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Fターム[2E139CC03]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 免震支承の取付 (630) | 取付位置、配置 (458) | 基礎部と上部構造間に設けるもの (347) | 杭と上部構造間に設けるもの (12)

Fターム[2E139CC03]に分類される特許

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【課題】地震時に鋼管杭の杭頭部に発生する曲げモーメントを抑制して免震装置の回転を制御し、免震装置に有害な回転を発生させない回転制御バネ機構付き免震装置、および免震装置の回転量の制御方法を提供する。
【解決手段】積層ゴム免震装置2と、鋼管杭4相互を連結する扁平基礎梁5と、扁平基礎梁と接続し、積層ゴム免震装置を支持する免震装置支持ブロック18と、免震装置支持ブロックを一組の定着筋7により鋼管杭4の杭頭部6に定着する支持ブロック定着部19と、から構成されるパイルキャップ3と、を備え、パイルキャップは、接合される鋼管杭との調節された固定度により地震動により発生する杭頭曲げモーメントを低減し、低減された杭頭曲げモーメントに対して回転バネとして抵抗し、地震時の積層ゴム免震装置の回転量を許容回転量以内に制御する。 (もっと読む)


【課題】免震装置及びダンパーを必要としない構造物の免震構造を提供する。
【解決手段】構造物の免震構造10は、構造物12を杭14と直接基礎が支持するパイルドラフト基礎とされている。構造物12の底面は、予め定めた接地圧で地盤16上に設置されている。杭14の頭部は構造物12の基礎部と接合され、下端部は地盤16の下の支持層18に根入れされている。即ち、杭14の鉛直方向の支持荷重P2と地盤16の鉛直方向の支持荷重P3の合計が構造物12の鉛直荷重P1となり、杭14の水平方向の支持荷重H2と地盤16の水平方向の支持荷重H3の合計が、地震時の構造物12の水平力H1となっている。地震時に滑動を開始させたい、構造物12の水平力H1の滑動開始水平力SHを予め定めておき、構造物12の接地圧を調整することで、水平力H1が滑動開始水平力SH以上のとき、地盤16上で滑動を開始させる。 (もっと読む)


【課題】地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供する。
【解決手段】柱頭免震構造1は、建物の上部構造10を基礎部9において支持し、上部構造10を地震動から免震する免震装置2と、鋼管杭5の杭頭部16を相互に連結する基礎梁4と、基礎梁4が接続され、免震装置2と鋼管杭5の杭頭部16とを接続するコンクリート充填鋼管からなる短柱3から構成され、短柱3は、免震装置2に接続する第1短柱6と、第1短柱6と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部16を保持する第2短柱7とからなり、第1短柱6の下面に設けられた凹部20と、第2短柱7の上面に設けられた凸部21とが係合する。 (もっと読む)


【課題】地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供する。
【解決手段】柱頭免震構造1は、建物の上部構造10を基礎部において支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置2と、鋼管杭5の杭頭部を内部のコンクリート部に埋め込んで保持することで、免震装置2と鋼管杭5とを連結する短柱3と、短柱3に接続されることで、複数の杭の杭頭部を相互に連結する基礎梁4と、を備え、短柱3と基礎梁4とは柱梁架構を形成して地震時に鋼管杭5の柱頭部に発生する曲げモーメントに抵抗し、免震装置2への曲げモーメントの負担を軽減する。 (もっと読む)


【課題】免震装置を設計上の正規位置に正確且つ強固に取り付ける。
【解決手段】アンカー部材8を取り付けた仮設プレートを基礎上面の正規位置に位置決め設置し、該仮設プレートの中央部のコンクリート注入孔から基礎内に、該仮設プレートのレベルまで、コンクリートを注入してアンカー部材8を固定する。その後、該仮設プレートを取り外して、注入コンクリート上面に上面修正材20を塗布してコンクリート上面のレベルの調整を行った後に下部ベースプレート21と免震装置22を設置して固定用ボルト23でアンカー部材8に連結・固定し、免震装置22を設計上の正規位置に正確で、水平且つ強固に取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】汎用の防振ゴム部材を用いて簡易に形成できると共に、感度の調整や評価が容易で優れた耐震性能を発揮させることができる小規模建築物における杭頭部接合構造を提供する。
【解決手段】基礎11と基礎杭12との接合部分に、複数の防振ゴム部材13を有する防振接合金物14を介在させた杭頭部接合構造10であって、防振ゴム部材13は、雄ネジボルト15a,15bを有する上側取付盤16aと下側取付盤16bとの間に防振ゴム層17を介在させて製品化されたものであり、防振接合金物14は、ボルト締着孔が形成された上面ベースプレート18と下面ベースプレート20との間に、防振ゴム部材13を複数挟み込んで一体化することによって構成されるものである。防振接合金物14は、装着カバー体19を介して基礎杭12の杭頭部12aに装着されると共に、装着された防振接合金物14の上面ベースプレート18の上面を覆って基礎11が構築される。 (もっと読む)


