説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

261 - 270 / 271


【課題】 電界、磁界、超音波の他の外力や複雑な流体制御機構を用いることなく容易な構成を用いることにより3次元的な流れを作りだしてサンプル流を確実に収束させることができるマイクロチップおよびマイクロチップ中における流体制御方法を提供すること。
【解決手段】 流入側の流路83と、流出側の流路84と、流入側の流路83の上流側に合流するよう設けたサンプル液導入路87aおよびシース液導入路83a,83bとを備え、サンプル液の流れSをシース液の流れF1 ,F2 によって挟み込むようにしてあるマイクロチップにおいて、シース液の流れF1 ,F2 で挟み込まれたサンプル液の流れSを収束させる段差部2を流入側の流路83に設けてある。 (もっと読む)


【課題】細孔周期、細孔径、膜厚を高精度に制御したナノホールアレーを大面積で作製可能な技術を提供する。
【解決手段】陽極酸化ポーラスアルミナ膜の細孔内に第1の物質を充填し、さらにポーラスアルミナ膜の周りも該第1の物質で覆った後アルミナを除去することにより作製した上下支持層を有するピラーアレー構造体のピラー間の空隙に第2の物質を充填し、しかる後に、ピラーアレー構造体を除去することによって作製したナノホールアレーおよびその製造方法、並びにそのナノホールアレーを用いた複合材料およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】生体関連分子のなかで比較的小さい分子を分子サイズに従って迅速に、分解能良く分離する構造体の形成方法、および分離用デバイスを提供する。
【解決手段】陽極酸化ポーラスアルミナの細孔に物質を充填した後、アルミナを除去することによりナノピラー構造体を作製することを特徴とするナノピラー構造体の製造方法、その方法により製造されたナノピラー構造体、並びに、ナノピラー構造体備えた生体関連分子の分離等に好適な分離用デバイスとその製造方法。 (もっと読む)


本発明は、水系、酸性材料を用いることなく、一貫して不活性雰囲気下で湿式成膜法により所望のパターンを効率よく生産可能で、なお且つ、発光特性や素子寿命等の素子特性に優れる有機EL素子及びその製造方法を提供する。
対向する陽極電極と陰極電極の間に、少なくとも発光層を含む有機層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、前記有機層の少なくとも1層が、末端に1つ以上の光反応性官能基を有するデンドリマー材料の硬化物を含有し、所定のパターンを有する硬化膜からなることを特徴とする、有機エレクトロルミネッセンス素子である。また、対向する陽極電極と陰極電極の間に、少なくとも発光層を含む有機層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法において、末端に1つ以上の光反応性官能基を有するデンドリマー材料と有機溶剤を含む塗工液を用いて前記有機層の少なくとも1層であるデンドリマー材料層を形成する工程と、前記デンドリマー材料層をパターン露光する工程を有することを特徴とする、有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法である。
(もっと読む)


【課題】 マイクロ化学チップとして用いられる膜デバイスにおいて、基板で厚い分離膜を挟み込もうとするときに、膜厚に起因して、接合ができないか、接合後も膜周辺部に空隙の形成がみられるという問題を解決すること。
【解決手段】 膜デバイスは、少なくとも1枚に凹部が形成された面を有する複数の基材と外部で作成した分離膜とを接合して得られる膜デバイスであって、該分離膜は分離膜の側部および一方の面の一部で、該基材のうちの1枚によって保持され、少なくとも保持された分離膜周辺部で分離膜および基材の接合面側を同一面としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 光電変換や有機ELデバイスや太陽電池として有用性が期待される、新規な金属集積半導体ナノ粒子とその製造方法を提供する。
【解決手段】 化合物半導体をコアとして構成された半導体ナノ粒子表面に、次式


(R1は,芳香環を有する有機基を示し、R2は、置換基を有してもよいフェニル基を示し、mはデンドリマーの世代数を表す1〜9の整数である。)で表されるデンドロンが修飾されている金属集積半導体ナノ粒子とする。 (もっと読む)


【課題】 POC分析等をはじめとする種々の分析装置に好適に用いられる小型且つ低コストな送液装置を提供する。
【解決手段】 送液装置は、液体貯槽を有する液体収容体と、液体貯槽の容積変化を生じさせるための圧力を伝達する非圧縮性媒体を収容する非圧縮性媒体収容体と、を備えている。液体貯槽には、液体貯槽の内部又は外部に向かって突出するように変形可能な隔膜が備えられている。また、非圧縮性媒体収容体は、圧力を発生させる変圧手段を備え且つ非圧縮性媒体が満たされた第一媒体貯槽と、非圧縮性媒体流路によって第一媒体貯槽に連通された第二媒体貯槽と、を備えている。液体貯槽と第二媒体貯槽とは、隔膜を挟んで隣接して配置されており、変圧手段により非圧縮性媒体に加えられた圧力変化に追随して、隔膜が変形するようになっている。 (もっと読む)


要約
高い特異性をもって肝癌を検出することができる肝癌の検出方法及びそのための診断薬並びに優れた抗癌効果を有する新規な癌治療薬が開示されている。試料中の肝癌細胞の検出方法は、dlk遺伝子の発現を指標とする。dlk遺伝子の発現は、抗dlk抗体を用いた免疫測定やdlk遺伝子のmRNAを測定することにより測定可能である。癌治療薬は、癌細胞表面上に発現しているDlkと抗原抗体反応する抗体であって、該癌細胞に対して抗癌作用を発揮する抗体を有効成分として含有する。 (もっと読む)


【課題】 検出端部の表面に発生されるエバネッセント場を強くして検出感度を高めた光ファイバプローブを提供する。
【解決手段】 コア11とクラッド12からなる光ファイバ13の一端に先鋭化したコア11からなる突出部14を有し、上記突出部14の先端が該突出部14の表面を覆う遮光膜16に形成された開口部16を介して露出された光ファイバプローブ10であって、上記突出部14が光軸13Cに対して非対称な形状に先鋭化されてなる。 (もっと読む)


【目的】 駆動用電極と浮上用電極とを一体化することにより、電極の有効面積を最大限に利用し、機械の性能の向上を図るとともに、被搬送体をそのままの状態で無接触搬送を可能にする。
【構成】 所定のピッチを有する複数のストリップ状電極が形成される電極ユニット12a,12bを、絶縁基板上に分離帯11を挟んで2組配置するとともに、浮上兼駆動用電極プレート10と、これに対向する被搬送体20と、電極と被搬送体とのギャップを検出する変位センサ30a〜30e,31a〜31eと、電極への印加電圧を制御する制御器40と、制御電圧を増幅する高電圧アンプ50と、電極への電圧を印加し、シーケンス制御を行う駆動ユニット60とで構成し、ストリップ状電極への電圧の印加により、被搬送体20を浮上させて駆動し、予定される位置に至ると電極への電圧の遮断により離脱させる。 (もっと読む)


261 - 270 / 271