説明

株式会社御池鐵工所により出願された特許

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【課題】余剰汚泥等の有機廃棄物を利用した石炭代替燃料を提供すること。
【解決手段】水分量が多い余剰汚泥からなる低熱量成分に、水分量の少ない木屑、紙屑、廃タタミ及び繊維屑のうちの少なくとも1つからなる増量成分を混合し、該混合物をi)減圧下で発酵脱臭する工程とii)減圧下で加熱乾燥する工程に付して混合物を脱臭乾燥し、脱臭及び乾燥後の混合物に、廃プラスチックからなる高熱量つなぎ成分を添加して総熱量を調整し、混練、圧縮及び成形固形化して、水分含量15%以下、また、熱量5000〜6500kcal/gに調整された廃棄物を主成分とする固形燃料を提供する。腐敗臭がきつく、水分含有量が多い余剰汚泥等の有機物を減圧発酵乾燥機1によって効果的に脱臭乾燥することにより、固形燃料の低熱量成分として利用可能となるので、余剰汚泥の廃棄に要していた多大な経費の削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】難分解性の有機質材料を効果的に改質し、迅速かつ高効率にコンポスト化が可能なコンポスト材料とすることができる有機質改質装置を提供することにある。
【解決手段】
投入口12からケーシング11内に投入された被処理物を、2軸駆動の一対の第1螺旋体21で排出口側に送り、一対の第2螺旋体22で逆流防止しながら圧縮した後、一対のドラム23の外周面と第2内壁の内側面16との間に導いて加圧粉砕する。ドラム23を収容する粉砕室から端面室に被処理物を導く際、粉砕圧力を急激に解除することにより、被処理物を膨軟化して繊維束を分離する。膨軟化した被処理物を回転刃で切断して排出する。被処理物が木質材料であっても、セルロース、ヘミセルロース及びリグニンで形成された強固な構造を効果的に分解できるので、従来よりも短時間で効率良くコンポスト化を行うことができるコンポスト材料が得られる。 (もっと読む)


【課題】余剰汚泥等の有機廃棄物を有効利用し、安価に安定して製造できるスロッピング防止剤を提供することにある。
【解決手段】水分量が多い余剰汚泥からなる有機廃棄物に、水分量が少ないタタミ屑及び紙屑等のつなぎ成分を混合して減圧発酵に適する水分量を有する混合物を調製し、該混合物をi)減圧下で発酵脱臭する工程とii)減圧下で加熱乾燥する工程に付して混合物を脱臭乾燥し、脱臭乾燥後の混合物に、鉄粉及び炭素粉等の重量成分を添加して比重を調整し、ミキサで混合した後、混合された材料を成形して、水分含量5%以下、かつ、比重1.7以上に調整されたスロッピング防止剤を得る。腐敗臭がきつく、水分含有量が多い余剰汚泥等の有機物を減圧発酵乾燥機1で脱臭乾燥することにより、余剰汚泥の有効利用ができると共に、安価かつ安定した材料の供給が実現できる。 (もっと読む)


【課題】高含水物と低含水物とが混在するごみを適切に処理して高品質の固形化燃料を製造できる都市ごみ固形化プラントを提供すること。
【解決手段】生ごみ等の高含水物と、古紙やプラスチック等の低含水物とが混在するごみをスクリュークラッシャー2で破砕した後、トロンメルシフター3で基準寸法よりも大きい大寸法ごみと基準寸法よりも小さい小寸法ごみに選別する。水分量の多い小寸法ごみを減圧発酵乾燥機4で乾燥及び脱臭を行う。乾燥及び脱臭後の小寸法ごみを篩機14で大粒子ごみと小粒子ごみに分別する。水分量の小さい大寸法ごみをスクリュークラッシャー5で2次破砕した後、熱風乾燥機6で熱風乾燥する。大粒子ごみ、小粒子ごみ及び2次破砕ごみを、風力選別機15,18,111、磁選機16,112及び非鉄金属セパレータ17,113で不燃物の選別除去を行った後、押出し成形機7で混練、圧縮及び押出し成形して固形化燃料を製造する。 (もっと読む)


【課題】高い熱効率を有するとともに、よりコンパクトな構造を有するガス化炉を提供すること。
【解決手段】ガス化炉Aは、円筒状の反応炉1と、その反応炉1の上に所定距離の間隔通路10を隔てて設けられた供給乾燥炉2と、反応炉1の下端部に設けられた火格子12と、反応炉1の下に配置された下端室3を有する。反応炉1の上端及び下端のいずれの方向からも空気を供給できて、アップドラフト方式及びダウンドラフト方式のいずれにも適用できる。反応炉1の内側面の円周方向に延在して反応炉の内部に突出する環状突部11により、タールの発生量を低減でき、また、熱量の高い可燃性ガスを生成できる。 (もっと読む)


