説明

財団法人山形県産業技術振興機構により出願された特許

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【課題】二酸化炭素の吸着/脱着能に優れるとともに、高収率で安価に製造が可能な環状グアニジン化合物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素吸着剤は、環状グアニジン化合物、例えば、2−(1−ブチルアミノ)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、2−ベンジルアミノ−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、2−(1−ブチルアミノ)−1,4,5,6−テトラヒドロピリミジン又はその誘導体からなる。製造方法では、アルキルチオ環状アミジン塩又はその誘導体とアミノ化合物を、エーテル系の非プロトン性極性溶媒を主成分とする溶媒中で反応させる。 (もっと読む)


【課題】ガス状物質や液体状物質の吸着能に優れ、特に二酸化炭素、酢酸などの酸性ガス、アルデヒド類の吸着/脱着能に優れるとともに、粒子状又は繊維状の担体に担持されており、フィルタとしても加工が容易な新規な吸着剤を提供する。
【解決手段】前記吸着剤は、一般式(1):


[式中、Rは、水素原子または炭素数1〜27のアルキル基であり、R、R、及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜30のアルキル基であり、nは1〜3の整数である]
で表される有機ケイ素化合物が、金属酸化物を主成分とする表面を有する比表面積が1m/g以上である粒子又は繊維に結合してなる。 (もっと読む)


【課題】透湿度もしくは気体透過度の測定限界値をより上げることができる透湿度・気体透過度測定装置を提供すること。
【解決手段】水蒸気もしくは試験気体が導入される雰囲気チャンバ11と、真空吸引がなされる真空チャンバ12との間に試料膜Saが挟持される。前記真空チャンバ12内には試料膜Saを透過した水蒸気もしくは試験気体の分子流を断続させて圧力変調を実行する円筒体51によるチョッピング手段CHが配置され、前記円筒体51内に圧力検出手段Gが配置される。前記真空チャンバ13内の吸引を続ける状態において、前記チョッピング手段により変調された変調圧力を、前記変調動作に同期したタイミングで前記圧力検出手段Gより抽出する同期検波手段が用いられ、これにより前記試料膜Saの透湿度もしくは気体透過度が算出される。 (もっと読む)


【課題】ピロール系化合物のホール輸送材料を用いて、光発光効率の青色リン光有機EL素子を提供する。
【解決手段】基板上に陽極および陰極を備え、陽極と陰極との間に、少なくとも1層の有機層を備えた有機EL素子において、有機層の少なくとも1層がイリジウム錯体材料を含む発光層であり、発光層にホストとして含まれる化合物の孤立分子状態のイオン化ポテンシャルが6.0以上かつ分子量が400以上であり、発光層よりも陽極側に位置する少なくとも1層が、下記一般式(1)で表される化合物を含有しているものとする。



(R1:アルキル基、アラルキル基、脂環式もしくは芳香族炭化水素基、芳香族複素環基。R2〜R4:水素原子、アルキル基、脂環式もしくは芳香族炭化水素基、芳香族複素環基で、少なくとも1つは、芳香族炭化水素基。L:芳香族炭化水素の1〜6価基、芳香族複素環化合物の1〜6価基。n:1〜6で、Lの価数と同一。) (もっと読む)


【課題】背面の封止基板の裏面に発光パネルへの給電用端子を備えた有機EL発光パネルを提供すること。
【解決手段】素子形成基板1上に形成された有機EL素子3を、前記素子形成基板に対峙する封止基板5との間で封止して有機EL発光パネルが形成される。
前記封止基板5は、絶縁性の素材により形成されると共に、両面に導電層11a,11b,12a,12bが配置されて両面の導電層を導通するスルーホール14が形成される。前記スルーホール14内に導電性物質15が充填されることで、前記有機EL素子の透明電極2が前記封止基板5の裏面側の導電層12aに接続される。 (もっと読む)


