説明

Fターム[4E004MB13]の内容

連続鋳造 (7,741) | 注湯・溶湯のためのもの (870) | 電磁力を付与するもの (261) | 鋳片内溶湯の電磁撹拌 (24)

Fターム[4E004MB13]に分類される特許

1 - 20 / 24


【課題】 継目無し鋼管用の中空鋼片を連続鋳造によって製造するに当たり、凝固殻内面性状(平坦・空隙・内部割れ等)の改良を図る。
【解決手段】 湾曲式の連続鋳造方法において鋳片を3/4周点まで引き上げる過程で、溶融芯を分離させて真空の空洞を持つ中空鋳片を形成する。該鋳片を伸直し、次いで切断するに当たり一対の楔型歯(上流側は傾斜、下流側は垂直)を鋳片に圧入して噛み切るように切断する。上流側端部は圧下・圧接・閉鎖し、下流側は開口状態になり、片端開口の中空鋼片が得られる。凝固殻内面の空隙防止のため、溶融芯が分離される部位で電磁撹拌する。内部割れを圧着して無害化するため、伸直後の鋳片を圧延機で圧下し、且つ切断後の鋼片を軸方向圧縮加工する。製管に該鋼片を供すれば旋孔圧延が省略される。 (もっと読む)


【課題】鋳造時に鋳片の表面近傍に発生するピンホール、およびこれに起因して圧延時に発生する表面疵を低減する。
【解決手段】質量%で、C;0.005%〜0.03%、Si;0.8%以下、Mn;0.1%〜7.0%、P;0.04%以下、S;0.002%以下、Ni;1.0%〜13.0%、Cr;17.0%〜26.0%、Al;0.06%以下、N;0.10%〜0.30%、Mo;0.05%〜4.0%、Cu;0.05%〜3.5%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなるステンレス鋼であって、前記成分組成から算出されるδFe量(%)と、窒素濃度[%N]、および液相線温度における溶鋼の窒素溶解度[%Neq]が、(a)または(b)式を満足し、且つ、該ステンレス鋼の表層1mmに存在する幅20μm以上の介在物個数が0.15個/mm2以下であることを特徴とする耐表面疵性に優れた高N含有ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】未凝固圧下技術を適用した連続鋳造において、引抜き速度等が変化した場合でも中心偏析が抑制された鋼を製造することができる鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】未凝固部を有する鋳片を圧下するとともに、圧下位置の鋳造方向上流側で電磁攪拌装置を用いて未凝固部の溶鋼を流動させて攪拌する鋼の連続鋳造方法であって、電磁攪拌装置によって形成された一方の鋳片短辺側から他方に向かう一方向攪拌流動を、所定の方向保持時間T0毎に反転させるとともに、下記(1)式で表される溶鋼の平均流速Uを8.6cm/s以上とし、時間T0と全幅移動時間T(T=W/U、W:鋳片の未凝固部の幅)との比の値T0/Tが1.0≦T0/T≦4.0を満足するように溶鋼の流動を制御することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。U=A(HF)n…(1) Hは鋳片の未凝固部の厚さ[m]、Fは鋳片横断面の中心におけるローレンツ力密度[N/m3]、Aおよびnは装置によって定まる定数である。 (もっと読む)


