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Fターム[4G018AA34]の内容

磁性セラミックス (3,358) | 成分 (2,180) | 酸化鉄以外の酸化物を含有するもの (2,118) | 酸化鉛 (32)

Fターム[4G018AA34]に分類される特許

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【課題】 高周波数の環境下において、使用温度等が外気温付近で、高い飽和磁束密度を有するフェライト組成物、および電子部品を提供すること。
【解決手段】 主成分が、酸化鉄と、酸化亜鉛と、酸化マンガンと、から構成され、前記主成分100重量%に対して、副成分として、SiOを60〜250ppm、CaOを360〜1000ppm含有し、さらにPbが10ppm以下、Cdが10ppm以下であるフェライト組成物であって、前記フェライト組成物Tspが−10〜50℃の範囲にあり、前記フェライト組成物のキュリー点Tc、前記酸化鉄の含有量(Xモル%)および前記酸化亜鉛の含有量(Zモル%)が下記式(1)〜(3)を満足することを特徴とするフェライト組成物。
Tc=12.8×(X−(2/3)×Z)−358 …式(1)
62.1≦X≦65.1 …式(2)
293℃≦Tc≦396℃ …式(3) (もっと読む)


【課題】 使用温度あるいは環境温度が冷凍環境(−50〜0℃付近)であって、高周波数かつ低磁場の環境下において、電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立できる電子部品、および該電子部品に好適なフェライト組成物を提供すること。
【解決手段】 主成分が酸化鉄をFe換算で62.8〜65.1モル%、酸化亜鉛をZnO換算で7.8〜11.5モル%を含有し、残部が酸化マンガンで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、酸化珪素をSiO換算で60〜250ppm、酸化カルシウムをCaO換算で360〜1000ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が10ppm以下、Cdの含有量が10ppm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高周波領域において電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立でき、品質係数を改善することができるフェライトコアおよび該フェライトコアが適用された電子部品を提供すること。
【解決手段】 フェライト組成物で構成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成された被覆層と、を有するフェライトコアであって、前記フェライト組成物は、主成分が、酸化鉄をFe換算で52.5〜55.5モル%、酸化亜鉛をZnO換算で8.0〜19.0モル%を含有し、残部が酸化マンガンで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、SiOを50〜300ppm、CaOを110〜1120ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が7ppm以下、Cdの含有量が7ppm以下を含有し前記被覆層の熱膨張係数が、前記コア部の熱膨張係数以下であることを特徴とするフェライトコア。 (もっと読む)


【課題】 環境温度あるいは使用温度が、室温付近もしくは外気温付近から従来の電源用トランスの動作温度以下である25〜59℃の範囲であって、高周波数かつ低磁場の環境下において、電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立できる電子部品、および該電子部品に好適なフェライト組成物を提供すること。
【解決手段】 主成分が酸化鉄をFe換算で52.5〜55.5モル%、酸化亜鉛をZnO換算で6.0〜19.0モル%を含有し、残部が酸化マンガンで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、酸化珪素をSiO換算で50〜300ppm、酸化カルシウムをCaO換算で110〜1120ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が7ppm以下、Cdの含有量が7ppm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 使用温度あるいは環境温度が室温付近あるいは外気温付近、さらに詳しくは0〜50℃の範囲であって、高周波数かつ低磁場の環境下において、電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立できる電子部品、および該電子部品に好適なフェライト組成物を提供すること。
【解決手段】 主成分が酸化鉄をFe換算で63.3〜65.5モル%、酸化亜鉛をZnO換算で11.6〜15.8モル%を含有し、残部が酸化マンガンで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、酸化珪素をSiO換算で60〜250ppm、酸化カルシウムをCaO換算で360〜1000ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が7ppm以下、Cdの含有量が7ppm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低い温度で合成することが可能で、透磁率が高く、かつ、高いQを備えた六方晶フェライト材料を効率よく製造することが可能な六方晶フェライト材料の製造方法を提供する。
【解決手段】Z型フェライトを主相とする六方晶フェライト材料を製造するにあたって、仮焼後にフェライトを構成する主成分原料100重量部に対し、SiO2および/またはBi23を0.1〜1.0重量部配合して調製した配合原料を,所定の条件で仮焼し、得られた仮焼物を、比表面積が10〜25m2/gになるように粉砕した粉砕物を所定の形状に成形した成形体を焼成して六方晶フェライト材料の焼結体を得る。
仮焼物にSiO2を0.1〜1.0重量部配合した後、粉砕工程に供する。
仮焼物におけるZ型結晶相の生成率を50%以上にする。
焼結体におけるZ型結晶相の生成率を90%以上にする。 (もっと読む)


