説明

株式会社ユニソクにより出願された特許

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【課題】 プローブの振動に基づく電流である振動成分を感度良く検出する振動成分検出方法、及び、該振動成分検出方法を用いることで、測定感度が高い原子間力顕微鏡を提供する。
【解決手段】2つの振動腕部6a,6bを有する電歪素子により構成された試料3の表面を走査するプローブ6を備え、振動腕部6a,6b夫々に設けられた電極7a,7bからの2つの検知信号の差分を求めることで、該2つの検知信号間で同相に出現する擾乱成分を除去し、逆相で発生するプローブ6の振動に基づく振動成分を検出して処理信号を生成する差動増幅回路9と、該差動増幅回路9で生成した処理信号に基づき試料3の情報を検出する周波数検出回路11を備える。 (もっと読む)


【課題】セル表面の結露を有効に防止できるクライオスタットを提供する。
【解決手段】入射口及び出射口が形成されたケーシング1と、ケーシング内に設けられたセル収容室と、セルの温度を調節する温度調節手段と、ケーシングの入射口から入射した光をセル収容室へ導く第1の光路管11と、セル収容室を通過した光をケーシングの出射口へ導く第2の光路管12と、第1の光路管及び第2の光路管において、外部に露出する開口にそれぞれ配置された第1及び第2光学窓15,18と、第1の光学窓及び第2の光学窓の周縁に配置され、第1の光路管及び第2の光路管をそれぞれ封止する水蒸気透過率が30000cc・cm2・mm・sec・cm Hg×1010以下のシール材19と、を備えている、クライオスタット。 (もっと読む)


【課題】プローブの位置決めを、比較的広いレンジにおいて、精度良く行うことができる装置を提供する。
【解決手段】プローブ1及び2は、試料20の近傍に配置される。電子銃3は、試料20の近傍のX−Y平面において、電子ビームを走査させる。プローブ用吸収電流測定部4及び5は、電子ビームの走査に伴ってプローブ1及び2に生じる吸収電流を測定する。プローブにおける吸収電流を測定した時点での電子ビームの照射位置の情報を用いて、プローブの位置を特定することができる。電子ビームの走査によりSEM画像を取得していれば、SEM画像中におけるプローブを特定することも可能である。 (もっと読む)


【課題】精度良く且つ効率的にマルチプローブを描画対象物の表面に平行に配置することができるナノライティング装置における傾き補正装置を提供すること。
【解決手段】固定部(61)、弾性部(62)、可動部(63)、駆動部(64)及び支点部(65)を有する変位生成部(6)と、レーザ光をマルチプローブの両端に位置するカンチレバーの背面に入射させ、反射されるレーザ光を検出するレーザ照射部とを備え、固定部(61)がナノライティング装置のZ軸方向粗動部に固定され、レーザ照射部が可動部(63)に固定され、マルチプローブがレーザ照射部に固定され、弾性部(62)の各々が、独立して変位量に応じた復元力を固定部(61)と可動部(63)とに加え、駆動部(64)が、可動部(63)に力を加え、支点部(65)の回りに可動部(63)を所定角度回転させて、マルチプローブの傾きを変化させる。 (もっと読む)


【課題】 電界集中によりプラズマから受けるダメージを減少させて探針基体の先端部にカーボンナノチューブをプラズマCVD法によって成長させることができるプローブ顕微鏡用探針の作製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 先端部10aを露出させてタングステン探針10を保持するホルダー26を容器21内に配し、該容器21内に導入した炭素系ガスをプラズマ化し、該プラズマ化した炭素系ガスに先端部10aを曝すことにより、当該先端部10aにカーボンナノチューブ31を成長させる。タングステン探針10の先端部10aには触媒金属が蒸着されている。 (もっと読む)


【解決課題】 軽装備な検出機構とすることにより、高精度に3次元的な形状を計測することができるようにする。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡10は、XY試料ステージ14と、一端が走査機構22に片持ち支持され、開放された他端には探針24が固設されているカンチレバー16と、カンチレバー16をX方向、Y方向、Z方向の各々へ移動させる圧電素子18X、圧電素子18Y、圧電素子18Zを備えた走査機構22と、走査制御回路20とを備えている。また、カンチレバー16の片持ち支持されている側には、発振器26からの高周波信号により駆動されてカンチレバー16を加振する加振用圧電素子28が固設され、また、カンチレバー16には、自己検知型のセンサである歪み抵抗素子30が埋め込まれている。 (もっと読む)


【課題】 超高真空中において試料に応力を印加しながらその表面構造の原子レベルの分解能でのその場観察を行うことができる超高真空走査型プローブ顕微鏡を提供する。
【解決手段】 この出願の発明の超高真空走査型プローブ顕微鏡は、超高真空状態の真空槽内に、板状試料(2)の一端又は両端を支持する試料ホルダー(3)と、垂直方向の変位がナノスケールで制御され、板状試料(2)に対し応力を印加する応力印加機構(6)、(7)、(8)と、応力が印加された板状試料表面の状態を原子レベルの分解能でその場計測するプローブ(1)を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 真空下にて試料を分析および/または処理する際に必要とされる複数の機能を備えた器具を提供する。
【解決手段】 端子1および突起部6を有する基板100、ならびに端子1と接触する電極3および突起部6を挿入するための凹部10を有するホルダー200を備える回路形成用カセットであって、突起部6が凹部10へ挿入されることによって基板100とホルダー200とが固定される構成を有する回路形成用カセットを用いる。 (もっと読む)


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