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Fターム[4G021HA05]の内容

Fターム[4G021HA05]に分類される特許

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【課題】 チャンバを用いることなく、耐熱封止部材の劣化を抑制することが可能な光ファイバ線引炉及び光ファイバの線引方法を提供するものである。
【解決手段】 本発明に係る光ファイバ線引炉10は、炉心13内を不活性ガスG1でパージしつつ、炉心13内で加熱溶融させた光ファイバ母材Pを線引きするものであって、 光ファイバ母材Pが挿入される線引炉本体の上部開口端に設けられ、線引炉本体と光ファイバ母材Pの隙間を塞ぐ円環状の耐熱封止部材41と、
その耐熱封止部材41を取り囲んで、かつ、覆って設けられ、光ファイバ母材Pを通すための挿通穴34cを有する上部隔壁34と、
その上部隔壁34の内部空間である小室35内に酸化防止ガスG2を供給する酸化防止ガス供給手段と、
を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 目標線速に短時間で安定に到達させることができる光ファイバの線引方法を提供する。
【解決手段】 光ファイバ母材を加熱炉に供給して、前記光ファイバ母材の供給速度Vf(t)を制御しながら光ファイバの線引を行う。第1の減算器31は、実際線速v(t)と、一定時間dt前の実際線速v(t-dt)とを入力し、これらの差を求め、実際線速変化量Δvdtを求める。第2の減算器32では、実際線速変化量Δvdtと線速変化量の目標値Δvdtaとの差を求める。この差(Δvdta−Δvdt)と制御ゲインGとを乗算器33に入力し、ΔVf1を求める。制御ゲインGは、線速変化量の目標値Δvdtaと実際線速変化量Δvdtとの差の絶対値に基づいて設定する。加算器34は、光ファイバ母材12の設定供給速度VfsetにΔVf1を加算し、その結果を光ファイバ母材12の供給速度Vf(t)として出力する。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ線引装置稼働中に,時々刻々変化する実線引速度に応じて,該光ファイバ線引装置の運転条件に関する運転パラメータ(目標線引速度の変化量,目標母材送り速度,変化量比例ゲイン,変化量積分ゲイン,演算周期,線引炉温度,コーティング樹脂の圧力,冷却ヘリウムガス流量等)を,実線引速度の変化に追従させて段階的に変化させる光ファイバ線引装置,及びその制御プログラムを提供する。
【解決手段】光ファイバ線引装置の稼働開始直後(つまり実線引速度が0mm/min)から,目標線引速度に至るまでの時間における,回転速度から演算される実線引速度に対応する運転パラメータを,実線引速度に対応して段階的に運転パラメータ記憶部23に記憶される運転パラメータから,該当する運転パラメータを抽出して光ファイバ線引装置に適用させる。 (もっと読む)


【課題】 光ファイバ線引装置の非定常運転状態(過渡状況)における立上条長(或いは増速時間)を抑えつつ,ハンチングやオーバーシュート等が生じない安定な線引き制御を可能とすること。
【解決手段】 加熱溶融する線引炉に母材を送り出しつつ,その母材からの溶出材を線引きすることにより光ファイバを線引製造する光ファイバ線引装置であって,線引速度の変化に応じた段階的な線引速度の変化量設定値P1〜P8を記憶し,実際の線引速度vの変化に応じて連続的に変化する線引速度の目標変化量ΔVdt_targetを,線引速度の変化量設定値P1〜P8を用いた線形補間計算により求め,線引速度の目標変化量ΔVdt_targetと実際の線引速度変化量との差に基づいて母材の送り速度を調節する。 (もっと読む)


【課題】 線引き炉内における気流の乱れを抑制し、外径変動が極力抑えられた高品質な光ファイバを製造する。
【解決手段】 本発明の光ファイバの製造方法は、炉体14内に設けられた筒状の炉心管12内の線引き室17に光ファイバ母材18を配置し、炉体14と炉心管12との間の炉心管外空間32bに設置したヒータ16により光ファイバ母材18を加熱溶融させて線引きする。その際、炉心管外空間32bへ窒素ガスを供給するとともに、線引き炉11の周辺の圧力である加工室の圧力Prと炉心管外空間32bの圧力P1との差圧を略一定に維持し、炉心管外空間32bから線引き室17内へ流入する不活性ガスの流量Qを略一定にする。 (もっと読む)


