説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

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基体上に種々の固定化すべき物質を共有結合により固定化することができ、かつ、非特異吸着の防止効果に優れた、物質固定化剤が開示されている。一分子内に、ホスホリルコリン基と、光反応性基を複数含むポリマーを用いることにより、該ポリマーは、光反応性基を介して基体及び固定化すべき物質に結合し、これによって、固定化すべき物質は該ポリマーを介して基体上に共有結合され、さらに、ホスホリルコリン基により非特異吸着が有効に防止される。また、基体上に所望の物質を固定化するために用いられる物質固定化剤であって、1分子中に少なくとも2個の光反応性基を有するノニオン性水溶性高分子から成る物質固定化剤も提供された。 (もっと読む)


低コストに作製、調製することができ、液体試料の流れの澱みの発生が抑えられ、マイクロビーズの注入、充填、輸送を円滑に簡便に行うことができ、更にはゴミの発生も抑えることのできる新しい技術手段とこれを用いる新しい核酸抽出方法を提供する。上下基板(1、2)の接合面に設けられた溝部(11、21)によって微細流路(3)が形成されるマイクロチップであって、微細流路(3)には、その断面の上下、左右又は上下左右の中央部に流路断面が縮小された隙間部(31)が設けられており、マイクロビーズが堰止めされる。
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【課題】マイクロポンプにおいて、微小量の液体を高圧でしかも高精度に送液可能とすること。
【解決手段】マイクロポンプ50は、微小流路16に開口する2つ液体出入り流路19を設けたポート基板13と、2つバルブダイアフラム11A及びポンプダイアフラム11Bを設けたバルブ基板と、バルブダイアフラム11Aを変位させるバルブ圧電素子15Aと、ポンプダイアフラム11Bを変位させるポンプ圧電素子15Bとを備える。バルブダイアフラム11Aの中央部に厚肉部18A、18Bを設け、圧電素子15A、15Bを積層圧電素子で構成してバルブ基板13の駆動部設置穴12A、12Bに設置し、圧電素子15A、15Bの一側を厚肉部18A、18Bに固定すると共に他側を位置決め用ピン20A、20Bに固定し、位置決め用ピン20A、20Bを駆動部設置穴12A、12Bに嵌合して固定した。 (もっと読む)


【課題】反射防止膜とセルフクリーニング機能を併せ持つTiO2系粒子膜とを提供する。
【解決手段】ナノサイズ粒径のTiO2粒子が付着したサブミクロンサイズ粒径のSiO2粒子によるTiO2-SiO2複合粒子膜とする。 (もっと読む)


【課題】 液晶素子を含む調光材料の有用性を高める手段を提供し、車両や建築物への調光材料の適応性を高める。
【解決手段】 透明な表面層10と、中間層20と、透明な裏面層30とが、この順序で積層している調光材料1であって、中間層20は、球状空間22が隣接して形成されてなる逆オパール構造体24であり、球状空間22には等方相を形成する液晶が充填される。 (もっと読む)


【課題】陽極接合法を用いて流路基板に蓋となる基板を接合して、狭間隙部に安定な撥水膜を形成でき、安定な気液界面を形成できるパッシブバルブを提供することである。
【解決手段】パッシブバルブは、シリコン基板11とガラス基板16とを、陽極接合法を用いて接合することにより作成する。そして、上記シリコン基板11に液体が流れる流路17として、深さの異なる第1の溝12及び第2の溝13を形成する。更に、第2の溝13と、該第2の溝13と対向するガラス基板16の面とで、上記流路17の側壁が構成される。 (もっと読む)


少なくとも、次式(I)(W)−X−(Y)(I)(ただし、Xはコア部位であり、YおよびWは同一または別異に、フェニルアゾメチンデンドロンサブユニット、もしくは、カルバゾールデンドロンサブユニットのいずれかであり、lはXに結合しているYの数を表す整数であり、kはXに結合しているWの数を表す整数である)で表される化合物からなることを特徴とする有機EL素子用材料を提供する。
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【課題】陽極接合法により、安定な気液界面を持ち、不純物の溶出を起こさない、狭間隙を形成することで、化学・生化学の分析や反応を安定に精度良く行うことができると共に、安価なスライド式バルブ及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】スライド式バルブは、流路と、第1、第2の開口部26、27を有する第1、第2のガラス基板21、22と、陽極接合法で第1、第2のガラス基板21、22に固定された第1の半導体部材23aと、上記第1、第2のガラス基板21、22と相対的に移動可能な、上記液体が流れる流路と第3の開口部28を有する第2の半導体部材23bとを有している。第1、第2のガラス基板21、22と第2の半導体部材23bとの間には狭間隙部37、38が存在し、第1、第2のガラス基板21、22と対向する第2の半導体部材23bの面には、撥水性金属膜35、36が形成されている。 (もっと読む)


【課題】精度の高い気液界面を形成可能で、ゴミやパーティクルその他不純物の付着のないマイクロ液体制御デバイスを提供することである。
【解決手段】マイクロ液体制御デバイスは、シリコン基板11とガラス基板16とを、陽極接合法を用いて接合することにより作成する。そして、上記シリコン基板11に液体が流れる流路17として、深さの異なる第1の溝12及び第2の溝13を形成する。更に、シリコン基板11とガラス基板16が対向する部分で、上記流路と空間的に接続されていると共に、上記流路17の深さ及び幅のどちらか狭い方よりも狭い間隙を有する部分に狭間隙部17aを形成する。また、狭間隙部17aのシリコン基板11側に、撥水性金属膜14を形成する。 (もっと読む)


次式(I)M@X−Y(I)(ただし、Xは炭素原子、窒素原子、または有機分子であり、Mnは11以上の金属原子または金属酸化物から構成される金属または金属酸化物クラスターであり、Yはフェニルアゾメチンデンドロンサブユニットであり、YはXに対して1個以上結合している)で表わされる、触媒、発光材料、電極材料等の機能性の金属クラスター含有フェニルアゾメチンデンドリマーを提供する。
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