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Fターム[3G019BA01]の内容

内燃機関の点火装置 (11,911) | 基本点火方式 (817) | 誘導放電型 (290)

Fターム[3G019BA01]に分類される特許

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【課題】イオン電流を参照した燃焼状態の判定の精度を一層高める。
【解決手段】キャパシタ141に蓄えた電荷Qによるバイアス電圧Vを点火プラグ13の電極に印加して当該電極を流れるイオン電流Iを検出する回路を利用し、内燃機関の気筒における燃焼状態を判定するにあたり、イオン電流Iを反復的に計測し、その計測値の時系列からキャパシタ141から流出した電荷量Q’またはキャパシタ電圧Vを演算し、その電荷量Q’またはキャパシタ電圧Vを基に、点火プラグ13の電極間の抵抗値Rを求めることとした。燃焼抵抗Rは、気筒における燃焼状態を示唆する。 (もっと読む)


【課題】着火性の向上を図りつつ、点火プラグにおいて十分な耐久性を確保する。
【解決手段】点火装置31は、一次コイル42と点火プラグ1に接続される二次コイル43とを有するとともに、一次コイル42に流れる一次電流を遮断することで二次コイル43に二次電圧を発生させる点火コイル41と、二次コイル43及び点火プラグ1間において点火プラグ1と並列に接続され、二次電圧が印加されることで充電されるとともに、自身の放電により点火プラグ1で火花放電を生じさせるコンデンサ61とを備える。点火装置31は、コンデンサ61における充電及び放電の繰り返しに伴い、点火プラグ1で複数回の火花放電を生じさせる。火花放電停止部に相当する通電制御部51は、一次コイル42に再通電することで、点火プラグ1における複数回の火花放電を途中で停止させることができる。 (もっと読む)


【課題】放電繰り返し現象の発生を回避してプラグ消耗を抑制することと、放電期間の不足による失火を回避することとの両立を図る。
【解決手段】点火コイル20の一次電圧をツェナー電圧V1ZD以下に制限するツェナーダイオード40(制限手段)と、放電開始時にはツェナーダイオード40による制限機能を停止させ、放電開始後の所定期間Tbには前記制限機能を発揮させるよう切り替えるスイッチ回路50(切替手段)とを備える。これによれば、放電開始後の所定期間Tbにおいて、二次電圧V2が二次制限値V2th以上(V2の絶対値がV2th以下)に制限される。よって、放電中に吹消えが発生しても、その発生直後に再放電することは回避されるので、放電繰り返しによるプラグ消耗を回避できる。しかも、吹消えが発生しなかった場合には、誘導放電による放電が通常通りそのまま継続されるので、放電期間の不足により失火するおそれを回避できる。 (もっと読む)


【課題】点火コイルの大型化抑制を図りつつ、電極消耗の抑制を図ったプラス放電を可能にする。
【解決手段】一次コイルL1および二次コイルL2を有する点火コイル20と、蓄電した電力を一次コイルL1へ放電することにより、二次電圧の絶対値を昇圧させて容量放電させる容量放電用回路と、一次コイルL1への通電を遮断することにより、二次電圧の絶対値を昇圧させて誘導放電させる誘導放電用回路とを備える。そして、点火プラグ40の中心電極41を正極としたプラス放電を、容量放電により実施し、そのプラス放電の途中で、誘導放電によるマイナス放電に切り替えるよう、一次コイルL1への通電状態をECU10(制御手段)が制御する。 (もっと読む)


【課題】点火コイルの大型化抑制と電極消耗抑制を図りつつプラス放電を可能にする。
【解決手段】同一のコア21に、プラス放電用の一次コイルL1A、マイナス放電用の一次コイルL1Bおよび二次コイルL2を巻き回して構成された点火コイル20と、点火プラグの中心電極を正極としたプラス放電の途中で、中心電極を負極としたマイナス放電に切り替えるよう、プラス放電用の一次コイルL1Aおよびマイナス放電用の一次コイルL1Bに流れる一次電流を制御する制御手段と、を備える。そして、2つの一次コイルL1A,L1Bを、コア21の軸方向に並ぶように配置する。これによれば、2つの一次コイル同士の結合係数を低くできるので、プラス放電用の一次コイルを放電している最中に、マイナス放電用の一次コイルを充電する時に、互いの一次コイルで生じる磁束が打ち消し合うことを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】電極消耗の抑制を図るべく、放電電圧の低下を実現させる。
【解決手段】中心電極41を正極、接地電極42を負極として放電(プラス放電)させるように構成し、中心電極41と接地電極42の電位差が所定電圧に達した後、中心電極41の周りに残留するプラスの空間電荷(陽イオン雲CI)が所定量以上形成される前に放電が開始されるように、前記電位差の増大速度を設定する。これにより、陽イオン雲CIにより火花伸展が妨げられる度合いを低減できる効果と、プラス放電による熱電子放出の効果とが発揮されることにより、点火プラグの放電開始に要求される電圧(要求電圧)を低下でき、ひいては、電極消耗を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】複雑な構成を追加することなく正確にプレイグを判定できる燃焼制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の燃焼室に流れるイオン電流に比例した検出信号を出力する信号検出回路DETを有して構成され、点火コイルCLを制御する制御装置ECUは、一次コイルL1が定常的にON状態である時の検出信号を取得する取得手段ST3と、検出信号を累積して累積値を算出して算出された累積値の10%位置を特定する特定手段(ST5)と、特定された10%位置に基づいてプレイグ発生を判定して、これに対応する燃焼制御動作を実行する制御手段(ST7〜ST11)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】点火プラグにくすぶりが発生した状態であっても確実に火花放電を発生することができる点火制御装置を提供する。
【解決手段】点火プラグ101の第1の電極101aにバイアス電圧を印加して第1の電極101aに流れる電流を電流検出装置104により検出し、前記検出した電流の値に基づいて点火プラグ101に発生したくすぶりのレベルをくすぶりレベル検出装置105により検出し、前記検出しくすぶりレベルに基づいて、点火のタイミングと、内燃機関100の1回の燃焼行程中に於ける点火の回数と、点火コイル装置102に蓄積するエネルギーの量とのうちの少なくとも一つを、制御装置103により制御して前記点火を行なわせるようにした。 (もっと読む)


