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Fターム[3G031HA01]の内容

吸気又は排気の慣性を用いるもの (3,712) | 目的又は作用 (470) | 慣性(反転波)の利用 (110)

Fターム[3G031HA01]に分類される特許

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【課題】中速域における体積効率の落ち込みを抑制することが可能な多気筒エンジンの排気装置を提供する。
【解決手段】排気装置は、1つの気筒12又は排気順序が連続しない複数の気筒12の排気ポート18に接続された複数の独立排気通路52と、前記各独立排気通路52を通過した排気が流入する混合管50とを有する。各独立排気通路52の下流端が束ねられた状態で混合管50の上流端に接続される。混合管50より下流の排気通路に空洞拡大室8が配設される。空洞拡大室8は、中速域において、排気弁20の開弁により生じる排気の圧力波が空洞拡大室8で反射することにより生じる負圧波が自気筒12の排気弁20と吸気弁とのオーバーラップ期間中に排気ポート18に到達する位置(距離L2)に配設されている。 (もっと読む)


【課題】低速低負荷領域において多量の高温の排気を気筒内に残留させつつ、低速高負荷領域において、気筒内の高温排気の残留量を少なく抑えることのできる多気筒エンジンを提供する。
【解決手段】排気マニホールド50内の排気の流通状態を、各独立排気通路52内の排気が、流路面積が下流側ほど小さくなる通路を通る第1状態と、各独立排気通路52内の排気が第1状態よりも流路面積の大きい通路を通る第2状態とに変更可能な通路状態変更手段55fを設け、低速高負荷領域A1において、前記流通状態を第1状態にし、排気弁の再開弁動作を停止し、かつ排気順序が連続する気筒間において一方の気筒のオーバーラップ中に他方の気筒の排気弁を開弁させる一方、低速低負荷領域A2において、前記流通状態を第2状態にするとともに排気弁の再開弁動作を実施する。 (もっと読む)


【課題】低速低負荷領域において多量の高温の排気を気筒内に残留させつつ、低速高負荷領域において、気筒内の高温排気の残留量を少なく抑えることのできる多気筒エンジンを提供する。
【解決手段】排気マニホールド50内の排気の流通状態を、各独立排気通路52内の排気が、流路面積が下流側ほど小さくなる通路を通る第1状態と、各独立排気通路52内の排気が第1状態よりも流路面積の大きい通路を通る第2状態とに変更可能であるとともに、独立排気通路52内の排気が共通排気通路50aに流入するまでに通過する通路の流路面積を連続的に変更可能な通路状態変更手段55fを設け、低速高負荷領域A1において、前記流通状態を第1状態にし、排気弁の再開弁動作を停止し、低速低負荷領域A2において、前記流通状態を第2状態にし、排気弁の再開弁動作を実施する一方、中負荷領域A3において、排気の通路の流路面積を負荷の増大に伴い減少させる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の吸気システムを提供する。
【解決手段】吸気システム10は、内燃機関のシリンダヘッドの吸気口と接続された少なくとも2つの供給パイプ14を有する吸気マニホルド12を含む。さらに、吸気システム10は、少なくとも1つの中間チャンバ30を含み、中間チャンバ30は、各供給パイプ14の内部空間24への接続部34を有する。各接続部34は、少なくとも1つの吸気制御弁49によって開閉することができる。少なくとも1つの吸気制御弁49は、圧力を発生させる手段への接続部62を有するスイッチチャンバ48を含む。スイッチチャンバ48は、供給パイプ14の内部空間24および中間チャンバ30から少なくとも1つのダイヤフラム50によって分離される。供給パイプ14の内部空間24と中間チャンバ30との間の接続部34は、少なくとも1つのダイヤフラム50によって開閉することができる。 (もっと読む)


