説明

上皮増殖因子受容体キナーゼ阻害剤に対する抗癌反応を予測する生物学的マーカー

本発明は、EGFRキナーゼ阻害剤による癌患者の治療効果を予測するための診断および予後診断方法を提供する。方法は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫瘍細胞増殖の感受性を予測するために提供され、上皮および/または間葉バイオマーカーの発現レベルを測定することにより、腫瘍細胞が上皮間葉転換(EMT)を行なうかどうかを評価するステップを含み、EMTを行った腫瘍細胞は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する感受性が実質的には低い。上記の方法を取り入れるEGFRキナーゼ阻害剤を用いた癌患者を治療するための改善した方法も提供する。さらに、該方法は、EGFRキナーゼ阻害剤に対する腫瘍の反応性を予測する新規のバイオマーカーを同定するために提供する。さらになお、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対するEMTを行った腫瘍細胞の感受性を回復させる薬剤を同定するための方法も提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
癌患者が、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に有効に反応する腫瘍に罹患しているかどうかを予測する方法であって、
腫瘍の細胞が発現した上皮バイオマーカーのレベルを評価するステップと、前記腫瘍が、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に有効に反応するかどうかを予測するステップと、を含み、腫瘍細胞上皮バイオマーカーの高い発現レベルは、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に有効に反応する腫瘍と相関し、前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化P−カドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ−1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン−2、伸長因子1−デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2−関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ、HSP90アルファ、HSP70.1、eIF3p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン−3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼEBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマ−シヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)−2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ−2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDP−グルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、およびリン酸化SHC1から選択される、方法。
【請求項2】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項1の方法。
【請求項3】
癌患者が、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に有効に反応する腫瘍に罹患しているかどうかを予測する方法であって、腫瘍の細胞によって発現された間葉バイオマーカーのレベルを評価するステップと、前記腫瘍が、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に有効に反応するかどうかを予測するステップと、を含み、腫瘍細胞間葉バイオマーカーの高い発現レベルは、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療にあまり有効に反応しない腫瘍と相関し、前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシル−CoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイル−CoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRJP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45 kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸輸送体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/ACAリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼ−tRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF、Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、およびSHC1から選択される、方法。
【請求項4】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項3の方法。
【請求項5】
EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するための方法であって、腫瘍細胞が発現した上皮バイオマーカーのレベルを評価するステップと、腫瘍細胞が発現した間葉バイオマーカーのレベルを評価するステップと、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、を含み、間葉バイオマーカー発現レベルに対する上皮バイオマーカー発現レベルの高い割合は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する高い感受性と相関し、