【課題】確実な火花放電の実施によって失火を抑制しつつ、点火プラグに印加される電圧を抑えることにより、点火プラグの長寿命化を可能とする点火装置の提供。
【解決手段】エンジン制御装置70には、内燃機関の負荷が所定の設定値よりも高くなる高負荷条件が予め規定されている。例えば、内燃機関の始動後や低温での作動時等、高負荷条件を外れて内燃機関が稼動するとき、点火コイル30は、エンジン制御装置70による点火制御信号に従って、中心電極21をマイナス極とし接地電極23をプラス極とするマイナス放電電圧を点火プラグ20に印加する。一方、高負荷条件にて内燃機関が稼動するとき、点火コイル30は、点火制御信号に従って、中心電極21をプラス極とし、接地電極23をマイナス極とするプラス放電電圧を点火プラグ20に印加する。 (もっと読む)


【課題】接地電極の消耗を低減可能な点火装置の提供。
【解決手段】燃焼室90内の混合気に点火する燃焼サイクルを繰り返す点火装置100であって、点火プラグ20に電圧を印加する点火制御回路40は、中心電極21をマイナス極とし接地電極23をプラス極とするマイナス放電電圧と、中心電極21をプラス極とし接地電極23をマイナス極とするプラス放電電圧とを切り換え可能である。点火制御回路40は、燃焼サイクル毎に、プラス放電電圧の印加によって中心電極21及び接地電極23間の放電ギャップ25に、容量放電である火花放電を生じさせる。その後、点火制御回路40は、プラス放電電圧の印加による火花放電の継続中に、マイナス放電電圧の印加に切り換えて、誘導放電である火花放電を継続させる。 (もっと読む)


【課題】点火プラグにおいて火花放電が正常に発生したか否かを精度よく検出する。
【解決手段】点火装置101は、点火プラグ1と、点火プラグ1に電圧を印加する電圧印加部31とを備え、電圧印加部31から点火プラグ1に電圧を印加することで点火プラグ1に火花放電を生じさせる。放電検出部45は、電圧印加部31から点火プラグ1に対して電圧を印加した時点から所定の判定期間の間に、点火プラグ1への印加電圧に対応する電圧波形の微分値のピーク値が所定の判定用閾値を超えた場合に、点火プラグ1において火花放電が生じているものと判定する。 (もっと読む)


【目的】コイル故障による失火および媒体の溶融や劣化を防止して高信頼性化を図ることができるイグナイタシステムを提供する。
【解決手段】IGBT1のコレクタ電圧の上昇をECU200内のdv/dt検知回路19で検知し、タイマー回路12で立ち上がり期間の長さを計測する。立ち上がりが正常な立ち上がりと異なる場合にコイル故障と判断してIGBTをオフして失火を防止し、燃焼室300に送られる燃焼ガスの流れを停止して触媒の溶融や劣化を防止する。 (もっと読む)


【目的】
コイル故障による失火および媒体の溶融や劣化を防止して高信頼性化を図ることができるイグナイタシステムを提供する。
【解決手段】
IGBT1のターンオフ中のコレクタ電圧(ターンオフ電圧)を電圧レベル検知回路25でモニタし、立ち下がり期間の長さを計測する。立ち下がりが正常な立ち下がりと異なる場合にコイル故障と判断してIGBTをオフして失火を防止し、燃焼室300に送られる燃焼ガスの流れを停止して触媒の溶融や劣化を防止する。 (もっと読む)