【課題】異常燃焼を回避しつつ幾何学的圧縮比を高くして圧縮自着火燃焼を実現することができるとともに、触媒の活性を促進することができるガソリンエンジンを提供する。
【解決手段】排気ポート10に接続される独立排気通路52の下流端を下流側の方がより流路面積が小さくなる形状としてエゼクタ効果によって隣接する他の独立排気通路52に接続された排気ポート10内に負圧が生成されるようにするとともに、低負荷かつ低速域において、混合気が自着火により燃焼する自着火燃焼モードを実行するとともに、高負荷かつ低速域において、吸気弁11の開弁期間と排気弁12の開弁期間とを所定のオーバーラップ期間重複させ、かつ、排気順序が連続する気筒間において一方の気筒2の前記オーバーラップ期間を他方の気筒2の排気弁12が開弁している時期に重複させる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で全回転領域においてエンジン出力を高めることのできる多気筒エンジンの吸排気装置を提供する。
【解決手段】排気通路54の下流端部をエゼクタ効果によって隣接する他の排気通路54が負圧とされるように、上流側よりも下流側の方が流路面積が小さい形状とし、低速領域では排気順序が連続する一方の気筒12のオーバーラップ期間と他方の気筒12の排気バルブ20の開弁開始時期とを重複させるとともに、吸気通路3の長さおよび横断面積を、吸気の慣性過給効果が得られる1次の同調回転数Nin_1aが基準回転数N1よりも高く、かつ、吸気の慣性過給効果が得られる2次の同調回転数Nin_1c、および、これら同調回転数間のエンジン回転数であってこれら同調回転数間のうち吸気脈動の負圧波の影響による体積効率の低下量が最も大きくなる非同調回転数Nin_1bが基準回転数N1よりも低くなる寸法に設定する。 (もっと読む)


【課題】運転状態に応じて、吸気通路の慣性効果、共鳴効果及び通気抵抗を変化させることが可能な内燃機関の可変吸気装置を提供する。
【解決手段】吸気マニホールド1は、スロットル弁を介して空気が導入されるコレクタ2と、一端部3aがコレクタ2に対して接続されていると共に、コレクタ2内の空気を各気筒に分配する第1吸気通路3と、全ての第1吸気通路3を跨ぐように配置され、かつ各第1吸気通路3に接続された円筒状の容積室4と、容積室4の一端4a側とコレクタ2とを連通させる第2吸気通路5と、容積室4と第1吸気通路3との接続部分の各開口及び容積室4と第2吸気通路5との接続部分の開口を同時に開閉可能な吸気通路切替機構8と、を有している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でよりエンジン出力を高めることのできる多気筒エンジンの吸排気装置を提供する。
【解決手段】各低速側通路54および低速側集合部56aを、各気筒12から低速側集合部56aに排気が排出されるに伴いエゼクタ効果によって隣接する他の低速側通路54が負圧とされる形状とし、低速領域では排気順序が連続する一方の気筒12のオーバーラップ期間と他方の気筒12の排気バルブ20の開弁開始時期とを重複させるとともに流路面積可変バルブ58を閉じ側とし、高速領域では流路面積可変バルブ58を全開とし、各高速側通路53の長さL_exおよび横断面積を、高速領域で排気バルブ20の開弁開始時期近傍で気筒12から排出された排気の正圧波の反射により生成された負圧波がこの排気が排出された気筒12の排気ポート18に到達する時期と、この排気が排出された気筒12のオーバーラップ期間とが重複するような寸法とする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関が高回転高負荷時において、これまで無駄に捨てていたシリンダー内の大量の燃焼ガスのエネルギーを利用することで効率的な排気を行うことでエンジンの出力及び効率を向上させる。
【解決手段】一つのシリンダーに通常の排気バルブと早開きするベンチュリバルブを持たせる。早開きしたベンチュリバルブからの高速の排気気流を利用しベンチュリ効果により負圧を発生させ、それによりシリンダー内の燃焼ガスの排出を排気バルブから効率よく行う構造とする。また低回転時には排気バルブの早開きによる負圧の発生は必要は無いので、ベンチュリバルブを駆動するカムに可変タイミング機構等を組み合わせることで膨張比を最大化しエンジン効率を上げる。 (もっと読む)


【課題】ポンプ損失を低減するとともに、混合気の排気通路への吹き抜けを抑制するエンジンの吸気装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジン1の吸気装置100は、第1吸気ポート11により気筒2と連通された第1タンク102aと、第2吸気ポート12により気筒2と連通された第2タンク102bと、第1吸気ポート11を開閉する第1吸気弁13と、吸気行程において遅くとも下死点付近で第1吸気弁13を閉弁する第1吸気弁開閉機構と、第2吸気ポート12を開閉する第2吸気弁14と、燃料消費を抑制する運転時に、第2吸気弁14の開弁時期を排気弁7の閉弁後とするとともに、閉弁時期を下死点よりも遅角する第2吸気弁開閉機構と、第2タンク102bの吸気入口に配置され、気筒2から第2吸気ポート12への混合気の吹き返し期間に閉弁する開閉弁107と、を備える。 (もっと読む)


