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Fターム[4E065EA06]の内容

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Fターム[4E065EA06]に分類される特許

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【課題】高張力鋼板の重ね合わせ抵抗溶接において、初期チリとともに中チリの発生を抑制し、ナゲット径を拡大することができる抵抗溶接方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚の高張力鋼板を含む、少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせて抵抗溶接する方法である。少なくとも2枚の鋼板への通電により3√t以上5√t以下(tは2枚の鋼板のうちの板厚が小さい鋼板の板厚(mm))のナゲット径を有するナゲット3を形成する第1工程と、この第1工程の後に溶接電流を降下する第2工程と、この第2工程の後に第1工程の溶接電流より大きな溶接電流を通電するとともに第1工程における加圧力の110%以上150%以下の加圧力を付与してナゲット3を拡大する第3工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】高張力鋼板の重ね合わせ抵抗溶接において、初期チリとともに中チリの発生を抑制し、ナゲット径を拡大できる抵抗溶接方法および抵抗溶接継手の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚の高張力鋼板を含む少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせて抵抗溶接する際に、重ね合わされた少なくとも2枚の鋼板への通電により3√t以上5√t以下(符号tは少なくとも2枚の鋼板のうちの板厚が小さい鋼板の板厚(mm))のナゲット径を有するナゲットを形成する第1工程と、第1工程の後に溶接電流を降下して第1工程における溶接電流の20%以上90%以下である溶接電流とする第2工程と、第2工程の後に第1工程の溶接電流より大きな溶接電流で通電してナゲットを拡大する第3工程とを経て、抵抗溶接継手を製造する。第2工程の処理時間は1.0サイクル以上15サイクル以下(1.0サイクルは、(1/60)秒または(1/50)秒)である。 (もっと読む)


【課題】インダイレクトスポット溶接の際に、溶融した状態で形成される碁石形のナゲットを安定して得ることができるインダイレクトスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】インダイレクトスポット溶接法において、通電時間を2つの時間帯t1,t2に区分し、最初の時間帯t1では、加圧力F1で加圧しかつ電流値C1で通電したのち、次の時間帯t2では、F1よりも低い加圧力F2で加圧しかつC1よりも高い電流値C2で通電する。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板を含む板組の抵抗スポット溶接において、前記問題を解決し、より短時間の溶接時間でより高い継手強度を達成することの出来る抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】二枚以上の鋼板を重ね合せた板組を、一対の溶接電極で挟持し、加圧しながら電流を流して溶接する抵抗スポット溶接方法であって、少なくとも二つの工程からなり、通電により所定の径のナゲットを形成する本通電工程と、本通電工程と同じ加圧力で挟み込んだまま、1サイクル以上20サイクル以下の休止と、短時間の通電からなる後熱通電工程を有することを特徴とする抵抗スポット溶接方法。 (もっと読む)


【課題】Fe−Mg二元状態図が二相分離型を示し、直接的な接合が冶金的なには困難なマグネシウム合金と鋼との組合せであっても、強固な接合が可能な抵抗スポット溶接によるマグネシウム合金と鋼の異種金属接合方法を提供すること。
【解決手段】抵抗スポット溶接によってマグネシウム合金材と鋼材を接合するに際して、Mgと共晶溶融を生じる亜鉛を含むめっき層1cを第3の材料として備えた亜鉛めっき鋼板1とAl含有するマグネシウム合金材1を使用すると共に、マグネシウム合金材1の板厚tに応じた曲率半径Rの先端曲面を有する電極を用いて通電加熱及び加圧を行うことによって、MgとZnの共晶溶融を生じさせて酸化皮膜2fや不純物などを排出物Wとして接合界面から排出すると共に、Alとの金属間化合物を接合面に生成させ、Al−Mg系やFe−Al系金属間化合物を含む化合物層3を介して両材料1,2を接合する。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接において部分昇温による焼戻し処理等の加熱処理が可能になる、金属材の溶接装置を提供する。
【解決手段】金属材9を一対の電極4,4にて挟み、一対の電極4,4の金属材9に対する位置を同一領域に維持した状態で通電し、金属材9の異なる領域を加熱する金属材の溶接装置1であって、一対の電極4,4に接続され金属材9へ低い第1の周波数の電力を印加して電極の軸断面を金属材に投影した円形内部を加熱して溶接する第1の加熱手段6と、第1の周波数より高い第2の周波数の電力を印加して上記円形に沿ったリング状をなす領域を加熱する第2の加熱手段8と、第1及び第2の加熱手段6,8を、それぞれ、独立して制御する通電制御部10と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接において部分昇温による焼戻し処理等が可能になる、金属材の溶接方法を提供する。
【解決手段】金属材9を一対の電極にて挟み通電して金属材9を加熱する金属材9の溶接方法であって、一対の電極への第1の通電によって金属材9の所定領域9Aを加熱する第1ステップと、金属材を挟む一対の電極の位置を第1ステップと同一位置に維持した状態で、一対の電極への第2の通電によって第1ステップとは異なる領域9Bを加熱する第2ステップと、を、備え、第1ステップと第2ステップとの加熱時間を、それぞれ独立して制御する。 (もっと読む)


