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Fターム[2E002KA07]の内容

Fターム[2E002KA07]に分類される特許

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【課題】コンクリート造の壁付き柱を一体化断面として断面性能を合理的かつ有効に利用して断面曲げ耐力を大幅に増大させる。大地震や強風によって衝撃的な引張力や曲げモーメントを受けても、PC鋼材や鉄筋が弾性範囲内に維持されるようにして、建造物のひび割れや損壊を防止する。
【解決手段】コンクリート造の壁付き柱1は、柱部2とその両側に設けられた壁部3とから構成して一体となった異形断面を有する部材であり、PC鋼材8、10を挿通させて配置し、PC鋼材に緊張導入力を与えて緊張定着させ制震プレストレスを付与した壁付き柱が形成されることにより、大地震や強風によりPC鋼材に掛かる引張力が最大となる時でも降伏しない弾性範囲内に納まるように設計でき、柱部および壁部に配置されたPC鋼材に掛かる最大引張力がほぼ同じになり、壁部と柱部とを一体化したことで断面曲げ耐力を大幅に増大させ、建造物のひび割れや損壊を防止できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ガラススクリーンを構築するガラス板の交換を容易に行うことができるとともに、小型で構造の簡単なホリゾンタルタイプのガラス板支持構造体及びガラススクリーンを提供する。
【解決手段】本発明のガラス板支持構造体12を、建物の体に基端部20A側が支持される本体20と、本体20の先端部側に設けられるとともに、ガラススクリーン10の十字目地部の左右両側に配されてガラス板14を室内側から押さえる室内側押さえ部材22と、室内側押さえ部材22に所定の可動域aをもって各々摺動自在に係合されるとともにガラス板14間の目地部に配されてガラス板14の下辺部に当接されることによりガラス板14の自重を受ける一対の自重受け部材24と、目地部から突出した自重受け部材24の先端に各々着脱自在に係合されるとともに、ガラス板14を室外側から押さえる一対の室外側押さえ部材26とから構成する。 (もっと読む)


【課題】耐震壁の設置位置の自由度が大きい耐震構造、この耐震構造の施工方法、及びこの耐震構造を有する建築物を提供する。
【解決手段】補強手段38A、38Bにより水平部材12、14に曲げ耐力を付与する。そして、鉛直力伝達手段(鉛直力伝達部材48A、48B及び連結部材44)によって、曲げ耐力が付与された水平部材12、14の部位に波形鋼板18の鉛直プレート22A、22Bから作用する鉛直力を伝達する。これにより、耐力が弱い水平部材上への波形鋼板18の設置が可能となり、設置位置の自由度が大きい波形鋼板耐震壁16を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】垂壁納まり仕様のオーバーハング部において、通気・排水を確保するとともに、意匠性、施工性、及び汎用性向上を可能とする垂壁納まり用部材、及び該部材を用いた垂壁を提供する。
【解決手段】建物躯体4の室外側に配置された胴縁5、外壁材2、及び躯体の下面より下方に配置された軒天材3を備える垂壁納まりのオーバーハング部に使用される垂壁納まり用部材10、20、40であって、胴縁の下方に、該胴縁の端面に対向して配置される長尺の平板状の部材であるとともに、板厚方向に貫通する少なくとも1つの孔13、13、…、23、23、…、43、43、…が設けられた水抜き片12、22、42と、胴縁の室外側面に取り付けられる面を有する長尺の平板状の部材である取付片11、21、41と、を備えるものとする。 (もっと読む)


【課題】解体費と修繕費を抑えた耐震壁補強を実現すると共に、柱頭・柱脚の接合部の引抜き耐力の増強。
【解決手段】壁フレーム補強金物1は長方形の金属板で形成される受力面部2とその隣り合う2辺に柱取付け部3と横架材取付け部4を一体に形成したものとする。受力面部2は大きな地震力が作用するときは圧縮方向のせん断力によって面座屈を生じると共に、引張り方向に強いせん断力が作用するときは、補強金物1の横架材取付け部4の柱8と反対側がビス止めに抗して浮き上がる構成としてある。壁フレーム補強金物1の長辺は、壁フレームの天井裏寸法又は床下寸法よりも長くしてある。 (もっと読む)


