説明

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構により出願された特許

31 - 40 / 125


【課題】高周波電圧の位相を高精度、高安定に制御することができる高周波制御装置の提供。
【解決手段】ディジタル位相信号を正弦波の振幅ディジタル信号に変換する変換器2により変換された正弦波の振幅ディジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータ3と、3の出力であるアナログ信号を増幅する増幅器4と、4からの出力を入力して電圧に変換し、荷電粒子を加速する加速空洞5と、5に発生する電圧と、電圧によって加速される荷電粒子の電流との位相差を検出する検出器31と、31の出力信号をディジタル信号に変換するADコンバータ32と、32の出力信号を入力し位相差を一定に制御するコントローラ33と、周波数信号を入力してディジタル位相信号を出力するシンセサイザ1と、33からの出力信号と、1から出力されるディジタル位相信号を加算したディジタル位相信号を、2に入力する加算器11とを備える。 (もっと読む)


【課題】セクターサイクロトロンの電磁石配列において、誘導電圧により荷電粒子ビームを加速する誘導加速セクターサイクロトロンを提供し、さらにクラスターイオンも効率的かつ現実的に繰り返し加速できる荷電粒子ビームの加速方法を提供する。
【解決手段】セクターサイクロトロンのセクター電磁石配列と、前記セクター電磁石間のギャップの真空チャンバーに接続し荷電粒子ビームに誘導電圧を印可する誘導加速セルとからなり、前記導加速セルを通過する荷電粒子ビームに同期して荷電粒子ビームを進行方向に加速する正の誘導電圧を荷電粒子ビームに印加することを特徴とする誘導加速サイクロトロンの構成とした。さらに、その誘導加速サイクロトロンを用いて荷電粒子ビームを加速し、クラスターイオンの加速も可能とした。 (もっと読む)


【課題】回転ガントリの小型化及び軽量化を可能とし、回転ガントリの高精度な回転制御、ターゲットの高精度な照射を可能にすること。
【解決手段】本発明では、照射治療装置の回転ガントリに格納され、荷電粒子線ビームの軌道を変える偏向磁場と、荷電粒子線ビームの軌道中心から遠ざかる発散成分を抑える集束磁場とを形成して、加速器で加速された荷電粒子線ビームをターゲットに導く荷電粒子線ビームの制御用電磁石において、偏向磁場と集束磁場を合成磁場として同時に形成するとともに、荷電粒子線ビームの軌道に沿って磁場の向きが切り替わるように形状設定された超伝導コイル41:42を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放射光発生装置において、電子周回部の周長又はその一部を測長し、その変化量から放射光パルス時間を制御する装置及び方法を提供。
【解決手段】入射した電子ビームを加速し偏向電磁石7により電子周回部を周回させるエネルギー回収型リニアック1と、前記電子周回部に設けた複数の電磁石からなる周長補正用シケイン10と、偏向電磁石7で発生した放射光を2台のスライド移動可能なステージに設置した回転ミラーに斜入射させることにより光軸を変えずに放射光の光路長を変化させる光学遅延機構11とからなる。 (もっと読む)


【課題】ゼロ点ずれを精度良く検出すること。
【解決手段】第1の形状測定器(P1,P1′)と、第2の形状測定器(P3,P3′)と、第3の形状測定器(P5,P5′)と、形状測定器(P1〜P5′)を支持する支持部材(7)を有し移動方向下流側に向って第1の形状測定器(P1,P1′)と第2の形状測定器(P1,P1′)と第3の形状測定器(P1,P1′)とが配置された測定ユニット(U1)と、第1の形状測定器(P1,P1′)と第2の形状測定器(P3,P3′)との相対的な位置ずれ量を測定する測定ユニット(U1)と一体的に移動可能な第1のずれ量測定器(36)と、第1の形状測定器(P1,P1′)と第3の形状測定器(P5,P5′)との相対的な位置ずれ量を測定する測定ユニット(U1)と一体的に移動可能な第2のずれ量測定器(37)と、を備えた真直度測定装置(A)。 (もっと読む)


