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Fターム[4G021HA05]の内容

Fターム[4G021HA05]に分類される特許

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【課題】線引き直後の光ファイバの径方向の位置を効果的に移動制御することが可能な光ファイバ線引き方法とそのための線引き装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材5を加熱溶融させて光ファイバ7を線引きする光ファイバ線引き方法であって、ファイバ位置検出装置により光ファイバの径方向位置を検出し、線引き直後の光ファイバ7を強制冷却する冷却装置4の前段に設置したファイバ位置制御装置11により、光ファイバに径方向外側から気体を吹き付けることにより光ファイバの径方向位置を所定の位置に制御する。なお、前記の気体の吹き付けは、光ファイバの外周円上の6箇所以上の気体噴射口からファイバに向けて行なうことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ファイバ強度の低下を減少させ、断線を防止できる光ファイバの製造方法を得る。
【解決手段】線引炉21の外に導出されるガラスファイバ13を徐冷するクリーンエアチャンバー23と、強制冷却する強制冷却チャンバー25と、を順次に設け、クリーンエアチャンバー23および強制冷却チャンバー25の内部のクリーン度をオンラインでモニターし、クリーンエアチャンバー23および強制冷却チャンバー25の内部で直径0.5μm以上のダスト量が、一立方メートル当たり十個以下となるように、また同時に、両チャンバー23,25の内圧をモニターし、強制冷却チャンバー25の内圧がクリーンエアチャンバー23よりも高く且つ両チャンバー23,25の内圧がチャンバー外部29に対し陽圧となるように、両チャンバー23,25に供給するクリーンエア31とドライエア33の風量を調整する。 (もっと読む)


【課題】フォトダークニングが抑制された希土類元素添加光ファイバおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】石英管1の内面にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子層3を形成し、該ガラス微粒子層を加熱してガラス層6とし、コラプスしてコア母材とする。このとき、〔コラプス後のコア母材におけるコア中の希土類元素の濃度が、少なくともコアの胴体外周面とコアの中心との間の位置で最大値となっており、そこからコア中心に向かうに従って下降し、コア中心において下降の最下点となっており、濃度の最大値に対するコア中心の濃度の割合が、5%〜95%であること〕を満たすように、ガラス微粒子層3中への希土類元素の添加を行うか、または、ガラス微粒子層を形成した後に、塩素ガスを反応管内に導入して希土類元素の削減を行うか、または、これらの両方の処理を行う。 (もっと読む)


【課題】加熱炉内への外気の侵入と、加熱炉内における局所的なガスの流れの大きな変動とを抑制できる光ファイバ素線の製造装置及び製造方法の提供。
【解決手段】不活性ガスでシールされた加熱炉の開口部10a上に、光ファイバ母材9が挿通された状態で加熱炉内100への外気の侵入を抑制するシール装置11を設け、シール装置11は、光ファイバ母材9の外周面に接触しつつ、光ファイバ母材9の長手方向に沿って、第一の区画110a〜第三の区画110cの三つの区画に区分する第一のシール部材111、第二のシール部材112及び第三のシール部材113を備え、加熱炉内100と第三の区画110cとに不活性ガスを供給すると共に、これら不活性ガスの流量の総和を略一定に制御し、第一の区画110aから第三の区画110cまで、縮小部位9bが同時に跨らないように、光ファイバ母材9をその長手方向に移動させながら溶融線引きする。 (もっと読む)


【課題】適切に線速の制御を行なうことができる光ファイバの線引き方法を提供する。
【解決手段】ガラスからなる光ファイバ母材1の一端を加熱溶融し、該一端からガラス光ファイバ3を線引きする方法であって、線引きしたガラス光ファイバの総体積を測定し、該測定した総体積をもとに、ガラス光ファイバ3の線速を変更する制御を行なう。好ましくは、前記ガラス光ファイバ3を第一線速にて線引きする第一線引き工程と、前記測定した総体積が所定値に達したときに、前記ガラス光ファイバ3の線速を、前記第一線速から第二線速まで加速する第二線引き工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、光ファイバの基材の外側表面に堆積された粉体の層にプラズマ溶融法を適用する微細構造のファイバプリフォームを製造する方法を提供する。
【解決手段】堆積層が完全に高密度化することを防止することによって層内に泡の形成を生じる条件の下に基材の上に堆積された粉体層のプラズマによる溶融を行なう。工程の温度を堆積層が高密度化する温度以下に保持し、粉体の溶融、および供給を体系的に制御することにより、粉体粒子が基材上に部分的に高密度化し、プリフォームの限られた領域内にかなり狭い(かつ制御可能な)直径範囲の泡を生成する。プリフォームからファイバを線引きするときに、泡が延びてガス列になり、所望の微細構造構成を形成する。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ母材の上部空間をほぼ一定に維持し、不活性ガスを光ファイバ母材の上方から供給でき、安定したガスの流れで光ファイバ線径に変動がなく、準備作業も容易に行える光ファイバ線引き方法と線引き装置を提供する。
【解決手段】ヒータ5と、炉心管4と、炉心管の上端部に連結する筒管20からなる線引き炉の内部に、ダミー棒2と接続して吊下げ支持した光ファイバ母材1を降下するように配置し、光ファイバ母材1を加熱溶融して光ファイバ1aを引出すもので、ダミー棒2の外側に、光ファイバ母材の上部に連なるように、光ファイバ母材1の外径に対し「+10〜−20mm」の外径を有する石英パイプ22を配して、該石英パイプをダミー棒2および光ファイバ母材1と共に降下させる。 (もっと読む)


