説明

アルセロールミタル・フランスにより出願された特許

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熱間圧延される際の走行する金属帯、特に鋼製の金属帯について、加圧水が供給されるノズルを有する噴霧レールを使用して水を金属帯の表面へと噴霧することによって、二次スケール除去のためのこのプロセスは、ノズルに30barを超えない低い水圧(好ましくは10bar未満であるが、4barを下回ることがない)で供給が行なわれ、スケール除去の対象の表面へと噴霧される水について、高圧での二次スケール除去の通常の知られている方法において得られる熱の作用と定量的に同様の熱の作用をもたらし、すなわち帯の表面温度を約600℃まで下げる冷却をもたらす目的で、前記ノズルが、噴霧される水によって帯の表面が冷却されることで帯から抽出される熱流束密度(HF)が、前記知られている高圧の操作において生じるそれと同様であるように調節されることを特徴とする。本発明は、圧延ミル列の仕上げ装置の上流および粗引き装置の上流など、任意の二次スケール除去に当てはまる。本発明は、スケール除去のコストの削減について、すぐに機能する回答を提供し、すなわち既存の産業装置の再構築との適合性に優れ、したがって必ずしも完全に新しい装置の再設置を必要としない。
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本発明は、800MPaより高い抵抗および10%より高い破断点伸びを有する熱間圧延鋼板に関し、熱間圧延鋼板は、重量で、0.050%≦C≦0.090%、1%<Mn≦2%、0.015%≦Al≦0.050%、0.1%≦Si≦0.3%、0.10%≦Mo≦0.40%、S≦0.010%、P≦0.025%、0.003%≦N≦0.009%、0.12%≦V≦0.22%、Ti≦0.005%、Nb≦0.020%、および、任意に、Cr≦0.45%の組成を有し、残部は、鉄および製造に起因する不可避的不純物からなり、鋼板または部品の微構造は、表面比として、少なくとも80%の上部ベイナイトを含み、任意の残部は、下部ベイナイト、マルテンサイト、残留オーステナイトからなり、マルテンサイトおよび残留オーステナイト含有量の合計は5%より低い。 (もっと読む)


本発明は、TRIP微構造を有する溶融亜鉛めっきまたは合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法に関し、上記方法は、組成が、重量で、0.01≦C≦0.22%、0.50≦Mn≦2.0%、0.2≦Si≦2.0%、0.005≦Al≦2.0%、Mo<1.0%、Cr≦1.0%、P<0.02%、Ti≦0.20%、V≦0.40%、Ni≦1.0%、Nb≦0.20%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物である鋼板を準備するステップと、雰囲気が空気および燃料を0.80から0.95の空気燃料混合比で含む直火加熱炉内で上記鋼板を酸化し、その結果、0.05から0.2μmの厚みを有する酸化鉄の層が鋼板の表面上に形成され、Siおよび/またはMnおよび/またはAlの内部酸化物が形成されるステップと、酸化鉄の層の還元を達成するために、上記酸化された鋼板を0.001から0.010μm/sの還元速度で還元するステップと、上記還元された鋼板に溶融亜鉛めっきをして、亜鉛被覆鋼板を形成するステップと、上記溶融被覆鋼板に任意に合金化処理を施して、合金化亜鉛めっき鋼板を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


本発明は、TRIP微構造を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法に関し、鋼板は、重量%で、0.01≦C≦0.22%、0.50≦Mn≦2.0%、0.5<Si≦2.0%、0.005≦Al≦2.0%、Mo<0.01%、Cr≦1.0%、P<0.02%、Ti≦0.20%、V≦0.40%、Ni≦1.0%、Nb≦0.20%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物であり、上記方法は、鋼板の表面上に酸化鉄の層を形成するとともに、Si酸化物、Mn酸化物、Al酸化物、SiおよびMnを含む複合酸化物、SiおよびAlを含む複合酸化物、AlおよびMnを含む複合酸化物、Si、MnおよびAlを含む複合酸化物からなる群から選択される少なくとも1種の酸化物の内部酸化物を形成するために、上記鋼板を酸化するステップと、酸化鉄の層を還元するために、上記酸化された鋼板を還元するステップと、上記還元された鋼板に溶融亜鉛めっきをして亜鉛系被覆鋼板を形成するステップと、上記亜鉛系被覆鋼板に合金化処理を施して合金化亜鉛めっき鋼板を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


