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Fターム[2E139CA26]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 免震支承の機構の種類 (910) | 流体に浮かせるもの (9)

Fターム[2E139CA26]に分類される特許

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【課題】従来のプール状の免震ピットの代わりに、液体を閉じ込める形態をした免震層を設けることにより、従来の浮体式免震構造に比し同等以上の機能をもたせつつ、コンパクトで経済的な免震機構を提供することを目的とする。
【解決手段】浮体構造物本体と地盤の間に、免震装置を備え、シール材で囲まれ液体を閉じ込める免震層を設ける。免震層側面等に弾性機能を持たせ、免震層に注入される加圧液体と、その液体を加圧調整するための液体加圧機構を設けて部分浮体式免震構造とする。免震層の上部等に空気層と液体層からなり抵抗体を備える流体室を設ける。さらに流体室に圧搾空気を送り込むための圧搾空気機構を設けて完全浮体式免震構造への移行を可能とする。また鉛直方向の免震性能向上等において浮体構造物本体外部に空気室を設ける。 (もっと読む)


【課題】許容負担荷重を広範囲に亘って任意に設定することができ、質量が大きな建屋に適用可能なものも得ることができる上下免震システムを提供すること。
【解決手段】上下免震システム1を構成するにあたり、建屋ピストン挿入口21aと免震用ピストン挿入口22aとを有する液体貯留槽2と、建屋ピストン挿入口21aから滑動自在に液体貯留槽に挿入されて建屋Bの下方に配置される建屋用ピストン部3と、免震用ピストン挿入口22aから滑動自在に液体貯留槽に挿入される免震用ピストン部4と、液体貯留槽の外部に配置されて免震用ピストン部に連結され、免震用ピストン部が振動したときに該振動を減衰させる振動吸収部5とを設け、液体貯留槽は、建屋用ピストン部および免震用ピストン部の各々が挿入されることによって密閉容器となるように構成し、建屋用ピストン部の断面積と前記免震用ピストン部の断面積とは互いに異なる値とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、建物を滑動可能な本基礎上へ設置し、地震の震動が過大になった場合(例えば震度6以上の場合)には、本基礎が滑動することにより、地震のエネルギーを緩和させ、建物の倒壊を防止することを目的としたものである。
【解決手段】この発明は、建物建設用地に地盤を設けた後、地盤上へ型枠を設けると共に配筋し、ついでコンクリートを打設して、周側壁及び受基礎を設け、該受基礎上を平面処理し、該平面上へ下部の滑動板を固定し、前記下部の滑動板上へ上部の滑動板を重ねて滑動層を形成し、前記滑動層上へ、型枠と、配筋を設けた後、コンクリートを打設して所定形状の本基礎を形成し、前記本基礎と受基礎の間の受基礎上へ滑動制御面を設け、前記本基礎上へ建物を構築することを特徴とした避震滑動基礎構法により、目的を達成した。 (もっと読む)


発電モジュール(25)はプールの液体に完全に沈められた格納容器(24)と、前記格納容器の中心あるいは発電モジュール(25)の重心又はそれらの上方に置かれた支持構造体(20)とを含む。電力パワーモジュール(25)は、格納容器(24)に作用するプールの液体の浮力との組み合わせで支持構造体(20)によって支持されている。 (もっと読む)


【課題】浮体式免震構造物に備えられた液体を空調用蓄熱システムに有効利用できる。
【解決手段】免震ピット2内に収容された水Wと免震ピット2との間及び水Wと浮体構造物本体3との間に断熱材5設置し、水Wの水面付近に断熱ふさぎ部材6を設置して水Wの周囲に断熱を施す。免震ピット2内の水Wは熱源装置4で加熱若しくは冷却されて水Wに熱を蓄える。空調設備9は水Wに蓄えられた熱を熱源として冷房または暖房運転を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、浮体式免震構造物の水平水位の維持技術である。
【解決手段】本発明は、流体中に浮楊することにより免震性を有する浮体式免震構造物であって、該浮体式免震構造物は、構造体本体と該構造体の底部を上面とする中空箱体からなり、中空箱体中には流体が出入する出入口が設けられ、かつ中空箱体が流体中に沈む体積が構造体本体の重量を浮楊するにたる浮力を発生させ、構造体本体の重量の変化に応じて、前記箱体中の流体量を変化させ構造体本体の重量と浮力とを均衡させる浮体式免震構造物である。構造物の重量変化に合わせ中空箱体内の流体量を変動することで中空箱体の浮力と構造物の重量を均衡させた。 (もっと読む)


【課題】既存建物を免震化するための有効適切な免震化工法を提供する。
【解決手段】免震化対象の既存建物1に沿ってその周囲に山留壁10を構築する工程と、山留壁と既存建物との間に設置した水平変位拘束手段12によって既存建物の水平変位を拘束しつつ既存建物の地下部の周囲および下部に免震ピット2を施工する工程と、免震ピット内での作業により既存の直接基礎を補強する補強マット3を設けるとともに、免震ピットの下方地盤に杭13を打ち込んで補強マットを介して既存建物を仮支持する工程と、免震ピット内の底部に新設基礎としての底盤を設けて底盤と補強マットとの間に免震装置を介装した後、杭による仮支持を解いて免震装置により補強マットを介して既存建物を支持する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】既存の建造物であっても液体を利用した免震構造に改築できる既存建造物に対する免震構造施工方法および免震機構を提供する。
【解決手段】建造物Sの周囲の地盤Gに溝gを形成する溝形成工程S1と、形成された溝g内から、建造物S下方に浮体10を設置する浮体形成工程S2と、浮体10の下方に空間を形成し、かつ、浮体10の下端と浮体10より下方の地盤Gとの間の空間に浮体10を支持する支持体15を配置する支持体設置工程S3と、浮体10より下方の地盤G、溝gにおける反建造物S側の側面を内面とする液密な槽1を形成する槽形成工程S4とからなる。建造物Sを移動させることなく、槽1および浮体10を設けることができるので、迅速かつ安価に既存の建造物Sに液体Lを利用した免震機構を設けることができる。 (もっと読む)


【課題】 建築物の基礎部の直下の位置で水が溜まり続ける人工地盤構造を採用することで新たな免震効果を得る。
【解決手段】 基礎部4の上に建物部2が構築されており、基礎部4の直下の位置の地中内には防水層10が埋設されている。防水層10は、底部と底部の端部から上方に延びた側部とを有し、地中水位が上昇した際に側部の内側に水が溜まり、地中水位が下がった後も側部の内側に水が溜まり続ける。溜まり続ける水により、地震が発生した際の建築物の震動が軽減される。 (もっと読む)


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