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Fターム[3J048BF11]の内容

防振装置 (35,941) | 質量体ダンパー (1,172) | 質量体が減揺する液体であるもの (21)

Fターム[3J048BF11]に分類される特許

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【課題】配管レイアウトを制約することなく、簡易に、振動系の固有振動数を調整できる配管振動抑制装置を提供する。
【解決手段】 振源の振動数と振動系の固有振動数が一致して共振が生じる場合、プラグ8aを取り外し、液体注入口4より液体を注入する。液体注入により振動数調整ボックス3の重量を調整する。これにより、振動系の固有振動数が変化し、共振を避けることができる。振源の要因が変わり振源の振動数が変化した場合は、更に液体を注入するか、プラグ8bを取り外し液体排出口5より液体を排出する。
一方、配管6の固有振動数にあうように、振動数調整ボックス3の固有振動数を調整する場合も同様に、液体の注入・排出を行なう。これにより、配管6が振動すると、これを打ち消すように振動数調整ボックス3が振動し、配管6の振幅を減少させる。 (もっと読む)


【課題】 移動体の状態を反映する画像情報をもとに、特徴量を抽出する手法を用いることはなく移動体を的確に制御することを可能にする移動体の動作制御装置を提供する。
【解決手段】 水を収容した水槽10と、水槽10を一方向に往復動させる駆動部12と、水槽10を視認するカメラ14と、カメラ14により取得された画像情報に基づき駆動部12により水槽10を制御して水槽10内の水を揺動状態から静止状態へ整定する制御部16とを備えるスロッシング制御装置であって、制御部16は、カメラ14から所定周期にしたがって順次取り込まれる水槽10中の水の画像情報を、数ベクトル空間を除くヒルベルト空間における1点と解釈して、安定化制御方法により、水槽10内の水を揺動状態から静止状態へ整定するようにモータ12を制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で確実に水中構造物の制振を可能にする水中構造物の制振装置を提供する。
【解決手段】水中に設置される水中構造物Bに取り付けられて、水中構造物Bに作用した振動エネルギーを吸収する制振装置10であって、環状に形成された管部材11を上下方向T1に立設し、上端と下端の間の中間部に管部材11の内部と外部を連通させるエア抜き孔12を設け、且つエア抜き孔12よりも下端側に管部材11の内部と外部を連通させる吸水孔13を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】広範囲に振動数が変動する振動にも、より高い減衰性能を有し、かつ振動の方向にも左右されない制振装置及び制振性に優れた立設部材を提供する。
【解決手段】内部に液体を封入してなる柔軟性を有する袋体の1個又は複数個が容器内を移動自在に収容されている袋体ダンパーからなる制振装置。底面の内面が曲面形状を有する容器内を複数個の粒状体が移動自在に収容されている粒状体ダンパーと併用してもよい。 (もっと読む)


機械力の制御に使用するための装置。装置は、使用時に機械力を制御するためにシステムの構成要素へと接続される独立に可動な第1および第2の端末(2、3)を備える。油圧手段が、前記端末の間に接続され、液体を含み、使用時に前記端末の相対移動を受けて少なくとも2つの流路(5、15、90)に沿って液体(4)の流れを生じさせるように構成される。第1の流路に沿った前記液体の流れが、前記第1の流路に沿った液体の流れの速度に比例する減衰力を生じさせ、第2の流路に沿った液体の流れが、液体の質量に起因する慣性力を生じさせ、前記力は、前記第2の流路に沿った流体の流れの加速度に略比例し、前記減衰力が、前記慣性力に等しく、前記端末における機械力を制御する。
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本発明は、動的バネ力を制御するか、又はそのような力に対抗するために使用される車両サスペンションシステムに使用されるイナーターなどのイナーター分野に関する。本発明は、別誂えの油圧式サスペンションデバイスの試験の際に得られた驚くべき発見、即ち、供給ラインの流体の慣性は、ピストン直径のライン直径に対する比の4乗に比例して増大する慣性作用を有するという驚異的発見から生まれた。その結果、流体慣性抵抗だけで機械的フライホイールの設置無しでも、十分な慣性反応を実現することが可能である。従って、本発明の一局面によれば、慣性反応に応じて互いに相対的に移動が可能な第1及び第2機械的端末(11、12、116、140)を含むイナーター(10、110)が提供される。その際、該慣性反応の少なくとも一部は、作動流体慣性抵抗手段(36、152)によって供給される。好ましくは、この作動流体慣性抵抗手段は、該端末間で作動することが可能な慣性の主要供給源となる。フライホイール、又は、端末の相対的運動に応じて質量を回転させる手段による、慣性反応への寄与は実行されない。
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【課題】低周波数帯域でも、対象物の振幅を小さくすることができるばねを提供する。
【解決手段】ばね1には、弾性特性を有するとともに液体103が満たされている閉空間16が形成され、閉空間16には、その内外部を連通して液体103を通過可能とする孔部15が形成されている。基台102Aから振動が伝達された場合、孔部15の形態を適宜設計することにより、孔部内の液体に共鳴周波数fでヘルムホルツ共鳴を発生させることができる。ヘルムホルツ共鳴は、対象物101とばね1からなる主振動系である振動系に対する動吸振器(ダイナミックダンパ)として機能することができるので、孔部15の形状や、流路方向長さ、個数等を設計して孔部の面積や流路長さを適宜設定して、ヘルムホルツ共鳴の共鳴周波数fを所定値に設定すると、着目する共振周波数での対象物101の振幅を制御することができる。 (もっと読む)


