説明

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構により出願された特許

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【課題】回転速度の高速化および回転速度の高精度化を図ると共に、電流スパイクノイズを低減したフェルミチョッパー回転制御装置を提供する。
【解決手段】パルス中性子源で発生する中性子ビームを単色化するフェルミチョッパー1は、ディジタルによる位相信号から誘導モータ12の各相のコイルに供給するための三相正弦波信号を生成する三相信号発生部4と、三相電力増幅器6と、モータ制御部5とを備える。モータ制御部5は、ロータ11の目標回転速度に応じた位相信号を三相信号発生部4へ出力すると共に、回転センサ14で検出されるロータ11の回転速度に基づき、誘導モータ12の回転速度を制御する速度制御と、外部から入力される基準タイミング信号と、回転センサ14で検出されるロータ11の回転位置とに基づき、誘導モータ12の位相を制御する位相制御と、を行う。 (もっと読む)


【課題】光検出器が出力する雑音を低減する放射線検出装置を提供する。
【解決手段】放射線が入射する入射面を有し、入射した放射線から光を生成するシンチレータと、前記生成された光を検出する1次元状に配列された複数の光検出器と、所定の抵抗値部分を複数回延伸し、前記抵抗値部分ごとに分岐線を接続可能な線状抵抗部とを備え、前記光検出器は、光から電気信号を生成する光検出素子、及び、前記電気信号中で基準信号強度に達しない信号成分を抑圧し、前記基準信号強度に達する信号成分を抽出する信号抽出回路を有し、前記1次元状に配列された複数の光検出器に含まれるそれぞれの信号抽出回路の出力信号が前記分岐線を通じて前記線状抵抗部に入力され、前記1次元状に配列された光検出器の位置が、それぞれの光検出器の信号抽出回路の出力信号が入力される前記分岐線の接続位置における前記線状抵抗部の抵抗値に対応付けられる放射線検出装置とする。 (もっと読む)


【課題】光共振器のフィネスを高くしても、共振を安定させることができると共に、光共振機内にレーザー光を蓄積させることにより従来装置と比較してより強いレーザー光を発生可能なレーザー発振装置を提供する。
【解決手段】励起用のレーザー光を発生する励起用レーザー光源と、励起用レーザー光源で生成されたレーザー光が供給されたとき、所望波長のレーザー光を生成するファイバ増幅器と、光共振器と、光共振器とファイバ増幅器との間に介挿され、ファイバ増幅器からのレーザー光を光共振器の一方に導き、逆方向のレーザー光を遮断する光アイソレータと、光共振器の他方から出射されるレーザー光を取り込み、ファイバ増幅器、光アイソレータを介し、光共振器に戻し、共振を促進させる光周回路と、光周回路内のレーザー光を振幅変調する変調器とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料等の機械的な回転を必要とすることなく、広い移行運動量qの範囲のX線及び中性子線の反射率曲線を短時間で測定すること。
【解決手段】湾曲結晶で構成される反射型ポリクロメータ1の湾曲面でX線(中性子線)を反射させて、試料Sの上面から見て扇型に集束されるX線束であって、水平方向の集束角に応じて鉛直面内でX線ビームと試料表面となす角度が連続的に変化するX線束を作成する。試料表面で反射されたX線強度分布を二次元検出器2で測定し、その二次元強度分布から試料表面に垂直な方向の散乱ベクトルの関数として変化するX線反射率曲線を求める。 (もっと読む)


【課題】寄生インダクタンスを低減し、パルス成形回路で優れた立ち上がり特性のパルスを得ることができるコンデンサ及びパルス成形回路を提供する。
【解決手段】外側が絶縁体で被覆されるコンデンサ本体12と、コンデンサ本体12の一の面から突出して設けられる一方の接続端子13と、コンデンサ本体12の他の面から突出して設けられる他方の接続端子14と、コンデンサ本体12を収容し、一方の接続端子13の周囲に開口151を有すると共に、コンデンサ本体12の開口151以外の領域を被覆する金属ケース15とを備え、他方の接続端子14を金属ケース15に電気的に接続するコンデンサ10、及びこのコンデンサ10を複数接続して構成されるパルス成形回路20。 (もっと読む)


