する。その後、固体触媒を含むスラリーを、再度、耐圧反応容器7へ供給して、循環使用する。 (もっと読む)


【課題】反応器を細長くすることなくイソシアネート系化合物を高圧高温水中に迅速に分散させて、イソシアネート系化合物の原料またはその誘導体の回収効率の向上を可能ならしめるイソシアネート系化合物の分解回収設備を提供する。
【解決手段】イソシアネート系化合物の分解回収設備を、イソシアネート系化合物に高圧高温水を接触させて分解反応させる反応器1と、この反応器1に連続的に高圧高温水を供給する水供給ライン2と、この水供給ライン2の前記反応器1への連通部付近に開閉弁8を介して連通し、前記水供給ライン2に前記イソシアネート系化合物を溶融状態または溶液状態で連続的に供給する化合物供給ライン3と、前記反応器1から排出される分解反応生成物の脱水を行う脱水塔5と、脱水後の分解反応生成物の精製を行う減圧蒸留塔7とから構成する。 (もっと読む)


【課題】 ポリイソシアネート残渣と高温高圧水との反応を抑制して、円滑にスタートアップすることのできる、ポリイソシアネート残渣の分解装置、および、そのポリイソシアネート残渣の分解装置のスタートアップ方法を提供すること。
【解決手段】 ポリイソシアネート残渣を高温高圧水によりポリアミンに加水分解するための分解装置1において、分解槽2と、分解槽2に接続される水供給管3と、水供給管3に接続される残渣供給管4と、残渣供給管4の溶媒封入部分6に有機溶媒を封入するための溶媒供給ライン5aおよび溶媒抜き出しライン5bとを備えて、スタートアップ時には、溶媒供給ライン5aおよび溶媒抜き出しライン5bにより、予め溶媒封入部分6に有機溶媒を封入しておき、水供給管3から高温高圧水を分解槽2に供給した後、残渣供給管4から水供給管3に、まず有機溶媒を供給した後、次いでポリイソシアネート残渣を供給する。 (もっと読む)


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