説明

豊精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】装置コストおよび装置設置スペースの増大を生じることなく、噛合案内面の形成を能率良く行うことができる方法および装置を得る。
【解決手段】工具回転装置12に保持されたハブスリーブに対して、回転工具94を所定の角度,位置に位置決めした状態で、ハブスリーブと回転工具94とを連続的にかつ互いに同期して回転させつつ、回転工具94をハブスリーブに切り込ませる。回転工具94はバイト98を1つ備え、その1回転のうちの一時期にバイト98がスプラインの角部を切削するが、残りの時期にはスプラインから外れ、回転工具94をスプラインに切り込む切削位置に位置させたままの状態で、ハブスリーブの回転により、次に切削されるスプラインを被切削位置へ移動させることができる。ハブスリーブの設定回数の回転および回転工具94の設定量の切込みにより、複数のスプラインの各一端部の一方の角部に噛合案内面が形成される。 (もっと読む)


【課題】 2つの軸受の各々が有する外輪のそれらが組み付けられるハウジングへの嵌入作業を、迅速に行うことが可能な軸受嵌入装置を提供する。
【解決手段】 軸受嵌入装置を、上記2つの外輪30,32の各々をハウジング12に設けられた軸受収容凹所46,48の各々の軸線上の外側に位置するように保持する2つの保持具152,250と、それらの保持具を接近させる方向に相対移動させる保持具相対移動装置104とを備えるように構成し、その保持具相対移動装置によって2つの保持具を相対移動させることによって2つの外輪を相対接近させ、2つの外輪をハウジングに一度に嵌入させる。その軸受嵌入装置を用いれば、2つ保持具の相対接近移動という1つの動作によって、2つの外輪を一時期に嵌入させることができ、2つの外輪の嵌入作業を迅速に行うことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 実用性が向上させられた歯車体組付方法と、その歯車体組付方法において利用することができる歯車位置測定装置とを提供する。
【解決手段】 ピニオン14のギヤ部26とデフAssy16のリングギヤ42との噛合を適切な状態とするために行われる第1歯車距離L2と第2歯車距離L4との測定を行う組付方法を、ピニオン14の回転に伴って変化する測定子140の進出量の極小値に基づいて行う第1歯車距離L2の測定と、3以上の測定子222を有する測定具224を用いて行う第2歯車距離測定L4の測定との少なくとも一方を行うものとする。第1歯車距離測定を、極小値という1つの測定値に基づいて測定を行うことで、簡便かつ迅速な測定が可能となり、また、第2歯車距離測定を、複数の測定子を利用したものとすることで、良好な精度の測定を迅速に行えることになる。 (もっと読む)


【課題】 軸保持体に軸体が2つのアンギュラ軸受によって回転可能に保持された構造の組立体において、それら軸受の締付け程度の管理を正確に行い得る装置を提供する。
【解決手段】 軸受締付装置100を、摩擦抵抗を受けない状態での変位を許容しつつ弾性的に支持されたテーブル104を備えるように構成し、そのテーブルに軸保持体12を固定し、当該締付装置が備える回転装置によって軸体14を回転させつつ、軸体と螺合する軸受締付部材を回転させる。そして、当該締付装置を、軸体と軸保持体との相対回転による抵抗を特定箇所270の変位量を測定することでその相対回転に対する抵抗を推定しつつ、軸受の締付量が適切な値となるように軸体と締付部材との相対回転を制御可能に構成する。テーブルの変位に対して摩擦力が発生しないため、正確な相対回転抵抗の推定が可能となり、その結果、軸受の締付け程度の管理を正確に行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】互いに噛み合わされた1対以上の歯車対を含み、ピニオン軸の回転をギヤ軸に伝達する歯車装置のバックラッシの計測を容易にする。
【解決手段】ハウジング12にピニオン軸14とギヤ軸16とが回転可能に支持され、ピニオン軸14の回転がピニオン18とギヤ20との噛合いにより減速されてギヤ軸16に伝達される歯車装置10のバックラッシを計測する。ピニオン軸14を電動モータ26で回転駆動する一方、ギヤ軸16に負荷装置30により負荷トルクを与える。ピニオン軸14とギヤ軸16との回転角をロータリエンコーダ36,40で検出しつつピニオン軸14を正方向と逆方向とに回転させる。ロータリエンコーダ36,40の出力信号に基づいて、解析装置46により、ギヤ軸16の一回転位相を基準回転位相として、正回転時と逆回転時との回転伝達誤差を計算し、両回転伝達誤差の差としてバックラッシを計算する。 (もっと読む)


【課題】創成研削により被研削歯車を研削する円筒歯車研削盤の構成を簡略化する。
【解決手段】被加工物主軸26を上下方向に平行な回転軸線まわりに回転可能に保持した被加工物主軸台12を上下方向に移動させる。砥石主軸86を左右方向に延びる回転軸線まわりに回転可能に保持した砥石主軸台44を、前後,左右方向に移動させるとともに、前後方向に平行な旋回軸線まわりに旋回させる。被加工物主軸台12を砥石主軸台44の前側に設け、その左側面にドレッサ台110を固定する。砥石主軸台44と被加工物主軸台12との相対移動により砥石90と被研削歯車32との相対位置を合わせ、砥石主軸86と被加工物主軸26との同期回転により創成研削運動を生じさせて砥石90に被研削歯車32を研削させる。いずれも回転しているドレッサ112と砥石90とを接触させ、砥石主軸台44に砥石90の回転と同期した左右方向のドレッシング運動を付与し、ドレッシングを行う。 (もっと読む)


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