説明

Fターム[2G016BD08]の内容

Fターム[2G016BD08]に分類される特許

1 - 20 / 29


【課題】インバータ駆動回転電機に適した絶縁試験方法を提供するとともに、回転電機の製造および絶縁劣化の診断指針を提供する。
【解決手段】回転電機の電機子巻線に試験電圧を印加して、電機子巻線の絶縁性能を試験する回転電機の試験方法において、回転電機の電機子巻線の定格電圧がEであり、この定格の正弦波電圧駆動回転電機の電機子巻線の絶縁試験電圧がE/√3あるいはEである場合において、正弦波駆動される回転電機の絶縁厚みがtsin、インバータ駆動される回転電機の絶縁厚みをtinvとすると、インバータ駆動される回転電機の電機子巻線に印加する試験電圧電圧vtestを、それぞれvtest=αE/√3、あるいはvtest=αE(但しα=tinv/tsin)に設定して、交流電圧−電流特性、tanδ特性,AC部分放電特性の何れかを試験する。 (もっと読む)


【課題】ユーザによる作業を極力低減することができる繰り返しインパルス電圧による部分放電計測システムを提供する。
【解決手段】本実施形態の繰り返しインパルス電圧による部分放電計測システムは、インパルス電圧印加手段、インパルス電圧制御手段および部分放電回数計数手段を備える。インパルス電圧印加手段は、複数個のインパルス電圧を生成して測定対象物に印加する。部分放電回数計数手段は、測定対象物における部分放電を検出する部分放電検出手段から出力される検出信号に基づいて部分放電の発生回数をカウントする。インパルス電圧制御手段は、測定対象物に対して同一のピーク値を持つ規定個数のインパルス電圧が印加されるようにインパルス電圧印加手段を制御する。部分放電回数計数手段は、測定対象物に対して規定個数のインパルス電圧が印加される度に、部分放電の発生回数のカウントを行う。 (もっと読む)


【課題】巻線の良否判定だけではなく、コイル間の絶縁劣化が進行して短絡の危険性が高まった巻線の状態を定量的に診断することができる。
【解決手段】正常状態の巻線に対して、インパルス電圧を印加したときに巻線の両端の電圧を基に、巻線正常時の特徴量の代表点を求め、短絡と絶縁劣化を模擬した状態の巻線に対して、インパルス電圧を印加したときの電圧を基に、短絡時の特徴量と絶縁劣化時の特徴量の代表点を求めて、絶縁劣化時の特徴量の代表点に対して危険度を表す短絡発生確率を定め、巻線絶縁劣化時の短絡発生確率とその時の特徴量の代表点と、巻線正常時の特徴量の代表点を基に、標準偏差を決定しておき、診断対象巻線を診断する診断行程において、診断対象巻線に対してインパルス電圧を印加したときの電圧に基づく診断対象巻線の特徴量と、巻線正常時の特徴量の代表点と標準偏差を用いて確率値を導出し、該確率値から、診断対象巻線が正常か、絶縁劣化が進行しているかを診断する。 (もっと読む)


【課題】本発明では回転電機の巻線ターン間にインバータ駆動時と同じ大きさの電圧を発生させて正しく巻線ターン間の部分放電を計測する方法を提供するとともに、これを用いて適切な品質を確保したインバータ駆動回転電機を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の目的は以下の方法によって実現できる。すなわち、回転電機巻線のコイルの導体シリース接続部あるいはコイルのターン導体の絶縁層表面に導電箔あるいは導電ゴムを設置し、コイル導体シリース部あるいはコイルターン導体の絶縁層の静電容量を介して各部の対地電圧波形を計測し、この対地電圧波形の差分から、コイルおよびコイル内の巻線ターン間に発生する電圧を測定しながら部分放電計測する。また、測定した巻線ターン間電圧を基にインパルス電圧部分放電計測の試験電圧を決定する方法によって実現できる。 (もっと読む)


