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Fターム[3C037CC02]の内容

穴あけ工具 (3,056) | 表面被覆 (1,272) | 複層 (503)

Fターム[3C037CC02]に分類される特許

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【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐ピッチング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、(a)下部層として、組成式:(Al1−αCrα)Nあるいは(Al1−α−βCrαSiβ)Nで表されるAlとCr(とSi)の複合窒化物層、(b)中間層として、組成式:(Al1−YCrあるいは(Al1−Y−ZCrSiで表されるAlとCr(とSi)の複合酸化物層、(c)上部層として、組成式:(Al1−YCr1−Xあるいは(Al1−Y−ZCrSi1−Xで表され、かつ、上部層のO(酸素)含有割合が、中間層側から上部層表面に向かって減少する組成傾斜型のAlとCr(とSi)の複合酸化物層、を蒸着形成する。ここで、0.25≦α≦0.45、0.01≦β≦0.10、0<X≦0.2,0.25≦Y≦0.55、0.01≦Z≦0.10(α,β,X,Y,Zはいずれも原子比)。 (もっと読む)


【課題】皮膜剥離及び異常摩耗が生じることなく、耐摩耗性が著しく改善されたCr系皮膜を被覆した固体潤滑性や非親和性等を付加した耐摩耗性硬質皮膜を提供する。
【解決手段】本発明の耐摩耗性硬質皮膜では、鋼系基体に多層の皮膜からなる被覆層を設け、該被覆層のうちの少なくとも1層は構成元素として少なくともTiとAlとNを含むTiAlN系皮膜である多層皮膜鋼材において、該被覆層のうち該TiAlN系皮膜を除く他の層は金属成分として、Cr及びSi、Bの1種又は2種を含有し、非金属成分としてC、N、Oの1種以上の元素を含有するCr系皮膜であり、該Cr系皮膜はCr化合物相中にSiの窒化物相及び/又はBの窒化物相が介在している。 (もっと読む)


【課題】重切削加工においてすぐれた耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、粗粒結晶層C、含非晶質炭素層A、微粒結晶層Bおよび含非晶質炭素層Aからなる交互積層単位構造が複数周期繰り返されることにより2.5〜30μmの膜厚のダイヤモンド皮膜が被覆され、さらに、該ダイヤモンド皮膜について、基体表面の法線に対して、ダイヤモンド皮膜中の結晶粒の(101)面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜20度の範囲内の傾斜角区分に存在する度数の合計が、全度数の30%以上の割合を占めるようなダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】難削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層、改質酸化アルミニウム層からなる中間層及び改質酸化クロム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層と中間層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する中間層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成している。 (もっと読む)


【課題】高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層として、組成式:(Ti1−αAlα)Nあるいは組成式:(Ti1−α−βAlαβ)N(但し、Mは、Tiを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、原子比で、0.45≦α≦0.75、0.01≦β≦0.25)を満足するTiとAl(とM)の複合窒化物層、(b)上部層として、組成式:(Cr1−γγ)O(但し、原子比で、0.01≦γ≦0.1)を満足するCrとYの複合酸化物層、上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層は薄層Aと薄層Bの交互積層からなり、また、上部層は薄層Aと薄層Cの交互積層からなり、さらに、上記薄層Aは、(Cr,Al)N層あるいは(Cr,Al,Si)N層のいずれか、上記薄層Bは、(Ti,Al)N層あるいは(Ti,Al,Si)N層のいずれか、また、上記薄層Cは、(Ti,Si)N層からなる。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層は薄層Aと薄層Bの交互積層からなり、また、上部層は薄層Aと薄層Cの交互積層からなり、さらに、上記薄層Aは、(Ti,Al)N層あるいは(Ti,Al,Si)N層のいずれか、上記薄層Bは、(Cr,Al)N層あるいは(Cr,Al,Si)N層のいずれか、また、上記薄層Cは、(Ti,Si)N層からなる。 (もっと読む)


【課題】溶着性の高い被削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐ピッチング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)下部層として、組成式:(AlαTi1−(α+β)Siβ)Nで表される(但し、原子比で、0.50≦α≦0.65,0.01≦β≦0.10)AlとTiとSiの複合窒化物層、(b)中間層として、組成式:(Al1−YSiで表される(但し、原子比で、0.01≦Y≦0.3)AlとSiの複合酸化物層、(c)上部層として、組成式:(Al1−YSi1−Xで表され(但し、原子比で、0≦X≦0.1,0.01≦Y≦0.3比)、かつ、上部層のO(酸素)含有割合が、中間層側から上部層表面に向かって減少する組成傾斜型のAlとSiの複合酸化物層、を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、薄層Aと薄層Bと薄層Cの積層構造からなり、かつ、薄層Bと薄層Cが薄層Aを介して交互に積層されてなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、薄層Aは、(Ti,Al)N層あるいは(Ti,Al,Si)N層のいずれか、薄層Bは、(Cr,Al)N層あるいは(Cr,Al,Si)N層のいずれか、また、上記薄層Cは、(Ti,Si)N層からなる。 (もっと読む)


