説明

辻製油株式会社により出願された特許

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【課題】トウモロコシ胚芽粕などの食用油圧搾残物を、酵素加水分解反応によって糖化およびアルコール発酵を行ない、低環境負荷で低エネルギーのバイオエタノール生産技術を開発する。
【解決手段】食用油製造工程で発生する油糧粕であるトウモロコシ胚芽粕を、Trichoderma reesei菌体による糖化分解を酸性領域において行なう糖化分解工程と、この糖化分解工程で得られた糖をキシロースおよびセロオリゴ糖を資化できるアーミング酵母でエタノール発酵する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】ねぎ属に属する野菜を醗酵反応を利用することなく、無臭化する方法および該方法により無臭化され、かつ抗酸化力を維持できる。
【解決手段】ニンニク、ジャンボリーキ、エレファントガーリック、または玉ねぎなどのねぎ属に属する野菜を水に分散させる工程と、この水に分散させた野菜を常圧で温度80℃以上で加熱撹拌する工程とを備え、上記加熱撹拌工程が加熱により蒸発する水を追加しながら加熱撹拌し、得られたねぎ属野菜の抗酸化力が17DPPH/g以上である。 (もっと読む)


【課題】植物リン脂質から高濃度リゾホスファチジルイノシトール及びリン脂質以外の有用物質を取得する方法。
【解決手段】含水植物リン脂質を原料として用いこれにアスペルギルス(Aspergillus)属の糸状菌が生産するホスホリパーゼA1を作用させ、構成リン脂質の分解の差を利用して高純度リゾホスファチジルイノシトール及びリゾホスファチジルイノシトールに富むホスファチジルイノシトール画分を高純度、高収率で得る。又本酵素がホスホリパーゼBと同じ作用を示すことを利用して、リン脂質以外のスフィンゴ糖脂質、ステリルグリコシド、グリセロ糖脂質などの有用物質も工業的有利な簡便な方法で得る。 (もっと読む)


【課題】ポリフェノール含有飲料および化粧料へ添加したときに白濁を生じず、ポリフェノール含有量を低下させない、また、角質層への浸透性および結合水量の保持に優れたコラーゲンペプチド粉末、その製造方法およびポリフェノール含有製品の提供。
【解決手段】魚鱗より抽出される粗ゼラチンを原料とし、上記粗ゼラチンを植物由来のエンドペプチターゼおよび微生物由来のエキソペプチターゼを併用して酵素分解処理を行ない、該酵素分解処理で得られた溶液の全液分量を基準として、 1.0 〜 4.0重量%の活性炭を用いて処理して得られ、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定したポリスチレン換算重量平均分子量が 3,500 以下であり、 5 重量%水溶液の 600 nmにおける透過率のピークがpH 1.5〜5.5 の領域においてみられないコラーゲンペプチド粉末。 (もっと読む)


【課題】飲食品や化粧品中で均質で安定な可溶化状態を保持し得る耐熱性、耐酸性に優れた油溶性物質含有可溶化組成物を提供すること。
【解決手段】 油溶性物質と、
(1)HLB10以上で炭素数14以下の脂肪酸と重合度3以上のポリグリセリンとのエステルから構成される乳化剤E1、
(2)HLB10以上で炭素数14以下の脂肪酸とショ糖とのエステルから構成される乳化剤E2、および
(3)リン脂質含量に対するホスファチジルコリンの割合が50%以上占めるレシチンおよび/またはリゾホスファチジルコリンの割合が50%以上占めるリゾレシチンから構成される乳化剤E3
から選択される2種または3種の乳化剤とを、(a)エタノール、または(b)エタノールと、アセトン、へキサンおよび酢酸エチルから選択される1種または2種以上との混合溶媒に透明に溶解せしめた後、前記溶媒を留去せしめることを特徴とする耐酸および耐熱性を有する油溶性物質含有可溶化組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高温焼成時に発煙が少なく連続生産可能で離型性の優れた離型油組成物を提供する。また生地への浸透性が低いことから蒸成品の型にも使用できる離型油組成物を提供する。
【解決手段】(1)油脂の構成脂肪酸としての炭素数14以下の脂肪酸含量が、油脂中の構成脂肪酸全量に対して82%以上である食用油脂と、
(2)リン脂質含量に対するホスファチジルコリンの割合が50%以上であるレシチンとを含有し、
前記レシチンの量(リン脂質換算)が離型油組成物全体に対して0.1〜10質量%であることを特徴とする離型油組成物。 (もっと読む)


【課題】原油を精製する際に発生するアルカリフーツを有効利用できる形状に変換した農業用資材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】植物油の製油工程において原油を精製する際に発生するアルカリフーツと、とうもろこし胚芽粕とを混合してなる粉状体であって、この粉状体がアルカリフーツに水を加えて流動性のある液状体とした後、該液状体を撹拌しながら流動性が消失するまでとうもろこし胚芽粕を添加し、その後に水を揮散させて得られる粉状体であり、上記アルカリフーツと上記水との混合比率が重量比で、[(アルカリフーツ/水)=(1/1.5〜1/3)]である。 (もっと読む)


【課題】脂質含有廃棄物の有効な再利用を図ると共に、土壌病害を抑制する効果のある産業資材として有用な土壌病害抑制材、脂質含有廃棄物再利用方法および脂質含有廃棄物再利用システムを提供する。
【解決手段】脂質含有廃棄物と牛糞尿と牛舎の敷料との混合物を発酵させて得られ、上記発酵が脂質含有廃棄物と牛糞尿とを少なくとも含む原料を発酵装置で発酵させると共に、該発酵させた原料の一部を牛舎の敷料中に混合し、該牛舎の中で所定期間牛を飼育した後、該飼育した牛舎の中より採取した、敷料と牛糞尿と脂質含有廃棄物との混合物を発酵装置に再投入して発酵させ、この土壌病害抑制材は、外部から菌体を添加することなく、枯草菌が 1.0×106/g 以上含まれる。 (もっと読む)


【課題】食用油製造工場における原油を精製する工程で排出される脂質含有廃棄物の有効な再利用を図ると共に、土壌病害を抑制する効果のある産業資材として有用な土壌病害抑制材、脂質含有廃棄物再利用方法および脂質含有廃棄物再利用システムを提供する。
【解決手段】食用油製造工場における原油を精製する工程で排出される脂質含有廃棄物と牛糞尿と牛舎の敷料との混合物を発酵させて得られ、上記発酵が上記脂質含有廃棄物と牛糞尿とを少なくとも含む原料を発酵装置で発酵させると共に、該発酵させた原料の一部を牛舎の敷料中に混合し、該牛舎の中で所定期間牛を飼育した後、該飼育した牛舎の中より採取した、敷料と牛糞尿と脂質含有廃棄物との混合物を発酵装置に再投入して発酵させ、この土壌病害抑制材は、外部から菌体を添加することなく、枯草菌が 1.0×106/g 以上含まれる。 (もっと読む)


【課 題】 静菌性、ほぐれ性、作業性の点で優れたpH調整剤を提供する。
【解決手段】 ナトリウムまたはカリウムの重炭酸塩及び/または炭酸塩の水溶液、またはこれらの水溶液と有機酸塩類との混合水溶液に所定量のアジピン酸を溶解させ、その際pHが7.0〜9.5になるよう重炭酸塩、炭酸塩、有機酸塩類の添加量を調整し、次いで有機酸を添加してpH4.5〜6.0に調整することを特徴とするアジピン酸を主要成分とする液状pH調整剤の製造方法。 (もっと読む)


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