機械力の制御に用いられる装置が提供される。前記装置は、使用時、機械力を制御するシステムの構成要素に接続され、個別に移動可能な第1および第2端子を備える。前記装置はさらに、これらの端子の間に接続されるとともに流体を収容する油圧手段を備える。前記油圧手段は、使用時、前記端子の相対移動に応じて流体の流れを起こして前記流体の質量に起因して慣性力を発生させ、前記各端子における前記機械力を制御して前記端子間の相対加速度に略比例させる。
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【課題】キャビテーションを防止することを目的とする。
【解決手段】外筒及び内筒と、これらを弾性的に連結する弾性体と、外筒内の液室を主液室と副液室とに区画する仕切り部材15と、を備えると共に、主液室と副液室とを連通する制限通路41が形成された液体封入型の防振装置であって、制限通路41の流路長方向の一端部に主液室側開口部42が形成され、制限通路41の流路長方向の他端部に副液室側開口部43が形成され、主液室側開口部42の流路長方向の他端側に隣接する制限通路41の壁部45、及び、副液室側開口部43の流路長方向の一端側に隣接する制限通路41の壁部、のうちの少なくとも一方の壁部の内面には、制限通路41の内方側に向けて弾性的に膨出変形可能な弾性膜46が設けられている。 (もっと読む)


【課題】振動体に異なる方向から振動が加わる場合にも制振効果を発揮することを可能にするとともに、制振効果を発揮できる固有振動数を簡単に調整(チューニング)することを可能にする。
【解決手段】振動体39に取付けることで、振動体39の振動を抑制するダイナミックダンパ20において、流体21を内部に封入して保持するゴム膜22と、このゴム膜22に設けられ、振動体39に連結する連結部材23とからなり、ゴム膜22は、振動体39の振動方向に関わらず変形可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】作業の簡素化を図れる防振装置を提供する。
【解決手段】建物の床Aの振動低減機構Bを設け、振動低減機構Bを構成するに、重量調節物Cを支持自在な支持体4を設け、建物の床A上を移動自在な移動手段5を支持体4に設け、その支持体4を建物の床Aに対して位置固定自在な係止手段6を設け、移動手段5における建物の床Aに設置する部分と支持体4との間で振動を吸収する振動吸収体7を設けてある。 (もっと読む)


【課題】わずかなエネルギー消費に抑えつつ建築構造体又は機械構造体への負荷に応じて適切な減衰比に調整することが可能な液体式制振装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも2つのパイプ部を備え、このパイプ部のうち少なくとも1つについてその上端部が気密に閉鎖されていることにより液面レベルの上方に密閉された空気空間部が形成され、他のパイプ部のうち少なくとも1つについてその上端部が部分的に開放されている液体式制振装置において、閉鎖された空気空間Vを少なくとも2つの空気空間部V01〜V0nに分割するとともに、分割された空気空間部の1つV01を液体3の直上に配置し、他の1つ又は複数の分割された空気空間部V02〜V0nを、それぞれ開口部7を介して液体直上に配置された空気空間部V01及び/又は隣接する空気空間部に接続し、また、前記開口部7を独立して閉鎖可能に構成した。
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【課題】小型で且つ簡単な構造で、固有振動数を広い範囲で容易に調整することが可能であり、ダンパーを使用せずとも減衰性能を有することができ、既存の構造物に対しても容易に設置することができるロッキングを利用した動吸振器を提供すること。
【解決手段】多角形状の底面を有し、重心位置が、前記多角形に外接する円弧の曲率半径中心よりも下方にあることを特徴とするロッキングを利用した動吸振器、もしくは円弧状の底面を有し、重心位置が前記円弧の曲率半径中心よりも下方にあり、前記底面のロッキング振動を減衰させる減衰機構を有していることを特徴とするロッキングを利用した動吸振器とする。 (もっと読む)