【課題】小型な構成でエンジンの出力特性を調整でき、かつ製造容易で低コストな船推進機および船を提供する。
【解決手段】船10は、船体12および船推進機14を含む。船推進機14は、エンジン24、サージタンク34およびインテークマニホールド36を備える。インテークマニホールド36内には、サージタンク34から空気が流入する内部空間130および内部空間130から分岐する吸気通路118,120,122が形成されている。インテークマニホールド36は、内部空間130において延長通路124,126,128を形成するための延長部材50を取り付け可能な凹部52a,52b,52cおよびボス56を有する。 (もっと読む)


【課題】通路長切換時における通路間の吸入空気の漏れをより一層抑制すると共に、その組付性を向上させる。
【解決手段】吸気マニホールド12の内部において、エンジン22に供給される吸入空気の流通する吸気通路24の途中には、前記吸気通路24の通路長を切換自在な通路長切換部14が設けられている。この通路長切換部14を構成するバルブ16には、弾性材料からなり、該バルブ16の溝部54に係合される第1リング部56と、該第1リング部56同士を接続し、前記バルブ16の接合壁50に当接する第2リング部58とを有した一対のシール部材44a、44bが装着される。 (もっと読む)


【課題】弁板を切換作動したり,所定の切換位置に保持するための動力を大幅に軽減し得る,エンジンの吸気制御装置を提供する。
【解決手段】弁板11を,弁軸10から反対方向に延出する第1及び第2弁板半部11a,11bによりバタフライ型に構成し,この弁板11の第1切換位置Aでは第1弁板半部11aを第1吸気路2の下流側に向けると共に,第2弁板半部11bを第1吸気路2の上流側に向け,この弁板11の第2切換位置Bでは第1弁板半部11aを第2吸気路3の下流側に向けると共に第2弁板半部11bを第2吸気路3の上流側に向けるようにし,弁板11の外周にはシール部材14を装着する一方,吸気路ボディMに,弁板11の第1及び第2切換位置A,Bでシール部材14が密接する第1及び第2弁座15,16と,シール部材14の,弁板11の回動に伴なう移動を案内する案内部18,19とを形成した。 (もっと読む)


【課題】弁体の操作荷重が小さく,しかも第1吸気口をファンネル状に形成しながら,高速運転に適した短い吸気路長の設定を容易に行い得るようにする。
【解決手段】弁体を,吸気マニフォルドMに回転自在に支承される弁軸24に取り付けられるバタフライ弁25で構成し,このバタフライ弁25を,その第2切換位置Bではこのバタフライ弁25の吸気流に沿う上流端部が第1吸気口6の一半周縁部6aに連続するように配置し,また第1吸気口6の他半周縁部6aを,サージ室2に向かって拡径する部分ファンネル状に形成する一方,バタフライ弁25の吸気流に沿う中間部に,その第2切換位置Bにおいて部分ファンネル状の他半周縁部6bに連続して環状ファンネル11を構成する部分ファンネル状の段部25cを形成した。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の運転状態に応じた吸気制御を行い、燃焼効率及び出力を効率よく確実に向上させることができる内燃機関用吸気装置を提供する。
【解決手段】第一ポート11、第二ポート12及び出口ポート13を備えた中空形状のケーシング1と、ケーシング1に挿入され、アクチュエータによりケーシング1の内部で回動駆動される回転弁部材2とを有するロータリーバルブと、サージタンク6と第一ポート11とを結ぶ第一吸気通路3と、第一吸気通路3よりも管路長が長くサージタンク6と第二ポート12とを結ぶ第二吸気通路4と、気筒101と出口ポート13とを結ぶ第三吸気通路5とを備え、回転弁部材2の弁部21が、第一ポート11及び第二ポート12の少なくとも一方を開放しつつ出口ポート13を絞る第一状態と、第一ポート11及び第二ポート12の少なくとも一方と出口ポート13とを開放する第二状態とに姿勢変更する。 (もっと読む)


