説明

オーエスアイ・ファーマスーティカルズ・インコーポレーテッドにより出願された特許

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【課題】癌患者を治療するためにmTOR阻害機能を呈する新規化合物の提供。
【解決手段】式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中X1がCHで、X2、X3およびX5がNで、X4、X6およびX7がCであり、Q1は任意に置換されたインドリルであり、R3はシクロヘキサンカルボキシル酸である化合物。
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【課題】IGF−1R酵素を阻害し、癌、炎症、乾癬、アレルギー/乾癬などの過剰増殖性疾病、免疫系の疾病及び症状、中枢神経系の疾病及び症状の治療及び/又は予防に有用な化合物を提供する。
【解決手段】式(I)の化合物及び薬学的に許容される該化合物の塩。


(X、X、X、X、X、X、X、R及びQ(もっと読む)


本発明は、IGF−1Rキナーゼ阻害剤での癌患者の治療の有効性を予測するための診断および予後診断法を提供する。上皮および/又は間葉バイオマーカーの発現レベルを測定することによって腫瘍細胞が上皮間葉移行(EMT)を起こしているか否かを評価することを含む(EMTを起こしている腫瘍細胞は実質的にIGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対して感受性が低い。)、IGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対して腫瘍細胞増殖の感受性を予測するための方法が提供される。上記方法を組み込むIGF−1Rキナーゼ阻害剤により癌患者を治療するための改良法も提供される。さらに、IGF−1Rキナーゼ阻害剤に対する腫瘍の反応性を予測する新しいバイオマーカーの同定のための方法が提供される。さらに、IGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対する、EMTを起こしている腫瘍細胞の感受性を回復させる薬剤の同定のための方法も提供される。pErk、HER3およびpHERもまた、IGF−1Rキナーゼ阻害剤に対する腫瘍細胞の感受性を予測するための有効なバイオマーカーであることが示される。
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本発明は、IGF−1Rキナーゼ阻害剤での癌患者の治療の有効性を予測するための診断及び予後診断法を提供する。上皮及び/又は間葉バイオマーカーの発現レベルを測定することによって腫瘍細胞が上皮間葉移行(EMT)を起こしているか否かを評価することを含む(EMTを起こしている腫瘍細胞は実質的にIGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対して感受性が低い。)、IGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対して腫瘍細胞増殖の感受性を予測するための方法が提供される。上記方法を組み込むIGF−1Rキナーゼ阻害剤により癌患者を治療するための改良法も提供される。さらに、IGF−1Rキナーゼ阻害剤に対する腫瘍の反応性を予測する新しいバイオマーカーの同定のための方法が提供される。さらに、IGF−1Rキナーゼ阻害剤による阻害に対する、EMTを起こしている腫瘍細胞の感受性を回復させる薬剤の同定のための方法も提供される。pErk、HER3及びpHERもまた、IGF−1Rキナーゼ阻害剤に対する腫瘍細胞の感受性を予測するための有効なバイオマーカーであることが示される。 (もっと読む)