【課題】板壁、特に伝統的な木造軸組による板壁を対象として、その減衰性能を向上させ得る構造を提供する。
【解決手段】木造建物における左右の柱間に横長帯板状の壁板2を多段に積み重ねて装着し、それら壁板間に形成される各段の横目地にダボを介装し、そのダボの全てもしくは一部を木製ダボ4に比較して減衰性能に優れる制震ダボ5とする。制震ダボ5は木材からなる本体部材と減衰材料からなる減衰部材とを組み合わせて一体化した構造とすることが好ましく、本体部材と減衰部材とをいずれも板状として減衰部材の両面に本体部材を一体に固着するか、柱状の本体部材に中心孔を設けて棒状の減衰部材を嵌入すると良い。制震ダボ5を耐震板壁全体に均等に分散配置するか、あるいは制震ダボ5を所定段の横目地にのみ集中配置して他の段の横目地には木製ダボ4を配置すると良い。 (もっと読む)


【課題】 鉄筋コンクリート外断熱建物に対し、鉄筋コンクリートバルコニー及び鉄筋コンクリート袖壁を、断熱層を介してコンクリート外壁と熱遮断して、熱橋作用を抑制し、且つ、安全性を確保して構築可能とする。

【解決手段】 鉄筋コンクリート建物のコンクリート外壁Wは、断熱層2Bと外装下地材2Aとを層着した複合パネル2で外断熱被覆し、コンクリート外壁Wから、水平突出するコンクリートバルコニー床スラブSB及び垂直突出するコンクリート袖壁5は、共に、断熱層4B,3Bを介在させて断熱層4B,3Bを貫通する連結筋1,6の一半をコンクリート躯体CF内に、他半をバルコニー床スラブSB内及び袖壁5内に定着して、連結筋1,6によってコンクリート外壁Wから突出支持し、且つ、バルコニー床スラブSBの側端Bsを袖壁5に剛接合し、袖壁5の下端は基礎Fで支持し、コンクリート外壁Wからのバルコニー床スラブSB及び袖壁5の突出付設物を、角筒形状の剛構造で、且つ、コンクリート外壁Wから断熱層4B,3Bによる熱遮断で突出付設する。 (もっと読む)


【課題】柱梁架構の構面外の壁体として内面曲げ及び剪断力には抵抗するが、鉛直軸力及び面外方向への曲げに対しては抵抗が小さい波形鋼板を上下階の小梁間又はスラブ間に配置して耐震性能を向上する構造を提供する。
【解決手段】水平力で層間変形を発生する上下階の小梁間又はスラブ間へ建て込む壁体として波形鋼板がその折り筋を水平方向に向けた配置とされ、波形鋼板には、左右の側辺部に沿ってフランジ鋼板が接続され、上下の水平辺部に沿ってベースプレートが接合され、フランジ鋼板とベースプレートとは、その交点を一体的に接合されて枠が形成されており、上下のベースプレートは前記上下階の小梁又はスラブと剪断力伝達要素を介して接合して設置されている。 (もっと読む)


【課題】例えばビル等の建築物の壁に形成される窓や出入口等の開口部の上方または下方もしくは両方あるいは屋上やベランダ等の縁部に下がり壁や立上がり壁をALC等のパネルで形成するものにおいて、上記パネルに局部的な負荷や過度な負担を掛けることなく、上記の壁を良好かつ強固に支持することのできる壁支持構造を提供する。
【解決手段】形成すべき壁Wの上側または下側もしくは上下両側の建物躯体F1に、横材11と縦材12および筋交13とからなる略三角形状の支持ユニット10を略水平方向に複数個取付け、その複数個の支持ユニット10の自由端側に取付けた水平補強材3と、上記建物躯体F1に沿って設けたパネル支持材5との間にALC等のパネル1を複数枚並べて取付けることによって下がり壁W1または/および立上がり壁を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 剛性があるだけでなく、弾性があって復元力もある柔軟性を具備し、高い耐震性を備える剛柔構造からなる新規な軸組み壁構造及びこの壁構造用のパネルを提供するものである。
【解決手段】 土台又は梁1と、これら土台又は梁1上に起立した少なくとも2本の柱2,2と、柱2の上端間に架設した上部梁3と、これら土台又は梁1、2本の柱2,2及び上部梁3とによって囲まれた空間内に配置した壁パネル5とからなり、柱2と壁パネル5との間に込栓6を打ち込んで結合してなるものである。 (もっと読む)


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