説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

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【課題】フレームを用いることなく、簡便かつ高感度に、3価の重金属イオンを包含する重金属イオンを測定する手段の提供。
【解決手段】例えば下記式[IV]


で示されるような、溶液中で1価の負イオンになる陰イオン性官能基を2個持つ特定の環構造を有する化合物から成る重金属イオン測定用質量分析試薬を提供した。
【効果】イオン性官能基に起因する負電荷により、重金属イオンの電荷が減じられ、また、錯形成により生成される錯体がほぼ単一のピークとして観察されることから、フレームを用いない簡便な質量分析により、高感度に重金属イオンを測定することができる。 (もっと読む)


【課題】発光効率が高く、置換基を変更するだけで蛍光発光波長を大きく変化させることができる新規な化学発光性化合物及びそれから成る標識剤の提供。
【解決手段】一般式[I]で示される化学発光性化合物。


(R〜Rは、そのうちの1つが、例えばフタルカルバジド基等の化学発光基であり、それ以外は、水素あるいは該化合物の発光を阻害しない基である。R,Rはフッ素又はアルコキシ基である。) (もっと読む)


【課題】 各家庭などから排出されるような100L以下程度の少量の汚水を、場所を取らずに安全かつ簡単に、しかも太陽光の利用が可能で経済的に有利に処理し得る簡易型光触媒利用廃水処理装置を提供する。
【解決手段】 平板状光触媒担持多孔質体と、それを保持するフレームを有する廃水処理装置であって、前記平板状光触媒担持多孔質体に浸み込ませた有機汚物含有汚水が、太陽光により乾燥すると共に、該汚水に含まれる有機汚物が分解浄化される機能を有する簡易型光触媒利用廃水処理装置である。 (もっと読む)


【課題】マイクロチップの基板材料に制約が無く、流路を確実に閉塞して耐圧性を確保できるマイクロ流路の流体制御構造、閉塞部材、マイクロチップ、各種の応用装置、および、閉塞部材操作装置の提供。
【解決手段】マイクロチップ1の孔20にバルブ30を押し込むことで流路FAを閉塞する構造とされ、流路FAを閉塞するための可動部分がバルブ30それ自体であって、基板11,12を変形させて流路FAを閉塞する必要がない。このため、マイクロチップ1の基板11,12に硬質材料をも使用でき、信頼性および汎用性を大きく向上させることができる。また、弾性部材32が弾性変形によって孔20の周縁21および溝14の端部142に密接するので、流路FAが確実に閉塞され、耐圧性を確保できる。また、本発明は、マイクロチップ1に配設されたバルブ30の押圧手段を備える操作装置も提供する。 (もっと読む)


【課題】シランカップリング剤を用いた基材の浸漬法による撥水処理において、溶媒の種類やシランカップリング剤の濃度を適切に調整することで、高度に平滑な処理表面とそれに伴う高度な撥水性および水滴除去性を付与する。
【解決手段】アルキルシラン類からなる撥水剤を芳香族系溶媒を用いて溶解させ、前記アルキルシラン類の濃度を25μMよりも高く100mMよりも低い値とした溶液を調製し、該溶液に基材を浸漬して基材表面に撥水処理を施す、あるいは、フルオロアルキルシラン類からなる撥水剤をフッ素系溶媒を用いて溶解させ、前記フルオロアルキルシラン類の濃度を0.1〜2mMとした溶液を調製し、該溶液に基材を浸漬して基材表面に撥水処理を施すことを特徴とする撥水処理方法、およびその方法により処理された基材。 (もっと読む)


InN,GaN等に代表されるIII族の窒化物半導体につき、貫通転位の発生や界面層の発生を抑えつつ良質の窒化物半導体層を成長させるべく、InNからなる窒化物半導体層を有する窒化物半導体素子の作製方法において、イットリア安定化ジルコニア基板(12)の(111)面に対して、上記InNを蒸着させる蒸着工程を設けることにより、当該基板(12)の(111)面に対して、六方晶であるInNのc軸が略垂直となるように配向されてなる窒化物半導体層を形成させる。
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【課題】 先鋭化ファイバーのような線的な構造あるいは立体的な微細加工に対して無電解により再現性よく金属コーティングを行うことができるようにする。
【解決手段】 リンゴ酸をベースとし、酢酸、グリコール酸などの短鎖脂肪酸系の有機酸を含む無電解ニッケルめっき液に表面活性化した光プローブ先端の先鋭部を浸漬し、上記プローブ先端の先鋭部に、先端に向かって金属膜厚が減少し、減少領域で、幅数十ナノメートル以上、段差50nm以下のステップ構造を有する金属コート層を無電解ニッケルめっきにより形成する。 (もっと読む)


【課題】撥水性固体表面における液滴の転落の際の加速度を液滴の大きさに合わせて制御することが可能な方法と、その方法により制御された撥水性固体表面を有する構造体を提供する。
【解決手段】撥水性固体表面を、液滴滑落性が異なる複数の撥水剤の混合形態で形成することを特徴とする、撥水性固体表面での液滴の転落加速度の制御方法、およびその方法により制御された撥水性固体表面を有する構造体。 (もっと読む)


【課題】 電極間距離を小さくして大きな出力値を確保しながらも、流路深さ方向での電流密度に分布を発生しないで出力値のばらつきを非常に小さく抑えて、測定精度の著しい向上を実現できるようにする。
【解決手段】 アパーチャ8の両側流路部3A,3Bに設ける電極9A,9Bが、流路の深さ方向を縦断する高さを有し、検体液aの所定の流れ方向に沿って長く、かつ、検体液aの所定方向への流れを遮断しないように互いに平行状に並設された複数の導電性平板9a,9bの集合により三次元の立体構造に形成されている。
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【課題】超撥油表面を効果的に設計するための表面エネルギーと表面粗さの設計指針を提示し、超撥油表面の作製を現実に可能ならしめる。
【解決手段】表面エネルギーを14mJ/m2以下、表面粗さを600nm以上に調整することを特徴とする超撥油表面の作製方法、およびその方法により作製された超撥油表面からなる固体表面を有する構造体。 (もっと読む)


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