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Fターム[3J056BB23]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 係脱、操作の機能の改善 (796) | 係脱機能の確実性 (149) | 片当たり防止 (16)

Fターム[3J056BB23]に分類される特許

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【課題】 シンクロ装置のシンクロナイザリングの偏心により発生するフリクションロスを低減する。
【解決手段】 シンクロナイザハブ12およびシンクロナイザリング17を所定角度相対回転可能に連結する凹凸係合部は複数の凸部17bおよび複数の凹部12eで構成され、凸部17bの周方向両端に形成された第1接触面aと凹部12eの周方向両端に形成された第2接触面bとは相互に面接触可能であり、第1、第2接触面a,bの方向は、それらが相互に接触したときにシンクロナイザリング17を径方向内側に付勢する荷重が発生するように径方向のラインRに対して傾斜しているので、第1、第2接触面a,bに作用する接触反力Fでシンクロナイザリング17が径方向内側に付勢されて軸線Lまわりに自動的に調芯され、シンクロナイザリングがギヤ17に対して偏心して不要な摩擦力が発生するのを防止してフリクションロスを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】クラッチプレートに傾きが生じた場合にも元に戻り易くできるクラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチプレート49を係合する係合凸部51が外周に設けられるクラッチセンター41と、クラッチセンター41の係合凸部51に係合する突起部69を備えるクラッチプレート49と、クラッチセンター41の係合凸部51に係合する突起爪77を備えてクラッチプレート49を押圧するプレッシャプレート71と、を備えるクラッチ装置100であって、クラッチプレート49の突起部69及びクラッチセンター41の係合凸部51は、全周に渡って設け、かつプレッシャプレート71の突起爪77は、プレッシャプレート71の中心Gを通り、プレッシャプレート71の突起爪77を通らない直交線で分割される領域に一箇所ずつ配置した。 (もっと読む)


【課題】上流側摩擦板及び下流側摩擦板を備えた摩擦板式伝動機構であって、クラッチ容量又はブレーキ容量の低下を可及的に防止しつつ、両摩擦板の摩擦係合時における振動を有効に防止し得る摩擦板式伝動機構を提供する。
【解決手段】摩擦板式伝動機構180R(L)においては、押動部材186R(L)が上流側摩擦板182R(L)及び下流側摩擦板184R(L)を含む摩擦板群185R(L)の軸線方向一方側に配設され、ストッパー部材187R(L)が前記摩擦板群185R(L)の軸線方向他方側に配設されている。前記摩擦板式伝動機構180R(L)は、前記摩擦板群185R(L)のうち前記ストッパー部材187R(L)に最も近接する一の摩擦板185aR(L)と前記ストッパー部材187R(L)との間に介挿された可撓性部材200を備えている。 (もっと読む)


【課題】 断面多角形の角軸部分を有する回転軸に、回転体として角軸部分に噛み合わせる移動側クラッチ体の回転中心を回転軸心に合致させる。
【解決手段】 軸方向に移動可能な移動側クラッチ体4と、定位置に位置決めされた固定側クラッチ体6との組み合わせを用いた円錐方式の摩擦クラッチであって、
移動側クラッチ体4は、回転軸3に支えられて固定側クラッチ体6の円錐面に圧接されるものであり、回転軸3は、その一部に角形断面の角軸部分8a、8bと丸形断面の丸軸部分9とを有し、移動側クラッチ体4の軸孔には、回転軸3の角軸部分8aに噛み合わせる角穴専用部分10と、回転軸3の丸軸部分9と回転軸の角軸部分8a、8bを嵌合させる丸角共通穴部分11とが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 従来のドッグクラッチ構造では、突出量大小2段の凸部が歯車の周方向に等間隔で配置されているので、相手方の凸部が、突出量小の凸部の表面で弾かれた場合、次の突出量大の凸部との間隔が短いので、突出量大の凸部でも弾かれてしまう可能性があった。また、突出量小の凸部に係合してしまった場合には、係合面積が小さいので係合始の面圧が高くなり、耐磨耗性が低下する可能性があった。本発明は、相手方の凸部が、確実に突出量大の凸部に係合するようにする。
【解決手段】特定回転方向で、突出量大の凸部とその後に続く突出量小の凸部との間隔を小さく、突出量小の凸部とその後に続く突出量大の凸部との間隔を大きくする。 (もっと読む)