【課題】点火プラグの形状を大幅に変更したり、外部にコンデンサを設けたりすることなく、容量放電電流を増大させ、プラズマ生成効率を向上させる。
【解決手段】点火プラグ1は、軸孔4を有する絶縁碍子2と、中心電極5と、主体金具3とを備え、軸孔4の内周面及び中心電極5の先端面により形成されるキャビティ部28を有する。絶縁碍子2の外周面のうち主体金具3の内周面に対向する面、及び、絶縁碍子2の内周面のうち中心電極5の外周面に対向する面のうちの少なくとも一方の少なくとも一部には、導電性材料からなる導電層31,32が設けられ、絶縁碍子2の外周面に設けられる導電層31は接地電極27と電気的に接続され、絶縁碍子2の内周面に設けられる導電層32は中心電極5と電気的に接続される。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内のガスの確実な点火を図りながら放電が点火手段に対して与える影響を出来る限り軽減することができる点火制御装置を提供する。
【解決手段】点火制御装置は、燃焼室内のガス中に放電を生じさせることによって同ガスを点火する点火手段を備える。点火制御装置が備える放電制御手段は、所定の量のエネルギが点火手段に供給されることによって放電が開始された後に初めてその放電が終了する時点である放電終了時点において、放電の両端間の電位差である放電電圧の絶対値が機関の運転パラメータに基づいて定められる閾値電圧以上である場合、放電終了時点以降において上記エネルギのうちの上記放電に供されなかったエネルギによる上記放電に続く他の放電が生じることを禁止する。 (もっと読む)


【課題】電流制御機能や自己遮断機能の動作時に、駆動電圧Vbや負荷抵抗RLが変動しても一定の時間で自己遮断する点火用半導体装置を提供する。
【解決手段】点火コイル7の一次電流をオン・オフ制御する出力段IGBT4と、点火コイル7の一次電流を制御する電流制御回路3と、を有し、電流制御回路3は、G端子とE端子間の電圧で駆動され、センスIGBT5と、センス抵抗6と、ゲート抵抗12と、基準電圧源13と、レベルシフト回路14と、自己遮断信号源15と、自己遮断回路16と、比較回路17と、MOS18と、ゲート制御回路19と、パルス発生回路20と、スイッチ回路21と、を備え、異常状態を検知すると自己遮断信号源15は自己遮断信号Vsdを出力し、自己遮断信号Vsdの出力直後の短時間だけパルス発生回路20にてスイッチ回路21を短絡するように制御する。 (もっと読む)


【課題】電源ラインに他の内燃機関点火装置が接続されたとしても、他の気筒の点火時のノイズによる誤動作を防止することができる内燃機関点火装置を提供する。
【解決手段】イグナイタ60は、ECU20から点火信号を入力する第1入力端子61と、電源電圧が印加される電源ライン40に電気的に接続される第1電源端子62と、制御IC65と、を備えている。また、制御IC65は、第1入力端子61から点火信号を入力する第2入力端子65bと、第1電源端子62を介して電圧が印加される第2電源端子65aと、を有し、点火信号に従ってスイッチング素子66を駆動することにより、点火プラグに点火を起こさせる。さらに、制御IC65は、第2入力端子65bにアノードが接続されると共に第2電源端子65aにカソードが接続されたダイオード素子67を内蔵している。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の燃焼状態を解析するためのパラメータを平易且つ正確に算出し得る内燃機関用のイオン電流検出処理装置を提供する。
【解決手段】イオン電流演算ルーチンS10は、誘導性放電の終了直後に起動され、先ず、イオン電流検出信号Sinsの検出値をメモリ回路へ格納していく(S11)。その後、コンデンサCの放電電荷量Siの算出処理が実施される(S12)。その後、面積値Siから算出した放電電荷量に基づいて、漏洩電流測定時刻tnでのコンデンサの両端電圧Vnが算出される(S13)。更に後、先の処理の結果値に基づいて、燻ぶり抵抗R(leak)の算出処理が行われる(S14)。このように、燻ぶり抵抗R(leak)は、コンデンサの放電電荷量に基づいて演算されるので、其の値が正確な値となる。 (もっと読む)


【課題】プラズマを利用して点火する場合の、着火性及び燃焼効率の向上を図ることができる火花点火式内燃機関を提供する。
【解決手段】点火プラグの中心電極と接地電極との間に点火コイルを介して印加される負の高電圧により生じる火花放電と、燃焼室内に生成されるプラズマ用電界とを反応させてプラズマを生成して混合気に着火する火花点火式内燃機関であって、ピストンが下死点に至るまでのシリンダボアに面する位置に負極性電界を生成する負電界生成手段を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】チャンネリング等の面で悪影響を与えることなく、着火性を向上させる。
【解決手段】点火システム101は、点火プラグ1と、放電用電源41と、エネルギー投入部51とを備える。点火プラグ1は、軸孔4を有する絶縁碍子2と、軸孔4内に挿設される中心電極5と、中心電極5との間に間隙29を形成する接地電極27と、軸孔の内周面と中心電極5の先端面により形成されるキャビティ部28とを有する。放電用電源41は、間隙29に電圧を印加して火花放電を発生させ、エネルギー投入部51は、間隙29に電力を投入してキャビティ部28にプラズマを生成する。エネルギー投入部51は、1回の火花放電に対応して間隙29に電力を複数回投入する。1回の火花放電中における2回目以降の電力の投入開始タイミングは、直前の電力の投入終了タイミングよりも後で、かつ、当該投入終了タイミングから50μs以内とされる。 (もっと読む)


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