【課題】溶着性の高い被削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐ピッチング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)下部層として、平均層厚2〜10μmのAlとTiとSiの複合窒化物層、(b)上部層として、1〜3μmの平均層厚を有し、上部層全体における平均組成を、組成式:(Al1−XSiで表した場合、0.01≦X≦0.3(但し、X値は原子比)を満足し、かつ、上部層におけるSi含有割合は、下部層側から上部層表面に向かって減少する傾斜組成を有し、しかも、上部層表面におけるSi含有割合を示すXsurf値が、0≦Xsurf≦0.05(但し、Xsurf値は原子比)を満足する組成傾斜型のAlとSiの複合酸化物層、を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】Al合金等の長時間切削、重切削等の切削工具として好適な、潤滑性に優れる耐摩耗性工具部材を提供する。
【解決手段】工具基体上に、工具基体表面側から順に、TiN硬質膜、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜およびSiO膜を形成した耐摩耗性工具部材において、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜におけるSi含有割合は、5〜30原子%であって、望ましくは、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜が、TiN硬質膜との界面部分では5〜15原子%、SiO膜との界面部分では20〜30原子%のSiを含有し、さらに、該Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜中におけるSi含有割合は、TiN硬質膜側からSiO膜側へ向かうにしたがって次第に増加する傾斜組成を有する。 (もっと読む)


【課題】クレータ摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具はA層とB層とを含む被膜を備え、A層は、化学式Ti1-a(M1)aNb(M1はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、0<a≦0.3、0.9<b≦1.1)で示される組成を有するa1層と、化学式Ti1-c(M2)cNd(M2はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、M1とM2とは少なくとも1種が相異なり、0<c≦0.3、0.9<d≦1.1)、または化学式Ti1-eAleNf(0.4<e≦0.8、0.9<f≦1.1)で示される組成を有するa2層とを含み、B層は、化学式Ti1-α(M3)αCβNγ(M3はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、0≦α≦0.3、0.9<β+γ≦1.1、0.1<β≦1.1)で示される組成を有するb1層を含み、A層におけるa1層とa2層とは交互に積層され、B層がA層よりも基材の表面層側に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高度な耐摩耗性を付与することができ、かつ熱亀裂による影響を低減する被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材上の少なくとも一部に形成された被膜が、A層とB層とを含み、A層は、化学式Ti1-X(M1)XY(M1はAl、Cr、Hf、Ta、Nb、VおよびSiからなる群より選択されるいずれか1の元素であり、XおよびYは原子比であり、0≦X≦0.8、0.9<Y≦1.1)で表わされる化合物により構成されるa1層を含み、B層は、化学式Ti1-p(M3)prs(M3はAl、Cr、Hf、Ta、Nb、VおよびSiからなる群より選択されるいずれか1の元素であり、p、rおよびsは原子比であり、0≦p≦0.3、0.9<r+s≦1.1、0.1<r≦1.1)で表わされる化合物により構成されるb1層を含み、A層とB層との積層数の合計は3層以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 被覆層のすくい面および逃げ面における特性の微調整が可能であり、切削性能に求められるすくい面および逃げ面の性能の最適化が図れる切削工具を提供する。
【解決手段】 基体2の表面に2層以上の被覆層3が形成され、複数の被覆層3のうちの厚みが厚い2層について、基体2側に形成された被覆層3を下層3L、基体2から遠ざかる側に形成された被覆層3を上層3Uと特定し、下層3Lのすくい面5における厚みをtrL、逃げ面6における厚みをtfL、上層3Uのすくい面5における厚みをtrU、逃げ面6における厚みをtfUとしたとき、trL<tfL、かつtrU>tfUであるスローアウェイチップ1等の切削工具である。 (もっと読む)


【課題】 被覆層のすくい面および逃げ面における特性の微調整が可能であり、強い衝撃がかかるような切削加工においても耐欠損性が高い切削工具を提供する。
【解決手段】 基体2の表面に2層以上の被覆層3が形成され、複数の被覆層3のうちの厚みが厚い2層について、基体2側に形成された被覆層3を下層3L、基体2から遠ざかる側に形成された被覆層3を上層3Uと特定し、下層3Lのすくい面5における厚みをtrL、逃げ面6における厚みをtfL、上層3Uのすくい面5における厚みをtrU、逃げ面6における厚みをtfUとしたとき、trL>tfL、かつtrU<tfUであるスローアウェイチップ1等の切削工具である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、被膜の最表面層として窒化アルミニウム層を形成することにより極めて優れた耐摩耗性を示す表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、物理的蒸着膜であり、かつ基材上に形成された厚み7〜15μmの窒化物層と、該窒化物層上に形成された厚み3〜10μmの炭窒化物層と、該炭窒化物層上に形成された厚み0.2〜5μmのAlN層とを含むことを特徴とする表面被覆切削工具に係る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、MoNの特性とTiAlNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、MoNy(ただし式中yは0.01≦y≦0.2)で表されるMoとNとの固溶体、Mo2N、MoNまたはこれらの混合体からなるA層と、Ti1-xAlxN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金を、高熱発生を伴う高速条件下で切削加工した場合にも、長期の使用に亘って硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性、耐チッピング性、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、少なくとも、薄層Aと薄層Bの交互積層構造からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、薄層Aは、組成式[AlCrSi]Nで表されるAlとCrとSiの複合窒化物層、薄層Bは、組成式[AlTiSi]Nで表されるAlとTiとSiの複合窒化物層であり、上記薄層Aと薄層Bは、それぞれ、0.005〜0.05μmの一層平均層厚を有し、また、上記薄層Aと薄層Bとの合計層厚は1〜5μmである。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件下でクレーター摩耗を低減しかつ高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、TiとZrとを少なくとも含む硬質被膜層であり、この硬質被膜層は、TiとZrの含有量が硬質被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Tiの含有量が極大となるTi極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Ti極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Ti極大含有点におけるTiの含有比率Ti/(Ti+Zr)は、原子比で0.99≦Ti/(Ti+Zr)≦0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Ti+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Ti+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、MoNの特性とCrAlNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、MoNy(ただし式中yは0.01≦y≦0.2)で表されるMoとNとの固溶体、Mo2N、MoNまたはこれらの混合体からなるA層と、Cr1-xAlxN(ただし式中xは0.3≦x≦0.8)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


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