説明

江戸川木材工業株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は制振装置の取付作業の作業性を改善することを課題とする。
【解決手段】制振装置10は、上部伝達部材24と、下部伝達部材26と、一対の油圧ダンパ28、29と、一対の上部取付部材30、31と、一対の下部取付部材32、33とから構成されている。油圧ダンパ28、29は、夫々四角形状に形成された上部伝達部材24と下部伝達部材26との間に介在するように取り付けられている。上部取付部材30、31及び下部取付部材32、33は、それぞれ第1のL字鋼34、第2のL字鋼35、平板鋼36を溶接により一体化したものであり、第1のL字鋼34と第2のL字鋼35とを組み合わせることで、製作が容易になり、作業性が高められる。 (もっと読む)


【課題】 柱梁で囲まれた矩形フレームの内側空間がダンパーによってすべて占有されることなく、地震動による建物の揺れを短時間に収斂させる。
【解決手段】本発明に係る制振装置6は、オイルダンパー21、該オイルダンパーを構成するシリンダー22がピン接合されたシリンダー側連結部32、オイルダンパー21を構成するピストンロッド23がピン接合されたピストン側連結部33、シリンダー側変位伝達板26及びピストン側変位伝達板30で概ね構成してあり、シリンダー側変位伝達板26及びピストン側変位伝達板30は、制振装置6が、矩形フレーム5の内側空間のうち、天井裏空間が設置領域となるように、かつその設置領域を除く領域のうち、天井7とその下方に設けられた床板8に挟まれた矩形状の開口9が、隣接居室間で行き来可能な開口となるように、一対の柱2,2の対向側面にそれぞれ固着してある。 (もっと読む)


【課題】 建物の揺れを短時間に収斂しかつ柱と横架材とで囲まれた矩形フレームの内側空間がダンパーとその関連部材によってすべて占有されないようにする。
【解決手段】本発明に係る制振装置6は、梁3の下方に配置されたオイルダンパー21と、該オイルダンパーに連結された揺動レバー25と、該揺動レバーに連結されたアーム26とで概ね構成してあり、オイルダンパー21を構成するピストンロッド23の先端をブラケット24の下端に、揺動レバー25の一端を梁3の下面に、他端をオイルダンパー21のシリンダー22に、アーム26の一端を揺動レバー25の中間位置に、他端を柱2の側面にそれぞれ連結してある。アーム26は、オイルダンパー21に入力される地震時の相対水平変位がダンパー設置高さにおける柱2の水平変位よりも拡大されるように、揺動レバー25との接合位置や柱2との接合位置を設定してある。 (もっと読む)


【課題】伝統構法における柔構造の特性を維持しながら耐震性能の向上を図る。
【解決手段】本発明に係るに係る木造建物の制振構造1に用いる制振装置6は、柱3aに設置された制振機構7aと、柱3bに設置された制振機構7bと、制振機構7a,7bの間に架け渡された接合材8とからなる。制振機構7aは、柱3aの側面に取り付けられ柱側取付部材11aと、接合材側取付部材12aと、柱側取付部材11a及び接合材側取付部材12aを相互に連結する制振材13aとで構成してあり、該制振材は、柱側取付部材11aと接合材側取付部材12aにそれぞれの面を接着する形で両者の間に挟み込んであるとともに、接合材側取付部材12aと柱側取付部材11aが水平軸線廻りに相対回転自在となるよう粘弾性体で形成してあり、該相対回転に伴うねじれ変形によって建物5の振動エネルギーを吸収できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】本発明は伝達部材を介して上梁、下梁の変位をダンパに伝達することを課題とする。
【解決手段】制振パネル10は、建物のX方向の振動を減衰するための制振ダンパユニット40をを有する。制振ダンパユニット40は、構造物の下梁56に固定される下部伝達部材22と、構造物の上梁58に固定される上部伝達部材20と、下部伝達部材22と上部伝達部材20との間で水平方向に動作可能に取り付けられた油圧ダンパ24と、下部伝達部材22の前面下端に固定された下部固定金具36と、上部伝達部材20の前面上端に固定された上部固定金具38とを有する。また、上枠12及び下枠14は、上部伝達部材20、下部伝達部材22を挿通するための凹部12a,14aが設けられているため、上部伝達部材20、下部伝達部材22に固定された上部固定金具38、下部固定金具36を上梁58、下梁56に直接締結することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は開口部を有する建物の耐振性を高めることを課題とする。
【解決手段】 建物10は、駐車場の開口部12にX方向の振動を制振するように動作する制振装置13が設けられている。この制振装置13は、開口部12を開または閉とする回動式ドア14と、回動式ドア14の内部空間に設けられた制振ユニット18(図1中、破線で示す)とから構成されている。また、制振装置13は、回動式ドア14が開口部12を閉じた状態のときに、建物10と強固に結合されて建物10のX方向の揺れを制振するように動作する。そのため、建物10にX方向の振動が入力されると、回動式ドア14に内蔵された制振ユニット18が制振動作を行なうため、建物10の耐振性が向上する。よって、1階部分に開口部12を有する建物10の耐振性を向上させることができる。 (もっと読む)


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