説明

Fターム[2G002AA01]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 炉型 (132) | 沸騰水型(BWR) (90)

Fターム[2G002AA01]の下位に属するFターム

Fターム[2G002AA01]に分類される特許

21 - 40 / 68


【課題】原子炉格納容器の内側に配置される主蒸気管が破断して、原子炉格納容器の内部温度が上昇したりベント管蒸気流束が増加したりしても、これらの設計上の上限値に対する余裕が充分に確保される原子力プラント及び主蒸気の流動制御方法を提供する。
【解決手段】原子力プラントPにおいて、炉水を加熱して蒸気を発生させる原子炉圧力容器1を格納する原子炉格納容器9と、前記原子炉格納容器9を貫通して前記原子炉圧力容器1からタービン11に前記蒸気を導く複数の主蒸気管3と、前記原子炉格納容器9の隔壁を挟んで前記主蒸気管3に設けられる一対の主蒸気隔離弁4と、前記主蒸気隔離弁4よりも下流側で複数の前記主蒸気管4を相互に連絡させる主蒸気ヘッダ8と、前記主蒸気隔離弁4よりも下流側でかつ前記主蒸気ヘッダ8よりも上流側の前記主蒸気管4又は前記主蒸気ヘッダ8に設けられる流量制限手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉格納容器冷却設備の信頼性を向上することを目的とする。
【解決手段】本発明は、原子炉格納容器冷却設備を備えた原子力プラントに関し、隔壁に前記ドライウェルと連通する連通部を設けると共に、隔壁内の空間に面した開口部とダイヤフラムフロアより下側の圧力抑制プールの水面下に設けられた開口部とを備えた第1の配管を設けることを特徴とする。
【効果】本発明によれば、原子炉格納容器冷却設備の信頼性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】仮想的な苛酷事故想定時の原子炉格納容器の健全性余裕を更に増大させることを目的とし、原子炉格納容器内に放出される核分裂生成物を効率的に除熱可能な原子炉格納容器を、簡素な変更によって実現する。
【解決手段】原子炉圧力容器を支持するペデスタルと、原子炉圧力容器より下方に位置し、かつペデスタルに囲まれて形成される下部ドライウェルと、原子炉圧力容器側面方向にありダイヤフロムフロアによって下部ドライウェルと区画された上部ドライウェルと、上部ドライウェルより下方でかつ、ペデスタルの径方向外側に配置され、内部に冷却材が充填されたサプレッション・チェンバとを有する原子炉格納容器において、
入口側が下部ドライウェルに開口し、その開口高さがサプレッション・チェンバ内の冷却材水面よりも上であり、かつ出口側がサプレッション・チェンバ内の冷却材中に開口する連通管を有する。 (もっと読む)


【課題】施工性に優れた炉心溶融物冷却装置を提供する。
【解決手段】炉心溶融物冷却装置12に、支持構造物24と下部冷却チャンネル板22と垂直板23と上部冷却チャンネル板21とを備える。支持構造物24は、原子炉圧力容器の下方のペデスタル床7上に形成された給水チェンバー26とペデスタル側壁13との間に給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。下部冷却チャンネル板22は、支持構造物24の上端に支持される。垂直板は、下部冷却チャンネル板22の上面から立ち上がり給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に延びて給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。上部冷却チャンネル板22は、給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に上昇しながら広がって垂直板23の上端で支持される。 (もっと読む)


