説明

アセイ工業株式会社により出願された特許

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【課題】 電気鉄道において、線路の上方に張架されているトロリ線は電車や機関車の通過に伴い、序々に摩耗するものであり、トロリ線の摩耗状況の把握は、電気鉄道施設のメインテナンス業務において極めて重要なものの一つであるが、摩耗状況を正確かつ簡単に知ることができる手段はなかなか見当らず、夜間作業の際には特にむずかしかった。
【解決手段】軟質合成樹脂を素材とした短冊状をなした白色の基部の表面側に、異なった色彩からなる平行彩色帯がその長手方向に向って形成されていると共に、裏面側には粘着層が形成された摩耗検知具を電気鉄道用のトロリ線の側面部に、前記平行彩色帯をトロリ線の長手方向と一致する向きになる様に貼付する様にした。 (もっと読む)


【課題】外部から電力の供給を受ける必要がなく、自己完結的に、異常高温を視覚的にはっきりと不可逆的に表示することができる暗所用異常高温警告具を提供。
【解決手段】基板1上に、中央部分が一方側に膨出した透明な合成樹脂フィルム製の成形体2を被せて、基板1上に密閉空間を形成し、該密閉空間内を任意の設定温度で溶解する石油系ワックスからなる隔壁3によって2室に区画し、混合されることによって発光する一対の薬液5、6を、それぞれ各室に封入して暗所用異常高温警告具を構成した。 (もっと読む)


【課題】 各種施設や器材の異常高温を不可逆的に感知する感温センサーは、種々形式のものが存在しているが、正確に作動し、耐久性、信頼性に富むと共に低コストで製造出来るものは、なかなか見当たらなかった。
【解決手段】 絶縁性素材からなる基板1の中央付近に、液体吸収性物質からなる液体吸収層4を、その上面が基板1の上面と面一(つらいち)となる様に設け、該液体吸収層4の一対の側縁5に接する様に、帯状をなした一対の電極板6,6を対向状態で位置させ、これら電極板6,6を覆う様に、基板1の上面中央に中空ハウジング7を被せ、該中空ハウジング7内の基板1上面に絶縁性を有し、任意の設定温度で溶解する石油系ワックスからなる絶縁性ワックス層8を形成し、更に、この絶縁性ワックス層8の上面に、前記絶縁性ワックス層8と同じ温度で溶解する石油系ワックス中に導電性物質を混練した導電性ワックス層9を重畳せしめて異常高温感知用感温スイッチを構成した。 (もっと読む)


【課題】 感温インジケータを所要の状態で保持することができるとともに、これを動作させる際に、指の温度の影響を受けることのない感温インジケータを得る。
【解決手段】 上ベース材11と下ベース材12とからなる基材ベース13と、この基材ベースの上、下ベース材間に、一端側の引き抜き部を外方に突出させた状態で挟まれて保持されるラベルコンプ21とを備える。基材ベースからラベルコンプの一端を引き抜くことで、上ベース材または下ベース材のいずれか一方あるいは両方に設けた凸型形状部16内で押圧されることによりカプセル28が破壊されて測定準備状態となり、所定温度以上になったことを感温材が溶解して吸収紙23に吸収され、その発色を確認することで設定温度以上になったことが確認できるように構成される。 (もっと読む)


【課題】従来の湿度センサーは、主に、吸湿材の色相変化や滲みの大きさの変化などによって設定湿度超過の事実を知る様にしていたが、見にくく、誤った判断をする場合があった。又、手作業で作られており、生産性が低く、コストも高かった。
【構成】表面側に多孔質微粒子層6が形成された紙葉を適当な大きさに裁断した紙片1の裏面側に吸湿性を有する多孔質微粒子とデンプン糊と着色剤と水とを混練したインク状の吸湿材2をスポット状に塗布し、乾燥させて感湿部3を形成した。 (もっと読む)