【課題】 光ファイバ内にレーリー散乱が生じることを抑制し、伝送特性が劣化することを抑制する光ファイバ素線の製造方法および光ファイバ素線の製造装置を提供する。
【解決手段】 光ファイバ母材11を溶融紡糸して光ファイバ裸線13を形成する紡糸工程において、光ファイバ母材11の溶融変形部における引張張力が10MPa以上となる位置から、光ファイバ裸線13の外径が125μmになる位置までの区間で、光ファイバ母材11の溶融変形部をなすガラスが外径125μmの光ファイバ裸線13になるまでの時間を0.1秒以上とする。また、光ファイバ母材11の溶融変形部における引張張力が10MPa以上となる位置から、光ファイバ裸線13の外径が125μmになる位置までの区間で、光ファイバ母材11の溶融変形部および/または光ファイバ裸線13を3000℃/sec以下の冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】設備費用を増大させることなく且つ簡便に、ファイバ径のばらつきが少ない、偏波保持ファイバを製造することができる偏波保持ファイバの線引方法及び線引装置を提供する。詳しくは、偏波保持ファイバが線引時に0.1回/m以上捻られないようにすることにより、光ファイバ外径測定器により測定されるファイバ径変動幅が小さい偏波保持ファイバの線引方法及び線引装置を提供する。
【解決手段】偏波保持ファイバを線引する、直径500mm以上のキャプスタンを有する偏波保持ファイバの線引装置を用い、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を調節し、前記接触長を375mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引方法。 (もっと読む)


【課題】 プリフォームを直接把持することにより、ダミーガラスの融着工程を排除することができ、これにより、プリフォームにかかる熱負荷を軽減してプリフォームの結晶化を防止し、さらに、作業工数を削減すると共にダミーガラスに要する余分なガラスを削減してコストダウンを図ることができる光ファイバの線引方法および線引装置を提供する。
【解決手段】 把持機構20により一端部を把持されたプリフォーム11を他端部から線引炉12に送り込んで軟化し、光ファイバを線引する光ファイバの線引方法であって、プリフォーム11の端部を把持する把持機構20の把持部21に、線引炉12の熱に直接にさらされない領域に設けられたバネ部材22のバネ力を付勢して、常時一定の把持力でプリフォーム11を把持する。 (もっと読む)


【課題】 伝播ロスが小さく、機械的強度の高い光ファイバを製造することができる光ファイバ製造方法を提供する。
【解決手段】 結晶化温度Txが1000℃以下のプリフォーム11を線引炉12に送り込んで軟化させて光ファイバ13を線引きする光ファイバの製造方法であって、線引炉12のピーク温度がTx+55℃以下であり、線引炉12内でのピーク温度との差が30℃以内の温度領域におけるプリフォーム11の滞在時間が、15分以下である。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、スプライス損失及び減衰率が低い非零分散シフト型光ファイバを製造する方法及びこの方法により製造された光ファイバに関する。引抜き張力の減少に伴いスプライス損失が減少することが観察される。光ファイバは、3つのセグメントと、内側クラッディングセグメントとを有するコア領域を備えており、該セグメントの各々は、下付き文字/が特定の値を示すとして、最大屈折率%の差である、Δデルタ%、i=0ないし3を有し、コアセグメントはΔデルタ%>Δデルタ%>Δデルタ%≧0及びΔデルタ%>Δデルタ%≧0となるように選ばれる。低スプライス損失を示す光ファイバは、150g以下、好ましくは100g以下の張力にて引き抜いた。
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【課題】光軸方向に延びるファイバ孔を有する光ファイバを、良品の製造歩留まりよく製造する方法を提供する。
【解決手段】長手方向に延びるファイバ母材孔21を有する光ファイバ母材20のファイバ母材孔21を加圧しながら、線引炉30Cにおいて光ファイバ母材20を加熱・軟化し線引きして、ファイバ母材孔21に対応するファイバ孔12を有する光ファイバ10を製造する。この際、光ファイバ10の光軸方向Lに直交する断面14におけるファイバ孔の大きさを所望の大きさにするための目標圧力P1より高い初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧しながら光ファイバ母材20を線引きをした後に、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧しながら光ファイバ母材20を線引きする。その結果、所望の大きさのファイバ孔を有する光ファイバを得るまでの時間を短くなり良品取り可能な光ファイバの量が増加するため、良品の製造歩留まりが向上する。 (もっと読む)


【課題】 異径の空孔を有する光ファイバでも所望の特性を得ながら歩留まりよく、容易に作製することができる光ファイバの製造方法の提供。
【解決手段】 コアの周囲のクラッドに2層以上の空孔を有する光ファイバの製造方法であって、空孔を形成した光ファイバ母材を線引きする際に、その空孔を2つ以上の圧力で制御しながら線引きすることを特徴とする光ファイバの製造方法。 (もっと読む)


【課題】良品の製造歩留りが優れた光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】ファイバ母材孔22を加圧しながら線引炉33で光ファイバ母材20を線引きして、所望の大きさのファイバ孔12を有する光ファイバ10を製造する際、光ファイバのファイバ外径をD、母材の外径をD、母材の長手方向に直交する断面でファイバ母材孔以外の領域が占める割合をR、光ファイバの光軸方向に直交する断面でファイバ孔以外の領域が占める割合をR、母材の送り速度をUで表したとき、線引時の光ファイバの線速Zが目標線速W:「W=(R/R)×(D/D×U」より速い場合はファイバ母材孔に加える圧力を下げ、線速Zが目標線速Wより遅い場合はファイバ母材孔に加える圧力を上げながら、線速Zが目標線速Wに一致するように母材を線引きする。この場合、オンラインでファイバ孔の大きさが調整されるので、良品の製造歩留まりが向上する。 (もっと読む)