【課題】熱応力による炉心溶融物保持装置の破損の可能性を低減する。
【解決手段】原子炉圧力容器に収められた炉心が溶融し落下した際に発生する炉心溶融物を保持する炉心溶融物保持装置に、原子炉圧力容器の下方に設けられて冷却水が供給される給水容器と、この給水容器から延びる冷却流路を形成する冷却流路形成体と、を設ける。冷却流路形成体は、傾斜流路天板17と傾斜流路底板16とライザ部内側板18とライザ部外側板19とを有する。傾斜流路天板17と傾斜流路底板16との間には、冷却流路の傾斜部が形成される。ライザ部内側板18とライザ部外側板19との間には、冷却流路のライザ部が形成される。ライザ部内側板18は、たとえば溶接などを施さずに傾斜流路天板17の外周部に単に載置して、炉心溶融物が落下したときに傾斜流路天板17に対して相対的に移動可能に設ける。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物によるコアキャッチャの耐熱材の溶融侵食を制御し、原子炉の重大事
故を防止する。
【解決手段】ペデスタル床とペデスタル側壁と、炉心が溶融した際に生成される炉心溶融
物を受け止め、保持する冷却面を有する炉心溶融物保持部と、前記ペデスタル側壁を横架
して前記炉心溶融物保持部と原子炉圧力容器との間に設けられて前記空間を上下に区画す
る耐熱床と前記耐熱床において前記炉心溶融物保持部方向に延伸したガイド筒とを有し第
1の耐熱材から構成される耐熱性の炉心溶融物ガイド部と、前記炉心溶融物収集部の前記
ガイド筒と前記炉心溶融物保持部との間に前記ガイド筒に当接して設けられ、かつ前記ガ
イド筒よりも径大の第2の耐熱材から構成される第1の浸食抑制部と、前記炉心溶融物保
持部の冷却面に敷設され第3の耐熱材から構成される第2の浸食抑制部と、を備えた原子
炉の安全装置のための炉心溶融物冷却構造が提供される。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器上部に設置する上部冷却水貯蔵タンクの容積を低減するか又は省略することによって、原子力プラントの小型化及び低コスト化を図ることができるとともに、受動的な駆動力を利用した高信頼性の原子炉格納容器の冷却構造を提供する。
【解決手段】本発明の原子炉格納容器の冷却構造は、原子炉格納容器2の外周面を取り囲む環状の空気流路4と、前記空気流路4の外周に配置した側面冷却水貯蔵タンク8と、前記格納容器3の外周面に設けられた環状の樋10と、前記樋10の底部に設けられた流下孔12と、前記側面冷却水貯蔵タンク8の冷却水を前記樋10に配水する複数の配水ダクト9と、を有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉の非常時に圧力抑制プールを水源として下部ドライウェルに注水を行なうことができ、しかも圧力抑制プールの圧力抑制機能を損なわない構成とする。
【解決手段】原子力プラントは、上部ドライウェル4と圧力抑制プール7とを結ぶ蒸気ベント管8と、通常時における圧力抑制プール7の水面41の高さよりも低い位置の下部ドライウェル5内部と圧力抑制プール7とを結ぶ冷却水流路管13と、下部ドライウェル5内で冷却水流路管13に設けられて、通常時には閉じていて下部ドライウェル5内の温度が所定の温度よりも高くなったときに開放される温度作動弁機能と、圧力抑制プール7側から下部ドライウェル5側へ向かう流れを許容し下部ドライウェル5側から圧力抑制プール7側へ向かう流れを阻止する逆止弁機能とを備えた温度作動逆止弁14と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、信頼性を向上させ、しかもより小型で低コストな非常用復水システムを提供することである。
【解決手段】本発明は、凝縮水戻し管上に設置されている復水弁において、蒸気凝縮伝熱管に近い側から直列に破裂弁と逆止弁を配置する。逆止弁は、蒸気凝縮伝熱管に近い側を上流側として設置する。破裂弁と逆止弁および前記凝縮水戻し管の管壁によって密閉された低圧室を低圧状態とし、破裂弁が開放する弁両側の差圧は、開放すべき原子炉圧力容器内の圧力と、密閉された低圧室内の圧力の差に設定する。また、密閉された低圧室と、該低圧室よりも低圧に保持された低圧室とを圧力逃がし弁で接続し圧力逃がし弁により、密閉された低圧室の圧力を一定の低圧状態に保つ。原子炉圧力容器内の圧力が設定値まで上昇すると、破裂弁が外部からの動力及び作動信号無しに機械的に開放し、非常用復水システムが作動する。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの燃料プール冷却浄化(FPC)系・圧力抑制プール浄化(SPCU)系において、オンラインメンテナンス時の単一故障時の冷却性を確保する。
【解決手段】原子力発電プラントは、使用済燃料プール1と、圧力抑制プール18と、使用済燃料プール1内の水を取り出してその水を冷却し浄化して使用済燃料プール1に戻すFPC系50と、弁の切り替えによってFPC系50の一部を利用して圧力抑制プール16内の水を取り出してその水を浄化するSPCU系70と、を有する。FPC系50は、ろ過脱塩装置10、11と、3基の熱交換器12、13、14と、第1、第2および第3のポンプ9、8、7と、を有する。SPCU系70は、第3のポンプ7およびろ過脱塩装置10、11を用いて圧力抑制プール水を浄化する。 (もっと読む)