【課題】板厚の厚い重ね合わせた2枚以上の厚板の少なくとも一方に薄板を重ね合わせた板厚比の大きな板組みにおいて、板と板の間に板隙があった場合でも、薄板−厚板間に健全な接合部を得るのに有利な抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】重ね合わせた2枚の厚板12、13の上面に板厚の薄い鋼板11を重ね合わせ、さらにその鋼板間に板隙31、32があるような板厚比の大きな板組み(ワーク)10を、一対の電極16、17で挟んで加圧力を加えながら抵抗スポット溶接する場合に、事前工程と本工程を設け、事前工程において、高い加圧力で加圧して、板隙31、32を潰した後、加圧力を低下させ、本工程において、溶接初期に低加圧、短時間、高電流にて溶接を行ない、溶接後期に高加圧力にて溶接を行なう。 (もっと読む)


【課題】普通鋼は勿論のこと、TSが 440 MPa以上の高張力鋼板に適用した場合であっても、健全な溶接部を得ることができる、シリーズスポット溶接法またはインダイレクトスポット溶接法を提供する。
【解決手段】シリーズスポット溶接またはインダイレクトスポット溶接によって高張力鋼板を溶接するに際し、通電時間を4つの時間帯t1-1,t1-2,t1-3,t1-4に分割し、まず最初の時間帯t1-1において電流C1-1を通電したのち、時間帯t1-2では電流C1-1よりも高い電流C1-2を通電し、ついで時間帯t1-3では通電電流をC1-2から段階的または連続的に増大し、その後時間帯t1-4では時間帯t1-3で到達した最高電流C1-3以上の電流C1-4を通電する、という通電方式とする。 (もっと読む)


【課題】通電時間および加圧力を増大させずに、大きなナゲット径を確保できるスポット溶接法を提供すること。
【解決手段】金属板のスポット溶接法であって、金属板表面に形成した凹部に溶接用電極を押し当ててスポット溶接することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780〜1270MPaの高張力鋼板をスポット溶接するに際して、HAZおよび母材鋼板からの亀裂の発生を抑制し、十分な強度を確保することのできる高強度スポット溶接継手を提供する。
【解決手段】本発明の高強度スポット溶接継手は、引張強度が780〜1270MPaの鋼板を溶接母材としてスポット溶接した溶接継手であって、スポット溶接によって形成されるナゲット部の直径をφ(mm)、母材のビッカース硬さをHv0(Hv)、ナゲット部のビッカース硬さをHvn(Hv)、ナゲット端部から母材熱影響部までの距離をa(mm)、母材鋼板の厚さをtとしたとき、これらが下記(1)式の関係を満足するものである。
0.10{(Hvn−Hv0)/Hv02+0.16{(Hvn−Hv0)/Hv0}−0.03<(a・t)1/2/φ<0.10{(Hvn−Hv0)/Hv02+0.16{(Hvn−Hv0)/Hv0}+0.03 …(1) (もっと読む)


【課題】剛性の異なる複数の板材を確実に溶接できる抵抗溶接方法を提供すること。
【解決手段】抵抗溶接方法は、複数の板材21、22、23を重ね合わせて溶接ワーク2とし、この溶接ワーク2を一対の溶接電極31、32で挟んだ状態で、この一対の溶接電極31、32間に通電することで、溶接ワーク2を抵抗溶接する。この抵抗溶接方法では、一対の溶接電極31、32間に通電中、この一対の溶接電極31、32間の電流経路を横断するように磁場を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】従来の、本通電とテンパ通電との組合せからなる単純な2段通電方式のスポット溶接にて形成しうる、引張強度に優れた高張力鋼板スポット溶接継手、および、その溶接継手を有する自動車部品、ならびに、高張力鋼板のスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.30質量%の高張力鋼板同士を重ね合わせてスポット溶接して得られたスポット溶接継手であって、当該溶接継手のナゲット中心から熱影響部を経て母相に至るビッカース硬さ分布曲線が、熱影響部において極大値Hvmaxを有するとともに、この極大値Hvmaxと、この極大値を示す点よりナゲット側での、熱影響部におけるビッカース硬さ(荷重:0.980665N)の最小値Hvminとの差(Hvmax−Hvmin)を、5Hv以上とする。 (もっと読む)


【課題】鋼材とアルミニウム材とをスポット溶接にて接合する際の接合強度を高めるとともに接触腐食を抑制できる異材接合体及びそのスポット溶接方法を提供することを目的とする。
【解決手段】特定板厚の鋼材1とアルミニウム材2とをスポット溶接にて接合した異材接合体3であって、これら接合される鋼材1 とアルミニウム材2 との互いの接合面間に、ZnまたはZn合金皮膜とリン酸塩皮膜との抑制層4 が予め設けられた状態でスポット溶接されており、スポット溶接後の溶接部における最適な厚さの界面反応層の厚さが特定の範囲に制御されて高い接合強度を得るとともに、スポット接合部以外の界面領域に存在する抑制層4 によって高い耐食性を得る。 (もっと読む)


