説明

日本インスツルメンツ株式会社により出願された特許

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【課題】フローセルからの散乱光を減少させる水銀原子蛍光分析装置を提供し、検出器の信号のベースラインを低下させ、分析感度と精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】水銀原子蛍光分析装置は、試料Sに紫外線11を照射する水銀ランプ10と、試料Sから発生する水銀の蛍光12を検出する検出器40と、水銀ランプ10からの紫外線11が入射する入射窓21を有する壁23、試料Sから発生する水銀の蛍光12を検出器40に出射する出射窓22を有する壁24、入射窓21と対向する壁25および出射窓22と対向する壁26によってセルを形成し、前記セルにガス状の試料Sが導入される導入口35およびガス状の試料Sが導出される導出口36を有するフローセル20であって、入射窓21と対向する壁25および出射窓22と対向する壁26が紫外線を吸収する紫外線吸収材27で覆われているフローセル20とを有する。 (もっと読む)


【課題】希釈ガス設備を別途必要とせず、大容量の流量に対応する必要のない測定ガス希釈装置およびその方法ならびに水銀分析装置およびその方法により、装置の小型化とコストダウンを図ることを目的とする。
【解決手段】測定ガス希釈装置1は、試料ガスの所定量を測定用ガスとして導入する測定用ガス流路11と、試料ガスの所定量を希釈用ガスとして導入し希釈用ガスの流量を調節する希釈用ガス流量調節手段110および水銀を除去する水銀除去フィルタ120を有し、所定量の希釈ガスを生成する希釈ガス流路13と、測定用ガス流路11と希釈ガス流路13とが接続され、測定ガスを生成する測定ガス流路15と、測定用ガスの流量を調節する測定用ガス流量調節手段100と、希釈用ガス流量調節手段110および測定用ガス流量調節手段100を制御する流量制御手段130とを有する。 (もっと読む)


【課題】測定信号強度の短時間積分方式の水銀分析装置および水銀分析方法を提供し、分析試料中の水銀の分析時間を短縮するとともに、水銀分析の正確さと精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】水銀分析装置は、水銀の分析線を放射する水銀ランプ1と、試料8から気化された水銀を内部に通過させるとともに、前記水銀の分析線を透過させる吸収セル2と、吸収セル2を透過する水銀の分析線強度を検出する検出器31と、前記検出器からの信号強度を時間積分することにより試料中の水銀の含有量を定量する水銀分析装置であって、測定開始時間から前記信号強度のピーク値Pと所定の比率を有する信号強度の立下り値Hになる時間T1までを前記時間積分の積分時間とする信号処理手段4を有する。 (もっと読む)


【課題】有機物の付着による分解充填剤の機能低下を防止し、原子吸光分析時における有機物に起因した水銀濃度0値のドリフトを補正可能な排ガス中の水銀分析方法およびその装置を提供する。
【解決手段】分解温度を有機物の気化温度より高くしたので、排ガス中の二価水銀の金属水銀への分解時、有機物の表面付着による分解充填剤16bの機能低下を防げる。また、ゼロ調整時には、吸光セル21へ入る直前の排ガスを水銀除去器28の金と接触させて水銀を除去し、有機物を含む排ガスを原子吸光分析するので、水銀除去器28に活性炭を入れた従来技術のより長期間、有機物に起因した原子吸光分析器29の水銀濃度0値のドリフト補正効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】 種々の金属酸化物や腐蝕性の強酸性ガスなどが共存する場合であっても、高い還元機能を維持できる水銀還元用触媒および水銀変換ユニットを提供すること。また、該水銀還元用触媒および水銀変換ユニットを用い、共存成分の影響を受けない、高精度で、かつ長期安定性の高い、連続測定が可能な排気ガス中の全水銀測定装置を提供すること。
【解決手段】 アルカリ金属のリン酸塩あるいは亜硫酸塩のいずれかまたはこれらを組合せた試剤を触媒成分の主剤とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 種々の金属酸化物や腐蝕性の強酸性ガスなどが共存する場合であっても、高い還元機能を維持できる水銀還元用触媒および水銀変換ユニットを提供すること。また、該水銀還元用触媒および水銀変換ユニットを用い、共存成分の影響を受けない、高精度で、かつ長期安定性の高い、連続測定が可能な排気ガス中の全水銀測定装置を提供すること。
【解決手段】 ゼオライト系モレキュラシーブを主剤とすることを特徴とする水銀還元用触媒。前記ゼオライト系モレキュラシーブが、モレキュラシーブ3A、モレキュラシーブ4A、モレキュラシーブ5A、およびモレキュラシーブ13Xのいずれかあるいはこれらいずれかの組合せであることを特徴とする。強酸性ガスに対する被毒抑制剤として高温安定塩類を含浸または混合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 自動的に試料の前処理が可能な自動前処理機構付き還元気化水銀測定装置を提供する。
【解決手段】 光センサ6で試料容器10の有無を自動的に検出した後に試薬を試料容器に注入し、その後、光センサ7で試薬の色変化を自動的に検出した後で試料中の水銀ガスの測定前に、試料容器10の内壁に付着した付着物を自動的に洗浄して、該水銀ガスを測定するので、前処理装置1と水銀検出装置3を一体型にし、同時に該前処理装置1で光センサ6、7により試料容器10の有無および試薬の色変化を自動的に検出するから、自動的に試料前処理が可能となる。かつ、光センサ7が、試料容器10内の試料溶液を吸出させて試料容器10外の当該吸出位置にて非接触で検出する透過型センサであるので、試料容器10の内壁の汚れや溶液表面の膜の発生などがあっても、その影響を受けずに正確に試薬の色変化を検出できる。 (もっと読む)


【課題】 還元触媒の母材の融点を高めることにより、還元触媒の使用温度を上げ、表面に排ガス中のセレンや未分解の有機物などが付着するのを阻止して、2価水銀に対する還元能を高めることができる還元触媒を提供する。
【解決手段】 ガスG中の2価水銀を0価水銀に還元する粒状の触媒30であって、純すず30aに金属不純物30bが混合された母材30cの表面に塩化すず30dを生成させて形成する。 (もっと読む)


【課題】 汚れの付着しやすい還元管の出口や気液分離管内を自動的に洗浄することで測定器の感度低下を来たさず、信頼性の高いガス中水銀の測定装置を提供する。
【解決手段】 ガス中水銀の測定装置であって、ガス中の2価水銀を0価水銀に還元する還元管3と、還元管3を通ったガスGから液体成分(ドレイン)を除去する気液分離管4と、気液分離管4から導出されたガスG中の水銀量を測定する測定器6と、洗浄水を還元管3の出口から気液分離管4を通過させて気液分離管4の外部へと流出させる洗浄系統10とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 自動的に試料の前処理が可能な自動前処理機構付き還元気化水銀測定装置を提供する。
【解決手段】 光センサ7で試料容器10の有無を自動的に検出した後に試薬を試料容器に注入し、その後、光センサ7で試薬の色変化を自動的に検出した後で試料中の水銀ガスの測定前に、試料容器10の内壁に付着した付着物を自動的に洗浄して、該水銀ガスを測定する。したがって、従来と異なり、前処理装置1と水銀検出装置3を一体型にすると同時に、該前処理装置1で光センサ7により試料容器10の有無および試薬の色変化を自動的に検出するから、自動的に試料前処理が可能となる。 (もっと読む)


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