【課題】C含有量が0.03〜0.06質量%の鋼を、電磁撹拌装置を用いて連続鋳造する際、鋳片シェル厚を確保しながらコーナ近傍の鋳片短辺面側の不均一凝固を抑制し、鋳片短辺面側の不均一凝固起因による欠陥(鋳片長辺面側のコーナ縦割れ)発生を防止する。
【解決手段】鋳型長辺面に設置された電磁撹拌装置を用いて鋳型内溶鋼を水平方向に撹拌して、炭素含有率が0.03〜0.06質量%の鋼を1.1〜1.5m/minの鋳造速度で連続鋳造する方法である。鋳型内溶鋼流動によって生じるコーナ近傍の鋳片短辺面側のホワイトラインまでの鋳片短辺表面からの距離を、鋳造速度に応じて確保し、かつ、鋳片横断面のコーナ近傍の鋳片短辺面側の凝固シェル不均一凝固度を抑制することにより、鋳片長辺部に発生する鋳造方向の縦割れを防止する。
【効果】鋳片短辺部のシェル不均一凝固に起因するコーナ縦割れを完全に防止し、表面品質良好な鋳片を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】アルミナやスラグなどの内部介在物が極めて少ない高品質な鋳片を、複雑な溶鋼流動制御を伴うことなく安定して製造することのできる鋼鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型の長辺の両短辺側に直流磁場印加装置を配置して静磁場を印加する一方、該鋳型の長辺中央部については、少なくとも200mmの幅の静磁場を印加しない非磁場印加領域を設け、かつ鋳型下端から鋳造方向500mmまでの間に交流移動磁場装置を配置して溶鋼に対し交流移動磁場を印加して、流動速度が5〜30cm/sの溶鋼の上昇流を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】アルミナやスラグなどの内部介在物が極めて少ない高品質な鋳片を、複雑な溶鋼流動制御を伴うことなく安定して製造することのできる鋼鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型の長辺の両短辺側に直流磁場印加装置を配置して静磁場を印加する一方、該鋳型の長辺中央部については、少なくとも200mmの幅で静磁場を印加しない非磁場印加領域を設け、かつ該鋳型の下端から鋳造方向500mmまでの間に交流移動磁場装置を配置して溶鋼に対し交流移動磁場を印加して、該溶鋼の水平方向に流動速度が10〜40cm/sの旋回流を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】アルミナやスラグなどの内部介在物が極めて少ない高品質な鋳片を、複雑な溶鋼流動制御を伴うことなく安定して製造することのできる鋼鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】交流移動磁場装置を、その中心が溶鋼メニスカスの下方1.0〜1.5mに位置するように配置し、該装置により溶鋼に対して交流移動磁場を印加して、該溶鋼の水平方向の旋回流を生じさせ、その際の流動速度を20〜40cm/sとする。 (もっと読む)


【課題】延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板組織がフェライトを主としマルテンサイトを含み、鋼板表面のロックウェル硬さの標準偏差により与えられる鋼板の均質性を示す指標となる組織均質性指標が0.4以下となる延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】鋳型内とその下方に亘って連続的な気泡介在物洗浄効果を得ることができる、ブルームの連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】ブルームを、浸漬ノズル内にArガスを吹き込みつつ連続鋳造するに際し、コイル7が巻回されたコア20を有し、鋳型1内の溶鋼に対して旋回流を付与するための第1移動磁場を発生させる、第1移動磁場発生装置5を設ける。コイル10が巻回されたコア21を有し、鋳型1よりも下方の溶鋼に対して旋回流を付与するための第2移動磁場を発生させる、第2移動磁場発生装置12を設ける。前記の第1移動磁場の旋回方向と、前記の第2移動磁場の旋回方向と、は同一の旋回方向とする。前記第1移動磁場発生装置5の上記コア20の下端20dから、前記第2移動磁場発生装置12の上記コア21の上端21uに至るまでの距離A3[m]は、0.3〜0.7とする。 (もっと読む)


【課題】偏析成分が濃化した溶鋼の攪拌による希釈を改善し、長時間の鋳造操業にわたって安定した内部品質を有する鋳片を製造できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】未凝固部を含む鋳片を、連続鋳造機に配置した圧下ロール対を用いて圧下する鋼の連続鋳造方法であって、前記鋳片の未凝固部の溶鋼を攪拌するための電磁攪拌装置を前記圧下ロール対よりも鋳造方向上流側に配置し、前記電磁攪拌装置を用いて、前記未凝固部溶鋼の前記鋳片の幅方向における流動方向を、前記鋳片の幅方向の一方向およびその反対方向に周期的に変化させ、前記未凝固部溶鋼の流動方向変化の1周期において、前記未凝固部溶鋼の前記一方向への流動期間および前記反対方向への流動期間における延べ流動距離Dが、いずれも前記電磁攪拌装置により攪拌される位置における前記鋳片未凝固部の幅Wo以上となるように、前記電磁攪拌装置への電流印加時間を設定する。 (もっと読む)