【課題】車両の急発進時等の急なクラッチ係合時に、過熱によりプレッシャプレートの摩擦係合部位の内周側部分で偏当たりが発生し、偏荷重により永久歪が生じてクラッチ性能が損なわれることを防止する。
【解決手段】外周側摩擦材30b、32bの熱膨張率が内周側摩擦材30a、32aよりも高いため、自動クラッチ10が急係合させられて過熱した場合に、外周側摩擦材30b、32bが熱膨張によって軸方向へ大きく膨張変形する一方、プレッシャプレート24の摩擦係合部位については、放熱量の差や径方向の膨張差等により内周側が熱膨張によってクラッチディスク20側へ大きく膨張変形するため、両者の変形量の差が互いに相殺されて偏当たりが抑制される。これにより、プレッシャプレート24の局部的な偏荷重や発熱により温度が更に上昇し、降伏点が低下して永久歪が生じることも抑制されるため、所定のクラッチ性能が安定して得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】ピストン側およびピストンと反対側のプレートの荷重作用位置を中心近辺に持ってくることにより、全てのプレートの摩擦面が係合面全体で、均一な面圧により接触をするようになり、摩擦係合過程で生ずる発熱部の偏りが防止されることによりクラッチ部の耐熱性が向上した湿式多板摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】軸方向の少なくとも一面に摩擦材を有する内歯プレートと、内歯プレートと軸方向で交互に配置された外歯プレートとからなるクラッチ部と、内歯プレートと外歯プレートとを係合させるための押圧力を前記クラッチ部に与えるピストンとを備えた湿式多板摩擦係合装置において、クラッチ部の軸方向両側でクラッチ部に作用する荷重作用部が設けられ、荷重作用部が前記クラッチ部に接触する接触部は、摩擦係合部の中心位置から外径方向に摩擦係合部の径方向幅の約20%および内径方向に摩擦係合部の径方向幅の約20%の所定範囲内に位置し、且つ、接触部の径方向幅は摩擦係合部の径方向幅の約10%以下である。 (もっと読む)


【課題】ベアリングリテーナを廃止してレリーズベアリングを小型化し、クラッチ操作力を低減できるクラッチ装置のレリーズベアリング支持構造を提供する。
【解決手段】レリーズベアリング13の内輪13aを被駆動軸8の外周部に所定の半径方向隙間δをもって挿通し、内輪13aの一端部にダイヤフラムスプリング12の内周部側面に対して線接触可能な当接部13a1 を設ける。レリーズヨーク14を揺動させると、レリーズヨーク14の操作部14bがレリーズベアリング13の外輪13b,13dの背後を押圧し、レリーズベアリング13を被駆動軸8に沿って軸方向に移動させ、ダイヤフラムスプリング12を反転させる。このとき、内輪13aがダイヤフラムスプリング12と追随回転することで自動調心されて被駆動軸8から浮き上がるため、内輪13aと被駆動軸8との間に摺動抵抗が発生しない。 (もっと読む)


【課題】 遊転時のミドルリングの傾きを規制してリング間の片当たりをなくし、リングの偏摩耗抑制し、焼付が発生しないマルチコーン型同期装置を提供する。
【解決手段】 本発明のマルチコーン型同期装置1は、シャフト2と、クラッチハブ3と、ギヤ4と、ギヤ4に一体的に回転可能に結合されたギヤピース5と、シャフト2上においてクラッチハブ3とギヤピース5との間に配置され、アウタリング6、ミドルリング7及びインナリング8とからなるテーパーコーンクラッチと、スリーブ9と、を有するマルチコーン型同期装置1において、クラッチハブ3または/およびギヤピース5は、ミドルリング7が接触する位置に、軸方向に対して傾斜した規制部31を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リテーニングプレートの変形を防止するクラッチ構造を提供する。
【解決手段】本発明のクラッチは、クラッチドラム7と同軸上の配置されるクラッチハブ15と、一対のドライブプレート5a及びドリブンプレート5bを押圧するピストン9と、クラッチドラムの内周面に係止された第1スナップリング21に支承され、ドライブプレート及びドリブンプレートの変位を規制するリテーニングプレート20と、クラッチハブにリテーニングプレートを支承する第2スナップリング22を設け、この第2スナップリングは、リテーニングプレートに対して軸方向に所定の間隙を有する。 (もっと読む)


