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【課題】アゾ化合物を含む液晶性コーティング液から得られる従来の偏光膜は、可視光領域の長波長側(赤色領域)の吸光度が短波長側(青色領域)に比べて小さいため赤く着色するという問題があった。そのためアゾ化合物を含む液晶性コーティング液から得られる偏光膜において、このような着色の無いニュートラルグレーの偏光膜が求められていた。
【解決手段】アゾ化合物を含む液晶性コーティング液から得られる偏光膜中にグリセリンを特定量(アゾ化合物100重量部に対して2重量部〜50重量部)含有させることにより、可視光領域の長波長側(赤色領域)の吸光度を大きくして短波長側(青色領域)とほぼ同等にすることができる。これにより吸光度が可視光領域でほぼ平坦となり偏光膜は着色の少ないニュートラルグレーに近いものとなる。 (もっと読む)


【課題】リオトロピック液晶化合物を配向して得られる偏光膜において、リオトロピック液晶化合物の配向の度合いを高くし、二色比の大きい偏光膜を提供する。
【解決手段】光学積層体10においては偏光膜12内に水溶性有機化合物13、14を含有させておき、水溶性有機化合物13、14を空気との界面近傍に偏在させ、有機色素が空気界面と接触しないようにして、有機色素の配向が乱れるのを防いだ。その結果二色比の大きい光学積層体10を得ることができた。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、視感度の高い波長域において最大吸収波長を有する偏光子を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の偏光子は、下記一般式(I)で表されるアゾ化合物を含んでいる。ただし、一般式(I)中、Qは、置換基を有していてもよいアリール基を表し、Qは、置換基を有していてもよいアリーレン基を表し、Mは、対イオンを表し、lは、1〜6の整数を表し、mは、0〜5の整数を表す(l+m≦6)。
【化1】
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【課題】偏光膜などの異方性色素膜に有用な、短波長領域(380nm〜500nm)で二色性が高く、耐久性に優れた有機系色素を提供する。
【解決手段】遊離酸の形が下記式(1)で表される異方性色素膜用モノアゾ色素。


Arは、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよいナフチル基、置換基を有していてもよい芳香族複素環基。Arは、置換基を有していてもよいフェニレン基、置換基を有していてもよいナフチレン基等。Xは、置換基を有していてもよい1,4−フェニレン基、置換基を有していてもよいエテニレン基またはエチニレン基。Yは、置換基を有していてもよい単環式脂肪族炭化水素基または置換基を有していてもよいフェニル基。 (もっと読む)


【課題】耐光性により優れた偏光膜及び偏光膜用の染料化合物を提供する。
【解決手段】式(I)で表されるアゾ化合物。


式中、Aはフェニル基又はナフチル基を表し、該フェニル基はカルボキシル基及びスルホ基からなる群から選ばれる少なくとも1種の酸性基を1〜2個有し、該ナフチル基はカルボキシル基及びスルホ基からなる群から選ばれる少なくとも1種の酸性基を1〜3個有する。R、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基を表す。R及びRはそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基を表し、R及びRの少なくともいずれか一方は炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基を表す。Xは−N=N−又は−NHCO−を表し、Zはカルボキシル基又はスルホ基を表す。 (もっと読む)


【課題】耐屈曲性に優れた色素配向膜を有する光学異方性フィルムを提供する。
【解決手段】可撓性支持体と、前記可撓性支持体上に色素配向膜とを有する光学異方性フィルムの製造方法であって、液晶形成能を有するアゾ系色素を含むアゾ系色素含有溶液を調製し、前記アゾ系色素含有溶液を可撓性支持体上に剪断力を付与しながら展開し、乾燥して色素配向膜を形成し、前記色素配向膜を、長周期表における第4周期または第5周期に属する少なくとも1種の遷移金属のイオンを含有する架橋剤溶液と接触させる、製造方法。 (もっと読む)


