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Fターム[4E082BB02]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 外部特性 (29) | 定電圧特性 (9)

Fターム[4E082BB02]に分類される特許

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【課題】安定した溶滴の成長および安定したアークの発生を実現することができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置100は、電源回路102と、電源制御装置104とを備える。電源制御装置104は、短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、増減を繰返す波形を振幅中心電流に重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、溶接電流の電流設定値に対応して推奨電圧値Vcを算出し、推奨電圧値Vcと溶接電圧の電圧設定値Vrとの電圧差に応じて振幅中心電流Ihcrを増減させる。これにより電圧設定値Vrが変更された場合にもアークが不安定となることが防止される。 (もっと読む)


【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、溶接トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1に所定の周期で増減するとともに次第に振幅が増加する波形を重畳したハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御を行なうように、電源回路を制御する。溶滴の成長に合わせて振幅が増加する波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止しつつ、溶滴の安定な形成と溶滴の成長速度の増加とが可能となる。 (もっと読む)


【課題】グロビュール移行領域の内外で安定した溶接を行なうことができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、炭酸ガスをシールドガスに使用し、短絡状態とアーク状態とを交互に繰り返す炭酸ガスアーク溶接方法によって溶接を行なう。短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路が制御される。ワイヤを送給速度の速度設定値が所定範囲X2外である場合に比べて、速度設定値が所定範囲X2内である場合には、ハイレベルベース電流に重畳する所定の周期で増減する波形の振幅が増加される。これにより短絡移行領域でもグロビュール移行領域でも安定した溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 被加工物の切断作業のとき、手ぶれによって切断トーチを形成するチップに大きな電圧が印加されてチップ等の部品が劣化する。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流値に基づいて前記インバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク加工用電源装置において、前記主制御回路は、出力電流値が予め定めた出力電流基準値以上のとき、最大負荷電圧を予め定めた値に降圧させた最大負荷電圧特性を形成する外部特性制御を行う、ことを特徴とするアーク加工用電源装置である。 (もっと読む)


【課題】炭酸ガスを使用した消耗電極式アーク溶接方法の多層盛溶接方法において、初層盛の溶接にて狙いずれに対する許容度が高く、十分な溶け込みが得られると共に、スパッタの発生も抑制することができる消耗電極式アーク溶接方法を提供する。
【解決手段】初層又は初層から複数層の溶接パスは、定電圧でアーク溶接するので、アークが広がり、溶接線に対する狙い位置のずれの許容度が高いと共に、優れた溶け込みを得ることができる。この場合に、スパッタ発生量が増大するが、初層又はその近傍の深い位置での溶接であるので、溶接作業性には影響しない。一方、その後の最終層までのパスは、パルス電流でアーク溶接するので、スパッタ発生量が低減され、溶接作業性が向上する。 (もっと読む)


【課題】アークの立ち上がり区間で、アーク切れ及びコンタクトチップと溶接ワイヤとの融着を防止し、アークが早期に安定する共に、速やかに適正な溶接ビード形状及び溶け込みが得られる消耗電極式アーク溶接方法を提供する。
【解決手段】炭酸ガスシールドの消耗電極式アーク溶接方法において、アークスタート後、定電圧特性を用いた短絡移行でアーク溶接する第1工程と、その後、溶接電流をグロビュール移行形態の電流範囲(240乃至350A)に高めて、定電圧特性でアーク溶接する第2工程と、その後、溶融プールが形成された状態で、溶接電流をパルス電流に切り替えて、グロビュール移行でアーク溶接する第3工程と、を有し、第2工程及び第3工程では、グロビュール移行域として、本溶接の送給速度でワイヤを送給する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式炭酸ガスパルスアーク溶接において、溶滴の形成及び離脱状態を安定化して、スパッタの少ない高品質溶接を可能とすること。
【解決手段】ピーク電流Ipを通電するピーク期間Tpとベース電流Ibを通電するベース期間Tbとを1パルス周期Tpbとして繰り返して溶接を行う炭酸ガスパルスアーク溶接方法において、ピーク期間Tp中はピーク電流Ipを振幅Ws及び振動周期Tsによって振動させることによって溶接ワイヤの先端に所望サイズの溶滴を形成し、ベース期間Tb中はこの形成された溶滴を短絡移行によって溶融池へと円滑に移行させる。これにより、ピーク期間Tp中に形成された溶滴が、ベース期間Tb中に短絡移行するので、1パルス周期1溶滴移行状態が実現できる。このために、スパッタの少ない溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 中・大電流域の消耗電極アーク溶接において、アーク長を短く設定して溶接を行う場合の溶接安定性を向上させ、スパッタの発生量を削減し、溶接品質を良好にする。
【解決手段】 本発明は、定電圧制御された出力電圧Eをリアクトルを介して溶接ワイヤ・母材間に供給し溶接電流Iwを通電して溶接する消耗電極アーク溶接方法において、前記出力電圧Eを100Hz以上600Hz以下の周波数で周期的に変化させることによって前記溶接電流Iwを20A以上100A以下の電流振幅W内で変化させて溶接する消耗電極アーク溶接方法である。前記出力電圧Eの周期的な変化は、出力電圧の設定信号又は溶接電源の外部特性を変化させることによって行う。また、前記出力電圧Eは、矩形波又は三角波状に周期的に変化させる。 (もっと読む)


【課題】短絡発生時から予め定めた長期短絡判別時間が経過した場合には溶接電流を減少させ、後退送給によってワイヤ先端が母材から離れてアークが再発生するようなアーク状態の場合には短絡期間が非常に長くなる。長期短絡判別時間が経過しない通常の場合の短い短絡期間とは、異なる短絡期間が2つ存在することになる規則的な安定したアーク状態を確保することが難しい。
【解決手段】短絡発生時からアーク発生時までの短絡期間は基本ワイヤ送給速度より低いワイヤ送給速度に減速し、アーク発生時から次の短絡発生時までのアーク期間はワイヤ送給を加速させて前記基本ワイヤ送給速度に戻し、アーク発生時から第1の所定時間は定電流制御で所定ピーク電流を出力するし、アーク発生時から第2の所定時間で定電圧制御による溶接電流を出力した後に定電流制御で所定のベース電流を出力させるものである。 (もっと読む)


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