説明

国際石油開発帝石株式会社により出願された特許

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【課題】フィッシャー・トロプシュ合成スラリーに含まれる残留金属粒子を磁気分離により残留金属粒子を除去するに際し、該残留金属粒子は酸化状態では磁性が弱くなる可能性がある。
【解決手段】磁気分離工程の前処理として、水素処理工程を別個に設けて、金属粒子を還元状態とし、かくして磁気分離工程の磁気分離効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成粗油に含まれる磁性粒子の濃度を低減することで、磁気分離工程の洗浄効率の低下を抑制し、磁性粒子の分離効率を高めた、フィッシャー・トロプシュ合成粗油の製造方法を提供する。
【解決手段】反応器10で合成されたFT合成粗油は、磁気分離工程の前処理として別個に設けられた液固分離器20による液固分離手段で、触媒粒子等の固形分と、液体炭化水素を含んだ液体分とに分離して、続いて高勾配磁気分離器30で、液固分離器20で分離できなかった触媒粒子を含む液体分を磁気分離手段で触媒粒子等の固形分と液体炭化水素を含んだ液体分とに磁気分離する。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成法により得られる合成油(FT合成油)からのワックス留分を水素化分解するのに、短時間で、簡便に分解率を算出する方法と、さらに、該算出した分解率で前記水素化分解の進行度を制御する方法を提供する。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成油を中間留分とワックス留分に分留し、次いで、該ワックス留分を水素化分解して、得られた水素化分解油のガス分中の所定炭化水素組成を測定し、所定炭化水素組成から前記水素化分解反応の分解率を算出し、算出した分解率が目標の分解率となるように水素化分解反応器の運転条件を制御する。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成のスラリーから高活性な触媒粒子を、選択的に分離して、反応器にリサイクルさせる。
【解決手段】スラリー中に含まれる触媒を2段階で磁気分離し、第1の高勾配磁気分離工程により高い磁性の粒子を分離して、これは高活性であるので反応器にリサイクルし、第2の磁気分離では、低い磁性の粒子を分離して、これは系外に排出して、高活性な残留触媒を選択的にリサイクル可能となる。 (もっと読む)


【課題】FT合成粗油に含まれる残留触媒を回収、再使用するとともに、残留触媒を低減した合成油を取得するが、この触媒は微粉化しているので、合成の反応性状等に悪影響がある。
【解決手段】磁気分離工程を2段階分離工程とし、第1の液固分離工程で粒径の大きな触媒を回収、再使用し、第2の液固分離工程では微粉化した残留触媒を分離して、系外に排出し、かくして残留触媒が低減されたFT合成油が取得される。 (もっと読む)


【課題】FT合成粗油に含まれるワックス分は、これを分解してより軽質分として燃料油得率を向上させるのが有利であるが、FT合成粗油に含まれる磁性粒子がワックス分に濃縮され、ワックス分の水素化分解反応等に影響を及ぼす可能性がある。
【解決手段】ワックス留分に含まれる磁性粒子を高勾配磁気分離機により処理温度100〜450℃で分離除去する。 (もっと読む)


【課題】 水素分離工程からのオフガスを、再度、プロセス中に取り込んで原料として再利用し、原料原単位を上げることのできる新規な合成ガスの製造方法を提供する。
【解決手段】 合成ガス製造工程で製造される合成ガスを、フィッシャー・トロプシュ油製造工程に入る前の段階で一部分岐させて分岐ラインを形成し、当該分岐ラインが水素分離工程に至る前に、合成ガスを水性ガスシフト反応により水素濃度を高めるシフト工程を設け、シフト工程の後工程として設置される水素分離工程において分離された残存ガス(オフガス)を、合成ガス製造用原料として、前記合成ガス製造工程に循環使用するように構成する。 (もっと読む)


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