本発明は、腫瘍細胞中のpAktレベルを上昇させる抗癌剤又は治療と式(I)のIGF−1Rキナーゼ阻害剤(例えば、OSI−906)との組み合わせの治療的有効量を同時に又は順次に患者に投与することを含む、患者中の腫瘍又は腫瘍転移を治療するための方法を提供する。このような抗癌剤又は治療の例には、ドキソルビシン、シスプラチン及び電離放射線照射が含まれる。本発明は、医薬として許容される担体中に、腫瘍細胞中のpAktレベルを上昇させる抗癌剤と式(I)のIGF−1Rキナーゼ阻害剤を含む医薬組成物も提供する。本発明は、腫瘍細胞中のpAktレベルを上昇させる抗癌剤又は治療とIGF−1Rキナーゼ阻害剤の組み合わせを用いた治療に対して最も好ましく応答する腫瘍細胞を同定する方法も提供する。
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本発明は、腫瘍細胞中のpAktレベルを上昇させる抗癌剤又は治療とmTORC1及びmTORC2キナーゼの両方に結合し、これらを直接阻害するmTOR阻害剤との組み合わせの治療的有効量を同時に又は順次に患者に投与することを含む、患者中の腫瘍又は腫瘍転移を治療するための方法を提供する。このような抗癌剤又は治療の例には、ドキソルビシン、シスプラチン又はイオン化放射線照射が含まれる。本発明は、医薬として許容される担体中に、腫瘍細胞中のpAktレベルを上昇させる抗癌剤又は治療及びmTORC1及びmTORC2キナーゼの両方に結合し、これらを直接阻害するmTOR阻害剤を含む医薬組成物も提供する。本発明は、抗癌剤メルファラン又は5−FUとmTORC1及びmTORC2キナーゼの両方に結合し、これらを直接阻害するmTOR阻害剤との組み合わせの治療的有効量を同時に又は順次に患者に投与することを含む、患者中の腫瘍又は腫瘍転移を治療するための方法も提供する。
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本発明は、EGFRキナーゼ阻害剤による癌患者の治療効果を予測するための診断および予後診断方法を提供する。方法は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫瘍細胞増殖の感受性を予測するために提供され、上皮および/または間葉バイオマーカーの発現レベルを測定することにより、腫瘍細胞が上皮間葉転換(EMT)を行なうかどうかを評価するステップを含み、EMTを行った腫瘍細胞は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する感受性が実質的には低い。上記の方法を取り入れるEGFRキナーゼ阻害剤を用いた癌患者を治療するための改善した方法も提供する。さらに、該方法は、EGFRキナーゼ阻害剤に対する腫瘍の反応性を予測する新規のバイオマーカーを同定するために提供する。さらになお、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対するEMTを行った腫瘍細胞の感受性を回復させる薬剤を同定するための方法も提供する。 (もっと読む)


本発明は、EGFRキナーゼ、PDGFRキナーゼ、またはFGFRキナーゼ阻害剤による癌患者の治療効果を予測するための診断および予後診断方法を提供する。EMTが生じた後、腫瘍細胞は、間葉状であるが、依然として、上皮および間葉細胞の両方の特徴を発現し、このような細胞が、受容体タンパク質チロシンキナーゼ阻害剤による阻害に対する感受性を変化させた、という驚くべき発見に基づいて、それらは、EGFRキナーゼ阻害剤に対して比較的感受性が無くなってきたが、しばしば、PDGFRまたはFGFR等の他の受容体タンパク質チロシンキナーゼ阻害剤に対する感受性を得たという点において、諸方法を、このような「ハイブリッド」腫瘍細胞を同定する(例えば、ビメンチンおよび上皮ケラチンの共発現の決定)、ひいては、EGFRキナーゼ、PDGFRキナーゼ、またはFGFRキナーゼ阻害剤に対する腫瘍の考えられる感受性を予測する、特異的上皮および間葉バイオマーカーのレベルを決定するために発明した。このような方法を取り入れるEGFR、PDGFR、またはFGFRキナーゼ阻害剤を用いて癌患者を治療するための改善した方法も提供する。
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本発明は、mTOR阻害剤が使用されることを特徴とする、EGFRキナーゼ阻害剤との併用による、NSCL、膵臓、結腸、または乳癌腫瘍、あるいは腫瘍転移の治療を目的とした薬剤を製造するための方法であって、該阻害剤は、その他の抗癌剤または放射線治療などのさらなる薬剤の投与もしくは治療との併用、あるいは非併用により、同時または連続投与のいずれかを目的とする、方法を提供する。また本発明は、mTORC1およびnTORC2キナーゼの両方に結合し、直接阻害するmTOR阻害剤が使用されることを特徴とする、EGFRキナーゼ阻害剤との併用によって、患者における腫瘍または腫瘍転移の治療を目的とした薬剤を製造するための方法であって、該阻害剤は、その他の抗癌剤または放射線治療などのさらなる薬剤の投与または治療との併用、あるいは非併用により、同時または連続投与のいずれかを目的とする、方法も提供する。また本発明は、薬学的に許容される担体中に、EGFRキナーゼ阻害剤、およびmTORC1ならびにmTORC2キナーゼの両方に結合し、直接阻害するmTOR阻害剤を含む、医薬組成物も提供する。本発明の方法の実践に使用可能なEGRFキナーゼ阻害剤の、望ましい実施形態は、化合物エルロチニブHC1(また、TARCEVA(登録商標)としても知られる)である。
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式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩は、mTORの阻害剤であり、癌治療において有用である。

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