説明

大同メタル工業株式会社により出願された特許

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【課題】 軸受性能、特に非焼付性、初期なじみ性、耐キャビテーション性を一層向上できるすべり軸受を提供する。
【解決手段】 銅系又はアルミニウム系合金からなる軸受合金層1の表面に摺動層2を備え、摺動層2は、ポリアミドイミド樹脂を主成分とし、ポリアミド樹脂を添加し高せん断を加えポリマーアロイ化した樹脂バインダーと、1〜75質量%の固体潤滑剤と、を含む構成としたことにより、摺動層2に靭性と強度が付与され、非焼付性、初期なじみ性、耐キャビテーション性も向上できる。 (もっと読む)


【課題】電解液の減少に伴う電池性能の低下を極力抑えることができ、長期間に渡っての使用を可能とする。
【解決手段】透明導電ガラス基板4の表面に多孔質半導体層5を設け、増感色素を担持させて半導体電極2を得る。半導体電極2の多孔質半導体層5部分の中央部に電解液保持部材9を載置すると共に、周囲部に接着部材7を載置し、透明導電ガラス基板4の下面にカーボン塗布層6を有する対向電極3を重ね合せ、仮止め状態として加熱、接合する。ヨウ素濃度が50mmol/dmの初回注入用電解液(L1)を、注入口8から注入し、注入口8をパテにより塞ぐ。時間経過に伴い電解液Lが減少した場合に、ヨウ素濃度が20mmol/dmの補充用電解液(L2)を補充することによって、太陽電池1の電池性能を回復することができる。 (もっと読む)


【課題】 溶剤の乾燥を急速に行っても膨れ等の問題が発生せず、且つ品質も安定する樹脂被覆摺動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 裏金11上に焼結された多孔質焼結層に溶剤を含んだ樹脂組成物を樹脂含浸装置12で含浸させる含浸工程と、溶剤に吸収され易い波長領域の電磁波を発する電磁波発振源によって多孔質焼結層に含浸させた樹脂組成物中の溶剤を乾燥炉13で乾燥させる乾燥工程と、多孔質焼結層に含浸させた樹脂組成物を焼成炉14で焼成する焼成工程と、からなるので、電磁波発振源によって溶剤自身を優先的に自己発熱させることで、樹脂最表面に皮膜を形成することなく溶剤を乾燥させることで膨れの発生を防ぐと同時に、電磁波発振源からの輻射熱によって乾燥炉の雰囲気温度も均熱化されるため、品質を安定させることができる (もっと読む)


【課題】成形材料をシート状に成形した際に、巣や割れ、切れ等が発生することを極力防止でき、ひいては成形材料の歩留を向上させることを可能とする。
【解決手段】細粒化しかつ分級した粒状の成形材料をカレンダ成形機3に移す前のカレンダ成形前処理工程において、混合機1と、振動ふるい機2と、振動フィーダ4とを備える。混合機1において、粒状の成形材料とバインダ用助剤であるIPAとを、密閉状態の混合容器9にて混合する際に、それらを撹拌翼11にて撹拌する構成とする。これにより、仮に、混合時に粒状の成形材料同士がくっつきあって塊状になったとしても、撹拌翼11による撹拌によって塊状の成形材料がばらばらにばらされるようになる。IPAと混合された成形材料を振動ふるい機2にて篩ったのち、振動フィーダ4の搬送路30にてカレンダ成形機3へ搬送し、シート状に成形する。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性及び耐キャビテーション性に優れた銀系合金摺動層を有する摺動部材を提供する。
【解決手段】合金の粉末を鋼裏金上に散布後焼結して摺動層を形成した摺動部材において、前記合金は、AgとCuとからなる銀系合金であると共に当該銀系合金の焼結後の組織が複相の固溶体のみからなる複相組織であり、Cuを0.35〜28.5質量%、さらにAl、In、Sn、Ti、Znのいずれか一種以上を総量で20質量%以下含有した組成とする。 (もっと読む)


