説明

株式会社プライムポリマーにより出願された特許

101 - 110 / 180


【課題】本発明は、従来公知のポリプロピレン組成物と比較して剛性、耐衝撃性に優れ、かつ破断伸びに優れた新規なポリプロピレン組成物、並びに該ポリプロピレン組成物から得られる成形体を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のポリプロピレン組成物は、ポリプロピレン[A]と、特定要件を満たすエチレンと炭素数4〜10のα-オレフィンとの共重合体であるエチレン系重合体[
B]とを含み、ポリプロピレン[A]と、エチレン系重合体[B]との重量比([A]:[B])が99:1〜55:45の範囲内にあることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】耐ブロッキング性と粘着性とのバランスに優れた新規な粘着層を含む表面保護用粘着フィルムを提供する。
【解決手段】エチレンと炭素原子数4〜10のα−オレフィンとを共重合して得られる、下記要件(1)〜(4)を同時に満たすエチレン系共重合体からなる粘着層を含むことを特徴とする表面保護用粘着フィルム。(1)特定範囲のメルトフローレート、(2)特定範囲の密度、(3)特定範囲の重量平均分子量、および(4)温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる溶出曲線において、最もピーク強度の強いピークの高さ(H)と、該ピークの1/2の高さにおける幅(W)との比(H/W)と密度(D)とが、上記メルトフローレート値に応じて一定の関係式を満たす。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高分子量で、グラフト量が多く、かつ機械物性、特に耐熱性に優れた変性ポリプロピレン系樹脂およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の変性ポリプロピレン系樹脂は、ポリプロピレン系樹脂(A)100重量部に対して、(メタ)アクリル酸の金属塩(B)0.1〜50重量部、および有機過酸化物(C)0.01〜10重量部を用いて、ポリプロピレン系樹脂(A)と(メタ)アクリル酸の金属塩(B)とをグラフト共重合してなり、(メタ)アクリル酸の金属塩(B)に由来する構成単位を0.1〜30重量%含有することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】剛性と耐熱性とに優れ、かつ流動性に優れつつもマスターバッチ用の分散剤(担体樹脂)として用いるときも、金型汚れ等の不具合の発生しないエチレン系重合体を提供すること。
【解決手段】本発明のエチレン系重合体は、エチレン単独重合体もしくは、エチレンと炭素数4〜10のα-オレフィンとの共重合体であり、下記要件[1]〜[4]を同時に満たす。[1]190℃、2.16kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が10〜3000g/10分の範囲にある。[2]密度(d)が875〜990kg/m3の範囲にある。[3]ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー(GPC)で測定した数平均分子量(Mn)に対する重量平均分子量(Mw)の比(Mw/Mn)が2〜5の範囲にある。[4]前記MFRと密度との関係
が下記関係式(Eq-1)を満たす。


(上記式Eq-1において、Yは密度(kg/m3)を示し、XはMFR(g/10分)を示す。) (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン系樹脂の特性が十分に得られる樹脂組成物および発泡成形体の提供。
【解決手段】ポリプロピレン単独重合体またはα−オレフィンとの共重合体の少なくとも一方からなり、(A)昇温溶離分別法による溶出温度と量比の関係で溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が溶出成分全体の10〜65%、(B1)溶出温度10〜40℃の溶出成分総量が溶出成分全体の2%以上、(B2)溶出温度40〜70℃の溶出成分総量が溶出成分全体の5%以上、(B3)溶出温度70〜100℃の溶出成分総量が溶出成分全体の8.5%以上、(C)溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)ピークが1.5質量%/℃以下、(D)135℃、テトラリン溶媒中での極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分または炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を全組成物中に5〜20質量%含有する。 (もっと読む)