【課題】照明用の発光パネルの施工の利便性を考慮すると共に、発光パネルからの発熱を効果的に放熱させることができる有機EL発光パネルを提供すること。
【解決手段】素子形成基板1上に形成された有機EL素子3を、前記素子形成基板に対峙する封止基板5との間で封止して発光パネルユニットOPが形成される。発光パネルユニットOPにおける前記封止基板5には、スルーホール14内に導電性物質15が充填されて透明電極2からの電流路が形成される。またコア金属21をホーロー層22で被覆した熱伝導性基板23には導電層24aが形成され、発光パネルユニットOPの封止基板5に前記熱伝導性基板23が接合されることで、スルーホール14と導電層24aが接続される。前記導電層24aが形成された端部に、圧接コネクタ30aが着脱可能に取り付けられ、圧接コネクタ30aを介して駆動電源からの駆動電流が加えられる。 (もっと読む)


【課題】定格入力の異なる有機EL照明パネルのそれぞれ対応して、各有機ELパネルの定格入力に応じた定電力駆動がなされる定電力駆動装置を提供すること。
【解決手段】電源回路12からの直流駆動電流を受けて、有機ELパネル1に加える直流電力を定電力制御する定電力出力部13と、前記定電力出力部から出力されて、前記有機ELパネルに加わる直流電圧値vを検出する電圧検出部15と、前記定電力出力部から前記有機ELパネルに供給される直流電流値iを検出する電流検出部16と、前記電圧検出部および前記電流検出部からの各検出出力v,i、ならびに前記有機ELパネルに加える定電力量を指示する電力設定情報pをそれぞれ受けて、前記定電力出力部に与える制御信号cを生成するマイコン制御部14とが具備される。 (もっと読む)


【課題】格別に調光制御信号の入力端子等を備えることなく有機ELパネルの調光制御を実現することができる発光駆動装置を提供すること。
【解決手段】直流電源回路12からの直流駆動電圧を受けて、有機ELパネル1に加える直流電力を制御する制御出力部13と、前記直流電源回路12に入力される電圧値を検出する電圧検出部14Aと、前記電圧検出部14Aからの検出出力を受けて、前記制御出力部13に与える制御信号cを生成するマイコン制御部15とが具備されている。前記制御出力部13は、前記マイコン制御部15からの前記制御信号cに基づいて、前記有機ELパネル1に加える直流電力量を制御するように構成されている。前記直流電源回路12に与える電圧値を可変制御できる可変電圧出力装置21Aを外付けすることで、調光制御信号ライン等を備えることなく有機ELパネルの調光制御を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】有機エレクトロニクス素子の電子輸送性材料に好適である、母核としてビピリジル中心骨格を有する新規なビピリジン誘導体を提供し、さらに、それを含む有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。
【解決手段】下記一般式で表されるビピリジン誘導体


(A、A:芳香族複素環基(カルバゾリル基を除く)を表し、芳香族炭化水素基と芳香族複素環基が組み合わされていてもよい。a、b=1又は2。Ar、Ar:2又は3価の芳香族炭化水素基を表し、アルキル基、シクロアルキル基等で置換されていてもよい。B、B:アルキル基、アルコキシ基等。環E、環E:ピリジン環を表し、アルキル基、アルコキシ基を有していてもよい。)を電子輸送性材料として用いる。 (もっと読む)


【課題】マルチフォトン構造の有機EL素子において、従来の中間層の構成で生じていた電荷移動錯体による可視領域の光吸収を抑制し、かつ、該中間層のカウンターキャリアに対する耐性を向上させることにより、素子の高効率化および長寿命化が図られた有機EL素子を提供する。
【解決手段】基板1上に形成され、陽極層2とその対向電極である陰極層3との間に、少なくとも一層の発光層を含む発光ユニット4が中間層5を介して複数個積層されたマルチフォトン構造の有機EL素子において、前記中間層5は、電子受容性物質もしくは電子供与性物質と、有機化合物との混合または積層により形成され、電荷移動錯体が形成されないこと特徴とする素子構成とする。 (もっと読む)


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