説明

ホーヤ マグネティクス シンガポール プライベートリミテッドにより出願された特許

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【課題】 フライスティクション障害や腐食障害などを防止することができ、故障が抑制され、安全性に優れる磁気ディスク、特にLUL方式HDDに好適な磁気ディスクを効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】基板上に磁性層、窒素を含む炭素系保護層、潤滑層がこの順で成膜された磁気ディスクの製造方法であって、
ハイドロフルオロカーボンまたはパーフルオロカーボンの溶媒に、末端に水酸基を有するパーフルオロポリエーテル系潤滑剤を分散溶解させた溶液を調整し、該溶液中に前記炭素系保護層まで成膜された磁気ディスクを浸漬することによって前記潤滑層が成膜されており、
前記潤滑層の成膜後に、磁気ディスク表面をハイドロフルオロエーテルを含む組成物で接触処理することを特徴とする磁気ディスクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、静磁気特性(特に保磁力Hc)を高めつつ、電磁変換特性(特にOW特性およびSNR)を高めることにより、さらなる高記録密度化を図ることのできる垂直磁気記録媒体を提供することを目的としている。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体の代表的な構成は、基板上に少なくとも第1磁気記録層122a、第2磁気記録層122bをこの順に備える垂直磁気記録方式の磁気記録媒体100において、第1磁気記録層および第2磁気記録層は柱状に連続して成長した磁性粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の強磁性層であって、第1磁気記録層および第2磁気記録層の粒界部は、それぞれ複数の種類の酸化物を含有し、第1磁気記録層の膜厚をAnm、第2磁気記録層の膜厚をBnmとすると、A/(A+B)が0.12<A/(A+B)<0.64の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、媒体保護層の成膜時に加熱しても、保磁力Hcと信頼性の両方を、より高いレベルで両立させることが可能な垂直磁気記録媒体の製造方法および垂直磁気記録媒体を提供することを目的としている。
【解決手段】ディスク基体110上に少なくとも、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の強磁性層である磁気記録層122bと、水素化カーボンを主成分とする媒体保護層126とを、この順に備える垂直磁気記録媒体100の製造方法において、磁気記録層122bを、粒界部が複数の種類の酸化物を含有するように成膜する磁気記録層成膜工程(ステップS310)と、磁気記録層122bが成膜されたディスク基体110を160〜200℃に加熱した状態で媒体保護層126を成膜する媒体保護層成膜工程(ステップS330)とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 垂直磁気記録媒体において磁気記録層の磁性粒子の分離孤立化をさらに促進することにより、電磁変換特性(特にSNR)を高めることを目的としている。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体において、基板上に少なくとも、柱状に連続して成長した非磁性粒子の間に1または複数の酸化物を含む粒界部を形成したグラニュラー構造を有する非磁性グラニュラー層120と、非磁性グラニュラー層120と連続して形成され、柱状に連続して成長した磁性粒子の間に1または複数の酸化物を含む粒界部を形成したグラニュラー構造を有する磁気記録層122と、をこの順に備え、かつ、非磁性グラニュラー層120の粒界部に含まれる少なくとも1つの酸化物と、磁気記録層122の粒界部に含まれる少なくとも1つの酸化物とが、同じ組成の酸化物であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、上方磁気記録層の結晶粒子の間隔を工夫することで、オーバーライト特性を向上させた連続層を備える垂直磁気記録媒体および垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明にかかる垂直磁気記録媒体100は、ディスク基体110上に少なくとも上方磁気記録層122b、連続層124をこの順に備える垂直磁気記録媒体であり、上方磁気記録層122bは柱状に成長した磁性を有する結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の強磁性層であり、上方磁気記録層122bの粒界部は、複数の種類の酸化物を含有し、連続層124は、ディスク基体110主表面の面内方向に磁気的に連続した薄膜からなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1磁気記録層の結晶粒子の間隔を工夫することで、連続層としての機能をも備えさせた連続層を備える垂直磁気記録媒体および垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明にかかる垂直磁気記録媒体100は、第1磁気記録層122aおよび第2磁気記録層122bは柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性物質からなる粒界部を形成したグラニュラー構造の強磁性層であり、第1磁気記録層122aにおいて結晶粒子と隣接する結晶粒子との粒界部の最短距離の平均により定められる粒子間距離は1nm以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】2層構造の磁気記録層122において結晶粒子の粒径を工夫することで、高い保磁力を維持したまま、SNRを向上させた磁気記録層122を備える垂直磁気記録媒体100を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の製造方法は、ディスク基体110上に少なくとも下地層118、第1磁気記録層122a、第2磁気記録層122bをこの順に備える垂直磁気記録媒体100であって、第1磁気記録層122aおよび第2磁気記録層122bは柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性物質からなる粒界部を形成したグラニュラー構造の強磁性層であり、第1磁気記録層122a中の結晶粒子の平均粒径をAnm、第2磁気記録層122b中の結晶粒子の平均粒径をBnmとした場合、A<Bであることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 例えば10nmあるいはそれ以下の浮上量で磁気ヘッドが浮上走行した場合であっても、フライスティクション障害や腐食障害などを防止することができ、故障が抑制され、安全性に優れる磁気ディスクを提供する。
【解決手段】 基板上に磁性層、保護層、潤滑層がこの順で成膜された磁気ディスクであって、拡張Fowkesの式により求められる前記磁気ディスク表面の表面自由エネルギーγSが0を超え24mN/m以下であり、かつ前記表面自由エネルギーγSを構成する、γSd(表面自由エネルギーの分散力成分)が0を超え17mN/m以下、γSp(表面自由エネルギーの双極子成分)が0を超え1mN/m以下、γSh(表面自由エネルギーの水素結合力成分)が0を超え6mN/m以下である磁気ディスクである。 (もっと読む)


【課題】 軟磁性層における磁区に起因する磁壁の発生を防ぐことにより、スパイクノイズを低減し、SNRを向上した垂直磁気記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体は、信号を記録するための磁気記録層26と、磁気記録層26より基板側に形成された軟磁性層18と、軟磁性層18より基板側に形成され、硬磁性を有し、軟磁性層の磁区を単磁区化する磁区制御層14とをこの順に備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単層の中間層を有する垂直磁気記録媒体に比較して、保磁力HcとSN比の両方を高めた高記録密度の磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】ディスク基体1上に少なくとも軟磁性層14と、中間層16と、ルテニウムから成る下地層18と、信号を記録する磁気記録層22とを、この順に成膜する垂直磁気記録媒体100において、中間層16は、Cu合金から成る第1中間層16aと、NiWから成る第2中間層16bとで構成されている。第1中間層16aおよび第2中間層16bは順不同に成膜してよい。 (もっと読む)


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