【課題】回転電機巻線の、試験対象部位以外での放電発生や絶縁劣化を防止でき、高圧端子側コイルの潜在的な絶縁欠陥を確実に検出できる回転電機巻線の絶縁欠陥検査装置を得ることである。
【解決手段】単極インパルス電源と、電源から導出された第1の電源配線と第2の電源配線と、第1の電源配線と第2の電源配線とに接続された高周波リアクトルと、第1の電源配線の外部配線部に配設された部分放電検出センサとを備えており、第1の電源配線が、回転電機巻線の一端に接続する配線であり、第2の電源配線が回転電機巻線の他端に接続する配線であり、高周波リアクトルが、そのインダクタンスを変えることができる可変高周波リアクトルである回転電機巻線の絶縁欠陥検査装置。 (もっと読む)


【課題】インバータ駆動モータの絶縁評価方法を確立して検査診断方法を提供する。
【解決手段】 モータを検査又は診断する際に用いるインバータパルス試験電源のパルス立ち上がり時間が、インバータ駆動時に検査診断対象のモータ端子で観測されるサージ電圧の立ち上がり時間と異なる際には、モータ巻線ターン間にインバータ駆動時に発生するピーク電圧Vmを印加するのに必要な値だけ、前記インバータパルス試験電源のサージ電圧の大きさΔVを高くあるいは低くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】設置が容易であり、良好な検出感度を得ることが可能な、固定子巻線の部分放電を検出するためのセンサを提供する。
【解決手段】回転電機の固定子巻線12の部分放電を検出するための部分放電センサ20は、固定子10の外部に配置され、固定子巻線12の部分放電により生じる磁束の変化を検出するサーチコイル21と、当該サーチコイル21が巻回される鉄心であって、回転電機の固定子鉄心11に当接し、固定子巻線12により生じる磁束を通す磁路を固定子鉄心11とともに形成するように設置される鉄心22とを有する。 (もっと読む)


【課題】複数の測定項目に対応し,作業者による切り替え作業の手間が少なく,安定した測定が可能な検査マスタ,装置検査方法および絶縁検査装置を提供すること。
【解決手段】検査マスタ100は,インダクタンス20Uと抵抗器30Uとが直列に接続され,さらにインダクタンス20UがU相端子10Uに接続されている。また,インダクタンス20Vと抵抗器30Vとが直列に接続され,さらにインダクタンス20VがU相端子10Vに接続されている。また,インダクタンス20Wと抵抗器30Wとが直列に接続され,さらにインダクタンス20WがU相端子10Wに接続されている。また,抵抗器30U,30V,30Wが接点60に接続されている。また,抵抗器40とコンデンサ50とが並列に接続され,当該接続体の一方がアース端子11に接続され,他方が接点60に接続されている。 (もっと読む)


【課題】異相の巻線間での異常を確認するための絶縁試験を、巻線の中性点の接続後に行うことを可能とする。
【解決手段】固定子巻線の製造にあたっては、まず固定子鉄心に、U相、V相、W相の各巻線を相間絶縁紙を配置しながら挿入する装着工程を行う(ステップ101)。各相巻線の中性点をかしめ接続する中性点接続工程を行い(ステップ102)、コイルエンド部を成形する成形工程を行う(ステップ103)。同相の異回路巻線間の絶縁試験として部分放電試験の工程を行い(ステップ104)、電源端子を形成する工程を行う(ステップ105)。次いで、各種の電気的試験の工程を実行する(ステップ106)。(C)のインパルス放電試験では、各相巻線の二相間にインパルス電圧を印加し、その際の部分放電の発生の有無を検出することにより、各相巻線の異相間の絶縁異常を検証する。 (もっと読む)


【課題】モータ巻線ターン間の部分放電特性を正確に測定することを目的とする。
【解決手段】モータ巻線ターン間部分放電計測装置は、パルス電圧を印加することによりモータの巻線にサージ電圧を発生させるサージ電圧発生装置と、上記モータの巻線ターン間の部分放電電流を検出するための部分放電電流検出器と、を有し、上記サージ電圧発生装置は、インバータ駆動時にモータ端で観測されるサージ電圧の立ち上がり時間に相当する立ち上がり時間および立ち下がり時間を有するサージ電圧を、繰り返し周波数が50Hz〜20kHzにて、モータの巻線に発生させる。 (もっと読む)