【課題】短時間にかつ円滑に定常線引を開始し、生産性を向上させることができる光ファイバの線引方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材12を加熱炉13により加熱して軟化した部分を線引して、光ファイバ14を製造する光ファイバ14の線引方法であって、光ファイバ母材12の線引開始端12a側の形状によって、加熱炉13の加熱温度または加熱炉13に対する光ファイバ母材12の初期位置の少なくとも何れか一方を変更する。 (もっと読む)


【課題】外径変動を抑制して高品質な光ファイバを得ることができるとともに、不活性ガスの使用量を低減することによりコスト削減を図ることができる光ファイバの線引方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ線引炉10は、光ファイバ母材1を上下に昇降自在に収容した線引炉11と、線引炉11内をダミー棒26に沿って移動可能な複数の仕切板12〜16と、光ファイバ母材1を加熱するヒータ17と、線引炉11内に不活性ガスを供給するガス供給手段18と、線引炉11の炉内圧を測定する炉内圧測定器20を備えている。そして、炉内圧測定器20の測定値に応じて線引炉11内の圧力を一定に保つように、仕切板12〜16によって仕切られることによる線引炉11内の容積の減少に従い、ガス供給手段18による不活性ガスの供給量を制御手段21によって徐々に減少させる。 (もっと読む)


【課題】シール部材の孔の内面と光ファイバ母材との隙間のシール部材を提供する。
【解決手段】連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第1溝31および第2溝36に沿って螺旋状に流れる。よって、隙間22を孔21の周方向全体に渡ってシールできる。また、連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第1溝31に沿って上方へ向かって流れる。そして、隙間22の上端から上方へ排出される(流れ22f)。よって、この隙間22から線引炉本体の内部に空気が流入するのを抑制できる。したがって、この溝30がない場合に比べ、この隙間22をよりシールできる。また、連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第2溝36に沿って下方へ向かって流れる。そして、隙間22の下端から下方へ流出する(流れ22g)。したがって、この溝30がない場合に比べ、線引炉本体の内部に不活性ガスをより供給できる。 (もっと読む)


【課題】容易にかつ短時間で定常線引きに移行し、歩留りを向上させることが可能な光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材Gを加熱して軟化させて線引きしたガラスファイバG1に樹脂を被覆して引き取る光ファイバG2の製造方法であって、製品取りできる定常線引き時における目標張力Faを設定し、前記定常線引きに至るまでの間、式「Fa=Va/Vb(Fb+k(Da−Db))」(但し、Va:目標線速、Vb:実測線速、Fb:実測張力、k:係数、Da:目標被覆径、Db:実測被覆径)を満たすように、光ファイバ母材Gの加熱温度Tを調整することにより実測張力Fbを調整する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、光ファイバの製造方法に関する。さらに詳しくは、コアとクラッドを有する光ファイバ用母材を加熱するとともに長手方向に線引きして光ファイバを製造する方法に関する。
【解決手段】コアとクラッドを有する光ファイバ用母材を加熱するとともに長手方向に線引きして光ファイバを製造する方法において、長手方向に連続して均一な外径の棒状のコアと、当該コアの周囲に形成されるクラッドと、当該クラッドの周囲に形成され、長手方向に連続して均一な外径の第1の被覆部、及び前記クラッドの周囲に形成され、長手方向に連続して均一な外径の、前記第1の被覆部より外径の大きい第2の被覆部からなる被覆部と、を備えた光ファイバ用母材を、外径が長手方向に均一になるように線引きする。 (もっと読む)