【課題】ブレード内の空間的制限が大きい場合に対応すべく十分に小型で平面的に設計するのに効果的なダンパーを有する風力タービンブレードを提供する。
【解決手段】ブレード1の振動、特にブレード1が装着されるロータの回転平面でのブレード1のエッジ方向の振動を減衰するブレード1内に設けられた振動減衰手段をする風力タービンブレード1を開示する。この減衰手段は、塩化ナトリウムの飽和水溶液がブレード1の振動と逆位相に振動可能なU形状のキャビティ2を備えている。U形状キャビティ2のアーム5、6の上端部は、O形状キャビティ2が設けられるように通路7に連結される。キャビティ2が、ブレード1のエッジ方向の第一又は第二固有振動数の振動を減衰させるように同調させても良く、減衰手段が前記両振動を減衰させる型式のダンパーを備えても良い。 (もっと読む)


【課題】ある幅の振動周期帯に対して有効に制振性能を発揮する機能することができ、且つ、液体収容空間を形成する際のコスト低減及び工期短縮を図ることができ、さらに、液体収容空間内に液体を容易に注入することができるとともに液体の注入量を間違い難い制振装置を提供することを目的としている。
【解決手段】構造物に設置される液槽3が備えられ、液槽3内に貯留された液体Lのスロッシングに伴う流体力により構造物の振動を抑える制振装置において、液槽3には、構造物の振動方向Xの寸法W〜Wが異なる複数の液体収容空間6A〜6Cが備えられている。 (もっと読む)


【課題】従来と異なる簡単な構造でもって、固有振動数の調節を実施することなく、全方位の振動低減を図る。
【解決手段】構造物1の移動に伴って袋11に封入した流体12を移動させ、その流体移動時のエネルギー消費により、その振動を抑制する。袋11に封入した流体12は、構造物1の何れの方向への振動に対してもその振動方向に追従して移動するため、その何れの方向の振動も抑制する。このとき、構造物1の質量Mと流体12の質量mの比(μ=m/M)を0.15以上とすることができる。通常、減衰効果(抑制効果)として、5%以上が要求されることが多く、その比であると、その5%以上を達成できるからである。袋には、適度の柔軟性を持つが、流体を満杯にしなくても完全に形状が崩れてしまわない程度に形状保持可能な材料でできたものとする。 (もっと読む)


【課題】 付加振動系の固有振動数を加振周波数に追従させて制御できるようにし、加振周波数が変化する状況下でも効果的な制振を行うことができるようにすること。
【解決手段】 被制振体1には磁性流体2を収納した容器3が取り付けられ、容器3には電磁石4が取り付けられている。制御部11は変位計5の出力から制振体1の振動周波数を求め、振動周波数に応じて電流制御部12により電磁石4に流れる電流を制御して、磁性流体2に印加する磁場の強さを制御する。磁性流体2に磁場を印加することにより、容器3内の磁性流体2は磁場強度に応じて引きつけられて固定され、磁性流体2、容器3等から構成される付加振動系10のスロッシング共振周波数が変わる。付加振動系10のスロッシング共振周波数を変位計5により検出される被制振体1の振動数に同調させることにより、被制振体1の振動を消去あるいは低減化させることができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂材料や無機材料等のバインダー成分中に含有させることにより作製した制振材料や防音材料に、共振振動が加えられることにより振動エネルギーが伝播する際に、該制振材料や防音材料を伝播する振動エネルギーを好適に制御することができ、これらの制振材料や防音材料に優れた防音性及び制振性を発現させることができるマイクロカプセル、及び、マイクロカプセルを用いてなる組成物、及び、制振・防音部材を提供する。
【解決手段】樹脂からなるシェル部分に高粘性流体が内包されているマイクロカプセル。 (もっと読む)


【課題】地震時の家具類の揺れ幅を小さく出来る、密封式水容器を提供する。
【解決手段】密封式の容器内に精浄水を封入し、家具類の天板部に固定用吸盤で固定する。地震で家具類が傾斜を繰り返すと、固定されている密封式水容器内の精浄水が、傾斜した方向に移動を繰り返すが、密封容器内の水仕切板に依って精浄水の移動が制限されるので、家具の傾斜の周期と、精浄水の移動の周期が一致しないので、家具の揺れ幅を小さく抑えることが出来る密封式水容器。 (もっと読む)


【課題】設置状況や標識柱等の形状に応じて設計を行う必要が少なく、また機構及び形成に係わる作業を簡便なものとできる制振装置を提供する。
【解決手段】本体1内に仕切板3を設けるのみで形成されるから装置の機構及び形成に係わる作業は簡便なものとなり、更に仕切板3により本体1内の粘性液体2が小分けにされることで、粘性液体3の制振装置10内での大きな揺動が抑えられて制振機能を保持することができ、また仕切板3の一部に粘性液体2が通行可能な隙間Sが空けられることで、粘性液体2を用いることによる幅広い振動周波数の制振が損なわれることがなくなり、幅広い振動周波数及び振動の強さに対応可能となることで設置状況や標識柱等の形状に応じて装置の設計を行う必要を少なくできる。 (もっと読む)


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