説明

東洋ビューティ株式会社により出願された特許

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【課題】熱や光に対して安定化させて保存性がよく、また皮膚浸透性が高く、生体内に広く分布するフォスファターゼによって速やかに加水分解され、しかもヒドロキシフェノール本来の有用な生理活性を発揮でき、かつ加水分解された所定の抗酸化性物質の抗炎症効果により皮膚への安全性が高く、さらに皮膚刺激性の低い新規ポリヒドロキシベンゼン誘導体またはこれを用いた抗炎症用皮膚外用剤または美白化粧料とすることである。
【解決手段】
アスタキサンチン、トコフェロールまたはトコトリエノールからなる抗酸化性物質の水酸基にリン酸をエステル結合させ、このリン酸エステルをポリヒドロキシベンゼンの1以上の水酸基とジエステル結合させたポリヒドロキシフェニルフォスフェートまたはその塩からなる抗酸化性ポリヒドロキシベンゼン誘導体とする。抗酸化性ポリヒドロキシベンゼン誘導体は、適度な脂溶性があって細胞内に取り込まれやすく、皮膚浸透性にも適した特性を有する。細胞に取り込まれた抗酸化性ポリヒドロキシベンゼン誘導体は、生体内組織に分布しているフォスファターゼ他の酵素等によってヒドロキシフェノールやアスタキサンチン、トコフェロールもしくはトコトリエノールに加水分解され、有用な効果を生体に及ぼす。 (もっと読む)


【課題】線維芽細胞のコラーゲン、ヒアルロン酸量を増加させて優れたコラーゲン合成促進活性、ヒアルロン酸合成促進活性を有し、経時的安定性の高い抗しわ剤または抗老化性化粧料の提供。
【解決手段】式(式中、R1、Rは、水素またはレチノイル、ユビキノールもしくはユビキノン残基からなる親油性残基である。ただし、R=R=水素(H)である場合を除く。)のL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩である。生体内でリン酸部分が加水分解され、L−アスコルビン酸および油溶性有効成分に分解され、コラーゲン合成促進効果、細胞賦活効果、ヒアルロン酸産生量を増加させる。
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【課題】シロウリの抽出物について酸化され難く安定であり、しかも安全性の高い有効成分を見出し、それを用いて新規なチロシナーゼ活性阻害剤、メラニン産生抑制剤または美白化粧料とすることである。
【解決手段】シロウリ(Cucumis melo ver. conomon)の果皮または果実などを被抽出材料として抽出されたエタノール可溶性成分もしくは前記シロウリの果実の搾汁液またはそれらの加水分解物を有効成分として含有するチロシナーゼ活性阻害剤とする。また、このチロシナーゼ活性阻害剤の含有量が0.1〜10質量%であるメラニン産生抑制剤、またはチロシナーゼ活性阻害剤を含有する美白化粧料とする。 (もっと読む)


【課題】ポリヒドロキシベンゼンを熱や光に対して安定化させ、保存性がよく、皮膚浸透性が高く、生体内に広く分布するフォスファターゼによって速やかに加水分解され、しかも本来の健康に有用な生理活性を発揮できる新規なポリヒドロキシベンゼン誘導体、およびそれを含む皮膚外用剤の提供。
【解決手段】ポリヒドロキシベンゼンをアルキルフォスフォリック化ポリヒドロキシベンゼンからなるポリヒドロキシベンゼン誘導体またはその塩とする。分枝型脂肪族アルコールとオキシ塩化リンを反応させて、モノアルキルジクロロフォスフェートまたはジアルキルモノクロロフォスフェートを合成し、これを別途ポリヒドロキシベンゼンと酢酸を反応させて得た1−ヒドロキシ−4−フェニル酢酸ベンゼンと反応させ、その後に酸加水分解してリン酸エステル部が分岐したポリヒドロキシフェノール誘導体を製造し、これを0.03重量%以上含有する美白化粧料とする。 (もっと読む)