【課題】巻線内の目的部位以外での過大な電圧による部分放電の発生を防止して目的部位の絶縁健全性を確実に検査することができる回転電機における固定子巻線の絶縁検査方法を提供する。
【解決手段】パルス電圧発生装置5の+端子6を固定子巻線1の巻き始め端2と巻き終り端3との間に設けられた一の導体露出部4(巻線部1bの一端側)に接続し、−端子7を固定子巻線1の他の導体露出部4(巻線部1bの他端側)に接続してパルス電圧を印加するので、固定子巻線1の目的部位(巻線部1b)に所定のパルス電圧を印加することができ、且つ目的部位以外(巻線部1a)において過大な電圧の印加による部分放電の発生を防止して、目的部位(巻線部1b)の絶縁健全性を確実に検査することができる。 (もっと読む)


【課題】モータを組込んだ後において、ステータコイルのレアショート不良の検出が可能なステータコイル絶縁試験装置および試験方法を提供する。
【解決手段】ステータコイル絶縁試験装置1は、試験品であるモータ21のステータ22とロータ23とが組み合わされた状態でステータ22のステータコイル24における巻線の短絡であるレアショートを検出する。インパルス電圧印加手段2は、ステータ22とロータ23とが相対的に回転している状態において、ステータコイル24にインパルス電圧を印加する。応答波形取得手段3は、インパルス電圧が印加されたステータコイル24から出力される応答波形を取得する動作を多数回実施する。レアショート判定手段4は、応答波形取得手段3が取得した多数の波形全体としての特徴を、正常品であるモータ21のステータコイル24からの応答波形の特徴と比較することでステータコイル24のレアショートの有無を判定する。 (もっと読む)


少なくとも1つの固定子巻線と回転軸に沿って配置される回転子とを含む電動機のオフラインテスト方法を開示する。この方法は、周期的なテスト信号を少なくとも1つの固定子巻線に与え、回転子を回転軸の回りに回転させながら、この少なくとも1つの固定子巻線の物理量に関する第1の測定データをテスト信号の1つ以上の波形周期から集め、第1の測定データの第1のピーク値を検出し、前記第1の検出されたピーク値に基づいて第2の測定データを形成し、この少なくとも1つの固定子巻線について前記第2の測定データの第2のピーク値を検出し、前記第2のピーク値の少なくとも一部の間の相互関係を決定し、前記相互関係が所定の関係からずれる場合は、前記回転子内の故障を示す信号を出す。本発明は更に、固定子内の故障を検出する方法と、ここに開示した方法のための機器とに関係する。
(もっと読む)


【課題】有接点開閉手段を通じての被試験回路の低回路インピーダンスを測定する際の測定精度を向上すること。
【解決手段】被試験回路1と低電圧検査回路4との間に低電圧試験時に閉じる有接点開閉手段と、有接点開閉手段の接点酸化膜を破壊するにの十分なレベルの予備電圧を印加する接点リフレッシュ用通電回路10とを設け、有接点開閉手段としてのリレー3を通じての被試験回路1の抵抗rを測定する直前にリレー3の接点表面の絶縁膜を破壊するために、リレー3の接点間に予備電圧を印加する。 (もっと読む)


【課題】電気機器を分解することなしに、電気機器を構成する巻線を診断するとともに、巻線が異常の場合、どのような異常態様かを診断できる電気機器の巻線診断システムを提供する。
【解決手段】電気機器の巻線診断システム1は、学習行程において、学習用巻線2Bを正常状態、及び複数の異常状態それぞれに設定した各状態で端子T1,T2に接続し、インパルス発生回路3からインパルス電圧を学習用巻線2Bに印加する。診断部6は、電圧計測部4により計測された電圧に基づき等価回路定数LC,RCを診断情報特徴量として演算し、メモリ7に設けた特徴量空間に記憶する。同様に、診断行程では端子T1,T2に診断対象巻線2Aを接続して診断対象巻線2Aの両端の電圧を計測し、当該巻線2AのLC,RCを状態情報特徴量として演算する。上記特徴量空間上でこの状態情報特徴量から最も近い診断情報特徴量をサーチし診断結果を表示部8に表示する。 (もっと読む)


