説明

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構により出願された特許

81 - 90 / 125


【課題】簡易かつ廉価に電子−イオンコインシデンス分光を行うことができる、新規な電子−イオンコインシデンス分光器及び電子−イオンコインシデンス分光法を提供する。
【解決手段】放出極角が26±2度の範囲にある電子のみを分析する円筒鏡電子エネルギー分析器を準備し、この円筒鏡電子エネルギー分析器内に飛行時間型イオン質量分析器を配置する。前記円筒鏡電子エネルギー分析器の前方に試料を設置し、前記試料からの電子を検出し、前記飛行時間型イオン質量分析器で前記試料からのイオンを検出する。この電子シグナルとイオンシグナルを利用して電子−イオンコインシデンス分光を行う。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、真空容器内の対象物を保持する駆動軸の熱伸びの影響を低減して真空容器内の対象物を高精度で位置決めすることのできる往復動機構を備えた真空装置を提供すること。
【解決手段】遮へい体3の内部に、駆動軸6に面して空間部が形成され、該空間部に駆動軸の移動を案内する案内装置7が配設され、該案内装置に駆動軸の移動を停止させる機械的なストッパー69を設けた。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で管の接続/分離作業が迅速にできるベローズ伸縮装置を提供すること。
【解決手段】ベローズ伸縮装置は、伸縮する円筒形状のベローズ13、ベローズの一端に気密に接続されたフランジ11付きの第1の管12、ベローズの他端に気密に接続されたフランジ15付きの第2の管14、第1の管と第2の管とを所定の軸方向距離において固定するクランプ装置23〜28、ベローズが伸縮しても第1の管と第2の管との軸が一致するように第1の管と第2の管との相対位置を規制するガイド装置22、31とを備える。レバー26を回動するのみの操作によってベローズ伸縮装置を伸張した位置で固定できるので、チェーンクランプ装置17の装着/分離が容易にでき、管の接続/分離作業が短時間でできる。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンにおいて、荷電粒子ビームの加速を制御する誘導加速セルと印加される誘導電圧の発生タイミングを制御する装置である一組の誘導加速装置及び荷電粒子ビームの加速方法を提供すること。
【解決手段】誘導加速装置5は、誘導電圧を印加する誘導加速セル6と、誘導加速セル6に伝送線を介してパルス電圧を与え、駆動するスイッチング電源5bと、スイッチング電源5bに電力を供給するDC充電器5cと、スイッチング電源5bのオンオフを制御するゲート信号パターン13aを生成するパターン生成器13、及びゲート信号パターン13aの基になるゲート親信号12aのオンオフを制御するデジタル信号処理装置12からなるインテリジェント制御装置7から構成される。 (もっと読む)


【課題】試料の厚さや材料種類などに依存することなく、前記試料の内部欠陥や内部構造を十分な精度で観察することができる新規な方法及び装置を提供する。
【解決手段】所定の陽電子源から陽電子を放出し、所定の試料に対して照射し、前記陽電子の、前記試料を透過して得た像を透過画像として得る。この透過画像は前記試料の内部構造などを反映しているので、この透過画像を分析することにより、前記試料の内部構造などを知ることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】位相シフタといったアナログ素子を用いることなく高周波電圧の位相を高精度、高安定に制御することができる高周波制御装置を提供する。
【解決手段】ディジタルダイレクトシンセサイザ1と、1より出力されるディジタル位相信号を正弦波の振幅ディジタル信号に変換する正弦波変換器2と、2からの正弦波の振幅ディジタル信号を高周波アナログ信号に変換するDAコンバータ3と、3の出力である高周波アナログ信号を増幅する高周波増幅器4と、4よりの出力を高周波電圧に変換し、荷電粒子を加速する高周波加速空洞5で構成される高周波制御装置において、1の出力部と2の間に1より出力されるディジタル位相信号と、5に発生する高周波電圧の位相を制御するための位相制御量を加算するためのディジタル加算器11を具備したもの。 (もっと読む)


【課題】イオンビームのエネルギーの高低に依存することなく、加速器などで使用する荷電変換の炭素フォイルの長寿命化を図る。
【解決手段】炭素フォイルの、少なくともイオンビームが透過する部分に加熱処理を施し、前記炭素フォイルの前記イオンビームが透過する前記部分の炭素ビルドアップを抑制する。 (もっと読む)


【課題】宇宙線ミュオンを利用して高炉炉底の耐火レンガの損耗量の計測には改良すべき点があった。
【解決手段】ミュオンを計測する計測装置により高炉炉底を透過して飛来する炉底透過のミュオン強度と、該炉底透過のミュオンの飛来方向の判別情報と、高炉を非透過の非透過ミュオン強度とを一定時間蓄積し、該実測による蓄積データに基づいて炉底の状態を密度として炉底透過のミュオン強度と非透過ミュオン強度との強度比で表し、炉底耐火物の密度に対応する該強度比と、炉内の物質の密度に対応する強度比との相違に基づいて高炉炉底耐火物と炉内の境界位置を判定し、また前記強度比と炉底耐火物の損耗量との関係を推定し、この推定した関係から境界位置の判定に供された強度比に対応する損耗量を求め、これを実測値による炉底耐火物の損耗量と推定する。 (もっと読む)


【課題】熱電対を利用して高炉炉底の耐火レンガの残厚を推定する方法において、耐火レンガ残存厚を一層高精度に推定できる高炉炉底管理方法を提供する。
【解決手段】宇宙線ミュオンを利用して耐火物と炉内との境界位置を判定する。境界位置の判定は、宇宙線ミュオンを計測する計測部12により高炉炉底2を透過して飛来する炉底透過の宇宙線ミュオン強度と、該炉底透過の宇宙線ミュオンの飛来方向の判別情報と、高炉を非透過の非透過宇宙線ミュオン強度とを一定時間蓄積し、該蓄積データに基づいて炉底の状態を炉底透過の宇宙線ミュオン強度と非透過宇宙線ミュオン強度との強度比で表し、該強度比に基づいて行う。この判定基準として高炉炉底耐火物内に配置された温度計測手段9a、9bにより計測した計測温度の変動から耐火物への付着物厚みの増減を推定し、短期的な炉内状況変動も管理する。 (もっと読む)


【課題】検出すべきガスの濃度が極めて低い場合においても、ゼロ点調整などを頻繁に行うことなく、極めて簡易に長時間安定して目的とするガスを検出する。
【解決手段】所定の環境下からガス検出部に向けて検出ガスを取り出し、前記ガス検出部において、前記検出ガスが存在しない状態で、前記ガス検出部内に向けて、音波放出手段から音波を放出するとともに反射させ、前記音波が前記ガス検出部内を往復するようにして音波受信手段で計測した音速度を第1の音速度として得る。次いで、前記ガス検出部において、前記検出ガスが存在する状態で、前記ガス検出部内に向けて、前記音波放出手段から前記音波を放出するとともに反射させ、前記第1の音速度を得たときと同じ回数だけ前記ガス検出部内を往復させて前記音波受信手段で計測した音速度を第2の音速度として得る。次いで、前記第1の音速度と前記第2の音速度との差分を得ることにより、前記検出ガスの濃度を検出する。 (もっと読む)


81 - 90 / 125