【課題】1GHz以上の高周波帯域における優れた電波吸収性能を、従来より薄いシート厚で実現し得る電波吸収体用磁性粉体を提供する。
【解決手段】下記A成分、下記M成分およびFeと、酸素で構成され、M成分とFeのモル比を、M成分:Fe=x:24とするとき、1.2≦x≦2.5が成立する組成のZ型六方晶フェライトの粉体であって、当該粉体を構成する前記Z型六方晶フェライト粒子の平均アスペクト比が4以上である電波吸収体用磁性粉体。ただし、A成分はアルカリ土類金属元素およびPbの1種以上、M成分は2価のFeを除く金属元素の1種以上からなる。 (もっと読む)


【課題】添加する副成分を最適化することにより磁気特性を向上したW型を主相とするフェライト磁性材料を提供する。
【解決手段】六方晶W型フェライトが主相をなし、Ga成分をGa換算で15wt%以下(ただし0を含まず)含有するようにした。このフェライト磁性材料は、組成式AFe2+Fe3+27(ただし、AはSr,Ba及びPbから選択される少なくとも1種の元素、1.5≦a≦2.1、12.9≦b≦16.3)で表される組成物を主成分とすることができる。または、組成式AZnFe27(ただし、AはSr,Ba及びPbから選択される少なくとも1種の元素、1.1≦c≦2.1、13≦d≦17)で表される組成物を主成分とすることができる。
【選択図】図
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【課題】M型フェライト磁石が本来有する高い磁気特性を得るために、異相の生成を抑えることのできるフェライト焼結磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】M型フェライトを主相とする焼結磁石の製造方法であって、粒径が1.5mm以下の顆粒状の原料混合物を仮焼きする工程と、仮焼きにより得られた仮焼き材を粉砕する工程と、粉砕により得られた粉砕粉末を磁場中成形する工程と、磁場中成形で得られた成形体を焼成する工程と、を備えることを特徴とする。粒径が1.5mm以下の顆粒状の原料混合物を仮焼きして得られる仮焼き材は、異相の生成を抑えることにより、磁化M(480℃/50℃)を0.006以下と低くできる。
磁化M(480℃/50℃):M(480℃)/M(50℃)
(50℃):50℃における磁化(emu)、M(480℃):480℃における磁化(emu) (もっと読む)


【課題】高い残留磁束密度と高い保磁力とを有するフェライト磁石を製造する際に、焼成雰囲気中の酸素分圧の変動による磁気特性の変動を抑制する。
【解決手段】原料粉末の成形体を焼成して焼結磁石を得る焼成工程を有し、この焼成工程における雰囲気中の酸素分圧が空気中の酸素分圧よりも低く、前記焼結磁石が、Fe、元素A(Aは、Sr、Ba、CaおよびPbから選択される少なくとも1種)、元素R(Rは、希土類元素(Yを含む)およびBiから選択される少なくとも1種)、元素M(Mは、Co、Mn、NiおよびZnから選択される少なくとも1種)および元素M(Mは、Ti、V、Ge、Zr、Nb、Mo、Sn、TaおよびWから選択される少なくとも1種)を含有し、六方晶フェライトを主相として有するものであるフェライト磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高速で乾式成形を行うことによる高い生産性を維持しつつ、製品歩留まりを向上させる。
【解決手段】A、La、Fe及びCoを主成分とする六方晶M型フェライトを含むフェライト焼結磁石の製造方法であって、AはSr、Ba及びPbから選択される少なくとも1種の元素であり、六方晶M型フェライトの原料粉末のうち、Aの総量の全部または一部、Feの総量の全部または一部、およびLaの総量の75重量%以上を含む原料組成物を所定温度で加熱保持して仮焼体を得る工程aと、工程aで得られた仮焼体を粉砕する工程bと、工程bで得られた粉砕粉末に、Coの総量の全部、およびLaの残部を添加し、磁場中で乾式成形する工程cと、工程cで得られた成形体を所定温度で焼成して六方晶M型フェライトを磁性相とする焼結磁石を得る工程dとを備え、工程cでは1分あたり50個以上の速度で成形する。 (もっと読む)