【課題】大規模の建物はもちろんのこと、一戸建て住宅のような新築や既存の小規模の建物に設置することができ、簡単な構造を有し低コストで設置可能であって、中規模や大規模地震に有効に機能する摩擦減震装置を提供する。
【解決手段】建物の基礎と土台との間または杭頭と基礎との間に重ね合わされて介挿される少なくとも3枚の滑り平板からなり、最下段に位置する該滑り平板は該基礎または該杭頭に固定されるとともに、最上段に位置する該滑り平板は該土台または該基礎に固定され、中間に位置する該滑り平板は上部の該滑り平板および下部の該滑り平板に対して摺動可能に設置され、相互に面接触する該滑り平板の1つの滑り面同士は摩擦係数が所定値となるように形成されるとともに、他の1つの滑り面同士は摩擦係数が該所定値よりも大きな値となるように形成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】 地下や基礎下の掘削工事を殆ど必要とせず、既存建物の内部の工事も最小限で済み、既存建物の1階から上部を免震建物にできる既存建物の免震化工法。
【解決手段】既存建物から少し離れた位置に新設杭21を設け、その上に免震装置を受ける新設基礎フーチング22を設ける。新設基礎フーチングの上に建物外免震装置31を置き、この上に少なくとも1階梁で構成される新設外周フレーム58を構成する。各既存柱41の1階の鉛直荷重を仮受した上で、その既存柱の1階柱の一部を水平方向に切断しこの切断部内に建物内免震装置32を配置する。切断部直上を水平方向に移動可能に支持されている新設床スラブ54を構築し、新設外周フレーム58と新設床スラブ54とを水平方向に連結する。 (もっと読む)


【課題】建物としての実質的な床面積を減少させずに、且つ、経済的に、免震装置に作用する引抜力の緩和を図れるようにする。
【解決手段】建物下部構造部Baと建物上部構造部Bbとの間に、複数の免震装置Mを備えて構成された免震層Bcが設けてあり、建物上部構造部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段Hが設けてある免震建物において、浮き上がり防止手段Hは、横方向への相対的な近接移動に伴って係合して、互いの上下方向への離間移動を拘束する一対の係合構造部3で構成してあり、両係合構造部3を、建物下部構造部Baと建物上部構造部Bbとに設けてある。 (もっと読む)


【課題】複数種類の免震装置を免震装置設置階の柱に適宜配置することにより、免震装置設置階の直上階の梁を一部なくすことにより、階高を抑えつつ、床面から梁下までの高さを確保しやすい免震装置設置階を有する免震建物を提供する。
【解決手段】柱2と該柱間の梁3によるラーメン架構で各階スラブ4を支持して構築され、平面形状が長方形に形成され、長辺方向に並ぶ柱のスパンLxが短辺方向に並ぶ柱のスパンより短く設定されるとともに、積層ゴム支承免震装置5が挿入された柱25および滑り支承免震装置6が挿入された柱26で上記柱が構成された免震装置設置階を有する免震建物1であって、該免震装置設置階Aの長辺方向の中間部に短辺方向で並ぶ柱2を、上記滑り支承免震装置6が挿入された柱26により構成するとともに、該滑り支承免震装置6が挿入された柱26に接続される短辺方向の梁をなくす。 (もっと読む)


【課題】上部構造の不均一化による問題点を解決するために、基礎構造として杭基礎を採用し、杭と免震支承とで連成ばねの剛性を調整することで、建物下層の任意階の床レベルが一定となる高品質の免震建物を低コストで提案することを目的とする。
【解決手段】基礎構造の上に免震ばねとして機能する複数の免震支承を介して上部構造を支えてなる免震建物において、基礎構造2を複数の杭6を埋設した杭基礎とするとともに、各杭の上面と上部構造12の底部との間に免震支承10を挿入して、これら杭6と免震支承10とを組み合わせて連成ばねを構成し、各連成ばねの杭の鉛直剛性をK、そのばねの免震支承10の鉛直剛性をKとするとともに、各免震支承10が支える柱の長期軸力をNとするとき、N(K−1+K−1)が全ての連成ばねにおいてほぼ一定となるようにすることで、上部構造12の自重に抗して上部構造の任意の階の床レベルを均一化するように構成している。 (もっと読む)


【課題】 現場作業を少なくして短期間で効率良く上部躯体と免震装置の接合ができるとともに、免震装置の免震性能が充分に発揮できる免震建物構造を提供することである。
【解決手段】 上部躯体2と下部躯体3との間に免震装置4が設置された免震建物構造1であり、下部躯体3に設置された免震装置4の上面に上部躯体2の最下階のプレキャストコンクリートの梁5が現場打ち鉄筋コンクリートの連結部6を介して一体接合されるとともに、プレストレス導入用の緊張材35によって緊結されたことである。 (もっと読む)


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