【課題】製造コストが比較的廉価であって入手が容易な高純度銅(6NCu)をベースとして、残留抵抗比(RRR)が大きく、極低温環境下で安定して使用することが可能な粒子加速器用銅材料、この粒子加速器用銅材料からなる粒子加速器用銅管及びこの粒子加速器用銅管の製造方法、並びに、粒子加速器を提供する。
【解決手段】粒子加速器において使用される粒子加速器用銅材料であって、ガス成分を除いたCuの純度が99.9999質量%以上99.99999質量%未満とされ、Feの含有量が0.1ppm未満、Pの含有量が0.1ppm未満、Alの含有量が0.1ppm未満、Asの含有量が0.1ppm未満、Snの含有量が0.1ppm未満及びSの含有量が0.1ppm未満とされており、残留抵抗比が3000以上とされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で光ビームの方向を精度良く検出すること。
【解決手段】
第1の容器(12)と、光源部材(13)と、第1の容器(12)の第1の伝播媒体(B)と、光分離部材(16)と、第1の光学系(17)と、第1の受光検出部材(18)と、中間伝播媒体(19+A+23)を第1の容器(12)との間に介した第2の容器(22)と、第1の伝播媒体(B)と同一の第2の容器(22)の第2の伝播媒体(B)と、第2の光学系(24)と、第2の受光検出部材(26)と、第1の伝播媒体(B)での入射角(θ1)を検出する第1の角度検出手段(C2)と、第2の伝播媒体(B)での出射角(θ2)を検出する第2の角度検出手段(C4)と、第1の伝播媒体(B)と第2の伝播媒体(B)の光ビーム(14b)の方向ズレ量(Δθ)を検出する方向ズレ量検出手段(C5)と、を備えた方向検出装置(1)。 (もっと読む)


【課題】偏向電磁石に荷電粒子加速機能を付加させることにより、円形粒子加速器などで使用される加速機器の数を大幅に低減させることによって円形粒子加速器などの低価格化、小型化を可能にする。
【解決手段】偏向用励磁電流によって、第1偏向磁場用励磁コイル16、第2偏向磁場用励磁コイル17を励磁させて、磁性体15のギャップ14内に偏向磁力線20を生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ10中を通過する荷電粒子を偏向させながら、加速用励磁電流によって、加速用励磁コイル22を励磁させて、磁性体15内に加速用磁力線23を生成させるとともに、この加速用磁力線23によって磁性体15の両端部間に誘導電圧Vaを生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ4中を通過する荷電粒子を加速させる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子の軌道を調整する磁力線の磁場分布を変化させ、各種偏向機能、各種収束機能、他の機能などを持たせることにより、荷電粒子加速器のリングで使用される電磁石の種類数を大幅に低減させ、加速器の低価格化、小型化を達成する。
【解決手段】励磁電源4によって、第1励磁ユニット2の励磁方向、励磁量、第2励磁ユニット3の励磁方向、励磁量を各々、制御させて、第1励磁ユニット2に、指定された磁場分布パターンの第1ギャップ内磁力線16を生成させるとともに、第2励磁ユニット3に、指定された磁場分布パターンの第2ギャップ内磁力線17を生成させ、指定された磁場分布パターンのギャップ内磁力線18を生成させる。 (もっと読む)


【課題】陽子線などの荷電粒子線パルスのブラッグピーク位置に静止した粒子線自身がつくる正ミュオンのミュエスアール信号を得て、陽子線などの粒子線治療の放射線効果を正確に把握する。
【解決手段】加速器から出射される230MeVの陽子を取り込み、照射装置11から陽子ビームパルスを出射して、治療対象となる患者(人体2)に照射させる毎に、鉛遮蔽板4、遅延信号を使用して、生体中のブラッグピーク位置で同じ陽子がつくる前方ミュオンの消滅に起因し発生する遅延陽電子のみを位置的、時間的に選択し、第1位置敏感陽電子カウンター板9の各陽電子カウンター、第2位置敏感陽電子カウンター板10の各陽電子カウンターで、陽電子発生位置と遅延同時信号の時間との情報を測定し、遅延陽電子を測定した後、測定結果を解析し、表示装置8に陽子のブラッグピーク位置近辺の陽電子発生場所毎に区分されたミュエスアール信号を画面表示する。 (もっと読む)


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