【課題】断熱性能、吸音特性及びエネルギー吸収性能を兼ね備えたプロピレン系樹脂押出発泡体を提供すること。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂と発泡剤からなる組成物を押出機内で溶融混練し、低圧領域に吐出させて製造されるプロピレン系樹脂押出発泡体であって、厚み方向に下記の第1層および第2層を含む少なくとも2層以上の多層構造であることを特徴とするプロピレン系樹脂押出発泡体。
(第一層)発泡体の断面を観察面として、この観察面に現れるセル壁の穴(破泡部)の総面積が、前記観察面に現れる全セルの断面の総面積の2%未満であり、発泡倍率が10倍以上であるポリプロピレン系樹脂発泡体からなる層。
(第二層)発泡体の断面を観察面として、この観察面に現れるセル壁の穴(破泡部)の総面積が、前記観察面に現れる全セルの断面の総面積の2%以上であり、発泡倍率が10倍以上であるポリプロピレン系樹脂発泡体からなる層。 (もっと読む)


【課題】共振周波数を効率よく高周波数側に移行できる部材を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂、強化繊維及び酸変性ポリオレフィンを含む組成物の発泡体からなる部材であって、発泡体の発泡倍率が1.2〜3.0倍であり、下記式(1)で定義されるQ値が1.5〜3.0である部材。
Q=[Y]/[X]・・・(1)
[Y]:中央加振法で測定した共振周波数(Hz)
[X]:t×√(E/ρ)
「tは発泡体の厚み(mm)、Eは発泡体の曲げ弾性率(MPa)、ρは発泡体の密度(g/cm)である。」 (もっと読む)


【課題】発泡前厚みが薄いプロピレン系樹脂組成物を射出発泡成形する場合に化学発泡剤と物理発泡剤とを併用して高発泡倍率で外観が良好な発泡体を製造する方法および成形体を提供する。
【解決手段】製造方法は、プロピレン系樹脂と化学発泡剤との可塑化物を調製した後、該可塑化物に物理発泡剤を射出成形機のシリンダーの途中から供給して組成物を調製し、次いで該組成物を可動型と固定型からなる金型成形部に射出充填した後、該可動型を後退させて該成形部を拡開させ該組成物を発泡させて射出成形体を製造する方法であって、該化学発泡剤の混合量が該樹脂100重量部に対して1.0重量部を超えて5.0重量部以下であり、該物理発泡剤の供給圧力が0.1〜2.0MPaであり、射出開始時の該成形部の断面の拡開方向長さが1.0〜1.8mmであり、かつ該長さと可動型後退後の該成形部の断面の拡開方向長さとの比が1.2以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸素透過度および二酸化炭素透過度が高く、かつ二酸化炭素透過度/酸素透過度の比が大きい、青果物や花卉類を包装した際の鮮度保持性に優れるポリプロピレン系樹脂フィルムを提供すること。
【解決手段】ポリプロピレン(A)54〜95重量部と、エチレン−1−オクテンランダム共重合体(B)4〜45重量部と、ジグリセリンオレイン酸エステル、グリセリンオレイン酸エステル、およびひまし油エチレンオキサイド付加物からなる群から選択される少なくとも1種の界面活性剤(C)0.1〜3重量部とを含む層を含有するガス透過制御フィルム。 (もっと読む)


【課題】延伸性、耐熱性および耐電圧に優れたコンデンサーフィルムに適したコンデンサーフィルム用プロピレン系重合体およびこれを延伸してなるコンデンサーフィルム用プロピレン系重合体延伸フィルムを提供する。
【解決手段】メルトフローレート(MFR;ASTM D1238、230℃、2.16kg荷重)が0.1〜10g/10分、沸騰n−ヘプタン不溶分(HI)が90〜100重量%、エチレンから導かれる単位の含有量が0.1〜2重量%、灰分量が30ppm以下および塩素含量が10ppm以下の範囲にあるプロピレン系重合体(A)からなることを特徴とするコンデンサーフィルム用プロピレン系重合体に関する。 (もっと読む)


101 - 110 / 180