本発明は、帯(B)を同時に締め付ける少なくとも2つのケージを備える金属製品用の圧延機の内部で帯(B)を圧延するための方法であって、帯を締め付けている圧延機の各々の下流において、移動方向を横切る線に沿った帯の横位置を表現する値を同時に割り出し、横位置と基準位置(6)との間の代数的な偏差(Δxp)を計算することと、上記代数的な偏差(Δxp)を所定のしきい値未満へと減らすために、上記帯(B)を締め付けている圧延機のケージの各々に加えるべき追加の傾きの値(Sp)を、帯の上記偏差の値(Δxp)と圧延機の支持シリンダの上記傾き(Sp)とを結び付ける関係をモデル化することによって決定されるK利得行列を上記偏差の値(Δxp)に乗算することによって、上記偏差(Δxp)に基づいて計算することと、追加の傾き(Sp)のそれぞれの設定点を、圧延機のケージの各々へと伝達することと、これらの操作を、帯(B)がもはや圧延機の最後のケージに挟持されなくなるまで、所定の時間間隔で繰り返すこととによって上記帯(B)の横位置を調節することとを含む方法に関する。本発明はまた、この方法を実現するための装置、および少なくとも1つのそのような装置を備える圧延機に関する。
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本発明は、溶融亜鉛めっきまたは合金化溶融亜鉛めっき鋼板に関し、鋼板の組成が、重量で、0.01≦C≦0.22%、0.50≦Mn≦2.0%、0.2≦Si≦3.0%、0.005≦Al≦2.0%、Mo<1.0%、Cr≦1.0%、P<0.02%、Ti≦0.20%、V≦0.40%、Ni≦1.0%、Nb≦0.20%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物であり、鋼板は、Si窒化物、Mn窒化物、Al窒化物、SiおよびMn、またはAlおよびSi、またはAlおよびMnを含む複合窒化物、またはSi、MnおよびAlを含む複合窒化物から選択される少なくとも1種の窒化物の内部窒化物の層を含み、上記鋼板は窒化鉄のさらなる外層を含まない。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1対の作業ロールと、少なくとも1つの作業ロールへと複数の加圧された冷却ジェットを噴射する少なくとも1つの冷却装置(2)とを備える金属製品用の圧延機(1)であって、冷却装置が、冷却ジェットと圧延される金属製品との間に少なくとも1つのスクレーパジェットをさらに噴射し、スクレーパジェットが、作業ロールの表面への垂線に向って凹角を取る所望の流れの方向に向けられている圧延機(1)、ならびにこの圧延機(1)を使用する圧延プロセスに関する。
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本発明は、1200MPaより大きい強度を有する冷延焼鈍鋼板に関し、その組成が、含有量を重量で表して、0.10%<C<0.25%、1%≦Mn<3%、Al>0.010%、Si<2.990%、S<0.015%、P<0.1%、N<0.008%を含み、ここで1%<Si+Al<3%であり、組成は、任意に、0.05%<V<0.15%、B<0.005%、Mo<0.25%、Cr<1.65%、ここでCr+3Mo>0.3%であり、Ti/N≧4およびTi<0.040%のような量のTiを含み、組成の残部は、鉄および精錬に由来する不可避的不純物からなり、鋼の微構造は、15から90%のベイナイトを含み、残りは、マルテンサイトおよび残留オーステナイトからなる。 (もっと読む)


本発明は、熱延フェライト板に関し、熱延フェライト板は鋼からなり、重量で、0.001<C≦0.15%、Mn≦1%、Si<1.5%、6%≦Al<10%、0.020%<Ti<0.5%、S<0.050%、P<0.1%、および、任意に、Cr<1%、Mo<1%、Ni<1%、Nb<0.1%、V≦0.2%、B≦0.010%から選択された1つ以上の元素の組成を有し、組成の残部は、Feおよび製造に由来する不可避的不純物からなり、圧延に対する横断方向に垂直な表面上で測定されたフェライトの平均粒子サイズdIVは、100μm未満である。 (もっと読む)


本発明は、所定および一定の相対割合の金属元素を含有する前もって音速まで加速された蒸気により、基材(S)に吹き付けるための蒸気ジェットコーティング装置(7)を備える真空蒸着装置(1)を用いて、少なくとも2種の金属元素を含む金属合金の層を上記基材(S)上に連続的に蒸着させることによって、基材(S)をコーティングするためのプロセスに関する。プロセスは特に、Zn−Mgコーティングを蒸着させることを対象とする。本発明はまた、上記プロセスを実施するための連続金属合金真空蒸着装置(1)にも関する。
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