説明

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構により出願された特許

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【課題】白色干渉法を用いた非接触測定器において、長さが1メートル以上あるくびれ形状を持つような細い管内の内面形状をミクロンオーダの高精度で計測できる測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】白色光源3を参照光と測定光に分割して参照光を参照光路長スキャナ部7に送り測定光をセンサー部8に送る光カプラ4と、参照光路長スキャナ部から返った参照光とセンサー部から返った測定光の白色干渉を検出する光検出器5とからなり、測定対象の細管内に通した透明管内でセンサー部を移動させることで、透明管を透過する測定光により非接触で前記細管の内面形状を測定することを特徴とする白色干渉法による管内面の形状測定装置1の構成とした。 (もっと読む)


【課題】パルス状の励磁電流により磁場を発生させるとき、磁場の立ち上がりを速く、かつ安定させるとともに、フラットトップの長さを長くさせて、制御対象粒子線の軌道が乱れないよう構成された高速励磁型電磁石システムを提供する。
【解決手段】パルス伝送ケーブル4を介してパルス状の主励磁電流が供給されたとき、整合型終端装置5によって、インピーダンス整合させながら、主電磁石2の主励磁コイル12に主励磁電流を供給して、主磁束を発生させるとともに、補助励磁電流生成装置6、パルス伝送補助ケーブル7によって、主励磁電流の一部から主励磁電流の波形を補正するのに必要な波形、位相を持つパルス状の補助励磁電流を生成させ、これを補助電磁石3に供給させて、補助磁束を発生させ、終端装置8で終端させる。 (もっと読む)


【課題】加速装置を稼働させる際の電圧値、電流値を低く抑えさせながら、短い時間で、十分な速度まで、粒子集群を加速させる円形粒子線加速器を提供する。
【解決手段】粒子走行距離が短くなるように加速路3の各ストレートセクション9に各々、分散的に配置され、粒子群の空間電荷による粒子進行方向の散逸を抑止し、前記加速路3内の粒子集群を閉じ込めさせながら、加速させるN(但し、Nは整数)台の誘導型加速装置10と、指定された周期で、1波長分の高周波駆動電圧、またはパルス電圧を各々、発生し、前記各誘導型加速装置10を個別単位、またはグループ単位で駆動するM(但し、Mは“M≦N”を満たす整数)台の駆動装置とを備え、前記各駆動装置を協調動作させて、前記各誘導型加速装置10に粒子集群の閉じ込め処理、加速処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】放射線の被曝量の計測及び被曝強度分布、並びに被曝積算量を簡易に計測することができる応力発光体を提供する。
【解決手段】本発明によれば、放射線被曝量に応じた発光強度で発光する応力発光体を用いる。被曝により応力発光体に形成される格子欠陥が長期間保持されるため、当該格子欠陥を用いれば被曝量の積算についても記憶装置等の構成を別途用いることなく簡易に計測することができる。 (もっと読む)


【課題】火山等の巨大物体の内部構造を遠隔地からリアルタイムで可視化し解析することができる観測装置を提供する。
【解決手段】巨大物体を通過した宇宙線を検出するためのミュオンセンサがそれぞれ複数実装されてなる1対のミュオンセンサーモジュールと、各ミュオンセンサの出力信号を受け取って処理するミュオンリードアウトモジュールと、前記ミュオンセンサーモジュールとミュオンリードアウトモジュールとを収容し、筐体とを有し、前記ミュオンリードアウトモジュールは、基板と、この基板に実装され、前記各ミュオンセンサーモジュールに接続され、各ミュオンセンサからの検出信号を処理し角度分布ヒストグラムを生成しメモリに蓄積するミュオンリードアウト処理回路と、上記基板に実装され、メモリから呼び出し手外部システムに出力するイーサネット(登録商標)インタフェースと、を有するものであることを特徴とする巨大物体計測装置。 (もっと読む)