本発明によると、所定の構成に共に組み立てられる複数のカセットまたはカートリッジをそれぞれが備える複数のストレーナモジュールを備えるストレーナシステムが提供される。本発明によって構成されるストレーナシステムでは、ストレーナモジュールの「クリーンな」側が、流体結合される吸引ポンプを有するプレナムダクトによって互いに流体接続される。ストレーナモジュールのうちの1つを、ストレーナシステムに含まれる残りの稼働中のストレーナモジュールから有効に隔離するように配置される圧力解放膜(PRM)が、プレナムダクトに組み込まれる。圧力解放膜は、プレナムダクト全体の圧力が所定の閾値を超えて増大するとき、隔離されたストレーナモジュールの始動を促進するように独自に構成される。
(もっと読む)


【課題】可燃性ガスの濃度を短時間に低減できる原子炉格納設備を提供する。
【解決手段】2次PCV15で覆われた1次PCV3は、内部にドライウエル6、及び内側圧力抑制プール8及び内側ウエットウエル9を有する第1圧力抑制室7を形成する。1次PCV3と2次PCV15の間には、仕切り床17の下方及び上方に第2圧力抑制室16及び機器設置エリア20が形成される。第2圧力抑制室16が内側圧力抑制プール8に連通する外側圧力抑制プール25及びウエットウエル9に連通する外側ウエットウエル26を有する。破裂板19で封鎖された、外側ウエットウエル26と機器設置エリア20を連絡する複数の開口部18が、仕切り床17に形成される。機器設置エリア20の容積は各ウエットウエルの容積の合計の75%以上120%以下である。複数の触媒式可燃性ガス処理装置27が機器設置エリア20内に設置される。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器で、原子炉一次格納容器から大量水素を含む高圧ガスをベントした場合の水素の爆轟および爆燃を抑制し、高圧ガスに含まれる放射性物質の漏洩を抑制でき、かつ、通常運転時は運転床を含む空間に運転員が立ち入って作業できるようにする。
【解決手段】原子炉格納容器8は、原子炉圧力容器2を格納する原子炉一次格納容器3と、原子炉一次格納容器3の外部に設置されて、原子炉一次格納容器3と同等の耐圧性と気密性とを有する原子炉二次格納容器4と、原子炉二次格納容器4内に設置されて、原子炉一次格納容器3内の事故時に原子炉一次格納容器3内から放出される高圧気体を受容して閉じ込めながら膨張するエアバッグ5と、原子炉一次格納容器3とエアバッグ5とを連結する気相ベント管6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】建屋胴部が平断面矩形状でありかつ建屋最上階の中心付近に屋根構造のための支柱を設置することが不可能な沸騰水型原子炉用建屋において、飛来物衝突による損傷などが発生しない充分な厚さを持った壁や天井で構成できる建屋構造を提供する。
【解決手段】原子力プラント建屋10は、中央部分に位置する屋根水平スラブ1と、その周囲に配列される屋根斜めスラブ2と、屋根水平スラブ1の斜め位置に配列されるコーナー斜めスラブ3と、コーナー斜めスラブ3の端部でかつ屋根の4隅に配されるコーナー水平スラブ4とを備えて、多面平板シェル構造をなしている。また、建屋胴部のコーナーである4隅で、コーナー水平スラブ4の下部に、互いに隣接する外壁5を固定する鉄筋コンクリート製の火打ち壁6が形成されている。 (もっと読む)


