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Fターム[3J552VA14]の内容

Fターム[3J552VA14]に分類される特許

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【課題】一方の側の実推力が異常に大きくなる故障が生じたとしても、その故障を検知することなくその故障に起因した急変速を防止する。
【解決手段】目標セカンダリ推力Woutと実セカンダリ推力Woutとのうちで選択した大きい方の推力(最大セカンダリ推力Woutms)に基づいて算出される、変速制御の為に必要なプライマリプーリ側の推力であるプライマリプーリ側変速制御推力Winshが目標プライマリ推力Winとして設定されるので、実セカンダリ推力Woutが目標セカンダリ推力Woutよりも異常に大きくなる故障が生じたとしても、その故障を検知することなくその故障に起因した急変速を防止することができる。つまり、上記制御を用いることで故障検知(フェール検知)そのものが不要になって誤判定も招くことなく、故障に起因した急変速を防止して、変速ショック等を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキペダルとアクセルペダルを両踏みしながらの減速時に、車両停止直前でのプライマリプーリのベルト滑りを抑制できる無段変速機の変速制御装置を提供する。
【解決手段】ブレーキペダル及びアクセルペダルの両方が踏み込まれた状態における減速走行時において、変速用ソレノイド弁のダウンシフト側への最大指令信号を、アクセルペダルの踏み込みを検出しない場合における変速用ソレノイド弁のダウンシフト側への最大指令信号より低いガード値に制限し、停車直前の低車速において、プライマリプーリの油室への作動油を流量制御から圧力制御に切り換えて閉じ込み制御を実行する際、両踏み状態における閉じ込み制御の開始車速を、アクセルペダルの踏み込みを検出しない場合における閉じ込み制御の開始車速より高い車速に設定した。 (もっと読む)


【課題】車両の急制動要求時におけるベルト滑りを確実に防止することが可能な車両用無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の急制動要求時、各変速制御ソレノイドの作動を禁止して現在の変速比を維持し、且つリニアソレノイドセカンダリシーブ油圧を高めてベルトの滑りを防止する。この際、ブレーキ踏力が大きいほどセカンダリシーブ油圧の増加量を多く設定し、急制動要求が比較的高い場合におけるベルトの滑りの確実な防止と、急制動要求が比較的低い場合における燃料消費率の改善(オイルポンプのオイル吐出量を低減させることでオイルポンプの駆動力に消費される燃料の削減)とを図る。 (もっと読む)


【課題】バリエータと副変速機構を有し、副変速機構の変速に合わせてバリエータの変速比を副変速機構の変速比の変化方向と逆に変化させる協調変速を行う無段変速機において、協調変速中にプーリへの供給圧が不足してもベルト滑りを抑制できるようにする。
【解決手段】変速機コントローラ12は、協調変速中、プーリへの供給圧が不足していると判断された場合、バリエータ20の伝達可能なトルクであるバリエータ伝達可能トルクをプーリへの供給圧とバリエータ20の変速比とに基づき演算し、バリエータ20の出力側から入力されるイナーシャトルクをバリエータ20の出力軸の回転速度変化に基づき演算する。そして、変速機コントローラ12は、バリエータ伝達可能トルクとイナーシャトルクとに基づきエンジン1の上限トルクを演算し、演算した上限トルクをエンジンコントローラに出力してエンジン1のトルクを規制する。 (もっと読む)


【課題】アイドルストップ復帰時に発進クラッチへの供給油圧を制御するリニアソレノイド弁を適正に制御し、ベルト滑りと発進遅れを防止すること。
【解決手段】発進クラッチB1への供給油圧を制御する常開型のリニアソレノイド弁SLSと、リニアソレノイド弁を複数の電流−油圧特性に応じて制御するソレノイド弁駆動回路100とを備え、アイドルストップからの復帰時に、オイルポンプが発生する油圧を検出し、その発生油圧が許容値未満である場合に、リニアソレノイド弁の弁開度が大きくなる電流−油圧特性を選択して、リニアソレノイド弁への指示電流を決定する。 (もっと読む)