【課題】1回の電圧印加により各相コイル内の短絡を検査すること。
【解決手段】3相モータのステータ1に設けられた複数の相コイル2〜4内の短絡を検査する短絡検査方法は、各相コイル2〜4の動力線端子8〜10の間を互いに短絡させた状態で、短絡させた動力線端子8〜10と各相コイル2〜4の中性点端子7との間に電圧印加装置21によりインパルス電圧を印加し、その印加後の出力電圧波形に基づいて各相コイル2〜4内の短絡の有無を判定する。この検査は、モータを作り上げる前のステータ1について行うことができ、モータを完成した状態でステータについて行うこともできる。 (もっと読む)


【課題】火花放電の発生がある回転電機を確実に検出することのできる絶縁検査装置および絶縁検査方法を提供すること。
【解決手段】本発明の検査装置1は,ステータ20のコイルにインパルス電圧を印加するインパルス電圧印加装置11と,インパルス電圧印加装置11によりインパルス電圧を印加してから所定の期間内における電流の積算値を求め,求めた積算値とあらかじめ定めた基準値とを絶対値にて比較し,積算値が基準値以上である場合にコイル内での放電があったと判定し,積算値が基準値以上でない場合にコイル内での放電がなかったと判定する制御部14とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】絶縁劣化により発生する部分放電の発生位置の特定を可能にすることにある。
【解決手段】固定子コイルの部分放電で発生する電気パルス信号を検出し電気信号処理装置7に入力して正負の閾値以上の第1波ピーク値を検出し、音響センサ3で音響パルス信号を検出し音響信号処理装置4に入力してある正負の閾値以上の最大ピーク値を検出し、これら第1波ピーク値と最大ピーク値を演算・表示装置8に固定子コイルに印加される電圧周期の間取込んで、電圧周期で繰返して同一周期図に表し、ある正負の閾値以上の電気信号処理装置7の出力の第1発生期間とある閾値以上の音響信号処理装置4の出力の第2発生期間を算出し、第1発生期間より音響パルス信号のコイルのある位置からセンサまでの伝搬時間だけ遅れた第3発生期間内に第2発生期間内の2つの放電時刻のうちいずれかの時刻が含まれたときに上記コイル位置で部分放電が発生したと判定する。 (もっと読む)


【課題】非破壊でコイルのワニス含浸状態を判定することができるワニス含浸状態判定方法及び装置、並びに電機子の製造方法を提供する。
【解決手段】ワニス含浸前のコイルにインパルス信号を印加したときの応答波形である含浸前インパルス波形Pbと、ワニス含浸後のコイルにインパルス信号を印加したときの応答波形である含浸後インパルス波形Paとを比較し、含浸前インパルス波形Pbに対する含浸後インパルス波形Paの位相遅れ量Dn(nは自然数)に基づいてコイルのワニス含浸状態を判定する。 (もっと読む)


【課題】インバータ駆動モータの絶縁評価方法を確立する。
【解決手段】インバータ駆動モータの巻線ターン間に発生するピーク電圧Vmとパルス幅twと周波数fpを有する両極性交互パルス電圧を試験電圧とし、該試験電圧を試料絶縁材に課電して前記試料絶縁材が絶縁破壊するまでの寿命時間tpを計測し、前記ピーク電圧Vmと前記寿命時間tpとの関係を前記試料絶縁材の絶縁寿命特性として取得し、取得した前記絶縁寿命特性に基づいて前記試料絶縁材の絶縁性能を評価する。 (もっと読む)


1 - 20 / 29