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Fターム[2G002EA01]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 作用を施す場所、部品 (97) | 圧力抑制装置 (56)

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【課題】
原子炉格納容器における冷却性能が向上することは勿論、全電源喪失時であっても、簡単な構成で電気を使用せずに原子炉格納容器の冷却を行うこと。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の原子炉システムは、炉心を内包する原子炉圧力容器と、該原子炉圧力容器を格納する原子炉格納容器と、該原子炉格納容器内に前記原子炉圧力容器を取り囲むように設置されたドライウェルと、前記原子炉格納容器の下部に設置され、該原子炉格納容器内の圧力上昇を抑制するための圧力抑制プールを保有する圧力抑制室と、前記ドライウェルと前記圧力抑制プールを連結するベント管とを備えた原子炉システムにおいて、前記ドライウェル内に、前記原子炉格納容器外から取り入れた空気が流れて前記原子炉格納容器外に排出される空気流路が設置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧力抑制室の構造において、構造壁の厚さ低減やそれに伴う原子炉建屋の小型化を可能とする。また、配管破断時の初期蒸気流入時の圧力抑制プール水温の上昇を抑制する。
【解決手段】圧力抑制室内に設置する円筒状の構造壁に、少なくとも最上段にあるベント管出口と同一高さでベント管出口と正対する周方向位置の領域に開口部を設けることにより、ベント管での蒸気の凝縮振動で発生する圧力の構造壁での反射を低減し、設計強度の低減を可能とする。また、開口部を通過して構造壁内外の圧力抑制プール水の混合を促進し、配管破断時の初期の蒸気流入時の蒸気凝縮による蓄熱に有効となる圧力抑制プール水量を増大する。 (もっと読む)


【課題】任意の圧力レベルで、原子炉格納容器内の気体をベントすることができるとともに、全交流電源喪失、空気作動弁の駆動源である空気圧の喪失が発生した際にも、原子炉格納容器内の気体をベントすることのできる原子炉格納容器の減圧装置等を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器内の気体を排気塔に移送して放出する排気管と、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作し排気管を介した気体の移送を許容する自力開閉式第1隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第1隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第1隔離弁駆動用ラインと、排気管の自力開閉式第1隔離弁より下流側に配設され、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作する自力開閉式第2隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第2隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第2隔離弁駆動用ラインとを有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉及び原子炉格納容器の減圧・除熱能力を長期にわたって維持できる受動的な原子炉格納容器の冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2を内包する建屋3と、前記建屋3の外部の地表面に設置された静的格納容器冷却装置11と、前記静的格納容器冷却装置11に隣接して設けられ内部に熱交換器12とドレン室13が配置された熱交換器室10と、前記静的格納容器冷却装置11内の下部に配置された前記熱交換器12の伝熱管18と、前記原子炉格納容器2の内部と前記熱交換器12とを接続する蒸気逃し管7と、前記静的格納容器冷却装置11の下部に逆止弁23を介して接続された海水導入配管22とを有する原子炉格納容器の冷却装置であって、前記伝熱管18は干潮時の干潮水位よりも下方に位置させる。 (もっと読む)


【課題】任意の圧力レベルで、原子炉格納容器内のガスをベントすることができるとともに、放射性物質のリークが生じた場合も安全に処理することができる原子炉格納容器の減圧装置を提供すること。
【解決手段】原子炉格納容器2に第1隔離弁12を介して接続され原子炉格納容器内で発生した気体を排気塔15に移送する排気管13と、排気管13の途中に第2隔離弁14を介して接続された非常用ガス処理系11と、排気管13の第2隔離弁14の上流側から分岐する緊急排気管13cと、緊急排気管13cに直列に配置された複数の止め弁18と、緊急排気管13cの前記複数の止め弁18の下流側に配置された放射線モニター19と、放射線モニター19の出力により第2隔離弁14を開放するとともに非常用ガス処理系11を起動させる制御手段20とを備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉及び原子炉格納容器の減圧・除熱能力を長期にわたって維持できる受動的な原子炉格納容器の冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2を内包する建屋3と、前記建屋3の外部に設置され静的格納容器冷却装置11と熱交換器12を収容する熱交換器室10と、前記熱交換器室10の下部に設けられ前記熱交換器12からのドレン水を貯留するドレン室13及びポンプ室14と、前記原子炉格納容器2の内部と前記熱交換器12とを接続する蒸気逃し管7と、を有する原子炉格納容器2の冷却装置であって、前記熱交換器室10は前記建屋3の外部の地表面に設置されるとともに、前記ドレン水は前記ポンプ室14内のポンプ15により圧力容器に供給される。 (もっと読む)