【課題】屈折率プロファイル中に純石英の屈折率よりも低い部分を有する光ファイバ(光ファイバ裸線)について、該光ファイバに側方入射した平行光線の前方散乱光の観測によって、気泡の混入等の内部欠陥の検出を可能とする技術の提供。
【解決手段】線引き後、未コーティングの光ファイバ裸線31に側方から平行光線11を連続入射するとともにその前方散乱光13を連続的に受光し、前記前方散乱光13の受光強度の時間的変動から前記光ファイバ裸線31の異常判定を行う光ファイバの異常部検出装置10、該異常部検出装置10を具備してなる光ファイバ製造装置、光ファイバの異常部検出方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 伝搬される光の損失が小さい光ファイバ素線の製造を実現できる光ファイバ素線の製造方法及び光ファイバ素線製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 光ファイバ素線10の製造方法は、光ファイバ母材1から溶融ガラス11を線引きする線引工程と、冷却装置30により、溶融ガラス11を冷却固化することで光ファイバ12とする冷却工程と、被覆装置40により、光ファイバ12に樹脂を塗布し、塗布した樹脂を硬化することで、光ファイバ12を樹脂層により被覆して光ファイバ素線10とする被覆工程と、を備える光ファイバの製造方法であって、線引工程における溶融ガラス11、及び、被覆工程における光ファイバ12の振動周波数が10Hz以上200Hz以下とされていることを特徴とするものである。 (もっと読む)


合成石英ガラスからのファイバ製造の際に使用するための寸法的に正確な半製品を製造する公知方法の場合、石英ガラスの内側シリンダの外壁上に煤状SiO2層が施こされ、この煤状SiO2層は、燒結処理に掛けられ、この場合燒結帯域は、外側から内向きに煤状SiO2層を通じて移動する。これから出発して、一面で寸法的に正確で変形の少ない製造を達成させ、他面、高い費用有効性を達成させるために、本発明によれば、燒結処理を中断することが提案され、その後に燒結帯域は、内側シリンダの外壁に到達し、したがって、内側シリンダの外壁上に、細孔を含む合成石英ガラスからなる中間層が残存する。こうして得られた半製品は、光学的構成要素に引き伸ばされ、その際、中間層は、完全に透明な石英ガラスに燒結する。
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【課題】線引き作業終了時における樹脂及び高価な冷却ガスの無駄を抑えることが可能な光ファイバの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の光ファイバの製造方法は、光ファイバ母材Gを加熱して軟化させながら線引きして製品となる部分の光ファイバG2を製造する線引き工程と、光ファイバ母材G中の製品となる有効部Aの光ファイバG2の線引き終了を所定の条件を満たしたかどうかで判断する線引き終了判断工程と、線引き終了判断工程後、線引きを終了させる線引き終了作業を行う線引き終了作業工程とを有し、線引き終了作業工程中、光ファイバG2の引き取り速度を減速させる減速作業中の光ファイバG2の停止前の所定の段階で、光ファイバを切断する。 (もっと読む)


【課題】フォトダークニング抑制に有効な希土類添加光ファイバの製造方法の提供。
【解決手段】光ファイバ母材に10〜100wtppmのOH基を含有させ、前記光ファイバ母材を線引きして光ファイバとする際に、0.5≦α/α≦0.95(ただし、αは線引き前の光ファイバ母材のOH濃度分布と電界強度分布に基づいて算出されるOH吸収損失を表し、αは線引き後の光ファイバのOH吸収損失を表す。)を充足する線引き条件により線引きを行う。光ファイバ母材中のOH基は、希土類が添加されたコア部に分布することが好ましい。 (もっと読む)


光ファイバを冷却し被覆するためのシステムおよび方法は、光ファイバを冷却するために、熱交換器に供給され、そこに再循環される冷却ガスの量を制御する能力を備える。供給され再循環される冷却ガスの量を制御する能力は、冷却ガスの熱伝導率、冷却ガスの粘度、光ファイバ上の一次被覆の直径、および光ファイバ上に一次被覆を塗布するための被覆塗布機の出力利用率から選択される少なくとも1つのパラメータを測定することを含む。
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【課題】簡易な装置構成で非円率の小さい光ファイバを線引できる光ファイバの線引方法および線引炉を提供すること。
【解決手段】炉心管内に収容した光ファイバ母材を、該炉心管を囲繞するように配置した主発熱部によって加熱し、該光ファイバ母材から光ファイバを線引きする光ファイバの線引方法であって、前記光ファイバ母材の下端に形成されるメニスカス部の開始位置が前記発熱部の上端よりも高い位置になるように該光ファイバ母材を加熱する。 (もっと読む)


【課題】曲がりや非円の発生なく光ファイバ母材を延伸できる光ファイバ母材の延伸装置および光ファイバ母材の製造方法を提供すること。
【解決手段】光ファイバ母材を加熱、軟化して延伸する延伸装置であって、前記光ファイバ母材が配置される円筒形状の炉心管と、前記炉心管を囲繞するように配置した円筒形状の加熱体と、前記炉心管および前記加熱体の外周に配置した断熱体と、前記炉心管と前記加熱体と前記断熱体とを収容する炉体と、を備え、前記断熱体および前記炉体は、前記炉心管の中心軸を挟んで対向する位置に形成された貫通孔をそれぞれ有し、前記炉心管および前記加熱体の少なくとも一方は、前記貫通孔の形成位置の直上部における長手方向の長さが、前記貫通孔の形成位置とは周方向に90度をなす直交位置の直上部における長さよりも長くなるように形成されている。 (もっと読む)


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