前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化Pカドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ、HSP 90アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LEMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23 A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマシヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDPグルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキン、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、リン酸化SHC1、Eカドヘリン、Brk、γカテニン、α1カテニン、α2カテニン、α3カテニン、ケラチン8、ケラチン18、コネキシン31、プラコフィリン3、ストラチフィン1、ラミニンアルファ5、およびST14から選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシル−CoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイル−CoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.Z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRIP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L−乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸−結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化N−アセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/ACAリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼtRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチル−CoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZEP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、およびSHC1から選択され、
または代替的に、前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化Pカドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ−1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1−デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2−関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ、HSP 90アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、ヒテグリン(hitegrin)アルファ6、ヒテグリン(hitegrin)ベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン−3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC−結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン−2、リン酸化プラコフィリン−3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸−誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23 A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマ−シヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDPグルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、およびリン酸化SHC1から選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシルCoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイルCoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRIP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/ACAリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼ−tRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、SHC1、ビメンチン、フィブロネクチン、フィブリリン1、フィブリリン2、コラーゲンアルファ2(IV)、コラーゲンアルファ2(V)、LOXL1、ニドゲン、C11orf9、テネイシン、Nカドヘリン、胚性EDBフィブロネクチン、チューブリンアルファ3、およびエピモルフィンから選択される、方法。
【請求項6】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項5の方法。
【請求項7】
EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するための方法であって、 腫瘍細胞が発現した上皮バイオマーカーのレベルを評価するステップと、腫瘍細胞が発現した間葉バイオマーカーのレベルを評価するステップと、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、を含み、間葉バイオマーカー発現レベルに対する上皮バイオマーカー発現レベルの高い割合は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する高い感受性と相関し、
前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化Pカドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ、HSP90−アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン−4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23 A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマシヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDPグルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、リン酸化SHC1、Eカドヘリン、Brk、γカテニン、α1カテニン、α2カテニン、α3カテニン、ケラチン8、ケラチン18、コネキシン31、プラコフィリン3、ストラチフィン1、ラミニンアルファ5、ST14、SERC A2、CD44抗原、ERO1−Lアルファ、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ、リン酸化GPCR RAIG−3、ジヒドロリポイルリジンスクシニルトランスフェラーゼ、ペルオキシレドキシン2、レティキュロカルビン1、リン酸化40Sリボソームタンパク質S15(RIGタンパク質)、および腫瘍タンパク質D54から選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシルCoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイル−CoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRJP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/AC Aリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼ−tRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、SHC1、リン酸化アルファインターネキシン、レチナールデヒドロゲナーゼ1、脂肪族アルデヒドデヒドロゲナーゼ、アスパラギンシンセターゼ、酸可溶性脳タンパク質1、リン酸化カベオリン1、リン酸化ARF、GTPase活性化タンパク質、マゴナシタンパク質ホモログ2、リン酸化ERK−2、リン酸化p38アルファ、ヌクレオシド二リン酸キナーゼB、NAD(P)Hデヒドロゲナーゼ、リン酸化PDGF−R−アルファ、リン酸化プロゲステロン誘導性ブロック因子1、ピリン、プロフィリン1、リン酸化チロシンキナーゼタンパク質ホスファターゼSHP−2、リン酸化TAF(II)68、STAT3、アスパラギニルtRNAシンセターゼ、チオレドキシンレダクターゼ1、UDP−Nアセチルヘキソサミンピロホスホリラーゼ、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ、およびジキシンから選択され、
または代替的に、前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化P−カドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ、HSP 90アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマシヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDP−グルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、リン酸化SHC1、SERCA2、CD44抗原、ERO1−Lアルファ、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ、リン酸化GPCR RAIG−3、ジヒドロリポイルリジンスクシニルトランスフェラーゼ、ペルオキシレドキシン2、レティキュロカルビン1、リン酸化4OSリボソームタンパク質S15(RIGタンパク質)、および腫瘍タンパク質D54から選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシルCoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイルCoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRIP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/ACAリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼtRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、SHC1、ビメンチン、フィブロネクチン、フィブリリン1、フィブリリン2、コラーゲンアルファ2(IV)、コラーゲンアルファ2(V)、LOXL1、ニドゲン、C11orf9、テネイシン、Nカドヘリン、胚性EDBフィブロネクチン、チューブリンアルファ3、エピモルフィン、リン酸化アルファインターネキシン、レチナールデヒドロゲナーゼ1、脂肪族アルデヒドデヒドロゲナーゼ、アスパラギンシンセターゼ、酸可溶性脳タンパク質1、リン酸化カベオリン1、リン酸化ARF、GTPase活性化タンパク質、マゴナシタンパク質ホモログ2、リン酸化ERK−2、リン酸化p38アルファ、ヌクレオシド二リン酸キナーゼB、NAD(P)Hデヒドロゲナーゼ、リン酸化PDGF−Rアルファ、リン酸化プロゲステロン誘導性ブロック因子1、ピリン、プロフィリン1、リン酸化チロシンキナーゼタンパク質ホスファターゼSHP−2、リン酸化TAF(II)68、STAT3、アスパラギニルtRNAシンセターゼ、チオレドキシンレダクターゼ1、UDP−Nアセチルヘキソサミンピロホスホリラーゼ、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ、およびジキシンから選択される、方法。
【請求項8】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項7の方法。
【請求項9】
EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するための方法であって、腫瘍細胞が発現した上皮バイオマーカーのレベルを評価するステップと、腫瘍細胞が発現した間葉バイオマーカーのレベルを評価するステップと、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、を含み、間葉バイオマーカー発現レベルに対する上皮バイオマーカー発現レベルの高い割合は、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する高い感受性と相関し、
前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化P−カドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER).、フィラミンB、リン酸化GRB2関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ、HSP 90アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、eIF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマシヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2N、UDPグルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、リン酸化SHC1、Eカドヘリン、Brk、γカテニン、α1カテニン、α2カテニン、α3カテニン、ケラチン8、ケラチン18、コネキシン31、プラコフィリン3、ストラチフィン1、ラミニンアルファ5、ST14、14−3−3ベータ/アルファ、リン酸化Rho GEF−7(p85COOL−1)、酸可溶性脳タンパク質1、リン酸化カベオリン1、フィラミンA、リン酸化p38アルファ、ヌクレオシド二リン酸キナーゼB、リン酸化パキシリン、リン酸化チロシンキナーゼタンパク質ホスファターゼSHP−2、C−ret、STAT3、アスパラギニルtRNAシンセターゼ、およびユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼから選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシルCoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイルCoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRIP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eEF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンA/C、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/AC Aリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼ−tRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、SHC1、酸性ロイシンが豊富な核リン酸化タンパク質32B、CD44抗原、カルシウム結合アララー(Aralar)2、2,4−ジエノイル−CoAレダクターゼ、電子伝達フラビンタンパク質、脂肪酸結合タンパク質(E−FABP)、RNA結合タンパク質FUS、Kグルタミナーゼ、ミトコンドリアクレアチンキナーゼ、リン酸化ロイパキシン、ミリストイル化アラニンが豊富なCキナーゼ基質、Ras関連タンパク質Rab−2A、Ras関連タンパク質Rab−7、Ras関連タンパク質Rap−1b、リン酸化C−ret、およびSTAT3から選択され、
