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Fターム[3J006AE03]の内容

弾性リップ型 (4,136) | 構造 (2,736) | シール単体の構造、シール単体からなる密封 (2,060) | ハイドロダイナミック型 (122)

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【課題】確実な密封性を容易に得ることのできるオイルシールを提供する。
【解決手段】シールリップ32に、回転体Sの停止時に密封流体の漏れを防止するための第1シール面33と、この第1シール面33より密封側に並設され、回転体sの回転時における密封流体の漏れを防止するための第2シール面34とを設ける。また、第2シール面34の樹脂層39の表面には複数のねじ40が設けるとともに、第2シール面34のリップ先端37の背面にはガータースプリング42を配設する。さらに、ガータースプリング42は、装着状態においてガータースプリング42のコイル径の中心のシール幅方向における位置が第1シール面33のリップ先端36のシール幅方向における位置と第2シール面34のリップ先端37のシール幅方向における位置との間に配置する。 (もっと読む)


【課題】シールリップの摺動摩耗が進行してもネジ山による流体吸込み能力が低下するのを極力抑制することができるオイルシールを提供する。
【解決手段】軸の周面に摺動可能に密接するシールリップの大気側傾斜面にポンピング作用をなすためのネジ山を備えるオイルシールにおいて、ネジ山は、大気側傾斜面上に設けられた突起状の基部と、基部上に設けられたネジとの組み合わせよりなる2段構造とされ、基部は、大気側に向かうにしたがってその高さ寸法および幅寸法が大きくなる形状とされていることを特徴とする。また、基部における軸回転方向に対する前面側に緩斜面、後面側に急斜面が設けられ、ネジの頂角をA、緩斜面のネジ中心線に対する角度をB、急斜面のネジ中心線に対する角度をCとして、A/2<B,A/2>Cの関係を充足するように形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転体102とスリンガ2との金属嵌合部を介して油脂類など内部流体が外部へ滲み出すのを抑制する。
【解決手段】静止側101に取り付けられる複数のシールリップ12,13と、スリーブ21で回転体102に金属嵌合されるスリンガ2を備え、シールリップ12,13がスリンガ2に摺動可能に密接されることにより機内への外部流体の浸入及び機外への内部流体の漏出を阻止する密封装置において、スリーブ21に、シールリップ12,13の間の密閉空間Cに開口した複数の小孔21aが円周方向所定間隔で設けられる。スリーブ21と回転体102との金属嵌合部の微小間隙δへ滲み出した内部流体は、回転停止時の温度低下により負圧になる密閉空間Cへ小孔21aを介して捕捉されるので、機外への滲み出しが抑制される。 (もっと読む)


【課題】シールリップの摩耗が進んだ後も、シールリップの接触幅に占めるコーティングの割合の低下を軽減し、トルクの増加を低く抑える。
【解決手段】弾性体からなるシールリップ5と前記シールリップ5に固定されるコーティング11を有し、前記シールリップ5及びコーティング11は軸に対して同時に接触するものであって、前記コーティング11はシールリップ先端5aから徐々に厚くなる形状を有する。前記コーティング11は型にて成形されており、前記シールリップ5におけるコーティング固定面にえぐれ部が設けられ、前記コーティング11は前記えぐれ部に埋め込まれている。前記コーティング11の表面にポンピング作用をなすネジ15が一体に成形されている。 (もっと読む)


【課題】相対回転する二部材間に装着されて機内のグリースまたはオイル等の密封流体が機外へ漏洩するのを抑制するとともに機外の泥水またはダスト等の異物が機内へ浸入するのを抑制する密封装置において、機外側に配置されて異物をシールする機外側シール部のシール性および耐久性を向上させる。
【解決手段】機外側シール部は、互い違いに配置される第一ないし第三フランジ部と、第一および第二フランジ部間に設けられて機器回転時にポンピング作用をなす第一ネジシールと、第二および第三フランジ部間に設けられて機器回転時にポンピング作用をなす第二ネジシールとを有する。第一ないし第三フランジ部よりなる三枚のフランジ部間に設けられる第一および第二ネジシールよりなる二つのネジシールは、一方が径方向外方から内方へ向けて、他方が反対に径方向内方から外方へ向けてポンピング作用をなすことにより機外の異物をシールする。 (もっと読む)


【課題】 異物等による密封性の低下を抑制することができる密封装置及びこれを用いた転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】 本発明の密封装置10は、外輪2に固定された環状の芯金11と、内輪3に固定された環状のスリンガ12と、芯金11の軸方向内側端面11aに突設されスリンガ11と摺接することで前記回転輪と前記固定輪との間に密封空間Nを形成するシールリップ13bとを備えている。密封空間N側となるシールリップ13bの径方向内方には、芯金11の軸方向内側端面11aに突設され芯金11とともに回転することで径方向外方へ向かう空気の流れを生じさせる羽根部14が、周方向に沿って複数設けられている。 (もっと読む)


