【課題】調整ピストンの領域における両圧力室の密封を改良すること。
【解決手段】この発明は、シリンダハウジング（４）内で長手方向に移動自在に配置された調整ピストン（８）がシリンダ室６を少なくとも二つの圧力室（６ａ，６ｂ）に分割し、それら圧力室が制御導管（２４，２６）を介して作動圧油を作用できるピストン／シリンダユニットを備えて、調整ピストン（８）と結合されたピストンロッド（１２，１４）並びに調整ピストン（８）に配置されて両圧力室（６ａ，６ｂ）が互いに密封される密封要素（１０）を備える液圧式変速伝動装置アクチュエータに関する。
シリンダハウジング（４）の直径は密封要素（１０）の半径方向押圧力を増加させるためにシリンダ内壁に比べて局部的に減少されていることが提案されている。
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