【課題】格納容器内の給水管が破断した場合、この格納容器の内部における圧力及び温度の上昇を抑制する原子力プラントを提供する。
【解決手段】原子力プラント10は、核反応熱により炉水を水蒸気にする原子炉圧力容器11と、この水蒸気の熱エネルギーを運動エネルギーに変換する高圧タービン13及び低圧タービン14と、熱エネルギーを放出した水蒸気を冷却して凝縮水16にする復水器15と、この復水器15から原子炉圧力容器11に戻る凝縮水16が流動する配管30と、原子炉圧力容器11を格納する格納容器12の内部に凝縮水16が流出したことを検知する検知部42と、その検知結果に基づいて配管30に冷却水48を放出する蓄水部40と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、静的格納容器冷却設備の蒸気冷却熱交換器を格納容器外部に設置するシステムにおいて、窒素や水素などの非凝縮性ガスが存在した場合でも静的格納容器冷却設備の除熱性能の低下を抑制可能な手段を提供することである。
【解決手段】本発明は、少なくとも2つ以上の蒸気冷却熱交換器と、前記ドライウェル内の蒸気または蒸気と非凝縮性ガスの混合気体を引き込む気体引込手段と、該気体引込手段から前記蒸気冷却熱交換器の間に設けられた非凝縮性ガス分離装置とを有し、該非凝縮性ガス分離装置内で分離された蒸気または蒸気と非凝縮性ガスの混合気体をそれぞれ別の前記蒸気冷却熱交換器に導くことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、信頼性を向上させ、しかもより小型で低コストな非常用復水システムを提供することである。
【解決手段】本発明は、凝縮水戻し管上に設置されている復水弁において、蒸気凝縮伝熱管に近い側から直列に破裂弁と逆止弁を配置する。逆止弁は、蒸気凝縮伝熱管に近い側を上流側として設置する。破裂弁と逆止弁および前記凝縮水戻し管の管壁によって密閉された低圧室を低圧状態とし、破裂弁が開放する弁両側の差圧は、開放すべき原子炉圧力容器内の圧力と、密閉された低圧室内の圧力の差に設定する。また、密閉された低圧室と、該低圧室よりも低圧に保持された低圧室とを圧力逃がし弁で接続し圧力逃がし弁により、密閉された低圧室の圧力を一定の低圧状態に保つ。原子炉圧力容器内の圧力が設定値まで上昇すると、破裂弁が外部からの動力及び作動信号無しに機械的に開放し、非常用復水システムが作動する。 (もっと読む)


【課題】受動的な駆動力のみで原子炉格納容器の除熱効率を大幅に高くすることにより、容積および高さを低減した原子炉格納容器及び原子炉建屋を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器1を内包する原子炉格納容器2の上部から径方向へ放射状に伸び、前記原子炉格納容器2の側壁面を鉛直方向に伸びて側壁面下部に達する複数の放熱フィン8と、前記原子炉格納容器2の上部に設けられた散水管7に回転可能に支持された複数の羽根9と、前記羽根9又は前記散水管7に回転可能に支持され前記散水管7から供給される冷却水を前記原子炉格納容器2の上部に散水する複数の分岐管10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】液体吸込み口に設けられたストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】ストレーナ3を介して流体を吸い込む流体吸込み装置において、前記ストレーナ3の下流側配水管7内に設けられた水車27と、前記ストレーナ3の外面に設けられ前記水車によって駆動されるストレーナ洗浄部25、26とを有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器冷却設備により取り込まれる水蒸気やガスの温度を低下させることにより、冷却機能および構造健全性の低下を抑えることができる原子炉格納容器冷却技術を提供すること。
【解決手段】本発明では、原子炉格納容器内部の水蒸気圧を駆動力にしてこの容器内部の水蒸気を取り込み、取り込んだ水蒸気を凝縮させて得た凝縮水を用いて原子炉格納容器を冷却する原子炉格納容器冷却設備において、原子炉格納容器10のドライウェル15およびサプレッションチェンバ16と隔離して設けられ、水蒸気の冷却媒体を貯留する熱交換プール21と、熱交換プール21に浸漬され、原子炉格納容器10のドライウェル15から水蒸気を取り込むと共にこの水蒸気を熱交換プール21の冷却媒体と熱交換させて凝縮水とする熱交換器22と、熱交換器22から凝縮水を引き出し、この凝縮水を原子炉圧力容器12に向かって流れるように案内して放出する凝縮水ドレン配管25とを採用した。 (もっと読む)


【課題】ストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】流体吸込み配管7に複数段のフィルタ16、17を設けた流体吸込み装置において、上流側の1段目のフィルタ16は大きな異物を除去し、2段目以降の各フィルタ17は前段のフィルタよりも小さい異物を除去する。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の除熱を効果的に行うことができる原子炉格納容器の冷却設備を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器の冷却に用いる熱交換器の水室の内部に、熱交換器で凝縮した凝縮水を一時的に貯留するとともに水室に接続されている凝縮水戻り配管へ間欠的に排水するための間欠排水機構を備える。これにより、間欠的にかつ一気に排水される凝縮水の流れに乗せて熱交換器内の不凝縮性ガスを効果的に排出し、熱交換器の内部における不凝縮性ガスの蓄積を防止して、熱交換器の伝熱性能を向上させる。 (もっと読む)