【課題】電磁コイルを上下動可能に収容する冷却箱の剛性を高くして冷却壁の変形を抑制する連続鋳造用電磁撹拌鋳型を提供する。
【解決手段】前面には溶鋼11に接触する冷却壁12、13が取付けられ、冷却壁12、13を冷却する冷却水を供給する供給室14、15と、使用後の冷却水を排出する排水室16、17と、電磁撹拌装置18が上下方向に移動可能に取付けられる収納室22、23とを備えた冷却箱24、25を有し、しかも、収納室22、23の背面側には電磁撹拌装置18が挿入される開口部20、21が設けられた連続鋳造用電磁撹拌鋳型10であって、電磁撹拌装置18は開口部20、21の縁に設けられたフランジ取付け手段27に電磁撹拌装置18の取付け用フランジ30を介して取付けられ、取付け用フランジ30はフランジ取付け手段27にガイドされながら電磁撹拌装置18と共に上下方向に移動する。 (もっと読む)


凝固の進行した段階における溶融金属の電磁攪拌のための方法及び装置が、開示される。この方法及び装置は、例えば、鋼のビレット及びブルームの連続鋳造の中で使用されることが可能である。少なくとも第一の攪拌機及び第二の攪拌機が、凝固途中の溶融金属の軸の回りに、異なる周波数の第一の回転磁場及び第二の回転磁場を作り出すために設けられる。これらの攪拌機は、それぞれの磁場が重複して、変調された磁場を作り出すように、互いに十分に近接して溶融金属の周りに配置されている。それぞれの攪拌機の磁場は、共通の回転方向または反対の回転方向の何れを有していても良い。これらの磁場により作り出される変調された攪拌は、その中心軸での溶湯の温度が液相線レベルよりも低い領域内で、溶湯のバルクの中に、振動する一次流れ及び二次流れを、従って乱流を、もたらし、少なくとも10%が実質的に凝固した材料が形成される。この攪拌方法により作り出される乱流は、溶湯のバルクの中での結晶組織の形成を崩壊させ、且つ、中央領域の溶質が富化された溶湯をバルク体積と混合し、それに伴い、鋳造製品の凝固組織及び全体的な内部品質の改善をもたらす。 (もっと読む)


【課題】 鋳片幅方向で凝固完了位置に大きな差が生じた場合でも、鋳片幅方向に均一な中心偏析の改善が可能となる、連続鋳造鋳片の製造方法及び連続鋳造機を提供する。
【解決手段】 複数対の圧下ロールからなる軽圧下帯4を備えた連続鋳造機1を用い、鋳片9の厚み中心部の固相率が0.4以下の時点から前記軽圧下帯にて鋳片の圧下を開始して、鋳片に圧下力を付与しながら軽圧下帯の範囲内で凝固完了させて連続鋳造鋳片を製造するに際し、鋳造中に鋳片幅方向の凝固完了位置12を検出し、検出した凝固完了位置の情報に基づき、凝固完了位置が鋳造方向に伸張している部分に対して、前記軽圧下帯に設置した静磁場印加装置14から鋳片厚み方向の静磁場を印加することを特徴とする、鋳片の製造方法及び連続鋳造機。 (もっと読む)


連続鋳造工程で鋳片の凝固組織を制御する手段を提供し、鋳片の凝固組織を微細化して等軸晶率を向上させることにより、後工程の圧下率を低めるだけではなく、品質を向上させてエネルギー節減、生産量の増大、機会損失の予防などの経済的利益を提供する。鋳型の下部に位置したストランドの一部位に超音波印加装置を配置して電源を印加する第1段階と、前記超音波印加装置の入力電流と出力電流との位相をモニタリングし、前記鋳型から抜け出る鋳片の凝固層厚さの変化による超音波のインピーダンス変化をリアルタイムで計測する第2段階と、前記超音波印加装置の入力電流と出力電流との位相差が共鳴条件を満たす既設定の範囲内にあると、前記超音波印加装置で前記ストランドの一部位に超音波を印加する第3段階とを含むことを特徴とする。
(もっと読む)