【課題】放出されたガスに放射性ヨウ素が含まれている場合でも水素の処理能力を向上できる原子炉格納容器の水素処理装置を提供する。
【解決手段】冷却材喪失事故時に原子炉格納容器3内に放出された水素、酸素、放射性ヨウ素及び水蒸気を含むガスが、凝縮装置12に導かれ、水蒸気が凝縮装置12で凝縮される。凝縮装置12から排気されて高温の水素酸化装置13に供給されたガスに含まれる水素は、水素酸化装置13内の酸化銅14の作用により、酸素と反応して酸化されて水蒸気になる。制御装置28は、放射線測定装置27から入力した線量測定値が設定値を超えたとき、ブロア11の回転速度を減少(またはブロア11を停止)させる。このため、放射性ヨウ素と酸化銅14の反応で生成されたヨウ化銅が、金属銅になる。水素酸化装置13内に酸素を供給してその金属銅を酸化銅14に再生する。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物の落下時の急激な温度上昇による熱衝撃および炉心溶融物と冷却流路間に生じる温度差による熱応力による冷却水流路の破損を抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器の下部空間に設けられる炉心溶融物保持装置に、下部空間に開口する開口端から延びる給水流路が接続された給水容器と、突起18が形成された上蓋19を備えてこの上蓋19の突起18の背面側に給水容器から上昇しながら下部空間に開口する冷却流路開口部まで延びる冷却流路11を形成する冷却流路形成体と、上蓋19の上面で突起18に支持された耐熱要素を備えて上蓋19の上面を覆う耐熱層と、を備える。耐熱要素とは、たとえば箱状の容器に粒状耐熱材16を収納した耐熱材収納体17である。 (もっと読む)


【課題】液体吸込み口に設けられたストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】ストレーナ3を介して流体を吸い込む流体吸込み装置において、前記ストレーナ3の下流側配水管7内に設けられた水車27と、前記ストレーナ3の外面に設けられ前記水車によって駆動されるストレーナ洗浄部25、26とを有する。 (もっと読む)


【課題】ストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】流体吸込み配管7に複数段のフィルタ16、17を設けた流体吸込み装置において、上流側の1段目のフィルタ16は大きな異物を除去し、2段目以降の各フィルタ17は前段のフィルタよりも小さい異物を除去する。 (もっと読む)


【課題】点検時におけるブローアウトパネルの損傷を防止でき、且つブローアウトパネルの圧力開放機能を阻害しないブローアウトパネル防護装置を提供する。
【解決手段】ブローアウトパネル防護装置12は、複数の防護カバー13、巻き取り装置15及び収納ボックス19を有する。防護カバー13同士が繋ぎリング14で連結される。巻き取り装置15からの吊りワイヤ16A,16Bが最も上方に位置する防護カバー13に取り付けられる。各防護カバー12を折り畳んで収納する収納ボックス19がサブブローアウトパネル装置8Aの下方に設けられる。機器の保守点検時に、最も上方に位置すべき防護カバー13が、巻き取り装置15の回転によりサブブローアウトパネル装置8Aの上端まで引き上げられ、サブブローアウトパネル装置8Aの前面を被う。保守点検終了後に、防護カバー13が降ろされて収納ボックス19内に収納される。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物保持装置における冷却水循環流量を増加させる。
【解決手段】原子炉圧力容器下方のペデスタル床7上に、冷却流路11を放射状に並べる。冷却流路11の伝熱面には傾斜をつける。冷却流路11の下部は給水容器10に接続され、冷却流路11の上部は開口している。給水容器10には、冷却水を供給する給水流路9が接続される。給水流路9の他端は、冷却流路11の開口部と同じ空間に開口している。自然循環流路は、給水流路9と冷却流路11、垂直流路12およびこれらを結ぶ給水流路水平部15からなっている。自然循環流路のコーナー部は、流線型の滑らかな形状に形成される。 (もっと読む)


21 - 40 / 68