説明

株式会社マーレ フィルターシステムズにより出願された特許

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【課題】オイルセパレータの捕捉効率と圧力損失とを高いレベルで両立させる。
【解決手段】内燃機関のシリンダヘッドカバー内に設けられるオイルセパレータは、ブローバイガス入口とブローバイガス出口との間に、複数の通路孔30が貫通した隔壁27を有し、通路孔30で高速流となったブローバイガスが、隣接した衝突板に衝突することでオイルミストが分離される。通路孔30は、三角形の孔からなり、隣接する2つの通路孔30同士では、上向きの三角形と下向きの三角形とが交互に配置される。円形孔ではブローバイガスの流れが円形孔の中心付近のみを流れ、通路断面積が実質的に狭められるのに対し、三角形孔では、流速の高い領域が三角形の両側に拡がって得られ、圧力損失が低減する。同時にオイルミストの捕捉効率も円形孔よりも高くなる。 (もっと読む)


【課題】燃料蒸気の吸着脱離性能と、キャニスタとしての通気抵抗と、吸着材の強度と、を同時に満足させることができる吸着材を提供する。
【解決手段】100nm未満の大きさの微視的細孔を有する活性炭の粉末に、焼成時に消失するメルタブルコアおよびバインダを水とともに加えて混合し、外径が4〜6mmの中空円筒形に成形して焼成する。メルタブルコアによって100nm以上の大きさの巨視的細孔が形成されるが、微視的細孔の容積に対する巨視的細孔の容積の割合を65〜150%に調整する。吸着材10は、円筒壁10Aと十字形の放射状壁10Bとを有する断面形状とし、各部の肉厚を0.6mm〜3mmの範囲とする。 (もっと読む)


【課題】吸気がインタークーラをバイパスして下流側に流出しないようにする。
【解決手段】インタークーラ5は、吸気マニホールド1のコレクタ部2に開口形成されたインタークーラ挿入口6から挿入され、コレクタ部2の内壁面8に取り付けられたガイド部材7に圧入されることで吸気マニホールド1に固定されている。ガイド部材7は、ガイド部7に形成された凸部31、32をコレクタ部2の内壁面8に形成された凹部29、30にそれぞれ圧入するこでコレクタ部2に対して取り付けられていると共に、凸部31、32の先端が凹部29、30の底面35、34に対して離間し、かつガイド部材7の外周面28がコレクタ部2の内壁面8に対して離間した状態でコレクタ部2に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】活性炭が充填された充填室内のガスの流れが偏らないようにする。
【解決手段】ケーシング2内接続通路14が、第1スクリーン部材15を介して第1充填室12と連通すると共に、第2スクリーン部材16を介して第2充填室13と連通するキャニスタ1において、第1スクリーン部材15を第1充填室12の一端側に向かって付勢する第1流路規制部材20は、第1充填室12内を流れるガスが第1充填室12の中央を流れ易くなるよう、その中央にガスの流れを許容する第1開口穴23が形成され、第2スクリーン部材16を第2充填室13の一端側に向かって付勢する第2流路規制部材22は、第2充填室13内を流れるガスが第2充填室13の中央を流れ易くなるよう、その中央にガスの流れを許容する第2開口穴24が形成されている。 (もっと読む)


【課題】複数のコアプレートを積層した後、特定のコアプレートを識別する。
【解決手段】オイルクーラのコア部1は、基本的な形状が同一な4種類のコアプレート4、5、6、7を所定の順序で積層することで、各コアプレート4、5、6、7の間にオイル流路8と冷却水流路9とが交互に構成される。そして、これらのコアプレート4、5、6、7のうち、第2コアプレート6は、他のコアプレート4、5、7の周縁部4b、5b、7bに対して、その周縁部6bの一部が高くなり、本体部6aの周方向で周縁部6bの高さが変化するよう形成されている。 (もっと読む)