【課題】撚り合わせ電線に貼付し、異常発熱を検知して撚り合わせ電線の素線切れの危険性を検知する検知具及びそれを用いた効率的な撚り合わせ電線の温度検知方法の提供。
【解決手段】特定の温度で熔解するワックスの設定温度超過を不可逆的に表示する方形の発色形示温片11の複数枚が、長方形のシート状の基材1の表面側に間隔をあけて長手方向に一列に配置され、発色形示温片群の長手方向における両端間の距離は、撚り合わせ電線8−1〜8−19の1撚りピッチ内において、撚り合わせ電線の最外層を構成している全素線と発色形示温片11とが少なくとも一箇所以上で接する長さ以上にし、隣接する発色形示温片間には水抜き用の窓状の切り抜きが形成され、前記発色形示温片の上面は透明フィルムで被覆され、基材の裏面側には粘着材層が形成され、撚り合わせ電線の下面側にそれぞれの長手方向を一致させて貼り付けられる様になっている。 (もっと読む)


【課題】鉄道電気施設における接続用導電性金属部材を構成しているリード線の温度の異常上昇を簡単、迅速かつ正確に発見し、リード線の素線切れなどの障害を防止する。
【解決手段】長手方向途中で「く」字形に屈曲し、屈曲部を境として一方が取付部8、他方が表示部9となっている扁平なヒートパイプ製の本体6の前記表示部9の内側面に予め設定された温度で不可逆的に発色する示温シール11を貼付して温度表示具を構成し、ちょう架線、トロリ線、き電線同士あるいは相互間を電気的に接続せしめる各種接続用導電性金属部材あるいはこれらを構成しているリード線にこの温度表示具の前記取付部の裏面側を密着させて取り付けるようにした。 (もっと読む)


【課題】例えば、99℃〜100℃という極めて狭い温度領域において1/10℃単位で温度を不可逆的に測定表示出来るコンパクトで信頼性に富む測定装置は見当たらなかった。
【解決手段】雰囲気温度に応じて膨張収縮を行うワックス感温体を封入したワックス収容部の周壁の一箇所から、始端が漏斗状に拡径した細長いトンネル状の長孔を延設せしめ、この長孔の始端寄りの部分にゴム状流動体を充填すると共に、該長孔の開放端側からピストンロッドをその先端が前記ゴム状流動体の端面に当接する様に挿入し、更に、前記長孔の開放端側に連続して直列状にピストンロッド案内溝を形成し、該案内溝の側部に、ピストンロッドの移動位置によって温度を示す温度目盛を付して高精度温度記録装置を構成した。 (もっと読む)


【課題】応答性、耐久性、信頼性いずれにもすぐれ、過酷な条件下においても何ら支障なく安定的に使用することが出来る路面凍結警告装置。
【解決手段】スリット状をなした透明窓2が多数等間隔で設けられている表側パネル3と、この表側パネルの裏面を覆う裏板4とからなる表示部本体の前記裏板に、内蔵されたワックスの熱膨張収縮作用によってピストンロッド12を伸縮させるワックスサーモエレメント9とこのワックスサーモエレメントのピストンロッド先端に接続された連結腕材13とからなる駆動ユニット5を固定し、前記表側パネルと裏板との間には、前記連結腕材に連結された可動板25を配設し、該可動板に前記透明窓の配置間隔と同じピッチで横縞模様状に凍結を警告する文字あるいは図形を描出し、雰囲気温度に感応したピストンロッドの伸縮運動によって、前記凍結を警告する文字あるいは図形を前記表側パネルに隠顕自在に表示出来る様にした。 (もっと読む)


【課題】金属製結束バンドタイプの示温具を求める動きは最近大きくなりつつあるが、従来の方法では、低コストで効率的に金属製結束バンドへ示温機能を付与する事は出来なかった。
【構成】長尺平板状をなしたストラップ部と該ストラップ部の基端側に設けられ、該ストラップ部の先端側を挿入係止させるヘッド部とからなる金属製結束バンドの前記ストラップ部を、有色の塗料液中に浸漬した後、引き上げ、乾燥させてストラップ部表面に着色層を形成し、次に、該ストラップ部を粉末状に粉砕した石油系ワックスと粘ちょう剤とを溶剤中に分散させたワックス混合液中に浸漬した後、引き上げ、乾燥させて前記着色層上に不透明な粉末ワックス層を形成し、更に、該ストラップ部を透明合成樹脂液中に浸漬した後、引き上げ、乾燥させて前記粉末ワックス層上にコーティング層を形成させた。 (もっと読む)


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