説明

大同メタル工業株式会社により出願された特許

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【課題】枯渇潤滑下においても優れた非焼付性を呈する摺動部材を提供する。
【解決手段】基材表面に、摺動表面を有する被覆層を付着させた構成の摺動部材を前提に、被覆層は、樹脂バインダーが含まれず、固体潤滑剤板状結晶粒子が積層されており、その固体潤滑剤板状結晶粒子は、(00l)面が平行に積み重なった層状結晶構造をもち、少なくとも摺動表面では、固体潤滑剤板状結晶粒子の(00l)面の配向指数が90%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金からなる軸受合金層上に被覆層として樹脂コーティング層を形成したすべり軸受において、軸受合金層に対する樹脂コーティング層の接着強度を高くする。
【解決手段】アルミニウム合金からなる軸受合金層を設けてなるすべり軸受において、前記軸受合金層を構成する前記アルミニウム合金にSnを含まず、またはSn量を2質量%以下とし、前記軸受合金層上に、固体潤滑剤と樹脂バインダーからなる樹脂コーディング層を形成する。 (もっと読む)


【課題】 インサート成形時における被覆樹脂の強度の均一化を図ることができる樹脂被覆ベアリングの成形方法を提供する。
【解決手段】 成形型50のディスク空間部53のほぼ中央に向かって上型52に形成されるスプール部55から溶融樹脂を射出したときにピンゲート56からディスク空間部53に溶融樹脂が導かれた後フィルムゲート部54を介してキャビティ57に溶融樹脂が充填されるので、外輪25に被膜される樹脂部材においてウェルド部がなくなって被膜部材40の樹脂強度の均一化を図ることができ、高負荷時においても被膜部材40の割れの発生を抑制することができる。また、ディスク部53の全周縁に形成されるフィルムゲート部41が下型51と上型52とから形成されているので、両型51,52から樹脂被覆ベアリングを取り出してディスク空間部53のランナー42を切断処理するだけの後加工で済むという利点がある。 (もっと読む)


【課題】 耐疲労性を維持しながら非焼付性に優れた摺動材料を提供する。
【解決手段】 基材とこの基材上に形成された被覆層とを有する摺動材料において、前記被覆層は、互いに相分離する2種以上の金属成分を含み、前記相分離する2種以上の金属成分のうち硬度において差のある少なくとも2種の金属成分からなる合金粒子10と、この合金粒子10を構成する前記少なくとも2種の金属成分のうち最も硬質の金属成分ではない金属成分からなる軟質金属粒子4とが共に存在する組織となっており、前記合金粒子10は、前記最も硬質の金属成分ではない金属成分からなる分散相8が当該合金粒子10中に分散して存在していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐疲労性を維持しつつ、摩擦係数が低く、非焼付性に優れた内燃機関用すべり軸受を提供する。
【解決手段】 摺動層6に固体潤滑剤が含有された潤滑表層5を有し、その潤滑表層5は、固体潤滑剤に含まれる元素を当該潤滑表層内の最大濃度で5質量%以上含有し、且つ当該潤滑表層5の表面に少なくとも一次粒子が複数集合して構成される固体潤滑剤の粒子4が存在し、その固体潤滑剤の粒子4の長辺が潤滑表層5の表面視野で20μm以上100μm未満の大きさである固体潤滑剤集合粒子が存在することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 工作物の加工中に供給される霧化した加工液の流量を測定することにより、工作物に適切な流量の霧化した加工液を供給して加工の安定性,加工速度及び精度の向上,工具の長寿命化を図るセミドライ加工システムを提供する。
【解決手段】 加工液を霧化する霧化装置3と、霧化した加工液54を工作物に搬送する搬送路5と、霧化した加工液54の流量を計測すると共に計測した流量を示す流量データ信号を出力するフォグ流量計2と、流量データ信号が入力されると共に加工液を霧化するための情報を霧化データ信号として霧化装置3へ出力する制御装置4と、から構成され、制御装置4は、流量データ信号に基づいて霧化データ信号を霧化装置3へ出力することにより、流量データ信号が示す流量が予め設定された流量となるように霧化装置3を駆動制御するため、霧化された加工液54の流量を一定に保つことができ、潤滑や熱の冷却を十分に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】電極密度を向上させることができると共に電気特性の向上が図れる二次電池用電源を提供する。
【解決手段】集電体の表面に積層される電極用シート材を、主成分である粉末状の正極又は負極活物質と微細粉末状の導電材とに含フッ素重合体樹脂を添加して混合、混練した混合物であってフルイによって選別した混合物粒子に液状潤滑剤を添加することにより作製される混合物を予備成形することによりシート状成形体を作成し、そのシート状成形体をさらに一軸又は多軸方向に延伸処理することにより、集電体に積層する前段階で電極用シート材を所望の厚さとすることができ、集電体である金属箔にシワやうねり等のダメージが発生することがなく、積層体である電極をセパレータと共に二次電池のケース内に積層する際に、電極とセパレータとの密着性を確保し、電気抵抗等の電気特性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 シート状の電気二重層コンデンサ用分極性電極を製造する際に、工程数を減らすことができると共に使用する装置も減らすことができ、ひいてはコストを低減化できるようにする。
【解決手段】 電極を製造するための原料を混合、混練する際に、混合混練機11を用いる。容器12内で撹拌子13を自転及び公転させると、その撹拌子13の自転及び公転により原料A1が容器12内全体に分散されるようになって、極力均一に混合されると共に、混合された原料A1が撹拌子13と容器12との間ですり潰すようにして混練されるようになる。従って、混合混練機11の容器12内で混合と混練を一括して行なうことができるため、混合と混練を別々に行う場合とは違い、工程数を少なくできると共に、混合混練機1台で混合と混練の工程を行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】 Ni基合金またはFe基合金からなるマトリックス中にCo基金属間化合物からなる硬質粒子を分散して構成される高温用摺動合金において、摩耗特性を改善する。
【解決手段】 硬質粒子の含有量を、高温用摺動合金全体に対する質量比で1〜35%とし、粒径45〜65μmの硬質粒子が硬質粒子全体に対する質量比で20%以上を占めるようにする。粒径が小さいと、焼結時の高温(通常、1200℃程度)に晒された場合、硬質粒子がマトリックスとの相互拡散により軟化してしまい、耐摩耗性の低下を招く。また、硬質粒径が大きいと、硬質粒子がマトリックス中へ均一に分散し難くなる共に、脱落し易くなり、摩耗量が増加する。しかしながら、粒径45〜65μmの硬質粒子が硬質粒子全体に対する質量比で20%以上あれば、それよりも小さいサイズの硬質粒子の軟化や、それよりも大きいサイズの硬質粒子の均一分散性難という事情があっても、結果的に摩耗量が減少し、摩擦特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 油溝にテーパ面を設けると共に、中央油溝ピッチ角を拡大し且つ軸受すき間比を小さくすることにより負荷能力をより向上させたクロスヘッド軸受を提供する。
【解決手段】 クロスヘッド軸受の軸受面に形成した油溝の両側方にテーパ面を形成し、このテーパ面をテーパ幅角l=3〜10°の長さとすると共に、テーパ角γ=0.1〜0.2°の傾斜角度とすることにより、テーパ面のくさび作用による油膜の交換性が向上して油温の上昇が抑制されるため、軸の焼付きを防止することができ、油溝を中央油溝ピッチ角α=50±10°の位置に形成することにより、スクイズ作用に有効な軸受中央パット部の面積が増大するため、クロスヘッド軸受の負荷能力が上昇して軸の焼付きを防止することができる。 (もっと読む)


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