または代替的に、前記上皮バイオマーカーは、リン酸化14−3−3エプシロン、14−3−3ガンマ(KCIP−1)、14−3−3シグマ(ストラチフィン)、14−3−3ゼータ/デルタ、リン酸化セリン/トレオニンホスファターゼ2A、4F2hc(CD98抗原)、アデニンヌクレオチド輸送体2、アネキシンA3、ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化インスリン受容体基質p53/p54、バシジン(CD147抗原)、リン酸化CRK結合基質(p130Cas)、Bcl−X、リン酸化Pカドヘリン、リン酸化カルモジュリン(CaM)、カルパイン2触媒サブユニット、カテプシンD、コフィリン1、カルパイン小サブユニット1、カテニンベータ1、カテニンデルタ1(p120カテニン)、シスタチンB、リン酸化DAZ結合タンパク質1、カルボニルレダクターゼ[NADPH]、Diaphanous関連ホルミン1(DRF1)、デスモグレイン2、伸長因子1デルタ、リン酸化p185erbB2、エズリン(p81)、リン酸化焦点接着キナーゼ1、リン酸化p94−FER(c−FER)、フィラミンB、リン酸化GRB2関連結合タンパク質1、Rho−GDIアルファ、リン酸化GRB2、GRP78、グルタチオンSトランスフェラーゼP、3ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ、HSP90アルファ、HSP70.1、eIF3 p110、etF−4E、白血球エラスターゼ阻害剤、インポーチン4、インテグリンアルファ6、インテグリンベータ4、リン酸化サイトケラチン17、サイトケラチン19、サイトケラチン7、カゼインキナーゼI、アルファ、タンパク質キナーゼC、デルタ、ピルビン酸キナーゼ、アイソザイムM1/M2、リン酸化エルビン、LIMおよびSH3ドメインタンパク質1(LASP−1)、4F21c(CD98軽鎖)、L乳酸脱水素酵素A鎖、ガレクチン3、ガレクチン3結合タンパク質、リン酸化LIN−7ホモログC、MAP(APC結合タンパク質EB1)、マスピン前駆体(プロテアーゼ阻害剤5)、リン酸化Metチロシンキナーゼ(HGF受容体)、混合系譜白血病タンパク質2、モノカルボン酸輸送体4、リン酸化C−Myc結合タンパク質(AMY−1)、ミオシン9、ミオシン軽鎖ポリペプチド6、ニコチンアミドリン酸化リボシルトランスフェラーゼ、ニバン(Niban)様タンパク質(Meg−3)、オルニチンアミノトランスフェラーゼ、リン酸化オクルディン、ユビキチンチオエステラーゼ、PAFアセチルヒドロラーゼIBベータサブユニット、リン酸化分配欠損3(PAR−3)、リン酸化プログラム細胞死6結合タンパク質、リン酸化プログラム細胞死タンパク質6、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ、リン酸化プラコフィリン2、リン酸化プラコフィリン3、タンパク質ホスファターゼ1、ペルオキシレドキシン5、プロテアソーム活性化複合サブユニット1、プロチモシンアルファ、レチノイン酸誘導タンパク質3、リン酸化DNA修復タンパク質REV1、リボヌクレアーゼ阻害剤、RuvB様1、S−100P、S−100L、カルサイクリン、S100C、リン酸化Sec23 A、リン酸化Sec23B、リソソーム膜タンパク質II(LIMP II)、p60−Src、リン酸化アンプラキシン(Amplaxin)(EMS1)、SLP−2、ガンマシヌクレイン、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー1、腫瘍カルシウムシグナルトランスデューサー2、トランスゲリン(Transgelin)2、トランスアルドラーゼ、チューブリンベータ2鎖、翻訳制御された腫瘍タンパク質(TCTP)、組織トランスグルタミナーゼ、膜貫通タンパク質Tmp21、ユビキチン複合酵素E2 N、UDPグルコシルトランスフェラーゼ1、リン酸化p61−Yes、リン酸化タイトジャンクションタンパク質ZO−1、AHNAK(デスモヨキン)、リン酸化ATPシンターゼベータ鎖、リン酸化ATPシンターゼデルタ、低温ショックドメインタンパク質E1、デスモプラーキンIII、プレクチン1、リン酸化ネクチン2(CD112抗原)、リン酸化p185−Ron、リン酸化SHC1、14−3−3ベータ/アルファ、リン酸化Rho GEF−7(P85COOL−1)、酸可溶性脳タンパク質1、リン酸化カベオリン1、フィラミンA、リン酸化p38アルファ、ヌクレオシド二リン酸キナーゼB、リン酸化パキシリン、リン酸化チロシンキナーゼタンパク質ホスファターゼSHP−2、C−ret、STAT3、アスパラギニル−tRNAシンセターゼ、およびユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼから選択され、
前記間葉バイオマーカーは、MHCクラスI抗原A*1、アシルCoAデサチュラーゼ、LANP様タンパク質(LANP−L)、アネキシンA6、ATPシンターゼガンマ鎖、BAGファミリー分子シャペロンレギュレータ2、リン酸化水疱性類天疱瘡抗原、リン酸化タンパク質Clorf77、CDK1(cdc2)、リン酸化クラスリン重鎖1、コンデンシン複合体サブユニット1、3,2−trans−エノイルCoAイソメラーゼ、DEAHボックスタンパク質9、未発達ホモログのリン酸化エンハンサ、リン酸化フィブリラリン、GAPDH筋肉、GAPDH肝臓、シナプス糖タンパク質SC2、リン酸化ヒストンH1.0、リン酸化ヒストンH1.2、リン酸化ヒストンH1.3、リン酸化ヒストンH1.4、リン酸化ヒストンH1.5、リン酸化ヒストンH1x、リン酸化ヒストンH2AFX、リン酸化ヒストンH2A.o、リン酸化ヒストンH2A.q、リン酸化ヒストンH2A.Z、リン酸化ヒストンH2B.j、リン酸化ヒストンH2B.r、リン酸化ヒストンH4、リン酸化HMG−17様3、リン酸化HMG−14、リン酸化HMG−17、リン酸化HMGI−C、リン酸化HMG−I/HMG−Y、リン酸化甲状腺受容体相互作用タンパク質7(TRIP7)、リン酸化hnRNP H3、hnRNP C1/C2、hnRNP F、リン酸化hnRNP G、eIF−5A、NFAT 45kDa、インポーチンベータ3、cAMP依存性PK1a、ラミンB1、ラミンAJC、リン酸化ラミニンアルファ3鎖、L乳酸デヒドロゲナーゼB鎖、ガレクチン1、リン酸化Fezl、ヒアルロン酸結合タンパク質1、リン酸化微小管アクチン架橋因子1、メラノーマ関連抗原4、マトリン3、リン酸担体タンパク質、ミオシン10、リン酸化Nアセチルノイラミン酸シチジリルトランスフェラーゼ、リン酸化NHP2様タンパク質1、H/ACAリボ核タンパク質サブユニット1、核小体リン酸化タンパク質p130、リン酸化RNA結合タンパク質Nova2、ヌクレオホスミン(NPM)、NADHユビキノンオキシドレダクターゼ39kDaサブユニット、リン酸化ポリアデニル酸結合タンパク質2、プロヒビチン、プロヒビチン2、スプライシング因子Prp8、ポリピリミジントラクト結合タンパク質1、パラチモシン、Rab−2A、リン酸化RNA結合タンパク質Raly、推定RNA結合タンパク質3、リン酸化60Sリボソームタンパク質L23、hnRNP