【課題】点検時におけるブローアウトパネルの損傷を防止でき、且つブローアウトパネルの圧力開放機能を阻害しないブローアウトパネル防護装置を提供する。
【解決手段】ブローアウトパネル防護装置12は、複数の防護カバー13、巻き取り装置15及び収納ボックス19を有する。防護カバー13同士が繋ぎリング14で連結される。巻き取り装置15からの吊りワイヤ16A,16Bが最も上方に位置する防護カバー13に取り付けられる。各防護カバー12を折り畳んで収納する収納ボックス19がサブブローアウトパネル装置8Aの下方に設けられる。機器の保守点検時に、最も上方に位置すべき防護カバー13が、巻き取り装置15の回転によりサブブローアウトパネル装置8Aの上端まで引き上げられ、サブブローアウトパネル装置8Aの前面を被う。保守点検終了後に、防護カバー13が降ろされて収納ボックス19内に収納される。 (もっと読む)


【課題】過酷事故を想定しても比較的安全で、建設コストの上昇を抑えた原子炉格納容器及びこれを用いた原子力プラントを提供する。
【解決手段】一次原子炉格納容器36と、一次原子炉格納容器36を収容する二次原子炉格納容器42と、運転床47の上部を側壁48と天井49で囲んで形成されたオペフロ空間50と、空間を窒素により置換した二次原子炉格納容器外周部44と、ウェットウェル18の気相部と二次原子炉格納容器外周部44とを連絡する通路部に設けられた第1の隔離連通切替手段45とを備え、前記第1の隔離連通切替手段45は、設定した差圧に達すると前記ウェットウェル18の気相部から前記二次原子炉格納容器外周部44へ気体を流すとともに、前記二次原子炉格納容器42は前記気体を外部に放出することなく前記二次原子炉格納容器42内に保持し、前記気体に爆轟限界を超える濃度の水素が含まれている場合にも水素の爆轟を防止する。 (もっと読む)


【課題】ドライウェル内の不凝縮性ガス濃度を低減して原子炉格納容器からの除熱性能の劣化を抑制する。
【解決手段】ドライウェル2および、圧力抑制プール30を収容するウェットウェル3を備えた原子炉格納容器15と、ドライウェル2と圧力抑制プール30とを連絡するベント管4と、ドライウェル2内に配設された冷却器ケーシング8と、冷却器ケーシング8内に配設されて内部を冷却水が通る冷却器5と、原子炉格納容器15の外側から冷却器5内へ冷却水を冷却水ポンプ11によって送る冷却水強制循環系統14と、原子炉格納容器15外かつ冷却器5より上方に配置された外部プール17と、外部プール17に溜まった冷却水を冷却器5内に供給する重力利用冷却系統と、冷却器ケーシング8と圧力抑制プール30とを連絡するガス排出配管18と、を有する。 (もっと読む)


【課題】遮蔽建屋への鳥類や小動物の接近及び混入を未然に防止するとともに、網に付着したごみ、埃、鳥類の巣等の異物を効率的に除去し、常時設計どおりの格納容器の冷却流量を確保する。
【解決手段】格納容器102を内包する遮蔽建屋103に設けられた複数の吸気口106及び排気口107とこれらに設けられた網108,109とからなる遮蔽建屋の異物混入防止装置において、網108,109の近傍に異物感知装置110及び音響装置111を設け、音響装置111により定期的に又は異物感知装置が異物の接近を検知したときに音波を発生させる。 (もっと読む)


【課題】内部貯水槽の床上にバスケットを配設することが困難であっても、原子炉格納容器内におけるpH調整を好適に行うことができるpH調整装置を提供する。
【解決手段】原子炉を格納する原子炉格納容器内に配設された内部貯水槽の上方に配置されるpH調整装置であって、pH調整剤と、pH調整剤を内包するバスケット50と、バスケット50を内部に収容すると共に、pH調整剤を溶解または希釈させる溶媒が流入するための流入口およびpH調整剤が溶媒に溶解または混合したpH調整溶液が内部貯水槽へ向けて流出するためのオーバーフロー管52が形成されたバスケット収容容器51とを備えた。 (もっと読む)


【課題】大型の加圧水型原子炉に圧力抑制室を設置可能にする。
【解決手段】加圧水型原子炉の炉心1を収めた原子炉圧力容器2および蒸気発生器3を格納する原子炉格納容器に、格納容器本体7と、この格納容器本体7を上部容器10と下部容器11とに隔てるダイアフラム隔壁9と、貯水可能な圧力抑制プール13を備えて気相部が上部容器10と連通する圧力抑制室12と、圧力抑制プール13と下部容器11とを連結するLOCAベント管15とを備える。原子炉冷却材圧力バウンダリーを構成する原子炉圧力容器2あるいは蒸気発生器3などの機器、および、コールドレグ配管4あるいはホットレグ配管5などの配管は、下部容器11に格納される。 (もっと読む)


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