説明

株式会社三木地盤環境工学研究所により出願された特許

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【課題】自然な植物片を難腐朽材または絶腐朽材とすることにより、土中での耐腐朽性を維持し、もって軽量盛土工法等に好適な複合軽量土の造成方法を提供する。
【解決手段】原位置土をトレンチャー式の撹拌混合機にて掘削しながら、その原位置土とアルカリ性の添加材であるセメント系の固化材および木質片の三者を下記(ア),(イ)の条件のもとで撹拌混合する。結果として、三者混合後の水素イオン指数がpH8以上、望ましくはpH10以上のアルカリ性の複合軽量土を造成する。(ア)土の重量をρtとし、植物片の重量をρwとしたとき、両者の混合割合がρw=0.02〜0.3×ρtであること。(イ)土の体積1m3当たりの添加材の混合割合が少なくとも50kg以上であること。 (もっと読む)


【課題】地盤土の拘束効果を予め適切に評価して、合理的な改良体の形状や配置を決定した上で当該改良体を構築するようにして、低コスト化を図る。
【解決手段】地盤が荷重を受けて変形しようとする際にその変形を拘束するような改良体1の配置をもって地盤中に改良体を構築する地盤改良工法である。盛土構築などの改良地盤の応力が増加する場合に、改良体1の形状および配置によって異なる地盤変形の拘束効果を有限要素法により地盤土の応力の変化分として予め求める。さらに、この応力の変化分に基づいて、当該応力の変化によって生じる地盤土の強度または剛性の変化分を求める。この変化分が増加傾向となる改良体の形状および配置を決定した上で、当該改良体を構築する。 (もっと読む)


【課題】土構造物の強度や靱性を十分に向上させることができる改質土を提供する。
【解決手段】改質土は、盛土4など土構造物5用の土13と、セメント14と、木材17を原料としてそれぞれが細長く延びるよう形成された木質細長片15とを含有する。木質細長片15の平均的な寸法を、断面積Sが0.01〜10.0mm、長さLが1〜30mmとする。土13に対するセメント14の含有量を30〜150kg/mとし、土13に対する木質細長片15の含有量を体積比で0.1〜20%とする。木材17を粗砕機21により破砕して、木質細長片15が、その木質繊維に沿って細長く延びる形状となるようにする。 (もっと読む)


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