【課題】 リオトロピック液晶化合物を配向させてなる、二色比の高い偏光膜を実現する。
【解決手段】 リオトロピック液晶化合物からなる有機色素を配向させてなる偏光膜であって、前記偏光膜がアセナフト[1,2−b]キノキサリン系化合物を含有し、前記アセナフト[1,2−b]キノキサリン系化合物の含有量が前記有機色素100重量部に対して10重量部未満である。
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【課題】広範囲な色表現が可能な偏光膜に有用である短波長領域(380nm〜500nm)に吸収を有する異方性色素膜用有機系色素を提供する。
【解決手段】遊離酸の形が下記式(1)で表される異方性色素膜用アゾ色素。


〔R〜Rは、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、スルホ基、カルボキシ基、置換基を有していてもよいアルキル基または置換基を有していてもよいアルコキシ基を、KおよびKは、スルホ基と水酸基及び/又は置換基を有していてもよいアミノ基を含有するナフチル基を表す。〕 (もっと読む)


【課題】偏光膜などの異方性色素膜に有用な、短波長領域で二色性が高く、耐久性に優れた有機系色素の提供。
【解決手段】遊離酸の形が、式(1)で表される色素であって、分子内にスルホ基を2以上有し、スルホ基とカルボキシ基を合計で4以上有する異方性色素膜用色素。


(ArおよびArは、フェニレン基、芳香族複素環基等を表す。XおよびXは、水酸基、アルコキシ基またはアミノ基を表す。R、R、RおよびRは、水素原子、水酸基、カルボキシ基、アルキル基等を表す。hは0または1を表す。) (もっと読む)


【課題】従来のアゾ系化合物は溶液状態で液晶性を示さない場合や、狭い温度範囲でしか液晶性を示さない場合がある。液晶性を示さない場合は偏光膜ができず、温度範囲の狭い場合はコーティング液を流延するさいに厳密な温度管理が必要なため偏光膜を安定して製造するのが難しい。そのため広い温度範囲で液晶性を示すコーティング液が求められている。
【解決手段】 本発明のコーティング液は、少なくとも、一般式(I)で表わされるアゾ系化合物と溶媒を含む。このアゾ系化合物が広い温度範囲で液晶性を示す理由は、詳細は不明であるが、強く結合した超分子会合体が形成されるためと考えられる。
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【課題】 本発明は、溶液状態で液晶性を示し得るアゾ系化合物を提供する。
【解決手段】 本発明のリオトロピック液晶性混合物は、構造異性体の関係にある第1のアゾ系化合物及び第2のアゾ系化合物を少なくとも含み、前記第1のアゾ系化合物と前記第2のアゾ系化合物は、少なくともアゾ基の結合部位が異なる構造異性体であることを特徴とする。前記第1のアゾ系化合物は、アミノナフトール骨格の水酸基のオルト位にアゾ基が結合しているアゾ系化合物であり、前記第2のアゾ系化合物は、アミノナフトール骨格のアミノ基のオルト位にアゾ基が結合しているアゾ系化合物である。 (もっと読む)


【課題】量産性、偏光能に優れた偏光素子、更には偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を有する偏光素子をも非常に簡易に且つ高精度に製造する。
【解決手段】本発明は、偏光透過軸方向が一方向の偏光領域、更には偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を有する偏光素子の製造方法であって、リオトロピック液晶性を有する二色性色素を含む溶液を、基材に対して第1の斜め方向から射出する工程を含むことを特徴とする。また、前記溶液の射出は、インクジェット方式により行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製膜時に光学歪みが発現しにくいように製膜し、液晶表示素子の保護フィルムとして使用する際の品質を向上すると共に、延伸する際のRe及びRthも制御し易いセルロース樹脂フィルムを得る。
【解決手段】
押出機11で溶融した溶融樹脂を、ダイ12から回転する冷却ドラム14上にシート状に吐出して冷却固化する溶融製膜法によるセルロース樹脂フィルムの製造方法において、冷却ドラム14上で冷却固化された後の溶融樹脂の厚さ(d)に対するダイ12のリップクリアランス(D)で表されるドロー比(D/d)を3〜30にする。 (もっと読む)