【課題】低インピーダンス化を実現すると共に放熱性及び耐熱性に優れた、荷電粒子加速器用ビームパイプ内における電子又はイオン除去用電極の形成方法及びその電極を提供する。
【解決手段】荷電粒子加速器用のビームパイプ内における電子又はイオン除去用電極の形成方法であって、前記ビームパイプの内表面の一部に電気絶縁膜を形成する行程(S1)と、前記電気絶縁膜上に、金属の微粒子体を溶射することにより電極膜を形成する行程(S2)と、前記電極膜に電位を供給するための電力供給手段を設ける行程(S3)、の各行程を有する。 (もっと読む)


【課題】
計測点の座標と法線ベクトルの計測値から被測定物の表面形状を導出し、各軸の制御方法を工夫することによって各計測点での計測時間を短縮し、被測定物の表面形状測定の高速化を図ることが可能な法線ベクトル追跡型超精密形状測定装置における駆動軸制御方法を提供する。
【解決手段】
2軸2組のゴニオメータと、その回転中心間の距離を変える1軸直進ステージとで構成し、1組のゴニオメータは試料系2を構成し、その可動部に被測定物1を保持し、もう1組のゴニオメータは光学系3を構成し、その可動部に光源と光検出器Dを設け、2軸2組のゴニオメータと1軸の直進ステージの内、2軸1組のゴニオメータと1軸の直進ステージは、光検出器からの出力を直接軸駆動モータに入力するフルクローズドフィードバック制御し、残り2軸1組のゴニオメータはセミクローズドフィードバック制御する。 (もっと読む)


【課題】ニオブ材の棄て料が少なく低コストで且つ短時間に製造可能な荷電粒子加速器に用いられる超伝導高周波加速空洞の製造方法を提供する。
【解決手段】(a)円盤形状のニオブ材によるインゴットを得る行程と、(b)前記ニオブインゴットを支持した状態で、微小の浮遊砥粒を吹き付けつつ多重のワイヤを前後に振動させることにより前記ニオブインゴットを所定厚の複数枚のニオブプレートにスライス切断する行程と、(c)前記スライス切断されたニオブプレートに付着している前記浮遊砥粒を除去する行程と、(d)前記ニオブプレートを深絞り成形することにより所望形状のニオブセルを形成する行程と、の各行程を有する (もっと読む)


【課題】
計測点座標と法線ベクトルの計測値から被測定物の表面形状を導出する法線ベクトル追跡型超精密形状測定方法において、現状の2軸2組のゴニオメータと1軸直進ステージの装置構成を変えることなく、ある測定手順を付加するだけで、自律的に光路長Lを校正によって決定することが可能な光路長の自律校正を用いた法線ベクトル追跡型超精密形状測定方法を提供する。
【解決手段】
各計測点毎に2軸2組のゴニオメータから得られる4つの角度データと1軸直進ステージから得られる1つの距離データとを取得し、計測点の数だけの計測値セットから形状導出アルゴリズムPにより形状を導出する際に、光路長Lを変数として複数の形状P(L)を導出し、形状変化の収束を利用して真の光路長LCと収束形状P(LC)を算出する。具体的には、形状残差の収束性を見ながら二分法により光路長を決定する。 (もっと読む)


【課題】熱輻射により引き起こされる熱負荷を低減した低温容器を提供する。
【解決手段】低温容器10は、高温部(300K側)と低温部(4K側)を繋ぐ配管としてパイプ12を有する。パイプ12の輻射伝搬のパワー分布最大値付近30に、輻射波の伝搬を阻害する輻射波阻害部が設けられている。この輻射波阻害部は、高温部からパイプ12内に入射する輻射波がパイプ12内を伝搬するのを阻害するバッフル構造20を有する。このバッフル構造20は、赤外線吸収体でそれぞれ形成された複数のリング状突起部21を有する。パイプ12内に入射する赤外線の一部が、パイプ12の輻射伝搬のパワー分布最大値付近30に設けたバッフル構造20のリング状突起部21で効率的に吸収される。 (もっと読む)


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