【課題】重水素処理に伴う波長1400nm付近の損失増加が少ない光ファイバを提供するとともに、このような損失増加を生じる光ファイバか否かを判断するための評価方法およびそのような損失増加の少ない光ファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明による光ファイバは、少なくともゲルマニウムが添加された石英系ガラスからなるコアと、それを取り囲む石英系ガラスからなるクラッドとからなり、水素または重水素を含有する雰囲気中に該光ファイバを暴露してファイバ内に水素分子または重水素分子を拡散させ、その後該光ファイバのガラス領域の外周を外径約50μmになるまで研削し、該ガラス領域を電子スピン共鳴法で測定したときの、PORの電子スピン密度が1×1013spins/g以下である。 (もっと読む)


光ファイバー製造法が第一一次軸(x1)と外面(111)を有する一次光ファイバープリフォーム(11)を第二一次軸(x2)と内面(120)を有するオーバークラッド管(12)に挿入し、その結果該外面と内面が内部空間(15)を規定し、互いに十分に整合した該第一一次軸x1と第二一次軸(x1とx2)によりオーバークラッド管(12)内の中心位置に挿入した一次プリフォーム(11)を保持し、閉鎖部(125)によりオーバークラッド管(12)下端の限られた内部空間(15)にオーバークラッド粒子を供給し、一次光ファイバープリフォーム(11)とオーバークラッド管(12)を適所に保持する接合部(3)により、オーバークラッド管(12)上端の限られた内部空間(15)内に減圧条件を発生し、一次プリフォーム(11)、オーバークラッド管(12)及びオーバークラッド粒子(13)からなる未処理二次プリフォーム(1)下端を加熱して軟化状態にし、それから同時に又は逐次光ファイバーを線引きするステップからなる製造法。 (もっと読む)


合成石英ガラスより成る光学素子を製造するための公知の方法においては、外側のジャケットチューブ(4)と、内孔を有する内側のジャケットチューブ(3)と、前記内孔内で下端部が支持部に載っているコアロッド(1)とから成る構成部材を、垂直方向で整列させて加熱ゾーンに供給し、ゾーン毎に軟化させ、石英ガラス素子に伸張させるようになっている。このような方法から出発して、高品質の光学素子を同品質で大量に製造できる簡単で安価な方法を提供するために、本発明によれば、前記支持部を、内側のジャケットチューブの内孔の狭窄部(6)として構成するようにした。
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光ファイバの処理方法であって、光ファイバを収容した空間内を減圧雰囲気とする第一工程と、前記空間内に重水素含有ガスを導入して前記光ファイバを前記重水素含有ガスに曝す第二工程とを少なくとも具備する。 (もっと読む)


本発明は微細構造光ファイバーの設計および製造に関する。本発明は、たとえば内視鏡、イア・インプラントおよびチップ対チップ相互連結部材のような撮像目的とする微細構造光ファイバーの製造における特定アプリケーションを有している。本発明の第1の態様は、プリフォームから微細構造光ファイバーを生成する方法を提供し、前記方法が前記プリフォーム内の所定ロケーションで比較的大きい屈折率のゾーンを形成する工程において、前記ゾーンが比較的小さい屈折率の材料によって実質的に取り巻かれて光ガイド・コアのアレイを形成する工程と、続いて前記プリフォームを引き上げ一本の前記微細構造光ファイバーを形成する工程とを含む。本発明の第2の態様は、プリフォームから微細構造光ファイバーを生成する方法を提供し、前記方法が前記プリフォーム内の所定ロケーションで比較的小さい屈折率のチャネルを形成する工程において、前記チャネルが光ガイド・コアを画定するように作用する工程と、続いて前記プリフォームを引き上げ一本の前記微細構造光ファイバーを形成する工程とを含む。
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【課題】 断面における各部の形状の比円率が小さい光ファイバ母材を製造する方法を提供する。
【解決手段】 GeO2が添加されたコア部30を作製し、このコア部30の周囲に実質的に純シリカガラスからなるサポート部30Aを形成し、このサポート部30Aの周囲にF元素が添加された第1クラッド部31を形成して、これをロッド40とする。外側クラッド部39となるべき外側クラッドパイプ39Aにロッド40を挿入して、ロッド40および外側クラッドパイプ39Aを加熱一体化して延伸し、外側クラッドパイプ39Aを外側クラッド部39とする。さらに外側クラッド部39の周囲にジャケット付けすることで、光ファイバ母材を製造する。 (もっと読む)


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