【課題】渦電流による影響を正確に補正して、溶接品質を適正に判断することのできる抵抗溶接監視方法を提供する。
【解決手段】電極チップ5,6間に印加される電流と電極チップ5,6間の電圧とを測定し、その測定結果を用いて被溶接材の抵抗値を算出するとともに、その算出結果に基づいて被溶接材に対する溶接品質を推測する抵抗溶接監視方法であって、測定電圧をV、測定電流をi、短絡状態での電極チップ間抵抗をR、計測と溶接機の回路相互インダクタンスをM、溶接機回路の自己インダクタンスをLとしたとき、通電時に、下記(1)式を用いて、
V=i×R+(L+M)×di/dt ・・・・・・(1)
電極チップ5,6を短絡させた状態での(L+M)とRとの関係式を設定し、溶接時に、MとRとの前記関係式を用いて溶接時の渦電流の影響による測定電圧を補正し、その補正結果に基づいて被溶接材に印加する溶接電圧を算出する。 (もっと読む)


【課題】3枚以上の鋼板を重ね抵抗スポット溶接する際に、溶接時の加圧力が一定であっても、薄鋼板側にも必要な溶け込みが得られ、かつ散りの発生もない重ね抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】板厚が最も薄い鋼板3が最も外側になるように重ね合わせ、加圧力を一定にして、多段通電溶接を行う。その際、板厚が最も薄い鋼板3に形成されるナゲット径dn(mm)と、この最も薄い鋼板3の板厚t(mm)との関係が下記数式(A)を満たすように通電時間T及び電流値Iを設定して通電した後、単相交流式電源の場合は通電時間:1〜5サイクル、休止時間:1〜5サイクルとして、インバータ制御直流電流式の場合は、通電時間:10〜100ミリ秒間、休止時間:10〜100ミリ秒間として、通電及び休止を3回以上繰り返すパルセーション通電を行う。
(もっと読む)


【課題】鋼材とアルミニウム材とをスポット溶接にて接合する際の接合強度を高めるとともに接触腐食を抑制できる異材接合体及びそのスポット溶接方法を提供することを目的とする。
【解決手段】特定板厚の鋼材1とアルミニウム材2とをスポット溶接にて接合した異材接合体3であって、これら接合される鋼材1 とアルミニウム材2 との互いの接合面間に、特定のZnまたはAlの金属皮膜と有機樹脂接着剤の皮膜との抑制層4 が予め設けられた状態でスポット溶接されており、スポット溶接後の溶接部における最適な厚さの界面反応層の厚さが特定の範囲に制御されて高い接合強度を得るとともに、スポット接合部以外の界面領域に存在する抑制層4 によって高い耐食性を得る。 (もっと読む)


【課題】ワークの種類あるいはその組み合わせに依らず溶接部を安定して形成でき、これによりワーク間に高い接合強度を付与する。
【解決手段】第一通電区間において、金属板2、3に電極5がめり込み、かつ金属板2、3間で溶接部が形成されない大きさの電流で金属板2、3を加圧通電する。この状態から、第二通電区間において、第一通電区間における電流値よりも高くかつ金属板2、3間で溶接可能な大きさの電流を流すことにより、金属板2、3間に環状の溶接部11を形成してなる接合体を得る。 (もっと読む)


【課題】 ナゲット核の形成が容易なスポット溶接用電極を提供する。
【解決手段】スポット溶接用電極1は先端面を中心部2とその周辺部3に分け、中心部2については曲率半径R1を例えば40mm以下の凸部とし、周辺部3については曲率半径R2を例えば60mm以上の凸部とし、通電初期の電流密度を高くして容易にナゲット核が形成されるようにし、周辺部3をナゲットに食い込ませることで、ナゲットは径方向に成長する。 (もっと読む)


【課題】3枚以上の鋼板で構成される板厚比の大きい板組み、特に薄い亜鉛めっき鋼板が電極に接触する板組みにて十分なサイズのナゲットを形成できる抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接施工の工程を第1段階と第2段階とに分割し、第1段階を開始するにあたって電極がめっき鋼板に接触するときの加圧力がオーバーシュートしても2.5kNを超えないように制御し、第1段階では低加圧力かつ短時間で抵抗スポット溶接を行ない、第2段階では高加圧力かつ長時間で抵抗スポット溶接を行ない、さらに第1段階の通電開始前におけるめっき鋼板と電極との接触部位の半径d(mm)とめっき鋼板の板厚t(mm)がd<7tを満足する範囲で抵抗スポット溶接を行なう。 (もっと読む)


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