【課題】大型化を招くことなくガスの凝縮効率を向上して被乾燥物の乾燥効率を向上できる乾燥装置を提供すること。
【解決手段】乾燥装置1は、下部壁に蒸気加熱室12cが設けられたケーシング10と、ケーシング10の内部に回転自在に設けられて被乾燥物を撹拌する回転体20と、ケーシング10の内側面に付着した付着物を掻き取るように回転体20の外周部に取り付けられた掻き取り部40を備える。ケーシング10内の被乾燥物には、微生物が所定の酵素を有する微生物が含まれている。ケーシング10の上部には、乾燥過程で被乾燥材から生じる水蒸気を凝縮して凝縮水Gを排出する熱交換部50が設けられている。熱交換部50で生成された凝縮水Gを、真空ポンプによってケーシング内部の空気と共に吸引し、クーリングタワー60に供給する。冷却水に含まれる微生物によって凝縮水G中の臭気成分を分解する。 (もっと読む)


【課題】軽量物と重量物との選別を連続して大量かつ効率的に1台のコンパクトな装置で行うことのできる風力選別機付き破砕機を提供すること。
【解決手段】風力選別機は、内部において上向通風の空気流によって破砕物を搬送される軽量物と落下する重量物とに選別する気密な立ち上がりダクトと、その立ち上がりダクトと並列に立設された別体のダクトであって、下方に設けたダンパーにより立ち上がりダクトへの上向通風の空気流の流量を増減させる風量調整ダクトと、立ち上がりダクト及び風量調整ダクトの下端部に設けられ、風箱と開閉可能な第1のシール部とを経て重量物を外部に出す重量物取り出し部と、立ち上がりダクトの上端部に入口部が接続されたサイクロン分離部と、そのサイクロン分離部の下端部に設けられ、軽量物を開閉可能な第2のシール部を経て外部に取り出す軽量物取り出し部と、サイクロン分離部の排気部に戻り管を介して接続され、排気を吸引し、圧力空気を上記風箱に供給する送風部とを有する。 (もっと読む)


【課題】処理効率の低下を防止でき、また、比較的小さい設置スペースで解砕及び乾燥処理を行うことができる解砕機付気流式旋回乾燥機を提供すること。
【解決手段】解砕機付気流式旋回乾燥機は、被処理物としての廃プラスチックおよび木材チップとの軽量固形物を解砕する解砕機1と、解砕された被処理物を乾燥する乾燥ユニット2とを備える。解砕機1は、熱風炉4から加熱空気が供給される。貯槽51から解砕機1に供給された木材チップは、回転ハンマー15と固定ハンマー16で解砕されて木屑となり、乾燥ユニット2に送られる。乾燥ユニット2では、2つの乾燥機21,21が有する渦状の気流通路24を木屑及び加熱空気が通過する間に、木屑が乾燥する。乾燥ユニット2からの木屑と空気は、サイクロンセパレータ7で互いに分離され、木屑はサイロ75に排出される一方、空気は吸気ブロア8で吸引されて集塵機9を経て大気に放出される。吸気ブロア8からの空気の一部は、還流路81を介して熱風炉4に戻される。 (もっと読む)


【課題】水分や油分等の液体を多く含む有機質廃棄物を破砕する場合においても、軸受内への液体の浸入を抑制して維持管理を容易にするとともに効率的な破砕の可能な生ごみ粉砕機を提供すること。
【解決手段】本発明の生ごみ粉砕機は、上部に破砕処理物を供給する供給口と下部に破砕物を排出するための排出口とを有し、傾斜配置された円筒状のケーシングと、そのケーシング内に同じく傾斜して軸承された回転軸の軸方向に沿って固定され、破砕処理物を破砕する回転破砕部とを有する。 (もっと読む)


【課題】 大量処理が可能で、再利用の目的に応じて各種材質毎に又は数種類毎に品質の安定した造粒ができ、輸送を容易にし保管スペースも小さくする。
【解決手段】 廃棄シート材の嵩比重を高めるプラントは、シート状、フィルム状、袋状、ボトル状等の各種廃棄シート材を破砕する破砕機と、破砕物から土砂や金属キャップ等を異物として除去する異物除去選別機と、異物の除去された破砕物を乾燥する乾燥機と、比重差を利用して風力で運ばれる軽量物と落下する重量物とに選別する風力選別機と、それから風力で搬送されて来る軽量物を収集するサイクロンセパレータと、該サイクロンセパレータで収集された軽量物を圧密化して嵩比重の高く成った粒状物を得る圧密成形機とから構成されている。 (もっと読む)


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