【課題】合成樹脂製オイルパン1に着脱可能に取り付けられるドレンプラグ2のシール性を高め、オイルの滲みや漏れを防止する。
【解決手段】金属製ナット11は、円筒部14と六角形のナット部15と、を有し、オイルパン1の貫通孔3に円筒部14が微小間隙d1を介して嵌合し、六角形のナット嵌合部5にナット部15が微小間隙d2を介して嵌合する。段部7によってOリング収容部16が形成され、ここに収容されたOリング12によってナット11は半径方向にシールされる。円筒部14の端面14bとドレンプラグ2との間に、ガスケット25が介在し、ドレンプラグ2の軸力によって軸方向にシールされる。ガスケット25が所定量変形した組付状態においても、オイルパン1の底壁は軸方向に圧縮されていない。従って、ナット11は自己センタリングされ、Oリング12によって良好なシール性が得られる。 (もっと読む)


【課題】衝突板32に集まった油滴がセパレータ室23底面に滴下するときに、開口部33を流れるブローバイガスによって再飛散し、外部に持ち出される。
【解決手段】シリンダヘッドカバー7内に設けられるオイルセパレータ1は、ブローバイガス入口24とブローバイガス出口25との間に、小孔30が貫通した隔壁27を有し、隣接した衝突板32にブローバイガスが高速で衝突することでオイルミストが分離される。衝突板32の開口部33に隣接して衝突板32の下流側に起立壁41,42,43が設けられている。起立壁41,42,43は、衝突板32からの距離に正比例した高さをそれぞれ有する。開口部33において再飛散したオイルミストは、起立壁41,42,43によって再捕捉されるので、オイルセパレータ1全体としての捕捉効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】相手側機器の流出穴および流入穴の位置がオイルクーラ側の積層コアの投影形状領域外に設定されている場合でも、コストアップや相手側機器の構造の複雑化を招くことなしに所期の目的を達成できるようにする。
【解決手段】ベースプレート本体24とディスタンスプレート25とからなるベースプレート2の上の積層コア3を搭載してある。積層コア3側のオイル流入口30と当該オイル流入口30から大きくオフセットした相手側の流出側オイル通路28とを接続するために、プレート24,25同士の間にオイル通路35を形成してある。オイル通路35は板厚方向でオフセットするものの相互に連通する内側通路部37と外側通路部39とで形成してある。これにより、相手側機器に溝加工等を施す必要がなくなる。 (もっと読む)


【課題】運転状態に応じて、吸気通路の慣性効果、共鳴効果及び通気抵抗を変化させることが可能な内燃機関の可変吸気装置を提供する。
【解決手段】吸気マニホールド1は、スロットル弁を介して空気が導入されるコレクタ2と、一端部3aがコレクタ2に対して接続されていると共に、コレクタ2内の空気を各気筒に分配する第1吸気通路3と、全ての第1吸気通路3を跨ぐように配置され、かつ各第1吸気通路3に接続された円筒状の容積室4と、容積室4の一端4a側とコレクタ2とを連通させる第2吸気通路5と、容積室4と第1吸気通路3との接続部分の各開口及び容積室4と第2吸気通路5との接続部分の開口を同時に開閉可能な吸気通路切替機構8と、を有している。 (もっと読む)


【課題】樹脂製の弁体の異常を確実に検知できる流路制御弁装置を提供する。
【解決手段】金属製の回転軸1に取り付けられた複数の樹脂製の弁体2により複数の流路を同時に開閉可能な流路制御弁装置において、回転軸は1、複数の回転軸部材7に分割され、弁体2は、回転軸部材7が挿入され、回転軸部材7に対して固定される嵌合部6を有し、隣接する回転軸部材7同士が、これら隣接する回転軸部材7に対して固定された共通の弁体2によって直列に連結されている。隣接する回転軸部材7間では、これら隣接する回転軸部材7に対して取り付けられた共通の弁体2を介して回転トルクが伝達される。そのため、回転軸1上の弁体2が破損するような異常時には、異常のある弁体2により連結された2つの回転軸部材7間で、正常時のように回転トルクが伝達されなくなる。 (もっと読む)


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