【課題】基材表面にバインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層を設けた摺動部材において、被覆層の熱伝導率を高くして基材側への放熱性を向上させ、非焼付性を向上させる。
【解決手段】軸受合金層(基材)1の表面に、バインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層2を形成する。この被覆層2に、熱伝導性フィラーとしての鱗片状金属3を添加する。この鱗片状金属3同士は互いに接近し、或いは互いに接触することによって被覆層2表面の熱を基材1に伝える伝熱経路が作られ、被覆層2の熱伝導性は向上する。被覆層2の熱伝導率を0.4W/m・K以上にすることにより、相手軸の回転により被覆層2表面において発生した熱は、軸受合金層1側へ放熱されやすくなり、被覆層2の強度低下を抑制でき、なじみ性、非焼付性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 起動時の摩擦・摩耗の増大や負荷容量の低下しない良好な流体潤滑膜によってジャーナルを支承することができる多円弧フォイル流体軸受を提供する。
【解決手段】 隣り合う頂点部44を連結することにより形成される円弧面部45の全長が軸受保持部材30側に膨出した形状となるようにしたので、フォイル40の軸受摺動面を構成する円弧面部45に従来のように変曲点が形成されないため、起動時にジャーナル20が強く接触する部分が解消されており、摩擦・摩耗の増大や流体軸受の負荷容量低下を抑制することができる。また、回転時における大きな隙間部51を構成する頂点部44から小さな隙間部52まで良好な末狭まりの楔形状を形成することができるので流体潤滑膜が形成され易く軸受の負荷容量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】ロール印刷により半割軸受の内面に塗液を塗布してコーティング層を成膜する場合、均一厚さに成膜する。
【解決手段】転写ロール1は、回転により、塗液タンク8内の塗液をロール表面に形成された凹部に満たし、且つ、余分の塗液をドクターブレード10により掻き落とされて塗布ロール2と接触回転する。これにより、転写ロール1の凹部の塗液が塗布ロール2に転写される。その後、転写ロール1を上方に移動させながらアーム12を反時計方向に回転させることで、塗布ロール2を転写ロール1から離す。更に、アーム12を回転させることにより、塗布ロール2を治具13に固定された半割軸受5の内面に沿って移動させることにより、塗布ロール2により塗液を半割軸受5の内面に塗布する。 (もっと読む)


【課題】塗布ロールを用いて軸受基材に塗膜を塗布してコーティング層を成膜する場合に、コーティング層の厚さを均一化する。
【解決手段】軸受基材1を治具2の凹部4内に嵌め込んで固定し、外周表面に塗液を展開した塗布ロール3を、軸受基材1の内面に接触させ、塗布ロール3を回転させながら治具2により軸受基材1を回転させる。これにより、塗布ロール3が軸受基材1の内面と接触した状態で、回転(自転)しながら軸受基材1の内面に沿って相対的に公転するので、塗液が軸受基材1の内面に塗布され、コーティング層が成膜される。 (もっと読む)


【課題】 Biを含有しても鋼裏金との接合強度が高く、動荷重負荷を支持する軸受に好適な銅系摺動材料の製造方法およびその方法で製造した銅系摺動材料を提供する。
【解決方法】 鋼裏金2上に中間層3としてBiを含有しない銅合金粉が焼結されて緻密化された後に摺動層4としてBiを含有する銅合金粉を焼結するため、第2次焼結における焼結中に発生する摺動層銅合金4のBi液相が焼結により緻密化された中間層3に浸み込みにくく、このため、鋼裏金2と中間層3との界面にBi薄膜の形成が抑制されて鋼裏金2と中間層3及び摺動層4との接合強度の向上を図ることができ、内燃機関のような動荷重負荷を支持する軸受用の摺動材料として充分な耐疲労性を有する材料を提供することができる。 (もっと読む)


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