【課題】 異物等による密封性の低下を抑制することができる密封装置及びこれを用いた転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】 本発明の密封装置10は、ロール部材2に固定された環状の芯金11と、内輪3に固定された環状のスリンガ12と、芯金11の軸方向外側端面11aに突設されスリンガ11と摺接することで前記回転輪と前記固定輪との間に密封空間Nを形成するシールリップ13bとを備えている。外部空間G側となるシールリップ13bの径方向外方には、芯金11の軸方向外側端面11aに突設され芯金11とともに回転することで径方向外方へ向かう空気の流れを生じさせる羽根部14が、周方向に沿って複数設けられている。 (もっと読む)


【課題】オイルシール本体の金属環の内周側に第2金属環を嵌合する組み立て構造のオイルシールにおいて、ハウジングへの嵌合荷重増大の問題を解消し、併せてオイルシール内部に貯留する潤滑油の排出経路を備えてオイルシールの耐久性を向上させる。
【解決手段】ハウジングの軸孔内周面に嵌合される金属環およびシールリップを備えるオイルシール本体と、前記金属環の内周側に嵌合され、軸とは非接触で、表面に付着するミスト状密封対象油を油滴として軸の周面上に滴下させる第2金属環とを有するオイルシールであって、前記金属環の内周面に被着したゴム状弾性体により径方向内方へ向けて突出する突起を円周上複数設け、複数の突起の内周側に第2金属環を嵌合し、嵌合後、第2金属環の外周側であって互いに隣り合う突起の間に、第2金属環の内外を連通する連通空隙を形成する。 (もっと読む)


【課題】回転軸等の摺動相手部材が正逆両方向に回転する密封装置(両方向シール)において、リップ摺動部における流体膜を厚くすることで流体潤滑にもとづく低トルク化を実現する。
【解決手段】シールリップの反密封流体側斜面にポンピング作用をなす正ネジ部および逆ネジ部を設ける。シールリップの中間面に凹部を設け、中間面における凹部の反密封流体側の部位に円周上連続する接触部を設ける。凹部の縁辺のうち反密封流体側の部位は少なくともその一部が波型でかつ円周上対称な形状に設定される。凹部は正ネジ部とその正回転方向の後方側に配置した逆ネジ部との間に配置される。 (もっと読む)


【課題】シールリップを有する密封装置において、摺動面における流体膜を厚くすることで流体潤滑にもとづく低トルク化を実現する。
【解決手段】軸等の相手部材の周面に摺動自在に密接するシールリップを有し、シールリップは、密封流体側斜面および反密封流体側斜面ならびに両斜面の間に設けられた中間面を有する。反密封流体側斜面に、回転時のポンピング作用によって密封流体を押し戻す作用を奏する正ネジ部を設ける。中間面に、回転時のポンピング作用によって密封流体を吸い込む作用を奏する逆ネジ部を設ける。更に中間面に、環状溝を逆ネジ部と交差するように設ける。 (もっと読む)


【課題】シールリップの摺動部に十分に潤滑油を供給し、これによってシールリップの発熱や摩耗を抑制し得る密封装置を提供する。
【解決手段】機内A側を向いたシールリップ13が回転体4の外周面に摺動可能に密接される密封装置本体1と、この密封装置本体1と並設されるポンピング装置2とを備え、このポンピング装置2は、シールリップ13よりも機内A側に位置して回転体4の外周面との対向面に形成されて回転体4の回転によって流体をシールリップ13側へ送る螺旋溝2aと、密封装置本体1とポンピング装置2の間の空間Cを機内Aと連通させる排出流路2bを有する。 (もっと読む)


【課題】密封性能を高めつつ、摺動性の向上を図った密封装置を提供する。
【解決手段】軸に対して相対的に回転するように用いられ、該軸の表面に摺動自在に接触するシールリップ130を備えた密封装置100において、シールリップ130における環状のリップ先端131が、周方向に沿って軸方向に往復的に変位する形状となるように構成されると共に、シールリップ130におけるリップ先端131よりも反密封領域(A)側の傾斜面130F上に、軸方向の領域において、リップ先端131のうち最も反密封領域(A)側の位置(ラインL1)よりも反密封領域(A)側から密封領域(O)側の位置まで伸びるネジ突起132が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リップ摺動部における流体膜を厚くすることで流体潤滑にもとづく低トルク化を実現する。
【解決手段】シールリップを有し、シールリップは、密封流体側斜面および反密封流体側斜面ならびに両斜面に間に設けられた中間面を有する。回転時のポンピング作用によって密封流体を押し戻す作用を奏するネジ部が反密封流体側斜面に設けられ、相手部材の摺動方向へ向けて徐々に深さが浅くなる形状の凹部が中間面に設けられる。凹部は、密封流体側斜面に開口し、反密封流体側斜面には開口せず、中間面の反密封流体側部位には円周上連続した接触部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】例えば6000回転(26.7m/秒)といった高速摺動下における正・逆両回転の作動においても、良好に流体を密封し続けることを可能とする両回転用オイルシールを提供する。
【解決手段】ゴム100重量部当り、テトラポッド型結晶構造を有する酸化亜鉛ウィスカを1〜60重量部含有するゴム組成物を加硫成形してなる正・逆両回転用オイルシール。この正・逆両回転用オイルシールに用いられるゴム組成物には、テトラポッド型結晶構造を有する酸化亜鉛ウィスカが配合されているため、その形状効果によりその加硫物は変形に対して抵抗力を有するようになるものと考えられる。 (もっと読む)