【課題】定馬力伝動型のベルト連続可変伝動機では出力回転数や速比とトルクの二制御機能は不可欠でしかも速比とトルクの同期操作以外に単独操作させて周囲温度変化や経年変化に依る速比又はトルクの誤差補償や低速域及び高速域での摩擦力過剰と摩擦力不足に対する効率補償を可能にさせた伝動機構を実現することである。
【解決手段】速比及びトルクに二つの制御機能を入力及び出力車加圧用の二つの加圧装置に相互配置ししかも調節装置の供給指令からプーリ可動車までの指令供給系路を速比とトルクとでは互に完全分離区分して個別化する思想であり、速比又はトルクの誤差補償の外に伝動機休止中の弾性体高圧縮状態を解放する指令操作を可能にする思想である。 (もっと読む)


【課題】非走行レンジでアイドルストップ復帰した直後に走行レンジへ切り替えた場合のベルト滑りを抑制できるアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提供する。
【解決手段】アイドルストップ状態でN→Dへ切り替えられた時点で、エンジン回転数が一定値Ne以上でかつベルト挟圧が一定値Pb以上の状態が一定時間ΔT以上継続したかどうかを判定し、判定が肯定された場合には通常の係合パターンで発進クラッチを係合させ、否定された場合には、発進クラッチのクラッチ伝達トルクがベルト伝達トルクを上回らないように、発進クラッチのクラッチ圧を制御するパターンで係合させる。 (もっと読む)


【課題】ディッシュプレートを備えた摩擦締結要素を滑らかに締結可能な自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】摩擦板とピストンとの間に介在する皿バネ状のディッシュプレートを備えた摩擦締結要素を締結制御するにあたり、摩擦板の締結の進行状態が目標の進行状態となるように、前記ピストンに作用させる油圧を少なくとも積分項を用いたフィードバック制御を行うフィードバックループとは異なる制御ループに、摩擦材の締結の進行状態が後半の領域よりも前半の領域の方が大きい所定の油圧を加算する加算手段を設けた。 (もっと読む)


【課題】アイドルストップ状態から発進する際のベルト滑りを防止できるアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン自動停止状態からの再始動時に、発進クラッチの係合制御として、無段変速装置のベルトの滑りを発生させないクラッチ圧を供給するベルト滑り防止制御と、所定の時間勾配をもってクラッチ圧を上昇させるクラッチ圧昇圧制御とを順に実施する。ベルト滑り防止制御は、無段変速装置のベルト挟圧からベルト伝達トルクを計算し、発進クラッチの目標クラッチ圧が所定値に達するまで、発進クラッチのクラッチ伝達トルクがベルト伝達トルク計算値を上回らないように、ベルト伝達トルクに対応した目標クラッチ圧に従ってクラッチ圧を制御する。 (もっと読む)


【課題】Dレンジ選択状態での走行中にシフトレンジがN−Dと切り替えられたときに無段変速機と流体圧クラッチとをより適正に制御する。
【解決手段】Dレンジ選択状態での走行中にシフトレンジがN−Dと切り替えられると、クラッチ圧制御バルブ58からクラッチC1に作動油が供給されるよう切替バルブ57が制御され、バルブ58からの油圧がCVT40に許容される上限挟圧に基づく上限値Plimの範囲内に設定された目標圧P*となるようリニアソレノイドバルブSLTが制御され、アクセルペダルが踏み込まれるとエンジンのトルク制限が開始され、クラッチC1が係合すると、トルク制限が解除されると共に目標圧P*が一定レート値で徐増するよう設定され、目標圧P*が上限値Plimまたは切替圧Pchgに達するとライン圧調整バルブ52からクラッチC1に作動油が供給されるようバルブ57が制御される。 (もっと読む)