凝固過程の間、溶融液状の金属(10)の既に凝固してストランドを形成する外側の領域(11)が、少なくとも電磁場の作用を受けることを特徴とする、溶融液状の金属(10)が、特に電磁撹拌工程を受け、特に電磁撹拌の箇所の上流に存在する金属が、磁場の作用を受ける、特にストランド又はストリップの鋳造時に生じる溶融液状の金属(10)の凝固過程を均等化するための方法と、この方法を実施するための装置。
(もっと読む)


【課題】結晶粒を微細化する。電磁石の設置に導電性物質の冷却手段が邪魔にならないようにする。
【解決手段】溶融状態の導電性物質2を撹拌する電磁力を発生させる電磁撹拌装置1であって、電磁力を発生させる電磁石3と、電磁石3に交流電流を供給する電源4と、電磁石3を冷却する液化ガス5と、電磁石3及び液化ガス5を収容する断熱容器6を備え、断熱容器6の導電性物質2に面した断熱壁9は反対側の断熱壁10よりも断熱性能が低く、液化ガス5の冷熱が導電性物質2に伝わるようにする。 (もっと読む)


【課題】低炭フェライト系ステンレス鋼の溶鋼を鋳型に鋳込みさらに凝固するまでの冷却過程にて凝固組織を微細化させ、等軸晶を増加させた低炭フェライト系ステンレス鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶銑を脱炭精錬した後、脱ガス精錬を行ない、さらに脱酸剤を添加して脱酸し、得られた溶鋼を取鍋に収容するまでにBを添加して、C:0.01〜0.07質量%,Si:0.1〜0.4質量%,Mn:0.3〜0.9質量%,P:0.05質量%以下,S:0.01質量%以下,Al:0.01質量%以下,Cr:14〜18質量%,Ni:0.6質量%以下,B:0.003〜0.08質量%およびN:0.01〜0.06質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶鋼を得た後、溶鋼を取鍋に収容しさらに取鍋から鋳型に鋳込んで鋳片または鋼塊とする。 (もっと読む)


【課題】軸方向移動磁界発生コイルのみで軸方向と周方向とを同時に撹拌する流れを形成可能とする。
【解決手段】凝固シェル4に包囲された溶融状態の導電性物質1に対して凝固シェル4の軸方向に磁力線を発生させる軸方向移動磁界発生コイル3を、各リング3a〜3fの軸心Oa〜Ofが凝固シェル4の軸Ovに対して傾斜させると共に各リング3a〜3fの軸心Oa〜Ofが凝固シェル4の周方向並びに軸方向に間隔をあけて順次ずらして配置することにより、凝固シェル4で包囲された溶融状態の導電性物質1に対して軸方向運動と回転運動とが重畳した流れを生じさせて撹拌するようにしている。 (もっと読む)


【課題】複数種類の溶鋼を使用せず、より簡便に表層部と内部との溶質濃度が異なる複層鋳片を連続鋳造する。
【解決手段】表層部と内部の溶質濃度が異なる複層鋳片を連続鋳造する方法である。鋳型2の横断面中心部から両短辺2aに向けて、水平もしくは水平より斜め下向きに、所定成分の溶鋼を注入するのと同時に、この注入位置よりも鋳片引き抜き側の位置から、鉛直下向きに、鉄成分以外の成分を20質量%以上含有した溶融鉄合金を添加する。必要に応じて、鋳型内もしくは鋳型直下のローラエプロン帯において、電磁攪拌を実施する。
【効果】表層と内部の溶質濃度が異なる鋳片を、複数種類の溶鋼を使用することなく、簡便に連続鋳造することができる。 (もっと読む)


【課題】各種金属の溶湯の連続鋳造を行なうにあたって鋳片に等軸晶を安定して生成させる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型から下方に引き抜かれた鋳片が冷却される冷却帯にて鋳片の表面温度が400〜800℃となる領域で、高圧水を噴射するノズル孔と鋳片との距離を350mm以内とし、高圧水のノズル孔における流速を80m/sec以上として、高圧水を鋳片に30秒以上吹き付ける。 (もっと読む)


1 - 20 / 24