【課題】変速歯車とクラッチハブが連結されていない状態で、同期装置の円錐穴と円錐面が当接して摩耗や摩擦によるエネルギ損失が生じるのを防止する。
【解決手段】回転軸10に一体的に設けたクラッチハブ16にスリーブ30を往復動可能にスプライン係合し、回転軸には円錐面21b,26bと外歯スプライン21a,26aが同軸的に形成された変速歯車20,25をクラッチハブの一側に回転自在に設け、変速歯車とクラッチハブの間には円錐面と係合可能な円錐穴22c,27c及び外歯スプライン22d,27dが形成されたシンクロナイザリング22,27が軸線方向移動及び回動可能に設けられている。クラッチハブとシンクロナイザリングには、この両者の相対回動により互いに当接してシンクロナイザリングをクラッチハブ側に引き戻す第1及び第2係合部16d,16e,22b,27bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】クラッチの重量増を抑制して、トルク変動時に発生するクラッチアウタの倒れを効果的に抑制することができるクラッチを提供する。
【解決手段】クラッチCは、被動ギヤ1に入力されるトルクをクラッチアウタ2に伝達するダンパスプリング3と、軸方向で被動ギヤ1とクラッチアウタ2との間に配置されて被動ギヤ1に対するクラッチアウタ2の軸方向での位置の変動を規制するスラストワッシャ8とを備える。スラストワッシャ8は、ダンパスプリング3よりも径方向外方のみに配置される。 (もっと読む)


【課題】係合時の相手面との偏当りを生じにくくするとともに、摩擦摺動面側への作動オイルのリークを低減させる湿式摩擦材を提供すること。
【解決手段】湿式摩擦材10は、表層部21又は全体に摩擦調整剤22が充填され全体に熱硬化性樹脂が含浸された不織布からなる層20と、ゴム組成物からなる層30が一体化されてなる。ゴム組成物層30が弾性変形して相手面のうねりを吸収するため相手面との当りが改善されるとともに、摩擦摺動面側への作動オイルのリークが低減される。 (もっと読む)


【課題】電磁クラッチ部によって湿式多板クラッチの結合および結合解除を制御するようにした回転伝達装置において、湿式多板クラッチの軸力負荷部のボールの接触圧の均一化を図り、かつ、軸力負荷部の組立て性の向上を図る。
【解決手段】外輪3と内輪5間に湿式多板クラッチ7を組込み、その湿式多板クラッチ7の軸方向一側に、電磁クラッチ部10Aと、その電磁クラッチ部10Aのアーマチュア11と外輪3の締結時に、アーマチュア11を内輪5に回り止めされたプレッシャプレート21に対して相対回転させ、複数のボールカム22によりプレッシャプレート21を軸方向に移動させて湿式多板クラッチ7の軸力負荷部10Bを設ける。複数のボールカム22の各ボール24を保持器25で保持して、ボールカム22の作用時に複数のボール24を周方向に同じ量だけ移動させボール24の接触圧の均一化を図り、軸力負荷部10Bの組立て性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 クラッチのライナーに対する熱の影響をなくす。
【解決手段】 本発明は、中心部分(16)および摩擦ライナーの受けるための周辺部分(17)とを備え、前記周辺部分が前記摩擦ライナーの少なくとも1つと接触し、この摩擦ライナーを固定するための少なくとも1つの支持ゾーン(21a、21b、23a、23b)を備え、前記周辺部分が軸方向に弾性的であり、内径部および外径部の双方に垂直な軸方向の負荷によって屈曲するようになっており、内径部に垂直な軸方向の屈曲変位量が外径部に対して直角な変位量よりも大となっており、一実施例によれば、周辺部分が翼部(17)にセグメント化されており、各翼部がベース(30)を介して前記中心部分(16)に接続されている、自動車用のクラッチ摩擦ディスクを形成するためのライナー支持ディスクに関する。本発明は、回転時に入力シャフトにロックされるようになっている反作用プレートと、外周部に摩擦ライナーを支持し、回転時に出力シャフトにロックされるようになっている摩擦ディスクと、圧力プレートと、反作用プレートに固定されたカバーと、カバーと圧力プレートとの間で軸方向に作用する弾性手段とを備え、圧力プレートがカバープレートに共に回転するように固定されており、カバープレートに対して軸方向に移動自在であり、摩擦ディスクがかかるライナー支持ディスクを含む、自動車用クラッチにも関する。
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【課題】スリーブが中立位置にある時シンクロナイザリングを安定して保持でき、コーン面との接触による引きずりを防止できるシンクロナイザクラッチ機構を提供する。
【解決手段】伝動歯車4のコーン面4cに支持されたシンクロナイザリング8と、クラッチハブ3のスプラインに嵌合し、軸方向にシフト移動してシンクロナイザリング8の歯部とクラッチ歯とに係合可能なスリーブ10と、シンクロナイザリングに取り付けられたばね要素11とを備え、スリーブ10が中立位置から係合位置へシフトする時にばね要素11の作用によりシンクロナイザリング8とコーン面4cとの間に摩擦力を発生させる。ばね要素11にはU字形に折り返されたばね部11bと、このばね部の先端に外周方向に突出する突起部11cとが設けられる。中立位置で突起部11cはスリーブ10の内周溝10cに係合し、シンクロナイザリング8の軸方向位置が保持されて引きずりが防止される。 (もっと読む)


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