【課題】両方向に回転する軸とで形成される環状空間に装着されるオイルシールであって、オイルシールリップの大気側傾斜面に形設されているリブが正逆いずれの回転方向に対してもポンプ機能を発揮するオイルシールを提供する。
【解決手段】相対回転する二部材間に装着されるものであって、環状部材2とシール本体部3とを備え、ハウジングに嵌合し、軸8にオイルシールリップ41が摺動自在に密接するオイルシールにおいて、オイルシールリップ41の大気側傾斜面44にリップエッジライン45と直交するリブ5を複数形設した。 (もっと読む)


シール縁を通り過ぎて漏出する潤滑剤を捉え、潤滑剤をシールの潤滑剤側に戻すための双方向のパターンを有している動的シールを実現する。さらに、このような動的シールが従来技術の欠点を最小限に抑え、および/または回避するようにする。双方向の動的シールが、シールとシャフトとの間の相対的な回転の方向に関わらずに、捉えた潤滑剤を潤滑剤側に戻すことを有利に実現する。このシールは、対称形のポンプ要素のパターンを利用して、相対的な回転に応じた、捉えた潤滑剤に対する流体力学的なポンピングを促進する。対称形のポンプ要素は、シールのシール縁の手前で終了している終端点を有している。シールは、一次ポンプ要素と連通する二次ポンプ要素を利用して、一次ポンプ要素によって捉えられない潤滑剤を捉えることができる。
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【課題】 シャフトが回転運動しているときでもシャフトが停止しているときでも、向上した密閉特性を有するラジアルシャフトシールを提供する。
【解決手段】 本願発明のラジアルシャフトシールは、シール体(2)が取外し不能に取り付けられている堅くて耐久性のある材料からなる支持リング(1)を含むラジアルシャフトシールであって、このシール体(2)が、封止されるべきシャフト(4)の軸方向に湾曲可能であり、弾性的に変形可能なシールリップ部(20)を含み、このシールリップ部(20)が、ラジアルシャフトシールを取扱指示どおりに使用される場合に、半径方向の初期応力のもとでシャフト(4)に当接して封止する表面輪郭(6)を有し、それによってシャフト(4)が回転した際に、封止されるべき空間(3)への漏れ液体の還流がもたらされるものにおいて、シール体(2)とシールリップ部(20)が一体的に形成され、かつエラストマー材料から形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】主リップ部とダストリップ部との間の空間部において負圧の発生を防止することができる密封装置を提供する。
【解決手段】内部側Aの密封流体を外部側Bへ漏らさないよう軸15の外周面15aに接触している主リップ部4と、この主リップ部4よりも外部側Bに空間部14を介して設けられているダストリップ部5とを備えている。主リップ部4には、軸15の回転により密封流体を内部側Aへ戻すための螺旋部6が形成されている。ダストリップ部5は、外部側Bから内部側Aへの異物の侵入を防止するよう軸15の外周面15aに接触している。そして、ダストリップ部5の内周面のうち軸15の外周面15aと接触する部分に、前記空間部14に負圧が発生するのを防止する微細な梨地状の粗面部7が形成されている。 (もっと読む)


【課題】自動変速機用油圧アクチュエータの密封装置において、シールリップの耐圧性と、低摩擦による自動変速機の応答性の両立を図る。
【解決手段】環状シリンダ1内に、油圧が導入される加圧室7を画成する環状ピストン2が軸方向往復動可能に配置され、その内周に、環状シリンダ1に固定されると共に平衡油室8を画成する環状のキャンセルプレート3が配置され、環状ピストン2の内周部及び外周部に前記環状シリンダ1に軸方向摺動可能に密接されたシールリップ21,22が設けられ、キャンセルプレート3の外周部に環状ピストン2の内面と軸方向摺動可能に密接されたシールリップ32が設けられ、シールリップ22,32の内周側に、回転により外周側へのポンプ力を発生する螺旋状の凹凸25,33,34が形成されている。 (もっと読む)


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