説明

日鉱金属株式会社により出願された特許

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【課題】 製造コストを増加させること無く、Cu-Ni-Si-Zn系合金Snめっき条の耐熱性を改善する。
【解決手段】 1.0〜4.5質量%のNi、Niの質量%に対し1/6〜1/4のSi、0.1〜2.0質量%のZnを含有し、さらに必要に応じ0.1〜2.0質量%のSnを含有する銅基合金を母材とし、表面から母材にかけて、Sn相、Sn−Cu合金相、Cu相の各層でめっき皮膜が構成されるSnめっき条において、Sn相の厚みを0.1〜1.5μm、Sn-Cu合金相の厚みを0.1〜1.5μm、Cu相の厚みを0.8μm以下とし、Sn相表面のSiおよびZn濃度をそれぞれ1.0質量%以下および3.0質量%以下とする。さらに必要に応じ、めっき層と母材との境界面におけるC濃度を0.1質量%以下、O濃度を1質量%以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、優れた曲げ加工性を安定して有するCu−Ni−Si系銅合金条を提供することにある。
【解決手段】Niを1.0〜4.5質量%(以下%とする)、Siを0.25〜1.5%含有し、残部がCu及び不可避的不純物よりなる銅合金条において、X線回折により圧延面について測定した(220)面のピーク強度(IS(220))と圧延面の片側を厚さ中央部までエッチングで除去し、このエッチング面について測定した(220)面のピーク強度(IC(220))との関係が、
S(220)/IC(220)≦0.85
であることを特徴とする曲げ加工性に優れるCu−Ni−Si系銅合金条。 (もっと読む)


【課題】 高歪み折り曲げ負荷が繰り返しかかる条件下でも疲労特性に優れ、折り曲げ疲労寿命が高くばらつきの小さい圧延銅箔を提供する。
【解決手段】 冷間圧延で形成された表面において、圧延平行方向の光沢度(JIS Z8741準拠)でGs(60°)が250%未満である耐折性に優れた圧延銅箔であって、200℃で30分で加熱すると、圧延面のX線回折で求めた(200)面の積分強度(I)の、微粉末銅の(200)面の積分強度(I0)に対する割合I/I0が20以下であり、好ましくは最大高さRyが2.0μm以下、圧延平行方向に採取した後200℃で30分にて加熱した試験片を用いたFPC耐折性試験において、折り曲げ疲労寿命(JIS C5016準拠)が200回以上、厚みが35μm以下である圧延銅箔。 (もっと読む)


Ra1−xBO3−a(Ra:Y,Sc及びランタノイドからなる希土類元素、A:Ca,Mg,Ba,Sr、B:Mn,Fe,Ni,Co,Cr等の遷移金属元素、0<x≦0.5)の化学式で表されるペロブスカイト型酸化物であって、相対密度が95%以上、純度が3N以上であることを特徴とするスパッタリング用ターゲット。ペロブスカイト型酸化物系セラミックス材料からなるターゲットの密度を向上させ、強度を上げてターゲットの製造工程、搬送工程あるいはスパッタ操作中の割れやクラックの発生を防止し、歩留りを向上させる。また、成膜中のパーティクルの発生を抑制して、品質を向上させ不良品の発生を減少させることを課題とする。 (もっと読む)


【課題】 自溶炉排ガス廃熱回収ボイラ部に堆積するダストを自溶炉の操業を停止することなく除去することにより、操業を安定化させる方法を提供することである。
【解決手段】自溶炉の排ガスボイラ部のダストが堆積、及び又は付着し易い場所に、設置した温度計において、一定周期の機械的なダスト除去後、前記温度計が500℃前後から300℃前後に、少なくとも2時間以内に低下しない場合、人力を伴うダスト除去を早期に行い、操業を継続しつつダスト除去を実施できるようにする自溶炉ボイラダストの堆積トラブル防止方法。 (もっと読む)


【課題】 強度、導電性、及び加工性に共に優れた複相銅合金、ばね材及び箔体、並びに複相銅合金の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量率でAgを全体で3%以上20%以下含有し、さらにSn,Mg,Zr,Zn及びの群から選ばれる1種又は2種以上の添加元素を合計で0.01%以上3%以下含有し、残部Cu及び不可避的不純物から実質的になり、Cu母相、及びAgを50%以上含む第二相からなる2相合金であって、前記Cu母相の平均結晶粒径が600nm以下であり、該Cu母相の結晶粒界における双晶粒界の割合が10%以上である。 (もっと読む)


【課題】 優れたエッチングファクタを有するファインピッチ化に好適な圧延銅箔及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 Ag、Fe、Ni、Alのうち少なくとも1種以上の元素を0.01〜0.5wt.%含み、残部Cu及び不可避的不純物から実質的になり、200℃で30分加熱して再結晶組織に調質した状態において、圧延銅箔の圧延面の(100)面のX線回折強度(I)と微粉末銅の(100)面のX線回折強度(I)の比が10≦I/I≦60となり、3.5≦EF(エッチングファクタ)となる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、CaSO4を生成することがなく、またCa(OH)2の浪費を抑制し、かつ溶解度の高いCaCl2を生成させることにより、効率的に排水中のFを殿物として除去できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】塩素、フッ素及び炭酸ガスを含有する排ガスをアルカリ洗浄する排ガス処理法において、洗浄液の一部をアルカリ洗浄に繰返し使用し、残部である洗浄液を抜出し、塩酸を用いてpH 2以下に保持して液中のCO2を気化除去し、次いで塩基性Ca化合物を用いてpH 6〜11に保持し、液中のFを沈殿させることを特徴とする排ガス処理方法。 (もっと読む)


【課題】材料の加工履歴を改善することにより、強度が高く、高応力下での疲労特性を改善したメタルドーム用SUS301ステンレス鋼帯を提供する。
【解決手段】 SUS301ステンレス鋼帯において、歪取り焼鈍後の0.2%耐力が1000MPa以上,かつ,圧延平行方向の加工硬化指数(n値)が0.6未満であることを特徴とする、疲労特性に優れたメタルドーム用SUS301ステンレス鋼帯。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、強度及び電気伝導性(又は熱伝導性)を両立させ、強度と導電率を飛躍的に向上させた、電子材料用Cu−Ni−Si系合金を提供することを課題とする。
【解決手段】 Ni:1.5〜4質量%,Si:0.30〜1.2質量%およびMn,Mgの1種類もしくは2種を合計0.03〜0.5質量%含有し,残部Cuおよび不可避的不純物から構成され,合金組成中のNiとSiの質量濃度比が,4≦[Ni/Si]≦5の範囲にあることを特徴とする銅合金において、材料中に分散する介在物の大きさが5μm以下であって、介在物中に含有するNi、Si、および酸素濃度の合計が10質量%以上であり、かつ大きさが1μm以上である介在物の個数(Po)と大きさ0.1μm以上の介在物総個数(P)との比がPo/P≦0.1であることを特徴とする電子材料用Cu−Ni−Si系銅合金。 (もっと読む)


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