【課題】コストの低い乾式成形法により製造され、La−Co含有M型フェライトの磁気特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】元素AはSr、Ba及びPbから選択される少なくとも1種、元素Rは希土類元素及びBiから選択される少なくとも1種で、Laを必ず含み、元素MはCo、Mn、Mg、Ni、Cu及びZnから選択される少なくとも1種で、Coを必ず含み、金属元素総計の構成比率が、組成式:A1−x(Fe12−y、0<x≦0.30、0<y<0.18、1.01≦z≦1.08、0<yz<0.18で示され、六方晶M型フェライトの原料粉末の全部又は一部と、Si成分の総量の10〜80%を含む原料組成物を所定温度で加熱保持して仮焼体を作製し、得られた仮焼体を粉砕し、粉砕粉を乾式にて成形し、成形体を焼成するフェライト磁性材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】乾式成形によるLa−Co含有M型フェライトの磁気特性を向上する。
【解決手段】六方晶構造を有するフェライトを主相とし、かつ主相はA、La、Pr、Fe及びCoを含むフェライト磁性材料を製造する方法において、フェライト磁性材料の原料の全部または一部を含む原料組成物を所定温度で加熱保持して仮焼体を得る工程と、仮焼体を粉砕して成形用組成物を得る工程と、成形用組成物を磁場中で乾式成形して成形体を得る工程と、成形体を焼成して焼結体を得る工程と、を備え、仮焼体を得る工程の後であって、かつ成形体を得る工程の前に、Prに関する原料を、その総量の40%以上添加する。 (もっと読む)


【課題】1GHz以上の高周波帯域における優れた電波吸収性能を、従来より薄いシート厚で実現し得る電波吸収体用磁性粉体を提供する。
【解決手段】下記A成分、下記M成分およびFeと、酸素で構成され、M成分とFeのモル比を、M成分:Fe=x:24とするとき、1.2≦x≦2.5が成立する組成のZ型六方晶フェライトの粉体であって、当該粉体を構成する前記Z型六方晶フェライト粒子の平均アスペクト比が4以上である電波吸収体用磁性粉体。ただし、A成分はアルカリ土類金属元素およびPbの1種以上、M成分は2価のFeを除く金属元素の1種以上からなる。このような平均アスペクト比の大きいZ型六方晶フェライト粉体は、フラックス機能を有する金属塩化物を原料に配合すること、および焼成後の粉砕工程をハンマーミルによる衝撃粉砕あるいはさらに湿式粉砕で行うことによって実現できる。 (もっと読む)


【課題】 湿式成形に比べて成形速度が速い乾式成形において、配向性を劣化させることなく高強度の成形体が得られる酸化物磁性体の製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化物磁性体粒子とバインダーとを含む原料混合物を磁場中で乾式成形して成形体を得る乾式成形工程を有する酸化物磁性体の製造方法において、磁場中での成形操作前に、アダマンタン系化合物からなるバインダーを粉体に添加するように構成する。 (もっと読む)


【課題】4500G近傍の残留磁束密度(Br)を有しながら、5000Oeを超える保磁力(HcJ)を得る。
【解決手段】六方晶構造を有するフェライトを主相とし、Sr、Ba、CaおよびPbから選択される少なくとも1種の元素であって、Srを必ず含むものをAとし、希土類元素(Yを含む)およびBiから選択される少なくとも1種の元素であってLaを必ず含むものをRとし、CoであるかCoおよびZnをMとしたとき、A、R、FeおよびMそれぞれの金属元素の総計の構成比率が、全金属元素量に対し、A:3〜11原子%、R:0.2〜6原子%、Fe:83〜94原子%、M:0.3〜4原子%である組成を有し、結晶粒子径が1.1μm以下の結晶粒子の数の比率が95%以上の焼結体からなる。 (もっと読む)


【課題】 保磁力の向上を前提として、W型フェライト磁石の残留磁束密度を向上することを目的とする。
【解決手段】 Li、Na、K及びRbの1種又は2種以上が炭酸塩換算で0.01〜0.9wt%添加されている原料組成物から仮焼き物を得る仮焼き工程と、仮焼き物を粉砕して成形用組成物を得る粉砕工程と、成形用組成物を成形する成形工程と、成形工程で得られた成形体を焼成して焼結体を得る焼成工程と、を備えることを特徴とするW型フェライト磁石の製造方法。原料組成物にKが炭酸塩換算で0.05〜0.5wt%添加されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 安定して高い保磁力を備えたW型フェライト磁石を提供する。
【解決手段】 結晶粒子径が0.8μm以下の結晶粒子の数の比率が55%以上の焼結体からなることを特徴とするW型フェライト磁石。このW型フェライト磁石は、結晶粒子径が1.6μm以上の結晶粒子の数の比率が5%以下であること、さらに平均結晶粒子径が0.85μm以下であることが好ましい。このW型フェライト磁石は、A(Sr、Ba及びPbから選択される少なくとも1種の元素)及びFeそれぞれの金属元素の総計の構成比率をAFe2+aFe3+bの式で表したとき、1.1≦a≦2.4、12.3≦b≦16.1である主成分を有する酸化物からなることが好ましい。 (もっと読む)


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