【課題】高価な装置や煩雑な工程を用いずに偏光板の吸収軸と位相差板の光学軸を高精度に一致させ、広視野角で低消費電力、高品位な液晶表示装置を得る。
【解決手段】透明な基板11上に、金属線12が形成されたワイヤーグリッド型偏光子の金属線12の面の凹凸により自己組織化して位相差を発現する位相差機能膜21を形成する。 (もっと読む)


【課題】
一般的に偏光板はグレイ色の色相を持つが、色素の混合によりグレイ色とするためには少なくとも黄色ないし橙色、赤色及び青色の3色の色素が必要となる。
ある種の橙色色素、例えばC.I.Direct Orange72はリオトロピック液晶性をもつ色素、例えばC.I.Direct Blue67との混合水溶液から配向色素膜を得られるが、十分な特性を持つとはいえない。
【解決手段】
本発明の一般式(1)で示される化合物はリオトロピック液晶相を形成する化合物と混合することにより、配向処理を施した有機薄膜上に塗布されると弱い配向規制力である有機薄膜でも配向規制力に従って色素分子が配列することを見出した。 (もっと読む)


【課題】偏光度および耐光性が一層、向上した偏光膜及び該偏光膜を与える偏光素子用の化合物を提供する。
【解決手段】式(I)で示されるアゾ化合物、並びに、該アゾ化合物(I)を含む偏光膜用染料及び偏光膜基材からなる偏光膜である。


(式中、Aは、1〜2個のスルホを有するフェニル、又は1〜3個のスルホを有するナフチルを表す。該フェニルに含まれる水素は低級アルキル又は低級アルコキシで置換されていてもよく、該ナフチルに含まれる水素は低級アルキル又は低級アルコキシで置換されていてもよい。R1〜R4は、それぞれ独立に、水素、低級アルキルまたは低級アルコキシを表し、R5は、ヒドロキシまたはアミノを表し、Xは−NHCO−又は−N=N−を表す。Aに含まれるスルホの塩、及びQは、それぞれ独立に、水素、アルカリ金属塩、有機アミン塩又はアンモニウム塩を表す。) (もっと読む)


【課題】二色比などの光学特性を低下させず、欠陥の少ない良質な異方性膜を得られる異方性膜用組成物を提供する。
【解決手段】異方性膜用組成物にアセチレン系化合物及び異方性材料を含有させる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、従来の吸収型の有機偏光子と同程度の偏光特性を有しつつ、耐光性を備え、しかも取扱い容易なハイブリッド偏光子を安価に提供することにある。
【解決手段】少なくとも1枚の吸収型の有機偏光子と、少なくとも1枚の反射型の無機偏光子との複合体であるハイブリッド偏光子であって、該ハイブリッド偏光子を構成する少なくとも光入射側部分が、前記無機偏光子であり、記無機偏光子は、表面の少なくとも一方向に周期的な凹凸を有する透明非晶質基板上に、高屈折率透光材料の第1層と低屈折率透光材料の第2層からなる所定の総膜厚をもつ1ユニットの複層膜を、多数ユニット積層して多層構造体を形成してなる、いわゆるフォトニック結晶タイプの偏光子であることを特徴とするハイブリッド偏光子を提供する。 (もっと読む)


【課題】 高い二色性及び高い分子配向度を示す異方性色素膜を得ることが可能な、異方性色素膜用色素及び異方性色素膜用組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】 遊離酸の形が下記式(1)で表されるアントラキノン系化合物からなる異方性色素膜用色素。


(式(1)中、Xは、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい芳香族複素環基を示す。nは、1または2を示す。nが2の場合、一分子中に存在する複数のXはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。また、−N=N−
基が結合するアントラキノン環は−N=N−X基の他にも置換基を有していてもよ
い。) (もっと読む)


【課題】応力配向等より配向規制力が弱い有機薄膜でも十分に配向し得るリオトロピック液晶性の黄色ないし橙色色素材料の提供。
【解決手段】例えば下式で示される化合物は、その水溶液が安定なリオトロピック液晶相を形成し、配向規制力の弱い有機薄膜の配向規制力でも十分に配向し得るリオトロピック液晶性の黄色ないし橙色色素材料を実現した。
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