A0、hnRNP A2/B1、hnRNP A/B、U2核内低分子リボ核タンパク質B、リン酸化リアノジン受容体3、リン酸化スプライシング因子3Aサブユニット2、snRNPコアタンパク質D3、ネスプリン1、チロシンキナーゼ−tRNAリガーゼ、リン酸化タンキラーゼ1−BP、チューブリンベータ3、アセチルCoAアセチルトランスフェラーゼ、リン酸化bZIP増強因子BEF(Aly/REF;Tho4)、ユビキチン、ユビキチンカルボキシル末端ヒドロラーゼ5、ユビキノールシトクロムcレダクターゼ、液胞タンパク質の選別16、リン酸化亜鉛フィンガータンパク質64、リン酸化AHNAK(デスモヨキン)、ATPシンターゼベータ鎖、ATPシンターゼデルタ鎖、リン酸化低温ショックドメインタンパク質E1、リン酸化プレクチン1、ネクチン2(CD112抗原)、p185−Ron、SHC1、ビメンチン、フィブロネクチン、フィブリリン1、フィブリリン2、コラーゲンアルファ2(IV)、コラーゲンアルファ2(V)、LOXL1、ニドゲン、C11orf9、テネイシン、Nカドヘリン、胚性EDBフィブロネクチン、チューブリンアルファ3、エピモルフィン、酸性ロイシンが豊富な核リン酸化タンパク質32B、CD44抗原、カルシウム結合アララー(Aralar)2、2,4−ジエノイルCoAレダクターゼ、電子伝達フラビンタンパク質、脂肪酸結合タンパク質(E−FABP)、RNA結合タンパク質FUS、Kグルタミナーゼ、ミトコンドリアクレアチンキナーゼ、リン酸化ロイパキシン、ミリストイル化アラニンが豊富なCキナーゼ基質、Ras関連タンパク質Rab−2A、Ras関連タンパク質Rab−7、Ras関連タンパク質Rap−1b、リン酸化C−ret、およびSTAT3から選択される、方法。 本方法の一実施形態において、EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む。
【請求項10】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項9の方法。
【請求項11】
患者における腫瘍または腫瘍転移を治療するための方法であって、請求項1の方法を使用することによって、EGFRキナーゼ阻害剤に対する患者の考えられる反応性を診断して、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、前記患者を、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に対して有効な反応を示す可能性が高い患者として特定するステップと、前記患者に治療有効量のEGFRキナーゼ阻害剤を投与するステップと、を含む、方法。
【請求項12】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項11の方法。
【請求項13】
患者における腫瘍または腫瘍転移を治療するための方法であって、請求項3の方法を使用することによって、EGFRキナーゼ阻害剤に対する患者の考えられる反応性を診断して、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、前記患者を、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に対して有効な反応を示す可能性が高い患者として特定するステップと、前記患者に治療有効量のEGFRキナーゼ阻害剤を投与するステップと、を含む、方法。
【請求項14】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項13の方法。
【請求項15】
患者における腫瘍または腫瘍転移を治療するための方法であって、請求項5の方法を使用することによって、EGFRキナーゼ阻害剤に対する患者の考えられる反応性を診断して、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害への腫瘍細胞増殖の感受性を予測するステップと、前記患者を、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療に対して有効な反応を示す可能性が高い患者として特定するステップと、前記患者に治療有効量のEGFRキナーゼ阻害剤を投与するステップと、を含む、方法。
【請求項16】
EGFRキナーゼ阻害剤は、エルロチニブを含む、請求項15の方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図7F】
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【図7G】
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【図7H】
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【図7I】
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【図7J】
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【図7K】
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【図7L】
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【図7M】
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【図7N】
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【図7O】
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【図7P】
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【図7Q】
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【図7R】
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【図7S】
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【図7T】
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【図7U】
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【図7V】
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【公表番号】特表2010−527232(P2010−527232A)
【公表日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503089(P2010−503089)
【出願日】平成20年4月14日(2008.4.14)
【国際出願番号】PCT/US2008/004818
【国際公開番号】WO2008/127718
【国際公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(506330575)オーエスアイ・ファーマスーティカルズ・インコーポレーテッド (25)
【Fターム(参考)】