【課題】光共振器のフィネスを高くしても、共振を安定させることができると共に、光共振機内にレーザー光を蓄積させることにより従来装置と比較してより強いレーザー光を発生可能なレーザー発振装置を提供する。
【解決手段】励起用のレーザー光を発生する励起用レーザー光源と、励起用レーザー光源で生成されたレーザー光が供給されたとき、所望波長のレーザー光を生成する希土類ファイバと、対向配置された2枚の凹面鏡、または複数枚の平面鏡を含む面鏡群によって構成され、希土類ファイバで生成されたレーザー光を蓄積する光共振器と、光共振器と希土類ファイバとの間に介挿され、希土類ファイバからのレーザー光を光共振器の一方に導き、逆方向のレーザー光を遮断する光アイソレータと、光共振器の他方から出射されるレーザー光を取り込み、希土類ファイバ、光アイソレータを介し、光共振器に戻し、共振を促進させる周回光路と、を備える。 (もっと読む)


【課題】レーザー光源で得られたレーザーを導いて、右偏光又は左偏光のどちらか一方に共振させると共に左右どちらにも切り替え可能な光発振器を提供する。
【解決手段】立体的に配置された1対の平面鏡と1対の凹面鏡とを備え、入射光学系から出射されるレーザーを取り込み、当該レーザーを圧電素子によって長さが調整された光路上を周回させながら前記光路の光路長に応じて右円偏光又は左円偏光を選択することによってレーザーを共振させる。 (もっと読む)


【課題】交直変換器電流制御手段の入力信号に重畳するコモンモードノイズ電流成分である外乱の影響を低減することができ、高精度で負荷に通電される電流を制御することが可能となる高精度電源を得る。
【解決手段】負荷21に通電される電流を、正側負荷電流検出手段4a、負側負荷電流検出手段4bで検出し、この検出された信号31a,31bは、出力電流平均演算手段11により平均演算した信号を、交直変換器電流制御手段13の入力信号とした高精度電源。 (もっと読む)


【課題】レーザーを3次元光共振器に導いて、右偏光又は左偏光に共振させるとともに、容易に切り替え可能な偏光レーザー発振を提供する。
【解決手段】レーザーを3次元光共振器4に導き、3次元光共振器4に立体的に配置された1対の平面鏡21、22と1対の凹面鏡23、24とによって周回させるとともに、3次元光共振器4にランプ状の駆動電圧を印加して、ピエゾ素子25を変形させ、平面鏡21、22、凹面鏡23、24によって形成される光路長を調整させながら、平面鏡21から透過したレーザーをゼロクロスフィードバック信号生成器6に導いて、レーザーのP偏光成分、S偏光成分の差分値が右偏光用のゼロクロス又は左偏光用のゼロクロスしているか否かを判定し、この判定結果に基づき、共振制御器8からピエゾ素子25に印加されている駆動電圧の電圧値を固定させ、3次元光共振器4内に右偏光のレーザー又は左偏光のレーザーを共振させる。 (もっと読む)


【課題】
回転対称形状であり、主に球面若しくは球面に近似できる非球面の形状で、曲率半径が小さな被測定物の表面の形状を、短時間で1nm程度の形状精度で測定可能、低コスト化可能な回転対称形状の超精密形状測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】
計測ビームが被測定物表面で反射され、反射ビームを光検出器で検出して表面の任意計測点の法線ベクトルを計測することから形状を求める法線ベクトル追跡型超精密形状測定方法において、光検出器5が受光面における反射ビームの変位を計測可能であり、光学系2の光軸と被測定物の中心線を一致させて計測ビームと反射ビームとが重なるように初期設定した後、試料系3又は光学系2の一方のみを2軸1組のゴニオメータ6,7で駆動して計測ビームで被測定物表面の測定範囲を走査し、反射ビームの角度変化からその点での法線ベクトルを算出する。 (もっと読む)


31 - 40 / 125