【課題】検出感度が良好な回転角度センサーを備えた吸気マニホールドの管長切替バルブ用アクチュエータを提供する。
【解決手段】吸気通路の長さを切り替え可能に開閉動作を行う切替バルブ機構16を有し、前記切替バルブ機構は、支持孔内でその軸線方向を中心に回転自在に支承される回転シャフト42を有し、該回転シャフトは軸線方向を中心に回転可能なように固定される弁体を有し、前記回転シャフトの一方の端面側の一端には、マグネット105が付設され、さらに、前記回転シャフトをその軸線方向を中心に回転駆動する駆動モータ22と、ホール素子を内蔵する回転角度センサー104とを有し、該回転角度センサーの検出面が、該マグネットと対向する形態で、該マグネットから間隔を隔てて位置決めされ、前記回転角度センサーは、前記検出面が前記回転シャフトの軸方向に対して略平行となるように前記回転シャフトの側方に位置決めされる。 (もっと読む)


【課題】バルブからの衝撃荷重に対してアクチュエータを十全に保護しつつ、部品点数あるいは組立工数の削減を可能とした吸気マニホールドの管長切替バルブ用アクチュエータを提供する。
【解決手段】吸気通路の長さを切り替え可能に開閉動作を行う切替バルブ機構を有し、支持孔内でその軸線方向を中心に回転自在に支承される回転シャフト42を有し、回転シャフトに外嵌するヘリカルギア68と、回転シャフトの回転を規制するストッパー62とを有する、吸気マニホールドの管長切替バルブ用アクチュエータにおいて、筒状カラー60が、ストッパーに当接するように設けられ、ヘリカルギアとストッパーとの間に介在し、かつ筒状カラーに対して軸方向に摺動可能に外嵌するように筒状クッションラバーがさらに設けられ、筒状クッションラバーは、ヘリカルギアおよび前記ストッパーそれぞれに対して、軸線方向を中心に一体で回転可能なように係合する。 (もっと読む)


【課題】エアクリーナの容量を大きくすることができるとともに、エンジンの広い回転数域にわたって吸気慣性効果を得ることができるエンジンの吸気装置及びそれを備えた鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】フィルタエレメントを通過した清浄空気を貯めるエアクリーナボックス23を備えると供に、一対のメインフレーム4R、4Lに、エアクリーナボックス23に連通するフレーム内ボックス24R、24Lを備える。各ボックス23、24R、24Lは、吸気管を介してエンジンの吸気ポートに繋がる。エンジンの稼動状態に応じて、エアクリーナボックス23から吸気管へ流れる空気流を第1バルブ32で制御すると供に、エアクリーナボックス23からフレーム内ボックス24R、24Lへ流れる空気流を第2バルブ34R、34Lで制御することにより、エンジンの広い回転数域にわたって吸気慣性効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高エンジン回転速度時における出力性能の向上効果を高めることができるエンジンの吸気装置を提供する。
【解決手段】エンジン100の吸気装置は、円筒状の外枠22と、外枠22の内側に回転自在に設けられる円筒部材であって、外周に開口部21Aを形成するとともに、外周と外枠22の内壁22A、22Bとの間に気筒と連通する吸気通路23R、23Lを画成する回転筒21と、開口部21Aに基端部が回転自在に支持され、回転筒21の内部から吸気通路23R、23Lに流れ込む吸気をガイドするとともに、高エンジン回転速度時に先端部32が外枠22の内周壁23Aから離れるように駆動され中間開度に設定されるガイド板30と、高エンジン回転速度になるほど吸気通路23R、23Lの通路長さが短くなるように回転筒21の回転角度を制御する回転筒制御手段24R、24Lと、を備える。 (もっと読む)


【課題】幅広い運転領域で脈動効果が得られ、かつコンパクトな構成の排気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】容積室12の内部と上流側の排気通路とを連通し、後端部が容積室12に挿入された上流側接続管5と、容積室12の内部と下流側の排気通路とを連通する下流側接続管6と、上流側接続管5の容積室12に挿入された部分である第1筒部材5に対して同軸状かつ回転可能に配置された第2筒部材8と、両筒部材5、8を相対回転させる回転手段10とを備え、両筒部材5、8の一方はその筒部材の長手方向に延びる第1スリット11を、他方はその筒部材の長手方向軸に対して螺旋状の第2スリット7をそれぞれ有し、回転手段10はエンジン回転数に応じて第1筒部材5と第2筒部材8を相対回転させて、上流側接続管5内部を流れる排気は第1スリット11と第2スリット7とが重なる部分である上流側接続管開放端部20の位置を変化させる。 (もっと読む)


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