【課題】安定性の高い変速制御を実現する。
【解決手段】制御部930は、プライマリシーブの目標推力Wintgtに応じてプライマリシーブに付与される推力Winを制御する。目標推力算出部940は、変速比γを維持するために必要な推力である定常推力Wblにフィードバック推力Wfbを加えることにより、目標推力Wintgtを算出する。定常推力算出部942は、定常推力Wblを算出する。フィードバック推力算出部944は、無段変速機の現在の変速比γと目標変速比γt差にフィードバックゲインC1を乗じた値、現在の変速比γと目標変速比γt差の積分値にフィードバックゲインC2を乗じた値、および目標変速比γtの微分値を、変速比γの変化率dγ/dtと変速時にプライマリシーブに付与される過渡的な推力との間の特性を示す値で除算することにより、フィードバック推力Wfbを算出する。 (もっと読む)


【課題】ベルト式無段変速機のベルト弦部の弦振動との共振に起因した篭り音の発生を効果的に抑制することのできるベルト式無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】入力側及び出力側の2つのプーリに架け渡されたベルト15のそれら2つのプーリに対する巻掛半径を変更することで変速を行うベルト式無段変速機12は、車両の動力源たるエンジン10の発生するトルクを主駆動輪である前輪16のみに伝達して走行を行う二輪駆動走行と上記トルクを前輪16と副駆動輪である後輪21の双方に伝達して走行を行う四輪駆動走行とを状況に応じて切り替える車両に搭載されている。こうしたベルト式無段変速機12の制御を行う電子制御ユニット23は、後輪21へのトルク配分の開始に応じて、ベルト式無段変速機12のプーリのベルト挟圧を調整することで、車両部材の弦振動との共振に起因した篭り音の発生を抑制するようにした。 (もっと読む)


本発明は、回転可能な入力軸と回転可能な出力軸とを備えた摩擦式の無段変速機の摩擦接触部に及ぼされる法線力の制御方法に関し、該制御方法では、前記入力軸の回転速度および前記出力軸の回転速度のうちいずれか1つの変化を表すか、または該入力軸の回転速度と該出力軸の回転速度との比を表すか、または該入力軸の回転速度と該出力軸の回転速度との差を表す第1のパラメータ信号を生成するステップと、少なくとも前記無段変速機の摩擦接触部における法線力の変化を表す第2のパラメータ信号を生成するステップと、前記第1のパラメータ信号と前記第2のパラメータ信号との乗算結果を表し、有利には該乗算結果に比例する第3のパラメータ信号を生成するステップと、前記第3のパラメータ信号の特性に依存して前記摩擦接触部における法線力を制御するステップとを実施する。
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本発明は、入力軸および出力軸を備えた摩擦式の無段変速機の摩擦接触部において及ぼされる法線力を制御するため前記入力軸と出力軸との速度差を連続的に変化させる制御方法であって、a)前記無段変速機の入力軸または出力軸の回転速度と、b)前記無段変速機の入力軸または出力軸におけるトルクと、c)前記無段変速機の摩擦接触部における法線力とのうち1つの変速機パラメータの大きさ、または、2つ以上の変速機パラメータの組合せの大きさをそれぞれ表す第1のパラメータ信号および第2のパラメータ信号を生成するステップと、前記第1のパラメータ信号および第2のパラメータ信号の双方の第1のターゲット周波数またはターゲット周波数範囲をフィルタリングして取り出すステップと、フィルタリングされた前記第1のパラメータ信号と第2のパラメータ信号との乗算結果に比例する第3のパラメータ信号を生成するステップと、前記第3のパラメータ信号の特性に依存して前記摩擦接触部における法線力を制御するステップとを実施することを特徴とする制御方法を提供する。
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【課題】運転者の加速意図を的確に検知し、それに応じて変速油圧を最適な値として変速機の制御を行うことのできる、ベルト式無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】本発明によるベルト式無段変速機の制御装置によれば、運転者の加速意図を的確に検知し、この加速意図に応じて変速機を変速制御するための変速油圧を最適化できることから、加速意図がある場合には動力源から高いトルクが変速機に入力されてもVベルトとプーリとの間に滑りが発生しない油圧(プーリがVベルトを挟圧する力)が得られる一方、加速意図が無い場合には、油圧を低下させてプーリがVベルトを挟圧する力をベルトとプーリとの間にスリップが生じない程度に小さくして、燃費の低下を防ぐことが可能となる。 (もっと読む)


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