【課題】酸化安定性、皮膚浸透性、基剤や溶剤への溶解性が良好であるアスコルビン酸誘導体が配合された化粧料が、皮膚表面で発泡性が低く、また収納した化粧容器内で保存状態または商品として流通させる状態で発泡性が低く抑えられた化粧料とすることである。
【解決手段】化3の式で表されるイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムなどの水溶性アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料において、発泡抑制成分としてレシチン、水素添加レシチン、リゾレシチン、水素添加リゾレシチンまたは水酸化レシチンなどのレシチン類をレシチン類/水溶性アスコルビン酸誘導体の重量比が0.1〜10になるような割合で配合した化粧料とする。
【化3】
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【課題】皮膚における線維芽細胞のコラーゲン量の産生量を促進して若々しい肌を保つため、優れたコラーゲン産生促進活性を有するコラーゲン産生促進剤とし、このコラーゲン産生促進剤を配合して、例えばシワ改善効果を奏する抗老化化粧料とすることである。
【解決手段】下記の化3の式で表わされ、リン酸エステル部が分岐したアルキル基を有するL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩からなるアスコルビン酸誘導体からなるコラーゲン産生促進剤とする。
【化3】


(式中、R1、Rは、水素(H)または分枝を有する炭素数3〜30のアルキル基を表わす。ただし、R=R=水素(H)である場合を除く。)
上記したアスコルビン酸誘導体は、分子構造の所定位置(2位)にリン酸エステル部を有し、その部分に分岐したアルキル基を有するため、適度な脂溶性があって細胞内に取り込まれやすい特性を有する。 (もっと読む)


【課題】L−アスコルビン酸誘導体が生体内に広く分布するホスファターゼで速やかに加水分解され、また皮脂が少ない皮膚に油脂成分を供給して保護する乳化組成物の提供。
【解決手段】下記式、リン酸エステル部が分岐したアルキル基を有するL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩からなるアスコルビン酸誘導体を含有し、かつ多価アルコールおよび油性成分を必須成分として含有する乳化組成物。所定分子構造のアスコルビン酸誘導体自身の界面活性で油相成分に溶け込み、油相成分を水相成分中に分散させてエマルションを形成し、得られる乳化物は硬化した皮膚にも馴染んでよく浸透し、ホスファターゼによって速やかに加水分解される。
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【課題】生物由来の特定有機酸であるスピクリスポール酸およびその中和塩の物性を改良し、環境負荷が少なく安全性の高い特性を保ちながら、その界面活性を改善することである。
【解決手段】下記の化7の式で示されるスピクリスポール酸誘導体またはその中和塩からなるジェミニ型界面活性剤とする。
【化7】
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【課題】泡立ちがよく、かつすすぎ時のきしみがない洗浄剤であって、皮膚に対してはしっとりしながらべたつかず、毛髪に対してはごわつきを抑えてまとまりを付与するなど優れた使用感を与える洗浄剤とする。
【解決手段】下記の成分AおよびBを必須成分として含有する洗浄剤組成物とする。
(成分A)アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、高級脂肪酸塩およびポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩からなる群から選ばれる一種以上のアニオン界面活性剤
(成分B)4,5−ジヒドロキシ−4−ペンタデカノリドとポリヒドロキシ化合物とのエステル、このエステルの塩、スピクリスポール酸を開環した3−ヒドロキシ−1,3,4−テトラデカントリカルボン酸とポリヒドロキシ化合物とのエステル、およびこのエステルの塩からなる群から選ばれる一種以上のスピクリスポール酸誘導体 (もっと読む)


【課題】保湿性に優れ、かつ肌荒れ改善効果と使用感を両立できる皮膚外用剤とすることである。
【解決手段】4,5−ジヒドロキシ−4−ペンタデカノリド(スピクリスポール酸とも別称される。)とポリヒドロキシ化合物とのエステル、このエステルの塩、3−ヒドロキシ−1,3,4−テトラデカントリカルボン酸とポリヒドロキシ化合物とのエステル、およびこのエステルの塩からなる群から選ばれる一種以上のスピクリスポール酸誘導体を有効成分として含有する皮膚外用剤とする。特に、スピクリスポール酸誘導体と共に、グリセリンなどの保湿剤を併用すると、保湿剤の経皮吸収が促進され、保湿効果、肌荒れ改善効果が相乗的に著しく向上し、また保湿剤に起因するべたつきも改善される。 (もっと読む)


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